教えて?どこがイタい?
(真理亜)見えますよ十分47歳に。
(保科)家庭もなく男もなく頑張る女が一番イタいけど。
腹の中で笑ってたんでしょ?一番イタいの自分じゃないの?って。
こんなイタいバカ見た事ない!ケッ!当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫今日は「報道ステーション」15分遅れてここからスタートということになります。
早速、今日のコメンテーターをご紹介いたします。
おなじみの経営コンサルタントショーン・マクアードル川上さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は株の乱高下などもありますので後ほどどうぞよろしくお願いします。
台風関連です。
ご覧のようにクリアに映し出されていますが台風9号、現在の位置は那覇市の南200km。
中心気圧が945ヘクトパスカル。
非常に強い大型の台風ということになります。
こちら、隣に見えている11号の動きも非常に気になるんですがまずは沖縄、石垣、宮古を含めまして先島諸島、あるいは沖縄のこの9号ですよね。
早速ご覧ください。
≫沖縄に接近している非常に強い台風9号。
午後8時、強風の中、橋が通行止めとなった。
同じ時刻の石垣島。
雨は降っていないが風が強まってきている。
風速25メートル以上の暴風域が近づく宮古島では雨風ともに強さを増している。
ホテルの入り口には防護ネットが張られた。
一方、西日本では各地でゲリラ豪雨が発生した。
これは午後3時ごろ熊本市の中心部から北の方向を撮影した映像だ。
局所的に雨が降っているのがわかる。
この黒い雨雲の下では…。
≫午後3時ごろの熊本市北区。
突然の大雨で一瞬にして道路が冠水。
濁流で川のようになった。
この道路は片側2車線の国道。
歩道を含めると幅は20m程度あるのだが周辺の店舗の人によると冠水は深いところで1mにもなったという。
水しぶきを上げながら走る車。
水の勢いが、かなり激しい。
雨雲レーダーを見ると午後3時過ぎ熊本に短時間で猛烈な雨が降っているのがわかる。
≫一転、九州では猛暑となった町もあった。
佐賀市では最高気温36.2度を記録。
今日、日本で一番暑かった。
同じ佐賀県の唐津市では高校の女子生徒7人が熱中症の疑いで病院に搬送された。
このほかに、福岡、長崎熊本、鹿児島でも猛暑日を記録した。
愛媛県松山市では1時間で48ミリの雨が降り7月の記録としては1位となった。
≫時刻は午前11時です。
松山市内では傘にたたきつけるような大粒の雨が降り始めました。
視界もかなり悪くなってきています。
≫軽自動車のタイヤが半分隠れるほど冠水した。
スピードを落として慎重に進む。
≫愛媛県松山市では、用水路があふれるなどして広い範囲で浸水が起き9棟で床上浸水58棟で床下浸水の被害があった。
これは、台風9号からの湿った暖かい空気が前線に向かって吹き前線が活発化したためだ。
時速25キロで北西に進む台風9号。
その影響で海は朝から大しけとなった。
≫ものすごい勢いで波が押し寄せています。
波しぶきがこちらに迫ってくるほど強い風が吹いています。
≫平年より12日早く梅雨が明けた沖縄。
そのため、今年は雨が少なく農作物に影響が出ているという。
≫宮古島のサトウキビ畑です。
今年は例年に比べて、極端に雨が少なかったということでほとんどのサトウキビが上のほうまで枯れていて細くて背が低くなっている状態です。
ここに台風が押し寄せてくるということで農家の皆さんは不安を募らせています。
≫収穫時期を迎えているマンゴー。
ハウスの中に風が入ると商品価値が下がるため強風対策に余念がない。
≫これは、ひまわり8号が撮影した映像。
台風9号を午前0時から午後8時まで追いかけたものだ。
積乱雲が発達する様子が鮮明にわかる。
沖縄では最大瞬間風速60メートル。
波の高さが12mになる予想だ。
明日明け方にかけて台風の接近に伴い潮位が高くなる。
海岸や河口付近の低地では高潮による浸水や冠水に警戒が必要だ。
≫現在、沖縄本島南半分が暴風域に入っています。
那覇の中心、県庁前ですが国際通りの入り口付近の今の様子となっています。
那覇市内では最大瞬間風速38.7メートルを観測しています。
また本当の糸数では42.6メートルを観測。
そして沖縄電力によりますと21時現在ですが沖縄県全域でわかっているだけでおよそ7000戸が停電しているという状況です。
そして、那覇市で22世帯26人。
宜野湾市で13世帯16人沖縄県内で126人が避難しているということです。
そしてもちろん宮古、そして石垣、先島も大変心配なんですがまず、那覇を中心として沖縄本島の南半分が暴風域ということでさまざまな心配な動きが出ております。
スタジオに戻してください。
それではここで専門の気象予報士の縣梨花さんに入っていただきました。
よろしくお願いします。
≫まず台風9号を衛星画像がしっかり捉えていますので見ていきましょう。
沖縄に接近するにつれ台風の目がしっかりしてきました。
今はだいぶきれいな円を描くようになってきまして最盛期に入ってきたことがわかります。
そして、台風の目の周り雲、これアイウォールというんですが積乱雲がぎゅっと詰まっている部分でしてこれがかかってきますと大荒れのピークということになるわけなんです。
その大型で非常に強い台風9号。
先ほど、更に勢力を強めました。
中心気圧は945ヘクトパスカルです。
そして沖縄本島はもう風速25メートル以上の暴風域に入ってきています。
この非常に強い勢力を維持したまま明日の明け方に宮古島付近を直撃する恐れがあるんですね。
そして今回の台風の特徴なんですが時速25キロ。
だいぶ、動きが遅い。
自転車並みの速度で進むということで大雨や暴風の影響が長引く恐れがあるんです。
ということで、風と雨の予想を一緒に見ていきましょう。
画面左側が風の予想そして右側が雨の予想です。
そして、この部分が台風の中心ですね。
動かしていきましょう。
明日の明け方最接近のタイミングでは風、そして雨どちらもかなり強くて外出が危険なほどになりそうです。
そして、このあともまだまだ注意なんですね。
昼になりますと中心は抜けていくんですが吹き返しの風そして活発な雨雲はかかり続けます。
更に更に動かしていきましょう。
夜になりますと台風自体は離れていきますので風のピークというのは過ぎていくんですね。
ただ、台風の外側の雨雲というのが奄美大島から沖縄本島にかかりつづけるということでこのように影響が長引くということになるわけなんです。
台風の影響をまとめました。
まず、風は最大瞬間風速30メートルから50メートル。
停電の被害が出ているということなんですが更に拡大する恐れがありますね。
そして、雨は200ミリから300ミリ。
この雨が一気に降るということで排水機能が追いつかないほどの大雨となる恐れがあります。
あと、24時間、明日いっぱいは警戒が必要です。
≫南西諸島全体が心配なんですがもう1回、那覇の中心部のライブ映像見せていただけますか。
かなり強くなってきてますけど縣さん、考えて見ますと沖縄中心に宮古でもどこでもそうなんですが必ず、出てくるのはサトウキビですけどそれだけではなくてマンゴーにしてもゴーヤにしても冬瓜にしても海でいえばモズクとか葉タバコもそうですが。
そうですけど本当にいろんなところに被害が出てきますしそれから避難されている方のことを考えても台風慣れをしているといっても心配なんですがもう1つ、11号もこのあと、あるのでその辺りを簡単に。
≫11号のコースが心配なんですよね。
実は、かなり予報が今回難しいです。
今のところは来週、日本列島に向かってこのように、北上する方向になってきています。
そして、予報円がかなり大きいんですよね。
まだどこに進むかというのがはっきりしない状況なんですが来週の天気の鍵を握るのはこちら、11号ということになりそうですね。
≫本当に気が抜けない日が続きますよね。
≫私たちの生活は市場経済で成り立っているのでもちろん大変重要ではあるんですがその反面、いまどきの市場はいわばバブルの揺りかごといっても…。
ちょっと、トラブルですかね大丈夫ですかね。
≫どうぞ、続けてください。
というわけで続きをお伝えします。
申し訳ありません。
失礼いたしました。
今日は昨日一気に下がった上海株が今度は一気に上がりました。
これは、何があったのか。
中国政府はどんな策を講じたんでしょうか。
そして、日本株一時600円以上値を下げましたがと、思いきや前の日に比べて117円上げて終わりました。
これは背景にはどんな動きがあるのか。
また、こちらは乱高下ではないんですがニューヨーク市場今日はトラブルがありました。
一時、3時間半以上取引停止という大騒ぎとなったんです。
これはどういうことなのか。
今日の市場の動きお伝えします。
≫昨日、急落した中国株。
東京市場も今年最大の下げ幅を記録し2万円を割り込んだ。
このあと開いたニューヨーク市場も荒れた。
≫現在、こちらニューヨーク証券取引所のシステムがダウンしていまして取引が行えない状態が続いています。
≫3時間半にわたって全銘柄の取引が停止した。
情報を求めてアクセスが殺到したのか経済紙、ウォール・ストリート・ジャーナルのホームページも一時、閲覧できない状態になった。
結局、ニューヨークは261ドル安で取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所はサイバー攻撃ではなかったという。
では、それなら何が原因だったのか。
はっきりとはしていない。
明けて、今日の東京市場。
昨日の中国株急落の影響を引きずり取引開始からわずか30分で600円以上下げる場面があった。
≫株価急落に見舞われた中国。
今日も多くの人が証券会社の前に集まっていた。
≫中国では、企業が株価下落に歯止めをかけようと自社株の売買停止を行っている。
日本でも、合併など株価に影響が出る情報が流れた場合証券取引所が売買を停止させることはある。
ただ、中国の場合には企業が申請して取引を止めることができる。
今日も上場企業の半数を超える1400社以上の株式が売買できない状態だった。
株価を下支えしようと中国政府や当局も躍起だ。
信用取引を扱う金融機関に融資を行ったり株を大量に持つ株主に対して半年間の売却を禁じたほか国有企業は子会社の株売却を禁じられた。
更に、悪質な空売りが行われていないのかを調査するため捜査当局も動き出している。
今日の中国株は午前中、一時昨日と比べて4%近く下がったが、中国当局のなりふり構わない株価下支え策の期待感から相場は持ち直して最終的にはおよそ5.8%高で取引を終えた。
一方の日本株は昨日からの動揺が続いたことに加え利益があるうちに売りたい海外投資家の動きもあり急落で始まった。
しかし、中国に引っ張られる形で上がり終値では昨日よりも117円上げた。
ただ、2万円には届かないままだった。
中国株の乱高下は日本経済にどう影響するのか。
去年1年で日本を訪れた中国人が使ったお金は総額およそ5600億円に上る。
今日の東京・銀座。
≫中国人観光客たちは強気だ。
しかし、早くも中国株急落が影響している現場があった。
≫東京・目黒区の緑に囲まれた一等地です。
こちらにはマンションを建てて中国人の投資家向けに販売する予定です。
≫4階建ての投資用ワンルームマンションが建設される予定で63坪の土地と建物合わせてその額、5億円前後。
全16部屋になる予定のこのマンションを1棟丸々購入しようという投資家がすでに3組ほどいるという。
この物件を扱う不動産業者は…。
≫ただ、中国株急落がすでに影を落とし始めているという。
≫中国株と日本経済の関係。
専門家はどう見るのか。
≫VTRに入る前の導入でですね装置がトラブルを起こしてしまいまして私のご案内が聞き取りにくかった聞き苦しかったと思います。
大変失礼いたしました。
大騒ぎをしてしまいました。
≫申し訳ありませんでした。
ここでショーンさんにお話を伺いますけど中国はとりあえずもう徹底的に官製というか政府が、乗り込んで株価今日、上がりましたね。
≫本当におっしゃるとおり慣性相場でして完成も2つの矢印で慣性でアクセルとブレーキで両方煙り上がって終了と。
アクセルといいますと信用取引に関して緩和するとか株の取引の手数料を下げるですとか場合によっては証券会社が流動性供給をやりまして2.4兆円ぐらい供給する。
ブレーキでいいますと信用取引をなくそうとする。
摘発なんていうお話もありましたがそれが今の状態であるということが見て取れますよね。
≫今後のことなんですけどやっぱり、個人投資家が8割で中国は市場が出来上がってるから世界に暴落で一気にいっちゃうというようなことはないという見立てもあるんだけど反面で原油相場も落ちてますし全体的に世界がリスクをとらないで全体、株も含めて市場が沈滞化するという懸念も言われていますけどね。
≫前半のほうにいわれた個人投資家ということで考えると今の中国の上海の相場というのが売買代金でいいますと20兆円ぐらい。
これ、東証1部が3兆円ですからどれほど大きいかという売買代金。
ここを支えるのは個人投資家だけでは無理で機関投資家もそれから法人、企業いわゆる財テクで絡んでくる。
場合によってはシャドーバンキングで得たお金を株式投資に回してくるということがあって6月12日からすると先ほどのブレーキもかかったということもあって30%下落ということですが後半のほうにおっしゃった影響ということで考えますといくつかあると思うんですが爆買いという文脈で言いますと銀座の爆買いともう1つの爆買いというのは通常、どの国もそうですけど景気がよくなるということはそこに対して投資が行われます。
設備投資が行われます。
資源財が買われ、あるいは資源やエネルギーが買われますということになってくると中国が景気が落ち込んできてますので原油なんかがぐっと下がってきたわけです。
原油価格っていうことでいいますと日本というのは今、物価の上昇を狙ってますのでデフレ脱却を狙っておりますので来年の1〜3月を目指したときに一定程度消費者物価指数でエネルギー価格が影響するということになるとデフレ要因になってしまうということもあって日本はこれから更に金融緩和をするかしないかわかりませんが来年ごろにどうしてもエネルギー価格が下げ止まらないということで…。
直近では戻っていますがあったりするとそれも選択の余地に入ってくるような気がしますと。
≫更なる金融緩和の可能性ですか。
≫影響、非常に大きいしアナリストの方おっしゃってたようにアジア全域ですと50%超えてますし中国直ですと今、20%ぐらいの輸出入総額。
アメリカが18%ぐらいですが影響が非常に大きいので注視が必要です。
≫この番組では憲法学者198人の方に安保法制、あるいは集団的自衛権についてアンケートを行いました。
すると、この番組だけではないいろんなところも新聞社含めてやっていますがそういう中で、やっぱり反応として出てくるのは政府にしても自民党にしても政治家の方々は憲法の番人は最高裁だと。
憲法学者じゃないという言葉がどんどん聞こえてくる。
ならばということで今度は、最高裁の判事だった方に聞いております。
≫その最高裁はどう考えているのか。
今日、元判事が公の場で初めて自らの見解を話した。
反対集会に現れたのは弁護士出身で2012年まで最高裁判事を務めた那須弘平氏。
≫安保法制の根幹部分に疑義を突きつけた那須氏。
番組では、過去10年間に最高裁判事を務めた那須さん以外のOB22人にもインタビュー取材を申し込んでみた。
1人だけカメラの前で答えてくれた。
2006年まで5年間最高裁判事を務めた濱田邦夫弁護士。
きっぱりと言い切った。
≫政府が合憲性を主張する根拠の1つがアメリカ軍の駐留が合憲かどうかが問われ1959年に最高裁が出した砂川判決だ。
判決では、憲法9条のもとでも必要な自衛の措置が取れるとしていて政府は、この自衛の措置には集団的自衛権も排除されていないとしている。
しかし、多くの憲法学者と同様濱田氏もあくまでも米軍の駐留が問われたものだとして一蹴した。
≫最高裁の判事は15人。
その出身は、さまざまで裁判官や弁護士だけでなく霞が関の官庁出身者もいる。
外務省の事務次官を務めその後、最高裁判事になった竹内行夫氏。
外務次官時代にはイラク戦争があり対米支援に関わった。
去年7月、憲法解釈を変えた閣議決定について新聞のインタビューに許される範囲の変更だと述べている。
だが、今日夕方電話取材に応じこう指摘した。
≫台風9号は宮古島も暴風域に入りました。
宮古島に大矢英代記者がいます。
大矢さんそちらからお願いいたします。
≫こちら、宮古島ではかなり強い風が吹き付けています。
こうして立っているだけでも誰かに背中をどんと押されてるような感覚です。
私が今立っているこの通りは飲食店が立ち並ぶ華やかな通りなんですが今日はご覧のとおりほとんど人通りがありません。
宮古島地方では昨日夜に発表された波浪警報に加えて今日、暴風と高潮警報が相次いで発表されました。
空港では宮古島を発着する全ての便が欠航となるなど市民生活への影響が出始めています。
また、この台風について住民の方々に話を聞いたのですが5月にこの地方を襲った台風により基幹作物の葉タバコが甚大な影響を受けたことから今収穫の最盛期を迎えているマンゴーがまた被害に遭うのではと不安の声が広がっています。
以上、現場から中継でした。
≫ありがとうございました。
そして画面が切り替わりまして那覇市の中心国際通り付近ですが現在、沖縄県全域になりますが停電が1万3000戸出ているという情報が入りました。
更には一部避難をされている方も出ているということです。
非常に心配です。
宮古島も風がかなり強いですが沖縄の本当の那覇を見る限り風と雨が、かなり≫TPP交渉大詰め、大詰め、大詰めとずっと我々マスコミ言い続けてきて暗礁に乗り上げたりしておりましたが、本当にTPAというアメリカで議会通過して大詰めを迎えようとしている事実に突き当たっております。
そういう中で自動車もコメも、それから牛肉も豚肉もいろいろありますが今日はこちら。
この薬です。
薬価、薬の値段に対してTPPが動いてくるとどういう懸念があるかということを日本はもちろんですがアメリカ、オーストラリアいろいろと取材、調査しました。
≫毎日、多くの患者で混雑する横浜市の総合病院。
≫心臓に持病がある中村攻さん、71歳。
去年、ペースメーカーをつける手術を行い今は月に2回血圧を下げる薬などを処方してもらっている。
日本では薬の価格は国が決めている。
厚労省は、2年に一度病院や薬局などが薬を仕入れる値段を調べ原則、薬の価格を引き下げていく。
≫中村さんの場合医療保険で7割が賄われ薬代はひと月9000円ほど。
あまり知られていないが日本には薬の価格を抑えるさまざまな制度がある。
その1つ外国平均価格調整ルール。
海外の薬の平均価格より1.25倍以上高ければ引き下げる制度だ。
逆に安ければ引き上げる。
例えば今年、新薬として認められたメチレンブルーは農薬などによる中毒症状の解毒剤として使われるが10ミリリットルおよそ34万円が12万円に引き下げられた。
市場価格再算定というルールもある。
予想より多くの人が薬を買い製薬会社のもうけが大きくなった場合通常より多めに引き下げられる。
このように日本の薬は高くなりすぎないよう調整されている。
≫貿易交渉を一任する権限がオバマ大統領に与えられ今後、大詰めを迎えるTPP交渉。
薬をめぐっては新薬の特許とデータ保護期間をどのようにするかが焦点となっている。
一方、TPPによって日本独自のルールが変えられ今後、薬の価格が高くなるのではという懸念もある。
≫そのアメリカである患者を取材した。
10年ほど前突然、激しい下痢と脱水症状に見舞われたデボラさん。
膠原線維性大腸炎と診断された。
その薬はあきれるほど高く笑うしかなかったという。
≫アメリカは日本のように国が薬の価格を決めるのではなく製薬会社が自ら決める。
上限もない。
全ての国民が入る公的な保険制度もなく医療費は個人に重くのしかかる。
デボラさんは民間の医療保険に入っているが高額な薬は適用外だった。
≫デボラさんは1人暮らし。
頼ったのは価格がアメリカの30分の1以下という外国の薬だった。
個人の輸入は法律で禁じられているがデボラさんのように外国から薬を買う人は400万人近くいるという。
≫こうした、とにかく金がかかるアメリカの医療をオバマ大統領は変えようとした。
≫目指したのはいわゆるオバマケア。
国民に公的な医療保険を義務付けることで支払い可能な医療を受けられるようにする。
その中で、国民のために政府が薬を値下げできる仕組みを作ろうとしたという。
この試みが成功すればデボラさんもアメリカの薬を買えるようになったかもしれない。
だが、そうはならなかった。
オバマケアの法案作りに関わったニューヨーク大学のグリード教授はこう証言する。
≫製薬業界などの激しい抵抗を受けオバマ大統領は妥協せざるを得なかった。
結局、製薬会社が薬の価格を自由に決める仕組みは残された。
≫大統領の政策を変えるほどの力を持つアメリカの医療業界。
TPP交渉でも活発に動いている。
≫そして、こんな要求まで口にした。
≫アメリカ政府は表向きTPPによって日本の医療制度が変わることはないとしている。
厚労省の幹部も取材に対してこう答えた。
≫ただ、自由貿易協定で薬価制度が変わった国もある。
日本と同様国が薬の価格を決めてきたオーストラリアだ。
≫オーストラリアの国内産業を守る政策が狙われた結果アメリカが強い競争力を持つ新薬については高い価格のまま維持される制度に変わった。
代わりに、新薬の特許が切れたあとに作られる値段の安いジェネリック医薬品については更に価格を引き下げたという。
打撃を受けたのはジェネリックを主に作っているオーストラリアの製薬会社だった。
経営が苦しくなりアメリカの製薬会社に買収される企業も出てきた。
≫新薬開発企業にとって不利なオーストラリアの制度のようにはなっていないが日本にも、薬の価格を抑える独自のルールがある。
TPP締結後そうした制度の変更を迫られ薬の価格が高くなるのではと心配する医療関係者もいる。
≫TPPで日本の医療はどう変わるのか。
この問題にもっと注目すべきだと別の医療関係者は指摘する。
≫ショーンさんTPPの中で薬の特許に関しては日本とアメリカは共闘する形で特許の期間を長く保つというようなところで足並みをそろえてるのでそれと今日の話と合わせると私は非常に危機感を感じるんです。
ところがショーンさんは違うんですよね。
≫一定の危機感と一定のチャンスは両輪であると思うんですけどオーストラリアの場合は先ほどおっしゃったのはまさに参照価格制度というのがあって新薬が非常に高い場合というのは代替医療があった場合代替療法がより有効性があるという場合に関しては一定程度価格が維持される。
薬価の修正が行われるということなんですけど日本にも基本大きく3つあったと思うんですよね。
新薬の価格を維持させるという加算率の上限というものがあってこれは試験的に導入されていたものがアメリカが恒久的にという話があることと今、VTRの中にお話があった外国の薬価と平均したときにどうなのかという調整をするものがあったと。
それから市場が一定程度拡大したものに対してはもう一度計算をしなさいよと。
大きく分けてアメリカがいおうとしていることは公定価格制度に対する物言いということと権利の問題。
権利というものに関しては日本もアメリカと歩調をそろえていこうという動きもあるんですが公定価格制度は市場原理に基づいていないというお話があったんですが医療の格差は非常に直結していて国民皆保険は世界に誇る制度であってこれは聖域なき関税撤廃ということが前提ではないというふうにオバマ大統領がTPA、つまり大統領の貿易促進の権限が得られるとおっしゃってましたが少しずつスピードを上げていかないといけない段階の中にあってしかもオバマ大統領がTPAで大統領権限を持ったときにどちらかというと公定価格制度というものに対して賛成気味である彼がやるということにおいて聖域なきという聖域がだいぶ聖域ができてきてるように想像はされるんですよね。
ですから日本はしっかりと28日からハワイで行われる閣僚会合。
70%程度は大筋合意していると甘利大臣がおっしゃっていましたがここは本当に医療費ここから15年後ということをいいますと日本の医療費も15兆円から30兆円ぐらいに増えていくということでこれは年金の問題よりも大きくなってくるというのを抱えている中でしっかりと交渉にあたってもらわないといけないなと思います。
≫今のお話を聞いていると日本はちゃんと交渉して戦って日本のいいところは維持してもらいたいというところに希望をつなぎますが反面で私が懐疑的なのはそういう薬に関してはアメリカとうまくやれたとしても気がついたら日本の医療制度の限界でしょというところを見計らってアメリカの大手の保険が入ってきてさあここでフォローアップしますよとなったら日本ガタガタになるんじゃないのという怖さも感じるんです。
≫企業と企業が今、保険業界それから製薬業界相当海外企業との連携・提携を始めていますから民間企業同士の共同研究開発みたいなところも大きく関係してくる。
もう少し大きな枠組みで捉える必要があります。
≫この話はまだまだ続くと思いますけど今度はここでスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫混戦が続くセ・リーグですけども現在2位の阪神、最下位の中日に2連敗中なんですね。
苦しい戦い続いていますけど果たして、今夜連敗ストップとなったんでしょうか。
≫阪神、先発は今シーズン初登板の秋山。
中日打線を打たせて取る。
5回まで、わずか2安打。
2塁すら踏ませない。
阪神、1点リードの5回4番、ゴメス。
3年ぶりの勝利を狙う秋山に援護点。
その秋山は6回。
ワンアウト3塁2塁で3番、平田。
この試合、初めてのピンチ。
2人が返り同点。
秋山の勝ちが消える。
同点のまま試合は延長11回。
阪神は3つのフォアボールでワンアウト満塁。
サヨナラのチャンスを作り5番、マートン。
なんとキャッチャー桂がパスボール。
2位阪神、サヨナラ勝ちで連敗を止めた。
≫黄色く染まった京セラに現れた無敗の助っ人バンデンハークは立ち上がり自己最速を更新する155キロのストレート。
更には、変化の大きいナックルカーブを武器に3回まで楽天打線を0に封じる。
1点を先制したソフトバンクは3回5番、イ・デホをボール球を強引に運び2点を追加すると続く6番、松田。
またも右中間を破るタイムリースリーベースで4対0とリードを広げる。
バンデンハークは6回無失点で無傷の3連勝。
今シーズン、最多の貯金20に関西のホークスファンも大満足だ。
ではセ・リーグの順位です。
≫続いて女子サッカーなでしこジャパンです。
先日ワールドカップでの激闘を終え帰国したばかりのキャプテン宮間選手とキーパーの福元選手所属する岡山湯郷Belleの本拠地岡山県美作市でパレードに参加しました。
雨の中にもかかわらずたくさんの人が詰め掛けました。
≫午前8時半2台のオープンカーに1人ずつ乗り込んだ宮間あやと福元美穂。
地元の温泉街をおよそ2kmにわたってパレードした。
前日から温泉に泊まって待ち受けたファンなど集まったのはおよそ750人。
雨の中、温かい声援に2人は満面の笑みで応えた。
≫FC東京からドイツ1部リーグのマインツに移籍した武藤嘉紀が先ほど、入団会見を行った。
≫マインツでは日本代表の岡崎が昨シーズンまで2年間プレー。
リーグでは18チーム中11位と中堅のチームだ。
契約期間は2年。
推定年俸はおよそ1億4700万円。
背番号は9に決まった。
≫こちら、台風が接近している現在の那覇市内の様子です。
かなり、風が強まっていますね。
木の葉っぱが大きく左右に揺れています。
そして雨も強まっているようです。
沖縄には現在、暴風警報波浪警報高潮警報が出ています。
大型で非常に強い台風9号ですが沖縄本島のほぼ全域と宮古島の一部を暴風域に巻き込みながらまもなく最接近します。
今回の台風の特徴ですが最盛期で直撃することと動きがゆっくりなので影響が長引くことです。
こちら、雨の予想で見ても台風の形がはっきりとわかります。
特に外側には黄色や赤の活発な雨雲がかかっています。
明日の朝をピークに非常に激しい雨となりそうです。
そして、台風が遠ざかっていても強い雨が降り続きます。
多いところでは300ミリとかなりまとまった雨となりそうです。
ではいつまで長引くのか。
警戒時間をまとめてみました。
雨に加えて風も強まります。
特に宮古島付近では最大瞬間風速が55メートルと予想されています。
まさに、嵐への警戒が必要な1日となります。
まだ日本から離れてはいますが心配なのが台風11号です。
最新の予報では来週以降北西方向へ進み日本列島に接近する恐れがあります。
≫岩手県矢巾町の中学2年生村松亮君がいじめを苦に自殺したとみられる問題で町の教育委員会は第三者委員会を設置し学校の対応に問題がなかったか調べる方針だ。
入学直後から亮君と当時の担任教師との連絡ノートには暴力などいじめをうかがわせる言葉があり父親によると1年生のときには実際に学校に行っていじめの相談もしていた。
今年2年生になって、新しい担任教師となった。
連絡ノートは継続していたがいじめをうかがわせる言葉は今年も書き込まれていた。
学校関係者によると今の担任教師は去年も同じ中学にいたという。
また、1年生のときの担任について教育委員会は我々の取材にすでに別の中学に転任していると答えていたが今日になって今も同じ中学にいることがわかった。
亮君の情報が学校内でどこまで共有されていたかはわかっていない。
≫台風関連で重傷の方が2人出たという情報が今、入ってまいりました。
宮古島のライブ映像ですがかなり風が強いです。
雨は那覇ほどではない。
沖縄の本島ほどではないようです。
宮古島のホテルで70代の男性が歩行中に2015/07/09(木) 22:09〜23:25
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
大型の台風9号接近…沖縄が暴風域に▽小樽ひき逃げ事件で判決…焦点は危険運転致死傷罪の認定▽日米TPP交渉再開…日本の薬価どうなる?
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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