(新番組)エイジハラスメント #1 2015.07.09


(吉井英美里)分けませんか?
(大沢百合子)え?2パックだと安いですから。
ええ。
じゃあ2パック千円ね。
ああはいよ。
ああそうだ。
よかったらこれ持っていかない?ちょっと古くなったから2パック350円でいいよ。
え?ちょっと古くなるとそんな安くなっちゃうんだ。
(販売員)ジャムやジュースぐらいしか使い道ねえからさ。
1パック175円。
頂きませんか?ください。
(販売員)はい。
常務だ。
権藤常務。
(一同)おはようございます。
おはようございます!おはようございます!おはようございます。
待って−!待って!待って待って!あっあっあっちょっと!ああ…!すいません遅れそうで。
やっぱ新しいほうが美味しそう。
う〜ん。
美味しい。
(面接官)吉井さんは何をやりたいんですか?繊維部門をやりたいと思っています。
(面接官)ほう…。
各社の競争がすごい分野だよ。
はい。
負けたくありません。
私は思ったような仕事をするには役員にならないといけないと考えています。
(面接官)ほう…。
(面接官たちの笑い声)役員を目指しますか?はい。
帝都物産の旗を背負って世界のどこにでも行き定年まで頑張ります。
(面接官)珍しいねそういう事を言う若い人は。
英語出来るの?
(英語)
(フランス語)で?ベトナムサイドはなんて言ってるの?そう…。
そこは店舗展開の最重要ポイントよ。
絶対に譲らないで。
よろしく。
いざとなったら僕がホーチミンに飛びましょうか?保科君とりあえず準備だけしておいて。
(保科)はい。
(山本恒)大沢さん。
権藤常務が至急来るようにと。
常務が?何?急に。
繊維二課長に任命されるとか。
ベトナムの手腕を見てもそろそろだってみんな言ってますよ。
ないない。
(山本)じゃお願いします。

(権藤)定期異動ではなくて急なんだがどうしても君に課長として頑張ってほしくてね。
課長…。
はい。
繊維二課長となればベトナムとの交渉もやりやす…。
いや総務部だ。
総務課長。
総務?女性初の総務課長。
僕は知ってのとおり女性を輝かせる企業を目指している。
そのためには管理部門の中枢に女性課長を置く事が必須なんだ。
これ以上の人事はない。
ありがたいお言葉です。
ですが私は入社以来繊維一筋でやってきて総務の事を何も知りません。
それに今私が繊維二課を離れるわけには…。
いや二課の課長はそれらをよくわかってる人間を充てるから。
もう決まってるんですか?保科晶彦。
保科…。
(権藤)彼は君の部下としてずっとやってきた男だからね。
これもこれ以上ない人事だ。
保科君は私より5年後輩ですがもちろん非常によく出来る人です。
もしかして君会社は要は若い男子社員を育てたいだけだと思ってない?いえ。
そんな事は全然…。
よかった。
いや…総務みたいななんでも屋には女を充てとけ。
そう思われたら心外なんでね。
とんでもない事です。
今まで常務がどれほど女性を輝かせるプロジェクトを立ち上げていらしたかよくわかっております。
総務は社員のモチベーションの担い手としてなんでもこなす重要な課。
そこの初の女性課長…引き受けてくれるね?はい。
光栄です。

現代社会はハラスメントに溢れている
セクハラパワハラモラハラまだまだある
だが日本には昔から存在しながらもあまり表面化されてこなかったハラスメントがある
女性を年齢で差別しあざ笑う
長く生きて円熟味を増す事が評価されず美しい若さばかりをもてはやす
そうエイジハラスメント
略してエイハラ
これはハラスメントと闘う女たちの物語である

(深田)食品事業本部。
(田上太郎)よし。
(深田)吉井英美里。
はい!繊維事業…。
はい!あっ!あ〜ごめんごめん。
繊維事業部は吉田英子だ。
吉井英美里吉井英美里…総務部。
えっ?総務!?
(深田)そう。
(深田)え〜次。
吉田英子。
(吉田英子)はい。
(深田)繊維事業部。
(英子)よろしくお願いします。
(深田)え〜渡辺雅彦。
(渡辺雅彦)はい。
(深田)紙パルプ本部。
(渡辺)よっしゃ!
(深田)渡合努。
(渡合努)はい。
(深田)メディア事業部。
テメエ…。
(深田)和田圭…。
五寸釘ぶちこむぞ。
(深田)はい以上だ。
今日より配属先で頑張ってください。
(ドアの開く音)あ…。
(2人)イチゴの!
(伊倉正雄)いかがでしょうか?
(高山徹太郎)まったく使えねえなあ。
お前に給料払うよりパソコン買ったほうがよっぽどマシだよ!なんのため年食ってんだよ。
見た目若い分恥ずかしいぞ。
(伊倉)やり直します。
は〜あ。
ったくもう…。
部長新入社員です。
吉井英美里と申します。
よろしくお願い致します。
部長の高山です。
即戦力になるよう頑張って。
はい。
よっしゃ…。
頼むぞ。
(伊倉)はい。
皆さん集まってください。
(浅野誠)ねえ〜こう…あ〜若い美人が入るとパーッと明るくなるよね。
蛍光灯いらないんじゃない?まぶしい…エヘヘなんちゃって。
ね!新入社員の吉井英美里さんです。
じゃあみんなの事は僕が紹介しますね。
え〜課長代理の佐田。
こいつはね何よりも育児優先しちゃってるからね仕事中でも子供を迎えにイクメン。
なーんちゃって。
牢名主の中里…あっベテランの中里。
当社の美魔女って本人が言ってるだけの寂しい人。
いや寂しくない寂しくない。
なーんちゃって。
え〜田中春佳は勤続10年です。
あっごめんお年がバレちゃうか。
なーんちゃって。
え〜と…。
次長自己紹介にしましょう。
あっそうだよね。
ほい。
主任の伊倉です。
(浅野)高山部長よりも2つ年上なのにもう叩かれまくり。
別名部長のサンドバッグ。
なーんちゃって。
あれ?あれ…?井川です。
一番年が近いんでなんでも相談してください。
こいつね総務の王子様なんて言われてるらしいんだけど要はあっちにもこっちにもいい顔してるだけだろ?みんなの要求になんでも応じちゃうから王子様。
なーんちゃって。
あっすいません!平本です!
(浅野)謝んなくていいんだよ。
あっこいつはね体育会系で元駅伝選手なんだけど大学にも会社にも筋肉で入ったもんだからもういつもすいませんすいませんってついたあだ名がすいちゃん。
な?すいません!野田です。
次長に言われる前に自分で言っときます。
29歳の寂し〜いベテランです。
なーんちゃって。
(浅野)来月30だろ?高橋心音で〜す。
よろしくお願いしま〜す。
(浅野)この人ねほらなんだっけ?あのよくやるやつ。
え〜と半開き…ダチョウ口だっけ?
(佐田)アヒル口。
(浅野)ああアヒル口ね。
あっほら!これこれ!派遣の阿部真理亜です。
(浅野)阿部真理亜って完璧に名前負けしている派遣のお嬢さん。
え〜50…うん歳。
年は伏せといたから。
(真理亜)よろしくね。
(浅野)よろしくね!こちらが浅野さんです。
総務の事なら厚生から人事までオールマイティーの次長です。
もう〜やめてうまいんだから。
だてに年食ってないねやっぱりね。
あっ吉井さんのお母さんでいらっしゃいますか?なんちゃって!
(浅野)ハハハハハ…。
え〜さあ仕事に戻ろうか。
うん。
(井川)よいしょ…。
ごめんなさい。
あっあの…郵便物仕分けたら招待客名簿の最終チェックお願いします。
(心音・ミカ)はーい。
もうすぐ会社の創立70周年パーティーがあるんで。
はい。
(桂子)すいちゃーん。
(平本)はい!
(桂子)繊維一課の蛍光灯が変だって。
すぐ取り換えに行って。
(平本)はい!
(桂子)それと…。
(平本)はい。
(桂子)女子トイレが詰まったって。
(平本)すいません!吉井さんも連れてって。
(平本)はい!こっち!はい。
あっすいません!すいません!すいません!あっすいません!あのエレベーターじゃ…。
(平本)2アップ3ダウン!2アップ3ダウン!はい?節電のため上る時2階分はエレベーターを使わない。
下りる時3階分は使わない。
そーれ!2アップ3ダウン!そーれ!
(平本)失礼します!
(男性社員)ここここ!ったく。
前もって全部チェックして回っとけよ。
総務だろ。
(平本)すいません!とっとと済ましちゃってください。
(平本)済ましちゃいます!電球取り換えるのもトイレの詰まりも総務の仕事ですか?そう。
蛇口の水漏れ窓サッシの不具合全部総務に言ってくる。
はい。
(英子)英美里!わあ〜!初日から繊維の勉強会だよ。
あっねえ同期会やろうね。
うん。
(英子)じゃあね!じゃ…。
危ねっ!しっかり押さえろ!すいません。
すいません!
(ため息)
(平本)吉井まだか?あっすいません!まだです!
(男性社員)早く捜してよ。
総務だろ。
すいません。
なんで社員バッジ落とすのよ。
(春佳)ああこれね縦に貼ると重力に負けちゃうから横に貼らないといけないの。
こんな事も総務の仕事ですか?
(春佳)そう。
はがれかかってるとお客様はだらしない会社だと思うでしょ?気づいた人が直せばいいのに。
(春佳)私は総務の仕事好きよ。
みんなからありがとうって言われる仕事他にはそうないよ。
はい。
(男性社員)ああ総務の人?
(春佳)はい。
3連休この階の空調止まんねえんだろうな。
大丈夫です。
そっちは休みでもこっちは休みなしで働いてるんだからさ。
感じ悪い…。
総務に甘えてるのよ。
ああ…。
総務の中でも外でも色んな事があると思うけど吉井さん嫌な事とか困った事があったら私に言って。
ありがとうございます。
なんでも聞いて。
どんな事でも教えるから。
はい。
(春佳)もうこれダメだな。
(ミカ)桂子さんホント47には見えない。
そう?ミニに生足全然違和感ないもんなあ。
ありがと。
お先に。
(2人)お疲れさまでーす。
(ドアの閉まる音)
(2人)イタい…。
必死こいてシェイプしたって47でミニに生足はイタ過ぎ。
でも本人自信満々。
男もいない47の若作り誰に見せるわけ?あの新入社員北海道の大牧場の一人娘だって噂だよ。
ウソ!そんなお嬢なの?お疲れさまです。
(真理亜)ああ…。
お疲れ。
ああ…はい疲れました。
お先に失礼します。
お疲れさま。
あ…お先に失礼します。
さよなら。

(心音)ミニに生足47とは別物。
(ミカ)現実に若い人とは違うんだよね。
(真理亜)私だってああいう時代あったよ。
でも一瞬なんだ。
すぐ年取る。
(ミカ)あ〜あこれからあの女の若さを毎日見るわけか。
(真理亜)若さってエネルギー吸い取られるわ。
(ドアの閉まる音)若い吉井が入ったから女子の扱いには特に気をつけろよ。
今日の浅野みたいなの絶対ダメだからな!はい!気をつけます。
でも昔はあのぐらい普通でしたよね〜。
今はなんでもかんでもハラスメントなんだよ。
ハラスメントは命取りになるぞ。
(浅野)尊敬する部長に迷惑をかけないように致します。
頼むよ。
次長の君が何かやらかすと部長の俺の失点になるからな。
(浅野)はい!エイハラとかババハラとかやっちゃいけない事ですけどやっぱり若い子きれいな子に目がいくのは男として仕方ないとこありますよね。
(佐田)八方美人が。
女の前では女は年齢じゃないとかフランス人みたいな事言ってるくせに。
僕は女を敵に回したくないですから。
あ?部長僕の心配はいりません。
頼むよ。
今はすぐコンプライアンス委員会に訴えられる時代なんだから。
ハハハハハ…。
(平本)あっでも部長もよくねえ伊倉主任にパワハラモラハラやっ…。
あっすいません!酔っ払ってすいません!
(浅野)おい声が大きいよ。
(平本)あっすいません!いやいやほら俺は病気で長いこと休んでたから部長は激励の叱咤なんだよ。
すいません。
な?男はこうやって真意をわかってくれるからいいんだよ。
女は肩に手を乗せただけでセクハラ。
しっかりしろ!ってちょっと大きな声で励ましただけでパワハラ!人事の都合があるから出産後はどうするの?って聞いたらマタハラだ!カラオケ歌えって言えばカラハラですからね。
重いものは若い人に持ってもらうって言ったらエイハラ…。
女にも問題ありますよ。
セクハラしてくれみたいな服着て。
(佐田)バカ!そんな事表では口が裂けても言うなよ。
その考え方こそが女性蔑視だと…。
バカって言ったらモラハラですよ。
うん…。
(せき払い)あとな中年以上の女と話す時は年輪を重ねた方って言えよ。
年取った人とか年配の人は絶対ダメだぞ。
(井川)年輪を…。
(浅野)あ〜あこう息苦しい世の中で男は一体何喋ればいいんですかね。
天気の話?無口でいる事。
そういう意味では伊倉が一番安全だ。
ハハハハハハハ…。
はあ…今日だけでお茶出し5回だよ。
おととい6回。
おっとっとっと…。
新人?はい。
総務は色んな仕事があるから大変だろ。
ウフフ…はい。
フフ…。
(課長)ハハハハ。
女の子が喜ぶものあげるよ。
あっマーギットのセールだ!
(課長)そう全部6掛けで買える関係者セール。
え?
(課長)いいよ。
わあ嬉しいです。
まったく出し抜いて…。
(課長)ここね当日僕いるから。
あ…ありがとうございます。
なんでも好きなものごちそうするわ。
え?いいんですか?うわ…!こんなごちそう久しぶりです。
うーん…。
美味しそう〜。
フフ…。
何か?若いなあ…と思って。
若いからしょうがないんだけど一度注意しておくわね。
あなたもう少し周りを見て周りに合わせる事も考えてね。
総務の根本にあるものは気配りなの。
周りを見て自分の立ち位置を認識する事は大切な仕事なのよ。
はい。
例えば今日の部課長会議でもねあなたの仕事は会議前にリラックスしてもらうためにコーヒーを配る事でしょ?なのに新人のあなたが男の課長たちと話して笑ってちやほやされてたらそりゃあ先輩女子社員は気分悪いわ。
そんなつもりは全然ありませんでした。
皆さんに話しかけられてお答えしないわけにはいかないですし。
にしても新入社員と部課長よ。
笑顔見せすぎ。
いや慣れていなくて…。
なんか反射的に笑顔見せないとみたいな。
言い訳ばっかりだな。
あ…申し訳ありません。
これからは気をつけてね。
ホントにあなた嫌われバイ菌まき散らしすぎなの。
嫌われバイ菌?そう。
フフ…。
若けりゃなんでも許されると思わないでよ。
おしまい。
すみません。
麻衣子は寝た?
(大沢直哉)ああ。
なあこれオオセンチコガネっていうんだけどさきれいだろ?こんなにきれいなのに動物のフンが餌なんだよ。
ねえ私年取った?全然。
あなたが昆虫の研究者である事は理解しておりますがたまにはダンゴムシだのコガネムシの心配より妻の心配して頂けません?してるよ。
老けてないよ。
新入社員の子若くてきれいなの。
今日ご飯食べながら叱ってシンデレラをいじめる継母の気持ちわかったわ。
若くてきれいってだけで不愉快なのよ。
こっちはその本音隠すだけでくたびれた。
ん…ああ〜。
私はお金が要る
1円も無駄に出来ません
嫌われバイ菌…。
(舌打ち)はあ…五寸釘ぶちこむぞ。
(ため息)
(携帯電話)何?お母さんどうしたの?
(吉井愛子)英美里今月分の振り込みありがとね。
それにボーナスからも入れてくれてさ。
なまら助かるわ。
ううん。
(愛子)出勤前の忙しい時間にごめんね。
あっちょっと…!
(吉井高男)ああ英美里?最近なチラシポストに入れるパートも始めたさ。
(高男)「うん。
こっちは元気だから心配すんな」うん。
それより英美里のほうが大変だろうけどな。
なんか嫌な事あったら「テメエ五寸釘ぶちこむぞ」って叫んで耐えろ。
(高男)「ハハハハハ…」うん。
お父さんの座右の銘ちゃんと役立ってるよ。
「そうかそうか!」うん。
じゃあね。
「おう!」
(真理亜)おおっ!
(ミカ)誰よ?もう!私物入れちゃいけないのに。
何?これ。
シイタケの軸だよ。
(春佳)石突き?おみそも入ってる。
白いおにぎりが透けて見えるよ。
シイタケの軸って普通捨てません?でもお湯入れるとこれからダシが出るとか?でお昼のみそ汁にするとか…。
あっ…このハンカチ見た事ある。
吉井さん…?
(ミカ・真理亜)ええっ!?大牧場の一人娘がこんな貧乏くさい事するか?なんか裏があるねえ…。
(物音)吉井さんメロン冷蔵庫に入れておくから3時に切って出して。
はい。
(佐田)創立記念パーティーの会場の下見を…。
前回までの流れまとめました。
今出かける準備します。
ここまで君にやってもらったからあとは若い子でも出来ると思うんだ。
えっ?吉井さん僕と日比谷ホテル行って。
あっ…私お茶碗片づけたらエネルギー本部の女子ロッカーの鍵を見に行かないといけないんです。
田中さんそっちやってくれる?吉井さんは一度会場を見ておくほうがいい。
行こう。
いやでも…。
急いで。
ほら。
(ミカ)何?あれ。
仕事取られるのは嫌だよね。
色々教えてる先輩の仕事を…。
でも若い子のほうが向いてる事もあるし。

(浅野)春佳ちゃん!はい!あのねこれから『毎朝タイムス』の取材記者が来るから会議室簡単に掃除しておいて。
(春佳)わかりました。
お茶はいくつ淹れましょうか?いや来るのは2人だけど掃除だけでいいや。
いいんですか?お茶なしで。
いやお茶は吉井さんにやってもらうから。
ほらマスコミって怖いじゃない?好印象持たせておかないとね。
申し訳ありません。
私は悪印象で。
いや単なる役割分担ですから。
そうだよ。
だって春佳ちゃんはいい人だもん。
まあちょっと年食ってるけどね。
なーんちゃって。
次長。
あっ年輪重ねた方だ。
失礼します。

(ノック)あっ失礼しました。
(佐田)今日はお疲れ。
あっいえ。
私は突っ立ってただけで恥ずかしいです。
いやいやいや若くてきれいな子が立ち会ってくれたってスタッフは大喜びだったよ。
(英語)よっ!佐田。
おお〜!保科課長。
元気か?俺ごとき課長じゃ大変だけどな。
ハハハ…。
(山本)課長!保科課長!
(保科)どうした?
(山本)たった今ベトナムから届いたメールです。
いい話ですよ課長。
よっしゃ!見よう。
(山本)はいお願いします。
(保科)あっまたな。
うん。
(舌打ち)俺と同期入社で繊維二課長の保科晶彦。
えっ繊維?当社の最年少課長。
俺のほうが大学もいいし優秀だったと思う。
ハハ…けど抜かれたのは俺が育児休暇取ったからだよな。
そんなの取るの当たり前ですよ今。
保育園の送り迎えで会議もよく遅刻したし。
嫁も働いてっから。
育児分担も当たり前の時代ですよ。
そう言われるけど社会はまだ古いよ〜。
今でも男は女の上司に叱られるの嫌だし育児休暇は取りにくいし。
こらこら何喋ってるの?たかが会議室のチェックに随分時間かかってるなと思ったら。
申し訳ありません。
総務は暇だと思われるでしょ。
頼むわよ。
はい。
保科の顔も見たくないのは実はうちの課長だろうなあ。
(佐田)5つも年下のあいつに繊維二課長を取られて総務なんかに回された。
保科なんか死んでほしいだろうよ。
もう5年か。
秘密の…。
関係?だけど百合子変わってるよなあ。
あれだけ望んでた繊維二課長のポスト部下の俺に持っていかれてそれでもシャラッとこうだ。
死んでくれと思ってるわよ。
死んでくれと思う男に好きにされるのって…燃える。
ただ若いだけの女には言えないセリフ。
いいね。
私と付き合う前25以上は女じゃないって言ってたくせに。
今でもそう思ってる。
きれいだものね若いってだけで。
俺百合子みたいにいい女なら25以上でも離さない。
たくさんの女に鍛えられないと言えないセリフ。
いいね。
(有川)ここに彼女を載せたいんです。
これは我々広報部も代理店も同意見でしてね。
(北田)彼女が表紙になるのは総務としても悪い事じゃないと思うんですよ。
吉井でしたらお断りします。
あっ!過去の表紙は皆さん主任とか入社4〜5年以上ですよね。
吉井は新入社員で何もわかりませんし何も出来ません。
なぜ彼女が表紙なのかと総務部員は思いますよ。
総務10年目の田中なら非常に優秀ですし表紙にぜひ。
いや今年は新入女子でいくのが華やかでいい…。
お断りします。
チームワークが保てません。
(桂子)課長お電話です。
ちょっと失礼。
なんであんなにバシッて断りますかね?自分が年だって言われてるみたいでムカつくんだろ。
(有川・北田)ハハハ…。
(有川)彼女が表紙なら男子応募者が増えるよ。
若いしきれいっすよねえ…。
田中という事でぜひご検討ください。
失礼します。
他から噂が入る前にと思って。
来年の会社案内の表紙にあなたをって広報から言われたの。
でも断ったから。
何も出来ない新入社員を出せないでしょ?はい。
私もそう思います。
それだけ。
課長。
私にもっと仕事をさせて頂けませんか?もっと働けます。
私は繊維部門を希望して入社しましたけど総務に配属された以上総務で頑張ろうと思っています。
ですけど先を見て鍛えてもらっているとは思えません。
なんか場当たり的に…。
お茶出しや立ち会いや受付や…若いからと命じられる仕事ばかりだと。
はい。
あなたまだ入社4カ月よ。
焦りすぎ。
お茶出しも受付も総務の大事な仕事なの。
新入社員はまず言われた事をやって。
あとで必ず役に立つから。
あっ!あ…。
(浅野)ああそう。
8年も駐在してた?ブラジル。
(田沼明)ああ。
やっと本社勤務になったよ。
同期でさ歓迎会やんなきゃな。
(田沼)おっ悪いな。
(浅野)ブラジル料理連れてって…。
田沼さんおかえりなさい。
あれ!?君まだいたの?
(浅野)いるいる。
他に行くとこないもんね。
なーんちゃって。
でもね若い子も入ったのよ。
吉井さーん!はい。
ほら。
もう年輪重ねた方はお茶出ししなくていいから。
これ気が利いてるのか利いてないのかわかんないね。
ハハ…。
あっこれ「なんちゃって」だからね。
な。
「なんちゃって」だからね?
(田沼)いや春佳ちゃんだってこれからこれから。
(浅野)そうそうこれから。
彼氏もこれから?30過ぎてる女の人に彼氏いるかいないのか聞いた事ないや。
聞けないね。
ハハハハハ…。
ちょっと…。
(浅野)え〜だって聞ける?
(田沼)いや無理無理無理無理無理無理…無理だよ〜。
(浅野)彼…。
今日限り辞めさせて頂きます。
これほどセクハラだエイハラだって問題になってるのになんでわかんないんだよバカ!申し訳ございません。
いやでもまさか辞めるとは…。
言う側はケロッと言っても言われる側は退職するほどこたえてるんですよ。
何回言えば直るんだよ。
君はパワハラエイハラモラハラのオールハラのデパートでどっかに飛ばしたくても誰も取ってくれないんだよ!わかってるのか!あっ…!貧血だ。
イテッ…首が…。
(浅野)大丈夫ですか?触んなよ!俺に。
汚らしい。
春佳ちゃんずっとやられ続けてついに我慢出来なくなったの。
(桂子)今日だけの話じゃないよ。
春佳さんかわいそうすぎる。
あの人本当に総務の仕事好きだったんだよ。
それですごくあの子の面倒も見てたのに。
そういう人が辞めて嫌われバイ菌が残って…。
あいつが入ったせいで辞めさせられたようなもんだよ。
許せない。
うん。
ちゃんと自覚してくれよ!おい聞いてんのかおい!
(浅野)はい!総務がこういう退職問題を起こしたのはまずいよ。
総務はコンプライアンスの元締めだってのに…。
権藤常務に怒られるよ〜。
大きな失点だよ〜。
ああイテテ…。
これ誰のですか?
(ミカ)冷蔵庫に私物入れちゃいけないのにこのハンカチ包み毎日入ってるんですよ。
(ミカ)放っておいたんですけど今日は転がり出ちゃって。
シイタケの軸とおみそとかいっつも入ってるんですよ〜。
誰かの昼飯ですかね?
(心音)だと思う。
貧乏くさーい。
誰のですか?誰のかわかんないんだけど捨てて。
着替えれば?わざわざ来てもらったのは…。
申し訳ありません。
よりによって総務が…。
1人退職者が出たそうだね。
はい。
本当に申し訳ありません。
寿退社だ。
は?だろ?え…。
そういう事だ。
あっ…はい。
おい。
女性を輝かせる新しいプロジェクトを立ち上げようと思ってね。
えっまた…。
おい。
いやもう権藤常務がお考えになるプロジェクトには毎回女性社員は大喜びでございます。
斬新で具体的でモチベーションが上がると。
さすが次期社長の噂もわかります。
僕はね2020年までに女性の管理職を30パーセントにしたいと思ってる。
本当に権藤常務は先端を走っておいでです。
伴走させて頂き下働きをさせて頂ければ…。
田中さん!ホントに辞めるんですか?辞める。
でもあなたのせいじゃないから。
辞めなくても…。
私10年一生懸命やったの。
でもその最後がこれだよ。
エイジハラスメントだよ。
誰もキャリアを積んだ女としては見てくれないの。
年食った女として見られるだけ。
来年若い子が入ってきたら今度は手のひら返しで吉井さんがエイハラ受けるよ。
(春佳)でも…。
吉井さんなら何か変えられるかも。
会えてよかった。
ありがとう。
総務です。
職場安全強化月間ですので安全講習会を実施します。
そうですね。
すぐに伺います。
吉井さん。
はい。
ちょっと書類を送るのに上書きを打ってもらえる?「ご依頼の書類をご送付致します」。
なんの書類なんですか?詳しい内容…。
それはいいからやっておいてね。
吉井君。
はい。
ちょっといいかな?はい。
(西)いいね〜!俺も今初めて聞いたんだけど君を入社案内の表紙にしたいって広報から話があったんだって?はい。
お断りしたと課長から伺っております。
いいよやってよ。
俺がオッケー出したから今。
えっ?なんだって断るかな〜。
ねえ?課長が出先から戻ったら俺がきちんと話をしておくから心配するな。
はい。
引き受けた?ああ。
ついさっき広報部長が俺んとこに来てさ。
直々にお願いされたんだよ。
吉井君も了解した。
しばらく表紙は若い女子路線でいくそうだ。
まあそのトップが吉井ってのは妥当だね。
妥当妥当フフフ…。
出席率がよくないものでお電話を差し上げているのですが1人でも多く出席してください。
おかえりなさい。
頼まれていた上書きです。
それと先ほど部長から…。
聞いたわ。
私がいないところで話が動いたのね。
もう決めたからって言われまして…。
そう。
でもあなた若さばかりがもてはやされる事ご不満じゃなかった?表紙のコンセプトもろそれよ。
言われた事をやろうと思ったんです。
ああ私の言葉守ったんだ。
ごめんごめん。
あの…。

(保科)大人気ないな百合子。
そんな1年生社員とマジに戦うなよ。
だって言われた事やろうと思ったとか口答えするのよ。
ハハハ…。
百合子にもそんなおばさんっぽいとこあったとはな。
おばさんって何?おばさんって…。
いやかわいいって言ってんの。
このおばかわいさじゃ俺に繊維二課長の座取られるよな。
見てなさい。
創立パーティーでは完璧にアテンドやって繊維二課長より総務課長のほうが上だってわからせてあげるから。
(保科)ほ〜う。
(セミの鳴き声)お願いします。
(井川)右右右…。
(平本)違う違う…俺から見て…!あっ伊倉さん。
すいません春佳ちゃん辞めたんでお願いして…。
いえいえ…。
お願いします。
ご苦労さん。
(佐田)お疲れさまです。
おうどこも準備万端だな。
(佐田)吉井さん受付入って。
いやまだこっちが…。
(ミカ)そうして。
受付は若い子がいないと暗いから。
(佐田)いやいや…そういうわけじゃ…。
(携帯電話)はい。
えっ!?ちょ…ちょっと待ってよ。
俺の一存じゃ決められないよ。
あっちょうど部長が…。
どうした?部長秘書課から…。
はい。
高山ですが…。
えっ…あっ!わかりました。
今すぐ準備させます。
あっおい吉井君吉井君。
ちょっと…ちょっと。
(佐田)わかりました。
えっ!?ちょっと出来ません私。
いや…課長も了解済みだからすぐ着替えて。
(佐田)お願いします。
いやでも…。
(佐田)着付け室へ…早く!急いで急いで早く早く…!さあ仕事に集中しよう。
(佐田)左側ね!早く早く!ガンガンいこう。
(佐田)はあ…よかったですね。
焦ったよ…。
ハハハ。
あっ。

(心音)きれい…課長。
(井川)夏に着物とは思わなかった。
他の課から来るアテンドもみんな気合入ってましたけど比べられない。
褒めてもらってホッとしたわ。
一番大事な主賓のアテンドっていうから失礼のないようにと思って暑いけど訪問着にしたの。
課長なら会社の事完璧に話せるしねえ。
次の仕事に繋がりますよ。
あっすいません余計な事を…。
すいません…!完璧になんて話せないからちゃんと勉強しましたよ。
不安そうなお顔…。
だてに年食ってませんからご心配なく。
あっいやあの…。
ちょっと控室に行きましょう。
はい。
(佐田)あっ!着物…。
(ミカ)あの格好で受付やる気?おい。
はい。
あっ…吉井さんも来て。
こっち。
早く。
本当に申し訳ない。
主賓のアテンド急に吉井君に代わる事になってね。
本当に申し訳ない。
え…。
あの…課長は了解済みじゃ…。
さっきうちの秘書課から突然電話かかってきて急に言われたんです。
主賓の社長は…。
若い子が好きなんだそうだ。
向こうの秘書が言うには会社の現状などパーティーで話す事でもありませんし若いお嬢さんをアテンドにと…。
急な事で申し訳ない。
課長は了解済みじゃなかったんですか?さっき言われたんだからそんな時間あるわけないだろ!本当に申し訳ない。
散々会社の勉強までしてこの暑い中着物まで着てきてくれたのに…。
このとおりだ。
私…。
あの…やっぱり無理です。
代わって頂けるのなら私…すごくありがたいの。
実は着物はね主人の大学の学部長夫妻と食事をするからなのよ。
おそらく主賓は乾杯とスピーチのあとにお帰りになるでしょうからそしたら私も失礼させて頂くつもりで…。
食事会には少し遅れて行きますって学部長夫妻には話してあったの。
吉井さんに代わって頂けるなら頭だけで失礼出来るし私すごく助かります。
そうでしたか。
あとは僕が課長の分も頑張ります。
じゃあ用意しましょうか。
うんそうだね…すまん。
主賓の社長は紳士的で気持ちのいい方だからいつものあなたのまんまでいいのよ。
お願いね。
申し訳ありません。
課長は了解なさってるとばかりに…。
こちらこそ大助かりよ。
(男性)「帝都物産の創立70周年を記念して乾杯!」
(一同)乾杯!
(拍手)あ!君…。
どうもよろしく。
ハハハ…。
どうだ?君も飲みたまえ。
あ…ありがとうございます。
乾杯。
社長。
帝都物産の高山です。
ご無沙汰致しております。
おお久しぶりだね。
貫禄ついたんじゃないの?まだまだ若輩者でございます。

(扉の閉まる音)いや〜吉井君昨日は本当によくやってくれた。
主賓も常務も大喜び。
1年分働いてくれたよ。
本当によくやってくれた。
課長は了解済みとおっしゃっていたのに私すごく困ります。
課長のほうには僕のほうからちゃんと謝っておくから心配するな。
お願いします。
本当によくやってくれた。
(拍手)はい。
あっ部長コーヒーお持ちしましょうか?ぬるいコーヒーを頼む。
(浅野)あっ。
すいちゃん部長にぬるいコーヒーを。
(平本)すいません!部長私にもっと仕事をさせて頂けませんか?もっと出来ます。
今の仕事じゃ不満か?いえ…私は新入社員ですしどんな仕事も一生懸命やります。
ただ…。
若いからという理由だけの仕事が多すぎて自分の力にならない気がするんです。
よし!わかった。
考えておくよ。
お願いします。
うんわかった。
考えておく。
私頑張りますから。
うん。
考えておくよ。
う〜んと…。

(女性)ごめ〜んお待たせしました。
(女性たち)お疲れ〜。
(女性たちの笑い声)やめてよそういうの言うの。
一年前の今頃私は商社のキャリアになれると飛び跳ねていた
あの時人生が開いたと思いました
昨日は申し訳ありませんでした。
こちらこそ助かったわ。
これあの果物スタンドがまた出てたんです。
おわびのつもり?えっ?あなたどんな仕事がやりたいの?もっと仕事させろって部長に言ったそうね。
どんな組織でも人を飛び越えて上に直訴するのはルール違反よ。
え…。
あなた私を飛び越えて部長と直接やったの三度目よ。
一度目は表紙の時。
あれは知らないうちに決められてたんです。
二度目は昨日のアテンド。
課長が了解されてるって…。
そして今日もっと仕事をと直訴。
課長にお願いしてもダメでしたから。
いつもながら言い訳ね。
直訴はいけない事だとは知りませんでした。
若さだけじゃない仕事でも私を使ってほしかっただけなんです。
あなた若さ以外にスキルある?MBAを目指して努力してきました。
英語も出来ます。
MBA取ってないでしょ?目指して努力しただけでしょ?うちにはMBA持ってる社員はたくさんいるわ。
他にも弁護士公認会計士不動産鑑定士通関士宅建の主任者資格…たくさんいる。
取ろうと努力したなんて口にするのを恥じなさい。
英語なんて商社じゃ当たり前よ。
若さが使えるうちはそれが最大のスキルだと思って頑張りなさい。
言われた事は全部大事な仕事よ。
これあとで食べるわ。
ありがとう。
いつもご苦労さま。
これ食べて。
嫌いなら捨てて。

(佐田)2時から緊急課長会議だ。
吉井さん課長たち集まり始めてるからお茶すぐね!40個。
すぐに40も?手伝ってください。
あの…。
総務です。
はいそうです。
決議についてお知らせ致します。
お茶出し手伝ってください。
佐田!
(佐田)ちょ…ちょっと待って。
お茶出し手伝ってもらえますか?あなたが出したほうがみんな喜ぶわ。
あの…。
私頑張りますから。
うん。
考えておくよ。
(浅野)30過ぎてる女の人に彼氏いるかいないのかを聞きにくい。
ね?ハハハ…。
あなた若さ以外にスキルある?
(春佳)エイジハラスメントだよ。
吉井さんなら何か変えられるかも。
言ったでしょ?お茶出しも大事な仕事なのよ。
(ため息)テメエ…五寸釘ぶちこむぞ。
えっ?そんなに大事な仕事なら課長やってください。

(浅野)吉井さん。
ねえそんな言い方ないでしょ?若い人がやるべき事は…。
エイハラパワハラモラハラオールハラのデパートでどこにも引き取り手のない次長に言われたくありません。
うっ…。
どうしたのかな?ど〜したのかな?ね?会議が始まるからあとでゆっくり吉井君の話は僕が…。
話しておくから謝っておくから了解を取っておくから考えておくから…。
部長はあとであとであとでとその場しのぎだけじゃないですか!教えて?どこがイタい?
(真理亜)見えますよ十分47歳に。
(保科)家庭もなく男もなく頑張る女が一番イタいけど。
腹の中で笑ってたんでしょ?一番イタいの自分じゃないの?って。
こんなイタいバカ見た事ない!ケッ!2015/07/09(木) 21:00〜22:09
ABCテレビ1
[新]エイジハラスメント #1[字]

セクハラ、パワハラ、モラハラ…そしてエイジハラスメント。あらゆるハラスメントに立ち向かう反逆のヒロインが登場!脚本・内館牧子が描く痛快エンターテインメント!

詳細情報
◇番組内容
【第1話】吉井英美里(武井咲)は総合商社・帝都物産の新入社員。しかし、希望していた現場の繊維部門ではなく『総務部』に配属される。課長職以下の事務系社員は制服着用を義務付けられ、電球の交換から名刺発注まで、社内の“何でも屋”扱いに英美里は愕然。さらに、コンプライアンスの元締めであるはずの総務部だったが、実態は“女性活用”は口先だけの旧体質。そこにはあらゆるハラスメントが横行していた…。
◇出演者
武井咲、稲森いずみ、瀬戸康史、要潤、大倉孝二、内藤理沙、原幹恵・杉本哲太・吹越満、浅野和之、麻生祐未、竹中直人、風間杜夫、小泉孝太郎
◇原作・脚本
内館牧子『エイジハラスメント』(幻冬舎文庫)
◇演出
田村直己(テレビ朝日)
◇音楽
沢田完
◇主題歌
花岡なつみ『夏の罪』(ビクターエンタテインメント)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)、浅井千瑞(MMJ)、神通勉(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/age/
☆Twitter
 http://twitter.com/ageharassment

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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