(コロッケ)今回は愛媛県宇和島市にやって参りました!そして今回のゲストはこの方です!どうぞ!
(間)カカグンカカポッポー!カカグンカカポッポー!ありがとうございます。
最初っから。
間寛平さんです!どうも!今年宇和島市はですね伊達氏が来て400年を迎えるという事で今すっごいもう町自体が盛り上がっております。
そうなんですよ。
「ごきげん歌謡笑劇団」。
今回は宇和島市を旅します。
見てごきげん食べてごきげんのアヘアヘ珍道中。
宇和島でごきげんな人や物を探しごきげん印をプレゼントします。
僕はあの高知県で生まれてほれでまあ高知県で育った言うてるんですけどやっぱおやじの仕事の関係で…任して下さいよ!宇和島の事は。
ホントですか?ホントですよ。
2人のいる宇和島城は市内を見渡せる高台にあります。
うわ〜!
(間)いいですね。
すばらしい!
(間)こういう緑があってこういう空気を吸うてたらそりゃ体にもいいし長生きもできますわ。
ちょっとこの景色もごきげんじゃないですか?
(間)いきます〜?この宇和島城から見たこの宇和島市に…。
(2人)ごきげん!次のごきげん印を求めて2人は聞き込みを開始!どっかで…じゃこ天を?行ってみましょうか。
2人は…しかしなかなかじゃこ天の看板が見つかりません。
地元の方に尋ねると…ここ?
(間)ここや!かまぼこ屋さんを発見!
(間)こんにちは。
こんにちは。
これがじゃこ天?はいそうです。
これじゃこ天?
(野中)はい。
よろしかったらご覧になりますか?
(間)うわすごいなあれ!隣の作業場では宇和島で取れるハランボという小魚を一匹一匹丁寧に頭と内臓を取り除いています。
そのすり身を職人さんが一枚一枚型取りし油で揚げていきます。
アッツアツのできたて!う〜んおいしそう!いただきます。
いただきま〜す。
熱っ!熱っ!うわ…。
しつこくないですね塩味とかそういうのが。
これホントに何もつけなくていいっすね。
これ1枚あっという間に…。
(間)うまいっすね。
このじゃこ天にも…。
(2人)ごきげ〜ん!更なるごきげん印を求め2人は商店街を進みます。
(間)こんにちは。
どうもこんにちは。
どうもどうもこんにちは。
タイめし気になりますね。
タイめし気になる。
ちょっと海の方行きますか?海行きますか。
こっち行けば海ですか?海です。
さて後半は…間寛平さんが大活躍のお芝居をご覧下さい。
(寛太)あ〜!ドウドウドウドウ!あ〜!ドウドウドウドウドウ!落ち着け!こら!落ち着け落ち着け!もうお父ちゃんこそ落ち着いてよ!宇和島の勢子がそんなんでどうすんの!闘牛は宇和島の名物なんだからお父ちゃんが頑張んないと!じゃあ悪いんやけどいつものやつをやってくれへんかな?
(お珠)え〜…またやるの?う〜んもういくつになっても甘えん坊!しょうがないわね〜。
なあ頼むわやってくれ!よ〜しよ〜し。
アヘアヘアヘ…。
(お珠)よしよしよしよし…。
アヘアヘアヘアヘ。
アヘ!アヘアヘアヘアヘーアヘ…!
(幾兵衛)おい!寛太!お前またそんな事してんのか!全くどっちが子供だかよく分からんな。
そういう事だからないつになっても勢子の腕が上がらんのじゃ!よ〜今日は負けへんぞ〜!お前さ〜ん!
(幾兵衛)何やお前らも来たか。
じゃあそろそろ始めっか?
(寛太)よっしゃ〜よっしゃ!
(幾兵衛)ほら行け!行け!・頑張れ!
(幾兵衛)頑張れ!頑張れ!よっしゃよっしゃ!もっと行け!もっと行け!もうちょっとじゃ…!行け!行け!行け!最後じゃ!
(寛太)やばいやばい…こうなったら…。
(幾兵衛)よ〜しよしわしの勝ちじゃ。
(寛太)あ〜やばい触角抜いたん誰や〜!あ〜やばいやばい…。
アヘアヘ。
(幾兵衛)またわしの勝ちやで。
勝負の最中にふざけた事するから駄目なんだ!お前は。
わしがいつふざけたんじゃ!やってたじゃないか!アヘ…アヘアヘアヘ。
いやそんな言い方やないの。
アヘアヘアヘアヘや!やっぱね寛太さんの芸面白い!いっその事ね闘牛なんかやめておいらの入ってる芝居の一座に入らない?ねえ?座長。
うん寛太さんみたいに面白い人は是非うちの一座へよろしくお願いします!ほなあしたからお願いします。
(幾兵衛)ちょっと待て!ちょっと待て!せっかくな俺がな宇和島でだな生きていけるように勢子教えとるのになお前はなそれをほっぽり出すつもりか?そうよお父ちゃん!もっともっと頑張って宇和島の勢子を盛り上げないと!はい。
(幾兵衛)お前何やお前…随分お珠ちゃんの前だと随分素直で…。
(お藤)そりゃそうよ!お珠ちゃんは寛太さんが男手一つで大事に育てた一人娘なんだから。
だってね。
(寛太)いやもうお珠にはなほんまに頭に上がらんのじゃ。
さあお父ちゃん牛の御飯の時間だよ!あせやな。
ほな牛に餌やり行こうか。
牛に餌やりに行ってくるわ!ほら行くぞ!お珠。
(お藤)ホントにあの2人仲がいいわね。
血のつながった親子よりもよっぽど固い絆で結ばれてるからな。
それに比べてうちの一人息子のコロ松!
(幾兵衛)おいコロ松!
(お藤)コロ松芝居なんかにうつつ抜かしてもうしょうがないんだからもう…。
でもねそのうちねおいらの芝居が必ず役に立つ時が絶対くるからねえ?座長ね?だといいけどね〜。
じゃあおいらたち芝居の稽古があるから…。
それでは失礼します。
(幾兵衛)夕方には帰ってこいよ!は〜い!
(お藤)お前さん?
(幾兵衛)何だ?私ふと思ったんだけど寛太さん本当は闘牛の仕事あんまりしたくないんじゃないかしら?何でだい?ほらあの人ああ見えても元は風間寛蔵という立派なお侍様。
18年前の藩の争いに巻き込まれて刀を捨ててこの宇和島へやってきた。
だから闘牛とはいっても争いごとが嫌なんじゃないかって…。
あ〜あの事であいつ苦労したからなあ。
幼いお珠ちゃん連れ山の中をさまよっているところを俺が助け出した。
んな事あったな…。
失礼つかまつる。
(幾兵衛)はいはいはい。
拙者土佐より参った千葉一馬と申す者。
ちと尋ねたいんだがこの宇和島に住んでる年のころが四十半ばの風間寛蔵という者を知らんか?か…風間寛蔵?食った事も飲んだ事もねえな風間寛蔵ってのは…ハハハッ一体どのようなご用件でございましょうかな?18年前我が師匠はある重要な密書を運んでいたんだが京へ向かう道中敵対する藩の藩士風間寛蔵に命を奪われた。
しかも風間はその場にいた師匠の娘を連れ去ったのだ。
この18年風間を捜し歩きそしてとうとうやつがこの宇和島にいる事を突き止めた。
風間を見つけ出しあだ討ちをするのだ。
(幾兵衛)あいにくその風間という者はご存じません…。
お役に立てず…申し訳ありません…。
他の者に聞いてみる。
(幾兵衛)あ他の者に聞いても分からないと思いますよ。
あの風間トオルっていうのはいましたけどね。
お前さ〜ん!どうしよう…。
知らねえよ…俺知らねえよ。
(寛太)アヘアヘアヘアヘアヘアヘ。
アヘアヘアヘアヘアヘアヘー…。
(お藤)ちょ…何アヘアヘよ!もう大変なんだから!
(幾兵衛)おいいいか?お前の過去を知ってる者が現れた。
え?わしの過去を?18年前に寛太さんと戦って命を落とした人のお弟子さんっていう人が今来たのよ!あだ討ちをしたいと言ってきたんだぞえ!そうかいつかはこういう日がくると思っとった。
かくなるうえは受けて立つしかない!
(幾兵衛)いやいやそれはいかんじゃろ…。
そんな事しておめえお珠ちゃんがホントの事知ったらどうすんだいおめえ!ええ?お前そんな事も分かんねえのかいお前アヘアヘばかりやって!それはいかん絶対にいかん!知らせたらいかん!だからなここはな何とかしてなしらを切り通すしかねえんだい。
(お藤)でも一体どうやって?うちのコロ松コロ松の芝居が役に立つ。
うん?いやだからな…とにかくここはちょっと俺に任してくれや!コロ松?コロ松が?
(幾兵衛)いいからいいから。
寛太の命を狙う男が現れお珠との平和な暮らしに暗雲が…。
果たして幾兵衛の考えとは?お藤さんおはようございます。
(お藤)あお珠ちゃんおはよう。
今日もいいお天気ね。
そうですね。
まあお珠ちゃんいつもそのお守り袋を着けてるのね。
(お珠)あ…うん!「病気で死んだ私の本当の父親が持たせてくれたお守り袋だ」ってお父ちゃんが言ってた。
そうなんだね…。
(幾兵衛)お珠ちゃん!お珠ちゃんよ〜!
(お珠)おはようございます。
ちょうど良かった大事な話あんだ!何ですか?あのな…あの…お前もちょっと来い。
実はな変な男がなこの辺最近うろうろしてよ。
寛太の事自分の敵だと勘違いして付け狙ってるやつがいるんだ。
敵?そうそうそう勘違いでね。
大変な事になるといけねえんでさしばらくの間悪いけどよお珠ちゃん俺たちの娘という事にして話合わせておくと…分かった?はあ…。
おめえのおとっつぁんの寛太にはよ別人に成り済ましてもらう事にしてあるからな。
コロ松さんが今別人に仕上げてるんですよ!
(幾兵衛)おい!お前…コロ松じゃねえかい!あ分かります?
(お藤)コロ松〜!あ〜!あ…そうなの。
私どっから見てもおばあちゃんでしょ。
それでね寛太さんにもいろいろとねおじいちゃんのふん装してもらったの。
おじいちゃん!ちょっとおじいちゃん!あ〜どうもどうも。
(拍手)いやいやいやどうもどうも。
みんなきれいに化粧して…。
べっぴんさんじゃ〜!いくつじゃ?ええ?もう…。
おじいちゃん大丈夫?
(寛太)あ〜大丈夫じゃ!おじいちゃん私があなたの女房のおコロよ。
誰がじゃ?だから…だから私が!なぜじゃ!いやいやなぜって言われてもね。
どうしたのじゃ?だからあ〜もうイライラする!ちょっと待て!なぜじゃ?落ち着け!寛太!どうしてじゃ?どうでもいいから落ち着け!いいから落ち着け!座長さんありがとう!お前何とかせえ!私の旦那に何するの〜!
(幾兵衛)これだけ変装してると絶対にばれん!寛太役に徹するんだぞ!分かったな?
(ひろ吉)うまくいく事を祈ってますからね。
(寛太)はいはいありがとうありがとう。
(お藤)来た来た来た!ちょっと…来た…。
(幾兵衛)みんなうまくやれみんなうまくやれ…。
御免!お侍さんまた人捜しですか?精が出ますな〜ハハハハッ…!寛太と申す者がこの長屋で若い娘と2人で暮らしていると聞いた。
もしやその者が町人に姿を変えた風間寛蔵ではないかと思ったのだが。
この長屋にはそんな人はいませんよ。
ねえ?みんなね。
その娘は?うちの娘ですうちの娘。
(幾兵衛)そう親子3人でこの長屋に住んでるんですよ。
親子3人で…ええええ。
そうなのよ!お主は?あ私?私ねその隣に住んでる者でねねえおじいちゃん!
(寛太)わしは今年で88歳じゃ!血を吸うたろか?いうても吸われる血もないし…。
ナメクジみたいなもんじゃもう…ふにゃふにゃじゃ〜!うちのおじいちゃんね元気でね。
(寛太)ナメナメクジクジナメクジクジ…。
ナメナメクジクジナメクジクジ…塩かけないでね粗塩は嫌よ〜!ナメナメクジクジ…。
(幾兵衛)お前ら何ふざけてんだ!いや〜いや暑い暑いもう…。
(幾兵衛)あ〜…あ!ちょっと!ちょっと!
(幾兵衛)おい寛太何してんだ!何してんだ!何してんだ!いやそやけども暑いもんしゃあないやないかい!
(千葉)貴様!風間寛蔵か?お父ちゃん!
(千葉)お父ちゃん?という事はもしやそなたが師匠の娘のお珠ちゃんか?え?これはまさしく師匠が我が子に持たせた守り袋!お珠ちゃんそなたはだまされてるんだ!え?この男はそなたのホントの父親を殺し幼いそなたを奪って逃げたのだ!
(お珠)え〜!それを隠して父親のように振る舞っていたとは…風間寛蔵!お主も武士ならば正々堂々と勝負しろ!明朝この先の浜辺で待っている。
そこへ来い!分かった。
お父ちゃん本当なの?
(寛太)お珠…。
私の本当の父親をお父ちゃんが殺しただなんてうそだよね?うそだよね?お父ちゃん?何か言ってよ!
(幾兵衛)確かにな藩の命令でお珠ちゃんのお父上を襲った…。
だがその時にな幼いお珠ちゃんを連れているのを見て寛太は刀を止めたんだぞ。
しかしお父上は崖から足踏み外してな転落してしまったんだよ。
だからあれは事故なんだよ!寛太さんは人をあやめるような人じゃない!優しいお人よ!いや…わしが殺したも同然や。
ひどいよ…。
ひどすぎるよ〜!
(幾兵衛お藤コロッケ)お珠ちゃん!
(寛太)お珠〜!
(千葉)お珠ちゃん。
真実を知ってさぞや驚いたであろう。
自分を育てた男がホントのお父上をあやめた敵だったなんて。
師匠もさぞ無念だったに違いない。
その無念はあした晴らす。
憎き敵を拙者が追い詰める!そして最後の一刺しはお珠ちゃんあなたがやるのだ!私が?
(千葉)これで風間を討つんだ!明朝待っているぞ。
来たか。
(千葉)待っていたぞ風間寛蔵!
(幾兵衛)寛太!寛太!
(お藤)寛太さん!師匠の敵いざ尋常に勝負しろ!
(寛太)慌てるんじゃねえぞ。
この18年捜したんだ!風間寛蔵!拙者は幼いころに両親を失い師匠の家で育った!拙者にとって師匠は実の親!いやそれ以上のお方だったのだ!
(幾兵衛)お珠ちゃんお珠ちゃん。
(寛太)お珠!
(千葉)さあお珠ちゃん今だ!この憎き風間寛蔵を討つんだ!お父上の敵を取るんだ!お珠ちゃん…。
(寛太)おいお珠早くわしをやれ。
はよわしを斬れ!
(寛太)お珠…。
早く斬ろ!うわ〜!うわ…。
できません…そんな事は…。
お珠ちゃん…。
この人は敵なんかじゃない!この人は…私の命より大事なお父ちゃんなんです!お願いです斬らないで下さい!斬らないで下さい!
(幾兵衛)お侍さんあなたの師匠を寛太が殺したというのは間違いなんですよ。
あなたの師匠は斬り合いの中で足踏み外して崖から落ちたんだ。
崖から足を踏み外した?だからこそ残されたこのお珠ちゃんを寛太は我が子として育ててきたんです。
たった一人の我が子として今日まで育ててきたんじゃないですか。
お侍さん…。
お前らも来い!なあお侍さんこのとおりだ!どうか…どうか刀を納めてくれませんか?お願いしますこのとおりです。
私からもお願い致します。
それがまことならばお主は拙者の敵ではない。
親子の絆切っても切れぬもんだな。
寛太殿!お珠ちゃんの事をよろしくお願いします。
(一同)はは〜!
(拍手)お父ちゃん…けがは大丈夫?ああ大丈夫や。
いや〜お珠ほんまにすまんかったな。
ううん。
無事で良かった〜!お珠ホントになホントにお前俺はほんまに今まで脳みそバーン!脳みそバーン!
(幾兵衛)いいかげんにせんかい!2人とも。
いやいやまあまあまあ。
冗談や冗談や。
ほんまな。
今までほんまにもうアホやったわ。
いやいやでもほんまになこれからお珠を大事に育てていくからなあ。
(拍手)続いてはこちら。
ちょっと知ればもっと楽しい。
「ごきげんもの知り歴史塾」!ここからはですねお芝居の舞台となった時代それから人々の暮らしについてご出演の皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
(間)勉強しましょう。
よろしくお願いしたいと思います。
今回のテーマをまずは発表したいと思います。
こちらです。
はい牛ちゃんが出て参りました。
これです。
「あだ討ち」について学んでいきたいと思います。
そして今日はですねNHKで現在放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」。
この時代考証を担当していらっしゃいます東京学芸大学教授の大石学先生にお越し頂きました。
どうぞ〜!よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回のお芝居いかがでした?はい。
最後ハッピーエンドで良かったと思いますね。
あ〜ありがとうございます。
え?
(吉)どういう事!どういう事!すごい笑いを我慢して一番頑張ったと思うんですけど。
あの…江戸時代はあだ討ちは一応認められているんですね。
そのためには届出が必要なんです。
一馬はどうも届出をしているというシーンがなかったんでこれはちょっと問題という事になります。
届出いるんですか?
(大石)どういう事情であだ討ちに至ったかって事をちゃんと藩に届けて認めてもらったうえであだ討ちをしないといけないんですね。
江戸時代…しかし人を殺すという行為そこには厳しいルールがあったのです。
認められたのは父母兄などの…これはあだ討ちが繰り返される事を防ぐためでした。
さてここであだ討ちにまつわるある数字をご紹介します。
果たしてこの「53」という数字は…。
(一同)え〜!年数?53年ですか?
(大石)はい。
陸奥国の東北のとませという女性が7歳の時に親を殺されましてそれを53年かかってという事で今分かっている最長記録。
(吉)先生!ちょっと質問していいですか?あのあだ討ちの敵ですね。
生きておられたんですか?あ〜生きていて…はいこれは達成されてます。
もうだいぶご高齢でしょ?53年かかったんだから。
ほんなもう戦う力もないよな?寛平さんどんな感じですかね?
(吉)ちょっと前出て…。
お主はうちの母と父を殺した間か?誰やお前!わしゃもう知らん!もう苦しいからはよやってくれ。
・そんな事しないよ。
そうなったらやっぱりちょっとな…。
それでもやったんですか?
(大石)無事達成しました。
主君などに忠誠を尽くす行為であるあだ討ちは日本人の心を打ち関心を集めました。
江戸時代には庶民の手であだ討ちの人気番付まで作られていたのです。
宮本武蔵も?宮本武蔵そうです。
佐々木小次郎と。
ただねこれすごく分からないものもあって本当にあったあだ討ちかどうかっていうのもまだ疑問視されてるものもあるんですね。
芝居とか講談なんかで有名になったもので調べても分からないものいっぱい入ってるっていわれてます。
江戸時代あだ討ちというものは一体どういうものだったんですかね?
(大石)そもそも江戸時代はだんだんだんだんそういう行為を禁じていく時代なんですね。
人を殺すという行為自体ですね江戸幕府もできるだけ避けたいあってはならない事だという事でできるだけ抑えていく。
ですからやっぱり平和が一番という事で人間は寛太とお珠さんみたいに平和で仲良く生きていく事が大事だという事になると思います。
すばらしいですね。
すばらしい。
大石先生ホントにありがとうございました。
以上「ごきげんもの知り歴史塾」でした!
(拍手)地元の方に教えてもらったタイめしを求めて2人は海沿いへとやってきました。
いや気持ちいいですね。
(間)うん何かこの風もいいな〜!最高ですね。
(おの)こんにちは。
あれ?こんにちは。
どうしたの?おのののかです。
いや何かお二人が今日宇和島でロケをしてるって聞いたのでちょっと今朝来ちゃいましたこっちに。
こう見えて…ほなちょっとぶらっと行ってその辺聞いてみたろか?えでも真珠がある感じじゃないですよね?ちょっと行ってみましょうか?じゃあ。
おばちゃんに聞いたらええやん。
という事で予定を変更!ののかちゃんと真珠を探しに行く事に!
(間)こんにちは。
(おの)何かやってる!
(おの)え〜何ですかこれ?これ何ですか?
(おの)ホントだ貝がいっぱいある!
(間)わ!ほんまや!宇和島市は…まずは真珠を取る貝を選びます。
貝によって真珠の出来が全く違うそうです。
選んだ貝からどんな真珠が出てくるかドキドキしますね。
せっかくだから触って。
あった?
(おの)あれ?あ…ああ!
(間)飛び出したこれ?
(おの)飛び出した…。
これは?
(おの)これですよ真珠!すご〜いきれい!見事真珠をゲット!コロッケさんと寛平さんが取り出した真珠も使ってののかちゃん…きれいなね爽やかな方がいいもんね。
(間)その方がきれいわ!それをば〜っといっぱい並べんの。
いいんじゃないですか?
(おの)こんな感じ?すっごいええやんそれ!
(おの)できた!
(間)ほらほら!かわいいかわいい!世界で一つだけの真珠のブレスレットが完成!お土産をゲットしたところでお目当てのタイめし探しに戻りますよ!山下さんに相談すると…。
あ〜びっくりした知り合い…ホントですか?じゃあお願いします。
何と山下さんの知り合いがタイの養殖をしているそうです。
3人はちゃっかり紹介してもらいました。
(おの)こんにちは。
よろしくお願いします。
宇和島でタイの養殖をして40年の弘多一郎さんです。
すご〜い!釣ったばかりのタイでタイめしをごちそうして頂けるそうです。
宇和島の海は一年中暖かく穏やかで養殖にはぴったり!宇和島市は…天然のタイよりもっとおいしいタイを養殖で作りたい!弘さんは長年研究を重ねてきました。
(弘)そうですそうです。
うわ〜…。
あここ?
(弘)感触確かめて頂きながら釣りましょう!
(おの)え〜楽しそう!いやいやめっちゃ動いてるし!うわ〜…。
(間)きた!よっしゃ!
(おの)すごい早〜い!あ見えてきた見えてきた!うわおっきいおっきい!すご〜い!すご〜い!
(間)よっしゃ〜!でっか!
(間)うわでか!きれいやなこのタイ!いやいやこれめっちゃきれいですよ。
(弘)引っ張って!きた!
(間)でかいこれも。
(おの)うわすごい!釣れた!すご〜い!おっきい!釣ったばかりのタイをその場で豪快にさばいて頂きます。
お待ちかね宇和島名物タイめしの完成!タイめしってこういう事?そうなんです!宇和島のタイめしは特製のだしに卵を溶いてタイの刺身を入れ御飯の上にたっぷりかけて頂くんです!いただきます。
ホントですか?
(間)はい。
うん!う〜ん!
(おの)このたれと卵とタイとねぎの組み合わせ。
ホント最強ですねこれ。
いやまたこれね新鮮だからいいんですよね。
(おの)全然ないですねホントに。
師匠!食べてばっかりいないで。
止まらないんですよね。
宇和島のタイに…。
(3人)ごきげ〜ん!いかがでした?ずっと宇和島市を回ってきて。
もうすてきなこんなブレスレットも作れましたし!いやすっごいかわいいよ!タイもねホントにおいしくて何よりホントに人柄がいいですよね。
宇和島の人たちの。
すいませんもう僕のわがままですけどひと言ちょっとお願い…言わしてもらいます。
じゃあ最後にひと言いいですか?海に向かって…。
海に向かって。
緊張する!お願いします。
(間)アーメマー!おっさんおっさんちょっとおっさん…。
今回もすてきな出会いがたくさんありました。
それでは宇和島市にごきげん!「続いてはゲストの歌をお届けします。
まずは藤あや子さん。
恋に身を焦がす女性のはかなく切ない心情を歌い上げます。
『笑う月』」。
(拍手)「番組の締めくくりは吉幾三さんです。
冬の日本海を舞台にした女歌。
恋に悲しむ女性の思いを力強く歌います。
『海に抱かれに』」。
(拍手)
(拍手)愛媛県宇和島市からお送りした「ごきげん歌謡笑劇団」。
楽しんで頂けましたか?2015/07/09(木) 20:00〜20:43
NHK総合1・神戸
ごきげん歌謡笑劇団「愛媛県宇和島市」[字]
愛媛県宇和島市の「じゃこ天」にコロッケ・間寛平が大興奮!▽おのののか真珠に魅せられる▽「涙のあだ討ち」寛平、爆笑と感動の熱演!▽吉幾三・藤あや子・高知東生 ほか
詳細情報
番組内容
コロッケ・間寛平、宇和島の「ごきげん」求めて予測不能の2人旅▽あつあつ!名産「じゃこ天」に大興奮!▽おのののか乱入!名物・真珠で作る○○とは?▽タイ釣り挑戦!激ウマ「タイめし」▽人情芝居「涙のあだ討ち」。寛平のギャグ全開!そして感動の結末が!▽熱演!高知東生・宮嶋麻衣・三山ひろし▽歌は吉幾三・藤あや子▽歴史コーナー「あだ討ち」の仰天エピソード続出【司会】コロッケ【ナレーション】横尾まり、瀬戸麻沙美
出演者
【司会】コロッケ,【出演】間寛平,吉幾三,藤あや子,高知東生,おのののか,三山ひろし,宮嶋麻衣,東京学芸大学教授…大石学,【語り】横尾まり,瀬戸麻沙美
ジャンル :
バラエティ – 音楽バラエティ
音楽 – 歌謡曲・演歌
劇場/公演 – 落語・演芸
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