こんにちは。
7月9日木曜日、情報ライブミヤネ屋です。
さて、きのう、非公開で行われた、高橋ジョージさんと三船美佳さんの離婚裁判の弁論準備手続き。
番組中にもお伝えしたんですが、その際、お2人が来たかどうかすら分からない状況だったんですが、なんと高橋さんだけじゃなく、三船さんも出廷されていたようです。
しかもきのうの話し合いをきっかけに、裁判が大きく動きだす可能性もあるようです。
しっかりと、ゼロからスタートを切りたいっていうふうに思っています。
もう残り1%であっても、ふんばりたいなっていう。
高橋ジョージ、三船美佳離婚裁判。
解決の糸口さえ見えないと思われていた泥沼の争いが。
ついに決着へと向かい始めた?事態が大きく動いたのはきのう、東京家裁で行われた弁論準備手続き。
実は、駆けつけた報道陣の目をかいくぐって、高橋さんと美佳さんがそろって出席していた。
1年5か月もの間、顔を合わせていない2人。
サンケイスポーツによると、今回の弁論準備手続きでは、ある配慮が施されたという。
東京家庭裁判所の一室には、まず裁判官と双方の弁護士が出席。
高橋さんと美佳さんは、それぞれの控え室で待機。
先にどちらか一方が、裁判官と弁護士がいる一室へ、聞き取りに応じ、再び控え室に戻ると、今度はもう一方が聞き取りの部屋へ。
この時間差により、直接顔を合わせることはなかったという。
しかし、気になるのは、3時間余り行われた聞き取りで、一体何を主張したのか。
僕にとっては全く心当たりのない内容なので。
ことし3月の第1回口頭弁論では、高橋さんからモラハラを受けていたとして、美佳さん側の代理人が、関係書類を提出。
きのうの聞き取りでも、美佳さんみずからモラハラを受けていたことを裁判官に訴え、離婚と娘の親権を改めて求めたという。
一方、高橋さんはこれまでと同様に、モラハラを完全否定。
しかし、サンケイスポーツの取材によると、美佳さんの離婚の意思が固いことから、高橋さんは周囲に対し、いよいよ離婚に応じる旨をほのめかし始めているとか。
さらにきのうの弁論準備手続きでは、双方が離婚合意に向け、かじを切り始めたその証しともいえる、ある決定が下されていた。
裁判記録の閲覧を全面的に制限、そして次回裁判の期日が非公開に。
鉄のカーテンともいえる、この2つの決定事項にこそ、専門家いわく、離婚合意へのシグナルが隠されているというのだ。
その訳とは。
このあとスタジオで詳しく。
スポーツ報知は高橋さんです、よろしくお願いします。
お願いします。
お2人出廷されていたということなんですが、顔合わさないんですね。
そうですね。
それぞれ別室で控えてまして、法廷での聞き取りの際も、時間差でそれぞれが話をするっていうような形です。
あれなんですかね、春川さん、場合によっては、もめたりとかするっていう方もいらっしゃるんですね。
まあ、そうですね。
そもそももめてるから裁判になってるので、当事者が顔を合わせて、そこで感情的になると裁判によくないので、こういう配慮をするわけですね。
きのうの状況で、もう、報道陣の方も相当詰めかけてたんですけれども、お2人が出廷されたかどうかっていうのは、全然情報入ってこなかったんですよね。
それがサンスポさん、スポニチさん、日刊さん、この3紙は、2人が出廷したって報じたんですが、報知さん、出てなかったんですけど、なんで?
いや、うちも取材には行ってまして、弁護士にも連絡はしてたんですけど、ちょっと力及ばず、中身の話は聞けなかった。
社を代表して力及ばずと言っていいんでしょうか、たまたまですね。
次は、巻き返しますんで。
はいはいはい、そうですね。
いろいろありますからね、抜きつ抜かれつね。
ということで、この弁論準備手続き、どういうものかといいますと。
こちら、嵩原弁護士によりますと、現状、報じられている内容に加え、今回、裁判記録の閲覧制限が決定し、次回日程も非公開となったことで、和解手続きに入ったとも考えられると。
ただ離婚が認められるケースのほか、離婚は認めずに、別居は認めるというような、双方の主張の間を取る可能性もあるということです。
これまあ、裁判記録の閲覧制限、で、次回日程も公開しないということですから、とにかく全部、関係者だけでやりましょうっていう話ですよね。
そうですね。
公にしたくない話をするのかなという。
逆に言うと、それはもう条件闘争なわけじゃないですか、三船さんのおしゃべりになっていることを聞くと、まず無理ですから、恐らくそこに入っていったということでしょうね。
そうですね。
で、当初、いわれてるのが、高橋ジョージさんは、やっぱり、娘さんに会いたいんだっていうところ、そこの部分をおっしゃってるようですけどね。
それを条件に、離婚の成立に向けて、高橋さん側も、落としどころを見つけてるのではないかなというところがありますね。
だからあとは例えば三船さんが、定期的にジョージさん、会ってくださいっていうふうにおっしゃると、これは離婚が一気に進んでいくと?
そうですね。
ただこれ、娘さんが今、10歳ですから、青木さん、10歳ぐらいの女の子だと、自分の意思ってのもありますからね。
そうですよね。
そのへんがたぶん、もし離婚なりとか、別居なりとかを認めるところになってくると、一つの大きな条件、だから子どもとどうやって会うのかとか、会わせるのかとか、子どもの意向も踏まえつつ、どういうはいりょをするのかっていうあたりも一つの焦点になってくるんじゃないですかね。
10歳ぐらいになってくると、岩本さん、反抗期やんか、ちょっと反抗期入ってくるやんか。
何月何日、お父さんと会うって約束してるけど、私、友達と会うもんって言ったら、そっちが尊重されるんやろか。
どうなんでしょうね。
そうやろね、それは子どもさんの意思やから。
僕も身近にそういう環境ありますけれども、まあ、周りの大人たちがやっぱり、一番考えなきゃいけないのは、子どもの周りの環境の整え方ですよね。
そうですよね。
これだから、これから非公開になるわけですから、いつ裁判が行われて、じゃあ、離婚が成立したかどうかっていうのは、お2人の発表を待たないと。
そうですね。
そこをスポーツ報知さんは、どうこじあけるかということですか。
ええ、そこは満を持して、取材にこぎ着けます。
分かりました。
これで、もう、大人は言ってますけども、何度も言いますけども、お子さんの今後の成長具合とか、性格なんかも変わってきますから。
そのあたり、しっかりと見てほしいですね。
せやけど10歳ぐらいやったら、すぐ親離れしますからね、お子さんはね。
ジャイアンツの番記者の人も剥がしてこっちの法廷のほうに…をもっていってほしいと思いますが、こちらはスポーツ報知さんのね、特ダネですよね、最初はね。
ことし3月に離婚報道が飛び出した女優、米倉涼子さん。
その後、数々のイベントに姿を見せたんですが、米倉さんをいわゆる守るイベントスタッフと、真相を聞きたいマスコミの間でしれつな戦いが繰り広げられてきましたが、果たして今回はどんな戦いになったんでしょうか。
きのう、あるイベントに姿を現した女優、米倉涼子さん。
そして、獲物を狩るかのような、鋭い目で待ち構える一人の女。
彼女は、ある使命を帯びていた。
それは。
夫によるモラハラ疑惑、そして、離婚騒動の渦中にある米倉涼子さん。
これまで多くの報道陣が、その真相を直撃しようとしたが。
別居っていう報道が出ているんですけれども、本当でしょうか?
米倉さん、ご主人と話し合われましたか?米倉さん。
ことごとく失敗。
いまだ、騒動の真相は闇の中にある。
そこでミヤネ屋の看板を背負い、鹿内リポーターが立ち上がった。
果たして米倉さんは質問に答えるのか?
米倉さん!
ことし3月、夫である2歳年下の会社経営者の男性と、別居状態であると報じられた米倉さん。
結婚期間、僅か3か月。
別居報道にさまざまな臆測が流れる中、ある衝撃の疑惑が。
それは。
週刊文春の記事によると、米倉さんは、夫からお前は常識を知らないと、床に正座させられ、5時間説教を受けることも。
もともと彼女は、何か言われたら、ごめんなさいと言うタイプ。
2人の関係では、Aさんが断然上なんです。
彼女自身も、洗脳だったと話していた。
この報道以降、米倉さんと真相に迫るマスコミとの戦いが始まったのです。
ラウンド1。
鼓笛隊が完璧の警備。
報道が出た直後、ある映画の舞台あいさつに登場した米倉さん。
イベント終了後、ここぞとばかりに報道陣が質問した。
そのとき!
米倉さん、米倉さん!離婚という報道が出ていますが、どうなんでしょう、ご夫婦仲は今、どうなんでしょうか?
鼓笛隊が報道陣の質問をかき消すかのように太鼓を鳴らし、米倉さんを舞台袖へと逃がしたのです。
そして。
ラウンド2。
スタッフが鉄壁の守備。
さらに映画、アベンジャーズのジャパンプレミアでは。
今、何をしようとしましたか?
声かけです。
お声かけしないでください。
米倉さんに質問しようとしたリポーターを、イベントスタッフが完全阻止。
さらに攻防は激しくなり。
ラウンド3。
BGMの大音量でシャットアウト。
屋外での映画ヒット祈願のイベントに登場した米倉さん。
報道陣の質問がやつぎばやに米倉さんを襲う。
しかし!
米倉さん!
報道陣の質問を遮るためか、BGMの音量がだんだん大きくなり、その隙に米倉さんは姿を消したのです。
繰り返される報道陣とイベントスタッフによる攻防。
米倉さんが質問に答えることはないのか?ミヤネ屋はこの争いに終止符を打つため、あるリポーターを派遣した。
まもなくこちらのイベントに、米倉涼子さんが登場します。
今まではですね、イベントスタッフがBGMを大音量にするなどして、報道陣の米倉さんへの質問を遮っていたんですが、今回私、大きな声で、どーんと質問してきたいと思います。
そう、自己主張の強い中山リポーターでも、間宮リポーターでもなく、鹿内美沙リポーター。
その訳は。
私、声の大きさにはかなり自信があります。
というのも、地元、青森のねぷたのお祭りで、やーやどー。
かなり鍛え上げてきました。
おっきな声で質問してきますよ、行ってきます!
果たして、米倉涼子に質問することはできるのか?そして何か引き出すことはできるのか。
こちらが会場ですね。
あっ、報道陣がもうすでにずらっと並んでいますよ。
えー、思いのほか、会場は広くないので、声、響くかもしれませんよ。
今回、米倉さんが登場するのは、日本初開催となる音楽フェスの発表イベント。
そして。
米倉涼子さんです。
大きな拍手でお迎えください。
白のノースリーブにミニスカートと、全身ホワイトのコーディネートで、すらりとした美脚を披露した米倉さん。
イベントは進行し、ついにフォトセッションが始まった。
これが終わると同時に、声をかけるのだが。
BGMがかなり大きめです。
マイクを使わないと、とても声が届かないくらいのボリュームですね。
大丈夫かな。
米倉さんと鹿内リポーターの距離はおよそ3メートル。
果たして、声は届くのか?と、そのとき!
それではフォトセッション、終了させていただきますね。
米倉さん!米倉さん!旦那様とのご関係、どうですか?米倉さん!ああー、行っちゃった。
一段と大きくなったBGMに、息もつかせぬ司会者のマシンガントーク。
はかなくも鹿内リポーターの声は遮られ、完敗。
すごいBGMの音、報道陣の質問、遮るためでしょうかね。
はー、悔しいです。
離婚報道後、あくまで無言を貫く米倉さん。
しかし、その裏側で彼女はある期限を設け、離婚への準備を進めているという情報が。
このあと、スポーツ報知、高橋デスクが、米倉涼子離婚の期限を激白。
米倉さんの離婚、スポニチさんのスクープでした、すみません、失礼しました。
ただスポーツ報知さんは、これ、離婚のタイミング、ほぼほぼつかんだんじゃないかっていわれてますけども。
えっとですね、秋にもドラマの大きな仕事があるので、それまでに、すっきり身辺整理するのではないかというふうに聞いています。
秋のドラマというと、10月、もしくは11月ということになりますから、もう近々ですよね。
そうですね。
しかし、考えましたね、米倉さんもね。
鼓笛隊とかBGMとかね。
いろんな方法使ってね。
あれは、いいですね。
あれ、野外でボリュームものすごく大きくなったときあったじゃないですか。
あれって、なんやらデシベルとか、あれ、大丈夫なんでしょうか。
大丈夫なんちゃいます?一応。
いろいろありましたけど、いや、僕はもうね、この際、米倉さんね、離婚すっきりしてからおしゃべりになるということになると、僕、専用の鼓笛隊を用意したらいいと思う。
鼓笛隊は突っ込みにくいですから。
うわーって、鼓笛隊後ろ、米倉さん後ろついてきたら、もうその画が楽しいじゃないですか。
見るだけでね。
もう、こちらもまあ、離婚に向けての話し合いということでしょうね。
そうですね。
もう、ほぼ決意は固めてるってことなんで。
ただやっぱり、旦那さんのほうがどういうふうにおっしゃるか。
そうですね。
今、大阪で暮らしてらっしゃるんですけども、旦那さんは、一説には、別れたくないというふうに言ってるらしいという話もあります。
これ、モラハラがあるっていいますけど、米倉涼子さんが説教されて、正座されますか?
考えにくいですよね。
イメージではね。
ないやんか。
強くてどんと構えてる。
どっちかっていうと、さばさばした男っぽい人っていう。
僕らが説教されて、正座はしたいよ。
米倉先生からね。
そう。
それがなんか心地いいじゃない。
なんか、それは心地いいけど、あるかな?これは僕、すごい疑問なんですよ。
米倉涼子さんほどの方が、正座されるかなと思うんですけども。
スポーツ報知さんによると、秋のドラマまでにはということですね。
はい、そうですね。
高橋さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、心配なのは、日本の南の海上にある3つの台風なんですが、大型で強い9号が沖縄に接近していて、今晩から非常に激しい雨が降る見込みです。
また非常に強い台風11号は、今後、日本列島の方向へ、これ、向かいそうなんですね。
こちらご覧ください。
強風が吹き荒れ、激しい波が岸壁を打ちつける。
台風9号が近づく沖縄本島では、午前9時ごろから強風域に入った。
台風9号の今後の進路だが、今夜からあすにかけ、沖縄を通過する見込みで、猛烈な雨、風に警戒が必要だ。
それに伴い、沖縄で予想される最大瞬間風速は55メートル。
あさって昼までには、350ミリから400ミリの雨が降ると見られている。
那覇空港では、全日空と日本航空の午後2時以降の出発便が全便欠航となり、空港では、多くの人が手続きに追われる姿も。
一方、非常に強い勢力の台風11号。
週明けには日本の南へ進み、その後、本州に影響を及ぼすおそれがあるという。
このあと、気になる台風9号と11号の情報を、スタジオで詳しく解説する。
きょうはミヤネ屋初登場の、気象予報士の牧田令さんです。
よろしくお願いいたします。
はじめまして、よろしくお願いします。
きょうは、愛媛の松山とか、名古屋でも、大変な雨だったらしいですね。
そうですね。
梅雨前線の影響ということが、まず一つありますけれども、先ほどの台風から梅雨前線に暖かく湿った空気がどんどん流れ込んできてますので、松山ではお昼前に、1時間に60ミリを超えるような。
すごい降り方ですね。
1時間に60ミリが、短時間で降りましたので、排水しきれなくなって、こういうふうに冠水してしまったと。
まあ、青木さん、大雨が降ったら、必ずもう、この冠水する画が、いっつも出てきますよね。
ーそうですよね。
だから台風、ちょっと本当に、早いですもんね、台風がそもそも来るのが、ちょっと早いし、それから梅雨前線を刺激して、ダブルパンチって感じですよね。
大体、梅雨の終わりごろに大雨っていうのあるんですけども。
そうですね。
まだ梅雨も、なんか、日本列島で梅雨前線の辺りに、うろうろしているときに、台風3つっていうのは、なかなか珍しいんじゃないですか。
そうですね。
ことしの場合は、エルニーニョ現象の影響が一つ考えられると思いますけれども、日本付近に梅雨前線が停滞させていると。
本来ですと、南の海上で高気圧が頑張ってくれてますので。
ここで、大体、押し上げてくるんですよね。
ですから台風がなかなか上がらなくって、こっちのほうに、西のほうに、西のほうにと抜けてしまうんですが、ことしに限っていうと、すーっと上がってきてしまうと。
つまり、勢力の強い高気圧がないんで、
そうですね。
梅雨前線も上がりきらないし、台風が逆に上がってきちゃうということで。
そうです。
まずは台風9号ですが。
そうですね。
この大型で強い台風9号ですけれども、沖縄の南の海上を、今、北西に進んでいる状態ですね。
今夜遅くから、あすの明け方ぐらいにかけて、恐らく宮古島付近を通過していくだろうというふうに見ています。
これ、すごいですよね、最大瞬間風速55メートル。
そうです。
今が最大風速で35メートルですので、もうちょっと発達するという形で、恐らく台風としては、ピークを迎えたころに、宮古島の辺りを通過していくだろうと。
それから雨量もすごいですね。
雨量のほうも先ほどもありましたけれども、300ミリを超えるような大雨という予想が出ています。
また雨だけではなくてですね、風も強いということは、逆に言うと、沖縄付近、今度波も高いということになりますので、沖縄付近では、12メートルの波が予想されてます。
ちょっと離れてるんですけれども、梅雨前線、当然、刺激されて、あったかい空気がどんどん日本に入ってくると。
この状態、全然、西側のほうに台風がある状態ですので、その暖かい空気が入ってくる状態っていうのは、ずーっと続いていくということになります。
それから台風10号ですが。
台風10号のほうは、今、南シナ海といいますか、大陸にだいぶ近づいてきた感じですね。
これがこのあと、大陸に上陸しまして、香港付近から大陸の南へ進んでいくだろうと。
上陸してしまえば、これはもう弱まっていきますので。
台風10号は、さほど日本に影響はない?
こちらはあまり関係はないだろうと。
それから梅雨前線が今、どうなってるかということなんですが。
梅雨前線は、今、日本海から東、関東の南のほうに延びているという形で、これに梅雨前線の雲も広がっているという形になってます。
ただ、台風9号がこの辺りにあるわけですけれども、台風から非常に湿った空気が流れ込んできていますので、この辺にちょっとありますね、四国ですとか、紀伊半島の南部で、雨足が強まるという感じになっています。
現在のちょっと雨雲レーダー見てみましょうか。
西日本ですが、四国ですね。
今も少し映りましたけれども、四国の辺り。
紀伊半島ですね。
で、もうちょっとこの雨雲、もう少し北に上がってくる可能性がありますので、場合によっては、京阪神地域でも、このあと降ってくるかもしれません。
近畿地方、関西辺りではあるんじゃないかと。
じゃあ、東日本、見てみましょうか。
これは梅雨前線の。
そうですね、ほとんどが梅雨前線の雲ですね。
けさ、伊豆半島とか伊豆諸島、あるいは関東の南部で、雨が強く降ったんですけれども、その雨雲は、もうだいぶ抜けてますので、こちらは大丈夫だと思いますが、こちらの梅雨前線に近い所ですね、北陸とか東海地方、甲信地方、こちらの山沿いの地域では、もうちょっと雨にも注意が必要かと思います。
じゃあ、現在の沖縄の那覇空港の様子、見てみましょうか。
うわー、かなり白波が立って、荒れてますね。
そうですね。
風も強まってきていまして、もうすでに25メートルを超えるような最大瞬間風速を観測してますが、このあとどんどんどんどん風が強まってきまして、沖縄に関していえば、今夜、夕方か今夜初めぐらいから、長い所ではあすの日中いっぱい、暴風域に入る可能性があって、波も12メートルということで、大荒れの状態が続くと。
これから本格的に荒れてくるということですよね。
先ほど、もうすでにきょう、飛行機が止まってる所があるっていう話がありましたが、あすも恐らく影響を受けるだろうと。
かなり細かく、テレビカメラが揺さぶられてます。
和歌山県は潮岬見てみましょうか。
潮岬もこれ、荒れもようですね。
そうですね。
台風からのうねりが入ってきていますので、潮岬の辺りでは、あすにかけて4メートルぐらい、太平洋側の広い範囲で、3メートルから4メートルぐらいの高い波が立ちますので、風も強まりますし、高い波にも引き続き、注意をしていただきたいと思います。
続いて東京は浅草です。
浅草も傘の花開いてますけど、気温はあまり上がってないですね、きょう東京は。
そうですね。
気温が最高気温で20.4度と。
肌寒いぐらいなんだ。
はい。
ただですね、湿度が90%ぐらいありますので、肌寒くてちょっとじめじめした感じだろうという。
心配なのが、もう一つ、これ、台風11号なんですが。
この台風11号が、どうやら、ここでカーブして、日本列島直撃じゃないかっていう感じしてるんですけど。
今週いっぱい、日曜日ぐらいまでは西に進むんですが、週明けから北に進路を変えてきます。
この先はちょっと今、読みづらい感じにはなっていますが、モデルによっては、北に上げてくるという予報もありますし、海外のモデルですと、沖縄とか九州に、再び西寄りに進んでくる可能性もあるだろうと。
いずれにしても、梅雨前線がありますから、遠く離れててもやっぱり、湿ったあったかい空気がどんどんどんどん、日本列島に供給されるっていうことですよね。
そうですね。
梅雨前線の活動はちょっといったん弱まるんですけれども、ただ、台風9号、そして台風11号という感じで、南から湿った空気の入りやすい状態は続いてしまいそうです。
週間天気、見てみましょう。
これも台風の進路によって、大きく変わると思うんですけれども。
そうですね。
いったん、梅雨前線の活動、弱まりますんで、週末、晴れる所が多くなります。
ただ、台風がかなり暖かい空気を持ち込んでいますので、例えば大阪の日曜が32度。
きょうは熊本など、九州で35度の猛暑日になった所もあったんですが、場合によっては、本州付近でも、このあたりで35度になる可能性も。
だから台風11号の進路によっては、どこかまだ分かりませんけども、激しい風、それから雨、湿った空気も入ってきますんで、それが長雨になるという可能性もありますよね。
そうですね。
先ほども言いましたが、台風が発生した場合に、日本付近に入りやすい状態、そして暖かい空気が流れ込みやすい状態というのが続いていますので、雷雨などには引き続き注意していただきたい。
今週末から、来週にかけて、皆さん、台風の動き、十分に気をつけていただきたいと思います。
牧田さん、ありがとうございました。
さあ、続いてはこちらですが。
きのう、ことし最大の下げ幅となりました、日経平均株価なんですが、およそ3週間ぶりにこれ、2万円を割り込みました。
現在の日経平均株価なんですけども、前の日に比べて、66円安ということで、一時は600円ぐらい下げたんですよね。
だからだいぶ買い戻されてるということなんですが、そしてアメリカとヨーロッパの株価の指数です。
こちらですね、ニューヨークダウ平均株価は、7月8日の終値が1万7515.42ドル。
前日と比べておよそ1.5%下がりました。
ユーロは上がってるんですよね、これ。
そうなんですね。
こちらユーロは、前日と比べておよそ1%上げているということですね。
とにかくギリシャ、ギリシャって言ってたんですが、ここにきて中国の上海市場、こちらの株価が大暴落。
これ、中国バブルの崩壊なのか。
ギリシャ経済の先行き不安の中、日本、世界の経済はどうなっていくのか、きょう専門家の方に、分かりやすく解説していただきます。
たくさんの人たちが降りてきます。
中国人観光客の人たちでいっぱいですね。
日本に大きな経済効果をもたらす、中国人の爆買い。
現金は70万円持ってきたわ。
この炊飯器、たったの6万円よ。
とにかく、買えるだけなんでも買いたいわ。
こんな光景が、もしかすると消えてしまう?その主な原因というのが。
中国株式市場で続く株価の暴落だ。
きのうの上海株式市場では、取り引き開始直後から売り注文が相次ぎ、一時、8%以上も下落。
さらにきょうも。
取り引きが始まりました。
目立つのは、下落を表す緑の数字。
そして、売買停止を表すゼロというオレンジの数字です。
株価は乱高下を続け、さらに上海と深センの株式市場では、半数以上の銘柄が売買を停止するという異常事態に。
株を持つ個人投資家にとって、大ダメージだ。
露天商をやって稼いだお金をつぎ込んだのに、どうしたらいいんだ。
政府は僕らが何をしようが、死のうが構わないのか。
家も売って、株に投資したのに。
4月から株を始めたんだが、もうけは全部なくなって、投資額の半分もなくなってしまった。
15万元近く損したよ。
上海の株式市場では、去年7月、外国人投資家の株式売買が解禁されたことなどから、株価が高騰。
しかし、先月中旬の高値をピークに、ここ3週間で30%以上も急落しているのだ。
一方、中国国内ではこんな金融トラブルも。
多くの出資者が、銀行の前に集まっています。
私のお金を返してよ。
あんなに苦労して稼いだのに。
中国の特有の金融システムである信託会社やファンドが、年率10%を超える高い利回りをうたい、不動産や石炭などへの投資を勧誘。
しかし、支払い期限が過ぎても、金が支払われない事態が発生し、トラブルとなっているのだ。
国民をだますわけがないと信用して、理財を買ったのに。
さらに。
こちらには広大な広場が作られ、周りには劇場なども整備されているんですけれども、この周りを歩いている市民の姿はほとんど見られません。
大規模開発で立ち並ぶ高層ビル群。
しかし、不動産市場が下落に転じ、ビルの建設工事が頓挫。
ゴーストタウンと化した場所が、国内の至る所にあるという。
ついにバブル崩壊か。
混乱する中国経済。
そのあおりは日本にも。
きのう、日経平均株価が2万円の大台を割り込み、ことし最大の下げ幅となった東京株式市場。
きょうも一時、600円以上値を下げるなど、先行きは不透明だ。
世界に波及するチャイナショック。
今、中国で何が起きているのか。
そして、日本経済への影響は。
東京のスタジオには、ニッセイ基礎研究所、三尾幸吉郎経済研究部上席研究員、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして中国市場に詳しい、富坂聰さんにもお越しいただいております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そして藤村さんです、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
ということで、上海市場、きのう、どーんと値を下げまして、今、どうなってるんでしょうか。
早速、上海支局の高井記者、お願いします。
私は今、上海で歴史のあるとされる証券会社の前にいます。
きょうも投資家が集まっているんですけども、けさですね、マイナス2.13%から始まったんですけど、実は午後になって、とても値を上げていまして、先ほどは、プラス5.8%と、すごく高い値がついていました。
こちらから奥のボードが見えると思うんですが、数字の色で、現在の株の様子、分かるんですけど、赤い数字が上がっている銘柄、オレンジは売買停止している銘柄、下がっているのは緑なんですけども、今もう、下がっている銘柄、ほとんど見えない状況でして、今はすごく上がっている状況ですね。
きょうの11時ぐらいから突然、上がりだしたんですけれども、なぜそういうふうに上がりだしたのかっていうことを一応専門家の話を聞いたところですけれども、これ、見立てですけど、国がやはり、政府系のファンドが、ひょっとしたら中小型の株式などに、投資を始めてるのではないかというような見立てもあるという情報があります。
高井さん、こちらから見ていると、赤かオレンジか分かんないんですけれども、赤が上がってて、オレンジが今、売買停止ですよね。
売買停止もまだまだたくさんあるんですか。
そうですね。
先ほど調べたところ、1400銘柄以上が売買停止になっているので、これ、上場企業の半数以上と言っていいんですね。
なんで半数以上が今、取り引きができていない状況です。
中国のね、この株のニュースとか入ってくるとね、そういうボードの所で皆さん、一喜一憂しているじゃないですか。
で、中国の人たちって、もともと投資が好きなんですかね。
投資が好きかどうかという話は、ちょっと諸説あるんですけど、私、周りの人に聞くかぎりですね、現在、こちらやはり、インフレが起きていまして、給料もどんどん上がっているし、物価も上がっている状況で、例えば貯金をしていても、ことしの1000円が来年、同じ1000円の価値とはかぎらないんですね。
例えば、1000円で牛乳が2本買えたんですけど、来年になったら1本しか買えないかもしれない。
どんどんやっぱり、貨幣の価値が、インフレによって下がってきてるので、皆さん、やっぱり自分の資産を守るために、例えばこの前だったら不動産に投資したり、もしくは、理財商品、シャドーバンキングといわれていた理財商品に投資したり、もしくは株に投資をして、こちらの人から言わせると、お金増やしたいという意図も当然あるんですけど、それよりも、その投資をしないと、自分たちの資産がどんどん崩れていくから、しかたなくやっているんですというような声も聞かれます。
ずっと立ってはる人らは、もう、年金生活してて、それを株に投資した人たちなんでしょうね、ずっといる人は。
実はちょっと、私もそうではないかと思って、話を聞いたんですけれども、こちらの証券会社の中にいる人に関しては、結構、長年、株をされている方が多いということで、こちらに関しては、余裕のある資金で、株をやっていますという人が多いんですね。
というのもここは中心部なんで。
余裕あるわりに、シャツ1枚で半裸状態で、ボードの前、立ってて、余裕あるおっちゃんに見えへんのやけど、正直。
もうやけくそですよね。
なるほど。
これはすみません、ちょっと文化の違いといいますか、これ、上海では、これ、通常のスタイルなので、別にこの姿で皆さん、レストランにも行きますし、コンビニエンスストアにも行きますし。
今、服着てるから、当然、上半身裸の人も、やっぱり夏なので、出てくるんですよ。
それは、そんなに驚くべきことではないんです。
ああ、そうなんだ。
逆に言うと、夏のなんか、フォーマルみたいな感じ?上海の。
フォーマルとまでは言わないのですが、やはり暑いので、おなかをちょっとめくって、歩いている方というのは、非常に多いですね。
ペットボトル2本、出てきたり、入ったり、出てきたり入ったり、何してはんねやろ、これ。
株価よりもこのおっちゃんの動向のほうが気になるわ。
なんかもう、一山…。
皆さんきょうは、そうですね、ちょっと上がっているので、株が。
ちょっと皆さんのテンションも少し高まっているようですね。
きのうは取材難しかったんですけど。
見てへんやん、そんでおっちゃん。
入ったり出たり、入ったり出たり、なんや、あのおっちゃん。
あのおっちゃんが気になる。
たぶん、肉体改造に成功したんちゃいます?
そうやろね。
僕の本買うてね、違うやろ。
でもこれ、きょう突然、上がったっていうのは、やっぱり中国政府がお金、どーんと入れたんじゃないかっていう話があるわけですね。
そうですね。
そういう情報がありまして、やはり先週あたりから、中国政府がやっぱり、国を挙げてこの株の暴落というのを、止めなければいけないという姿勢を見せています。
きのうも人民銀行が、やはり市場を安定させるために、力を入れていくなどの声明を出していますし、このように資金を投入するなどの情報や、そういう流れというのは、今後も続くと見られています。
なるほど。
分かりました、ありがとうございました。
時間があったら、あのおっちゃんの人となりを聞いといてください。
ありがとうございました。
分かりました。
ありがとうございました、あっ、分かった?高井さん、分かってくれたんや、ありがとうございます。
さあ、ということで、三尾さんにお聞きしたいんですが、三尾さん、きのう大きく下げたんですが、午前11時ぐらいから、また5ポイントぐらい上がった。
これ、どうやら政府がお金入れたんじゃないかって話があるんですけど、どうですかね、これ。
そうですね。
十分その可能性はあると思います。
最近、株価が3割近く下がったあとは、政府もなんでもやるぞというような形で、株価を支えようとしていますので、十分、その可能性はあるかなというふうに思いました。
中国がこれだけ下がって、もう世界にも大きな影響出てるんですよね。
そうですね、ギリシャに続いて、中国もということで、株価、日本にも影響出てます。
こちら見てください。
これ、きのうの日経平均株価の終値が、前の日に比べて638円ほど下げて、これは1日の下げ幅としてはことし最大。
きょうも最高で600円ほどは下げたんですが、ちょっと戻したという、先ほど、60円から70円ほど下げているということですね。
そして世界の株価もアジアを中心に下げているということですね。
この原因というのは、やっぱり、この上海の株価であろうというふうにいわれています、こちらですね。
先月の中旬に、個人投資家の投資の規制が強化されたことによって、3週間で30%も落ちました。
上場企業のおよそ半数、1400社程度が、先ほどもあったように取り引き停止。
要するに、自分の会社の株が下がるなら、もう企業として、株の取り引き、やめてくださいと言えるんですね、中国では。
しかし、こういうことは、三尾さん、株式市場でこういうのはいいんですか?これ。
通常は、企業を買収するとか、株価に影響しそうなことが起きた場合は、売買を停止するということがあるわけですけども、私も長年、株式市場見てますが、こんなに半分も取り引き停止というのは、初めて見ました。
何か、例えば、企業買収があるとか、非常に株価が大変、大暴落して、これ、大変なことになるんでっていって、ある特定の1社とか2社を、いわゆる売買停止にすることはあっても、1400社なんていうことは、これ、前代未聞?
だと思いますね。
ちょっと過去さかのぼって見てるわけではないですけれども、私は初めて見ました。
やっぱり今、富坂さんね、話ありましたけれども、投資が大好きっていうよりも、インフレがすごいので、じゃあ、年金もらっても、その年金の価値が、来年になったら2分の1になっちゃうという恐怖感っていうのは、中国の人は持ってらっしゃるんですかね。
これは、金利が固定されてたんで、例えば3%で固定されてますので、物価が数%いったら、それはもうマイナス金利、マイナスですね。
ですから要するに、預けておくだけ損ということで、それで要するに民間金融って地下マネーに流れていくっていうのが、これまでのパターンで、民間金融というのは、9%とか10%とかを約束して、資金を集めてやってて、その受け皿として、不動産と炭鉱っていうのが十分に機能してたんです、つまり20%、30%の利益生みましたので、それが循環してたんですけども、いよいよ不動産がその受け手になれなかったので、お金が余って、それが株に来たんじゃないかという。
なるほどなるほど。
まあ、不動産バブルがはじけて、じゃあ今度は株だということになるんですけれども。
外国人の人も買えるようになったんですよね。
そうなんですよね。
外国人の人も買えるようになったんで、青木さん、まあ一般の方からすると、中国見てると、インフラも今、どんどんどんどん整備しているし、不動産もどんどんどんどん建てていってる中で、それは株もどんどん上がっていくよというようなイメージはありますよね、庶民の方はね。
まあ、今回の動きを見ていると、90年初めのバブル、日本のバブルとちょっと似てるなと思いますよね。
だから、みんな不動産ってのはどんどん上がっていくんだと思っていて、政府が総量規制だって言って、動きだしたら、がくっと下がった、今回も中国はその信用取り引き規制するんだというような動きがあって、がくんと下がるわけでしょ。
だから、まあまあ、かつて日本で経験したものを大規模でやってるんじゃないのかなという気もしますけどね。
簡単に言うとだから、日本でバブルが弾けたのと、春川さん、それは世界経済への影響は、計り知れないですね、今の中国は。
ただね、ただやっぱり、中国のマーケットの特質性というのは考えたほうがいいと思うんですよ。
それはやっぱり、欧米とか日本のマーケットと違って、やっぱり中国の政府の意向っていうのをものすごく反映するので、だから上がってるときっていうのは、要は、中国は、メディアも後押しする形で、今後、株価上がっていくんだよというふうに、国民に対して、そういう思惑を持つような形に持っていったわけですよね。
それにみんなが乗っかってたので、今度、落ちたときも中国人は中国人で最後は、やっぱりインタビューにも出てきますけど、政府がなんとかしてくれるよねと思ってるので、本当にこの企業は伸びるから、この企業の株買おうとかいって、その動向をちゃんと調べてやっているマーケットじゃなしに、やっぱり、欧米に比べるとものすごく政府の意向が強いという特質性を考えてやったほうが、やっぱり私はいいと思いますけどね。
このあたり、富坂さん、まずね、政府としては国有企業も多いわけですよね。
国有企業が多いっていうことは、そこにやっぱり、どんどんお金を入れちゃうっていうのはあるんですかね?
国有企業は一応は、例えば中央部の直轄企業になると、国民にも直轄ですから、例えば社長なんかは、政治的なポジションになりますので、それはもうすごく関係が深いっていうことが、言えると思うんですけども、ただ今回の株の問題というのはですね、ちょっと射幸心をあおられた人間たちが、一気に口座を開いて、一気に上がったという構図がありますので、ちょっと政府のコントロールの外れちゃったようなところが、出てきちゃったところがあると思いますね。
上がるぞ、上がるぞ、上がるぞって言ってるから、今まで株に無縁だった人も、やり始めちゃったというところはあると思いますが、その上海の証券取引所っていうのは、どういうところなんですか。
それが今回の舞台になってるわけですけども、1990年、中国で初めて開設されまして、売買代金というのが、世界4位の735兆円あります。
時価総額も世界4位ですし、上場企業数は世界13位ですね。
特徴としては、石油や銀行など、国有の大企業の上場が中心で、投資している人はほとんどが中国人だそうです。
上海の証券所には、A株、B株というのがあって、A株は、人民元で取り引きされてるんですね。
国内投資家がほとんどです。
そしてB株というのは、外国人投資家が多いアメリカドル建てということです。
これやっぱり、規制緩和があって、外国人が入れたっていうところで、一気に規模が広がったっていうのは、これは三尾さん、あるんでしょうね。
そうですね。
そういうところはあると思います。
ただ引き続きですね、中国の市場っていうのは、欧米にあるいは日本に比べると、個人の投資家が圧倒的に多いということで、国内の個人の投資家が中心なところは変わらないと思います。
だからこれ、個人の投資家が多いってことは、危ないぞって思ったら、うわーっと引き上げちゃうし、上がるぞって言ったら、わーっとやって来ちゃうし、そこで借金まみれになる人もいるわけですよね、きっと。
そうですね。
特に今回の場合、信用取引という仕組みでお金を借りてですね、投資するというようなことが多かったんで、それが一つ、大きな上昇の要因になったんじゃないかなと思います。
これ、信用取引やると、えらいことになるんやろね。
ちょっと信用取り引き、説明しておきましょうか。
要するに、証券会社に一定額のお金を預けていると、その何倍もの額の株を取り引きできる。
だから、もう借金して買っているのと一緒ですよね。
ということは、実際の資金以上の株式が動いているので、株価の上下幅もさらに大きくなる。
要は、100万円を預けますよって言ったら、1000万円分ぐらいの株の取り引きができるわけですね。
だからそれは借金と一緒で、期間が来たらかえさなあかんわけですね。
これ、三尾さん、かえさなあかんということで、もう、損を覚悟で、どんどん現金化していかなきゃいけないっていう人も相当いるわけですよね。
そうですね。
これまでの株価の推移を見ると、大きく上がったあと、3割下がってますので、その高値近辺で買った人っていうのが、かなりいるんではないかと思われます。
そういう意味では、上昇局面では上がるから買う、買うからまた上がるということで、上がってきたわけですけれども、逆に今度は下がり始めると、早くお金を借りて、返さなきゃいけませんので。
それをなるべく早く処分したいと。
そうしないと、破産するかもしれないみたいな、強迫観念というのがあって、安くてもいいから、とにかく売りたいという人が、どうしても。
もう期日までにかえさなあかんから。
ただ、あれなんですってね、学生さんがやったりとか、高齢者の方が年金やったりとか、そういうのが今、すごいやってるんですか。
すごいです。
しっかりした統計はないんですけども、20代30代が中心だったんじゃないかといわれているんですよね。
今回?
ええ。
そうなるとですね、たぶん一獲千金というような感覚ですね。
だから、自分の人生の中で、一回しか巡ってきてないチャンスが、ここに来ているっていう。
バブルで?
ええ。
それでどーんと入れちゃったら、それがどかんと落ちたという、そういう傾向もあるんじゃないでしょうかね。
学生なんかも簡単にできるんですか?
そうです、スマートフォンで取り引きができますので、口座も簡単に開けますので。
むしろご高齢の方が、年金が心配だからっていうよりも、学生さんがアルバイトして、もしくは学費をなけなしの金で、どーんと一獲千金で、あとは楽に暮らそうって言ってた人?
そのときに例えば日本人のように、生活のこれまでのを残してということではなくて、一気にかけちゃう人、結構いますんでね。
岩本さんね、お金持ちはここでこうてんねん、現金で。
なるほど。
お金持ちは、昔から株やってはる人は、ここで買うてはるねん。
安いときに。
うん。
ぐわー上がって、下がっても、ここでこうてたら、大体もうかってるわけよ。
ということはここでぐっ、ここの辺で買った人とか、うわー、株どんどんどんどん上がってるわいうて、こらいかんなあかんでという人が、この辺で買った人らは、どえらい目。
そういう方のほうが多いわけですよね。
この人らは現金でこうてはるから、余ったお金で、それでしゅーっとやって、しゅっと落ちても、おいとこかか、もしくは利益ちょっとでもええから、出しとこうかの人が多いねん。
ここはもう必死になって、あかん!言うていってるから。
ただね、しゅーっとって言いますけど、全体見ると、もうジェットコースターみたいに、ぐわー上がって、どーんと下がってますから、大変なことになってるわけですよね。
これ、グラフ自体は去年の1月からのたった1年半ぐらいで、これだけ動いてると。
ちょっとこの辺りから上がってますよね。
ここは2年4か月ぶりの利下げをしていますから、銀行に預けるよりも、投資したほうがいいじゃないかということなんですが、それよりもちょっと前に、実は、去年の7月から規制緩和が行われている。
そのさっき話があった、外国人も買えるようになったり、そういったことで、ぐぐぐぐぐっと、バブルのような形になってきたということですね。
でもバブルのような形になったんだけれども、これ、三尾さん、利下げ、利下げ、利下げって、本当、中国政府はなりふり構わず利下げしてるんですよね、これ?
そうですね。
利下げした理由は、やはり景気が悪かったからと言うことだ思うんですけれども、そういう意味では、ことし、中国政府は7%の成長目標、7%前後と言ってますが、それを達成するためには、やはり、利下げをして、景気をよくしなきゃいけないということで、やったんだと思うんですが、それが株価を押し上げる背景にもなってしまったということだと思います。
だから、ということは今、中国国内は、お金じゃぶじゃぶ状態ってことですか?
そうですね、最近は預金準備率も引き下げましたので、お金を供給する方向で、
不動産バブルっていうのは、一番最初に始まったわけですよね。
それがね、株価と連動しているという話なんですが、こちらを見てください。
まずですね、先ほど、ずっと見ていただいた、これが株価の動きですよね、ジェットコースターみたいな。
実は上海の住宅価格は、ずっとバブルで上がってたんですが、このときは株価も落ち着いているんですね。
下がってきたとなると、今度は皆さん、
このあと最新のニュースを挟みまして、さあ、中国経済はこれからどうなっていくのか、
ここで最新のニュースです、岸田さんお願いします。
お伝えします。
噴火が続く小笠原諸島西之島で、海底調査を行っていた海上保安庁の調査船がきょう帰港し、調査中に発生した新たな火口から、噴煙が噴き出す様子など、最新の映像が先ほど、公開されました。
これは今週月曜日の午前6時ごろに撮影された西之島の映像です。
山頂から勢いよく噴煙が噴き上がっています。
この5時間後の映像では、島の頂上からの噴煙がなくなり、噴火を示す灰色の噴煙が島の側面で見られ、新たな火口が側面に出来たことが分かります。
西之島で新しい火口の誕生が確認されたのは初めてです。
またこれまで、地下のトンネルを通っていた溶岩が、島の表面を赤く染めながら流れる様子も確認されました。
海上保安庁の調査チームによりますと、マグマの供給が多くなり、溶岩流が地表にあふれ出た可能性があるということです。
昨夜、大阪市内の阪急京都線で、乗用車が線路内を1.3キロにわたって走行し、警察は車を運転していた男を逮捕しました。
昨夜10時20分ごろ、大阪市淀川区の阪急京都線みなみかた駅付近で、線路上を走行する乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。
その後、車は隣の崇禅寺駅を通過し、およそ1.3キロ先まで線路上を走行。
その間、向かいから来た快速急行が車とすれ違い、緊急停止しましたが、接触などはなく、乗客らにけがはありませんでした。
車と運転していた男は付近の路上で発見され、愛知県の増井弘道容疑者73歳が、列車往来危険の疑いで逮捕されました。
調べに対し、増井容疑者は友達に会いに来たが、道を間違えたと話しているということです。
MERS・中東呼吸器症候群の感染が広がった韓国で、死亡した患者の遺族らが、国や病院の初期対応などが不十分だったとして、損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは、病院内でMERSに感染し、先月、死亡した男性患者の遺族です。
きょう会見した遺族や支援者は、死亡した男性がすでに感染している患者と同じ病室にいたのに、韓国政府が情報を提供するなどの初期対応を怠ったと主張。
また病院側に対しては、男性患者が発熱したあとも、解熱剤だけを投与するなど、治療が不十分だったとして、日本円にしておよそ3500万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
韓国でMERS感染者の遺族が訴訟を起こすのは初めてです。
支援する市民団体は訴訟を契機に、韓国の医療政策を改善すべきだと話しています。
岩本さん、線路と道路間違えますかね?
なんかちょっと、名古屋から出てこられた方ですかね。
愛知。
愛知県ですか。
いくら道間違っても、あの鉄の線路の上、車入っちゃいけないですよね。
いや、かなりがったんがったんしますよ。
踏切から入っちゃったみたいなんですけど、それにしてもね、段差がありますし、枕木はあるし、気がつきそうですけどね。
いや、ほんで阪急京都線なんて、時間帯によっては大変な方が乗ってますから、大惨事になりますけど、これ、春川さん、本当に道を間違えたとするならば、ご高齢の方の免許の更新っていうのも本当、どうするのかっていうのをね。
それは常に話題になってますけどね、ただ今回は年齢というよりも、もう本当に不注意で、逃げる所がなかったというふうに言ってるそうですけど、車だからバックできますからね。
走りきってしまって、次の踏切から出たんですよね、これ。
だからぐわーんと。
でも1個駅は。
車で駅にぐわー入ってしまったんで、うわっ入ってしまった、とりあえず行こうって、うわー、行ってしまったでしょ。
要は駅を通過してしまったんで、両側逃げられなかったんですよね。
だから途中で分かったんやけど、行くしかなかったっていう判断をしたということですか。
次の踏切から出たというふうにおっしゃってるみたいですけど。
それにしてもやっぱり、入った瞬間に分かりますからね。
車運転してたら。
普通バックするでしょ。
びっくりしたでしょうね。
でも大惨事にならなくてよかったですよね、これね。
本当にね。
急いでね、止めて、電車のほうは止めましたのでね、ぶつかったりはしなかったけれども、ただね、隣ですれ違った急行はあるということですからね、それはもう、びっくりしたでしょうしね。
ちょっとでも当たってたら大変なことになりますよね。
踏切って、そうか、遮断機が上がってて、慣れない道で夜やったら、ここが道路かって、一瞬思うんですかね。
いや、あとだから、分からないですけど、パニックになる、人間パニックになると、やっぱり冷静に考えれば、ギアバックに入れて下がるっていうことを考えるんだけど、ちょっとうわ、まずいまずい、早く出なくちゃなんて思って、え前に走り出しちゃったってことも、ありえるのかもしれないですよね。
続いてのニュース、お願いします。
ニュースを続けます。
戦後70年にあたり、宮内庁は、昭和天皇がラジオで終戦を受け入れることを読み上げた、玉音放送を録音したレコードの原盤と音声を、初めて公開すると発表しました。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び。
よく知られているこの終戦の日の玉音放送のこの音声は複製のレコード盤からのもので、終戦前日の深夜に、昭和天皇が録音した4分半ほどの原盤の音声が公開されるのは初めてです。
宮内庁が保管していたレコード原盤5枚と、天皇皇后両陛下の意向を受けて、原盤からデジタル録音した音声が、来月1日に公開されます。
すでに両陛下と皇太子さま、秋篠宮さまも音声を耳にされているということです。
また終戦を決める御前会議の場となった皇居内の防空壕、御文庫ふぞくこの内部映像や写真も50年ぶりに公開されます。
中国の宝石店で客を装って、宝石を盗んだ男が逃走。
しかし、10台以上の監視カメラが逃走する男を追い、男は逮捕されました。
上海の宝石店に現れた男。
店員に商品のネックレスをつけてもらっています。
試着をしているかのように見せかけた次の瞬間、ネックレスをしたまま、勢いよく店を飛び出しました。
店員は慌てて追いかけますが、振り切られてしまいます。
しかし、中国中央テレビによりますと、街なかを逃走する姿や、バスに乗り込む様子などが、10台以上の監視カメラにはっきりと映っており、男は逮捕されました。
盗んだのは、金のネックレス2つ、およそ50万円相当だったということです。
路上で突然の炎上。
火を噴いたのは、パトカーでした。
ポーランド北西部の町の住宅街で炎に包まれるパトカー。
するとゆっくりと後ろに下がり始めます。
道路は緩やかな坂になっていて、サイドブレーキが外れてしまったのです。
パトカーはどんどん加速していきます。
幸い周りに人はおらず、公園のフェンスにぶつかって止まり、駆けつけた消防により、火は消し止められました。
ロイター通信によりますと、警察官がこのパトカーを停車させたあと、ボンネットを開けたところ、エンジンから突然出火したということで、警察が原因を調べています。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
サイドブレーキが取れちゃったんですね、焼けて。
緩かったんでしょうかね。
それでバックしてっちゃって、これ、本当にどうなるかと思いますよね。
周りにいろいろこう、緑とかもありますからね。
ポーランドとか車検とかどうなってるんだろう。
どうなんでしょうね。
あと宝石泥棒なんですけど、これ、ある意味、ちょっと富坂さんに聞きたいんですけど、あれだけ監視カメラがあるってことは、逆に言うと中国って、ものすごい監視社会じゃないかと思いますけどね。
昔からカメラの数はいわれてるんですけど、あれだけ本当、機能させられることができるっていうのは、ちょっと私も驚きです。
すごいですね、青木さんね。
世界で一番多い都市っていうのは、ロンドンといわれてたんですよね。
ただ中国っていうのは、公開してないので、どれぐらいあるとか情報が出ないので分からないけど、これ見るかぎり、たぶん、本当相当な監視社会、もちろんそれが…だったり、役に立つんだけれど、でも一歩間違うと、市民のプライバシーって一体どうなってるのか。
だって本当、なんやったら、どっかでやってるバラエティ番組みたいな、逃走中みたいな感じですけどね。
本当にバラエティの番組かなと思っちゃうくらい、あっちからもこっちからもね、全部があって、おかげで捕まりはしたんですけどね。
逆にこの監視カメラの数がちょっと怖いなと僕は思ってしまったんですけど、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、その中国なんですけれども、中国のバブルは崩壊したのかどうかということで、急落の要因、手立てはあるのかということで、いろいろね、やってるにはやってるんですが。
そもそも今、中国というのは、貿易額でアメリカを抜いて世界1位になってるんですよね。
ですから、いけいけどんどんかと思いきや、実は全人代、日本の国会に当たるこちら、全人代でこんな話がありました。
次の画面が出るでしょうか。
実は経済成長、7.5%ぐらいで、目標できてたんですが、7%前後にしようというふうな話をした。
下がってるという、画面がその画面になりますが、その次ですね、いろんなのがあるって分かりますね、これで。
この次ありますか?
どれ?いいですね、口でしゃべりましょうか。
口でしゃべります。
そんな中、目標を下げてきたということで、決して今、経済が調子よく回ってないよという証拠ですね。
三尾さん、これやっぱり中国っていうのは、ある程度急成長したんで、そこはもうちょっとソフトランディングはしたいなってところは本音としてはあるんでしょうね。
そうですね、このまま、高成長を続けると、やはりバブル的な傾向がより高まってしまうような状況だったので、7%ぐらいの中くらいの高い成長率だったらいいやというような方針を示しています。
ただこのまま株価が下がり続けると、目標達成さらに難しくなるんじゃないかということなんですが、今、富坂さんもおっしゃいましたけれども、三尾さんね、実は上海の株式市場っていうのは、ある意味、ギャンブル性が高くて、実体経済とこれ、合ってないんじゃないかっていうのは、三尾さんはどういうご意見ですか?
実体経済とほぼ逆に動いてきたような形なんですね。
逆?
株価は上昇する中で、実は景気はどんどん落ちてました。
そういう意味では、金融緩和、つまり利下げでなんとか景気をもたせていたというような形なので、しかも実体経済にお金が回らずに、株にお金が回っていったと。
そういうことなんで、そういう意味では、非常に外から見ると分かりにくい動きがしばらく続いていたということじゃないかと。
つまりこれ、青木さん、だから本当にバブルの様相で、不動産のバブルがはじけちゃって、今度はお金がこういう株式に行って、実体経済がないまま、お金がうろうろしちゃってそれがはじけるという、まさに日本のバブルと似てるんですよね。
さっきはだけてたおっちゃんのこと、ちょっとあれでしたけど、庶民にしてみれば確かに利下げはして、銀行に預けててもしょうがない、インフレになるわ、お金はじゃぶじゃぶ余ってて、みんななんかもうかってるんじゃないかっていうんで、株にいくっていうのも、庶民にしてみれば確かにいきたくなるし、いかないほうがおかしいと思っちゃうのは無理もないところありますよね。
それでおまけに富坂さんおっしゃったみたいにインフレで、なおかつ、さっきお聞きしましたけど、1000億円?
10億ドルをもうけた人間が広東省だけで12人出たという報道がなんぽうとしほうというのにどんと出たり。
新聞で?じゃあ私もというふうになるわけですよね。
このグラフでも見ていただきましたけど、そもそも、ぐーんと株が上がりだしたのも、国の規制緩和という政策があったからなんですが、一方で、この先ですね、株ががーんと下がってしまう背景にも、ここ、先月中旬に、国が規制強化をした。
そのあたりから下がってきているというふうな背景があるわけですね。
規制強化というとどういうものがあるかということなんですけど。
規制強化は実際に、三尾さんに伺いますか。
三尾さん、どういうことだったんですか?規制強化というのは。
基本的には先ほどから出てます、信用取引に対する規制を強化したり、あるいは信用取り引き以外にも、その周辺で金融でお金を借りて、株を、制度外のものもあったりして、そのへんを強化しました。
そのへんを取締りを強化したということで、お金が調達しにくくなったと。
つまりだからもう、借金して、株なんか買えないようにしたわけですね、ある一部分は。
そうですね。
そういうことだと思います。
さあ、これ、中国経済なんですが、富坂先生、ギャンブル的な逆の動きもあるということなんですが、図式はバブルに似てるんですけど、非常に中国っていうのは、中国の中央銀行ががんがんがんがんおかねいれちゃったりして国の統制下にあるといってもいいと思うんですよね。
ここから中国の経済がどうなっていくのか、チャイナリスクっていうのは、全世界に広がるとか、どういうふうにお考えですか。
結局、中国って弱いもの抱えてますんで、2012年の4月から構造転換ってやってまして、いわゆる投資ってものがすごく中国の経済発展に貢献してきたんですけども、これどうもちょっと当てにならないというふうになってきましたので、それに変わるものを見つけなきゃいけないということで、今調整してるわけですよね。
そこのところで、借金だけ背負っちゃって投資の意気込みが生まれてこないというような状況も一方にあるので、それが一気に冷え込んでいくとですね、中国経済全体の問題になっていくので、その大きな爆発物につながる導火線に火がついてしまわないようにここで消してるという状況じゃないかということですね。
でも岩本さん、私、中国って分からない、13億人ぐらい人がいるわけで、その中で、じゃあバブルがはじけましたっていってもお金持ちはまた、すっごいいるわけで、本当にはじけたのかどうかっていうのも、時間がたたないと分かんないんじゃないかっていうね。
そうでしょうね。
しっかりとそこで蓄えてた人はかえれるかもしれないですけども、でも先ほど春川さん言われましたけれども、お年寄りの方、年金で生活されているような方々とか、学生さんとか、そんなに投資金を持ってなくても、一獲千金を狙う世の中には甘い話はやっぱ存在しないんですね。
しないですよ。
ただ、中国の場合はでも春川さん、例えば沿岸部の人たちがすごいお金持ってて、一方、内陸のほうの人たちはもう株どころじゃない、本当、出稼ぎに行って、なんとか毎日の生活をしのいでるっていう人もいるわけで、こういう株をやってる人たちはどういうクラスの人なんだろうって思っちゃうんですよね。
まあだから、日本ではね、株をやってるときによくいうように、全部の財産をつぎ込んではなしに、余裕資金で株やってくださいねって話になりますけど、どうやらやっぱり、市民の方のインタビュー聞いてると、なんか家売って株買ったとかということをやってね、ちょっと日本の感覚とは大分違いますよね。
日本人はやっぱり投資には非常に慎重ですよね。
今もってね。
中国の人はやっぱりどんといっちゃうんですかね。
わりとですね。
要するに自分の人生の中で、ものすごく自分がぐっと上がれるチャンスっていうのを、今だ!と思うと、大きく賭けてしまうという、ちょっと危ない傾向があるので。
確かに、中国の人に話聞くと、やっぱり就職にしても、ビジネスにしてもね、やはり政府の関係の人とつながりがないと、いわゆるコネがないとなかなかいけないという需要があって、こういうところはまあ、ある程度、お金があればだんと入るじゃないかと。
そう、逆転のチャンスとしては、すごくけうなチャンスが来たというふうに見えるかもしれないですね。
だって、青木さん、言いますもんね。
北京大学出ても、コネがないとと。
だから、そういうところやっぱり中国っていうのはね、先ほど春川さんもおっしゃってましたけれども、かなり特殊でね、やっぱりそれは1党独裁の体制というのは、変わってないわけですし、それから宮根さんおっしゃったように、都市部と農村部での格差というのは、ものすごいわけだし、それから民族のモザイク国家で少数民族が山のようにいるっていう、矛盾をものすごく抱えているわけですから、それをどうやって共産党政権が統制しつつ、しかしなんていうか、順調に成長させるのかっていう意味でいうと、非常に難しい舵取りをしてるのは間違いないですよね。
だからまあ、僕が中国に生まれて中国の人だったらやるな。
やりそう。
うん、やる。
だって、コネもなんにもなく、もうこのまま自分の人生、大体分かるやん。
大学出るか出ないかわからへんけど、なんのコネもなかったらもう無理やと。
それでどんどん物価上がっていって、都市部に住んでたら、もう、周り金持ちいっぱいあふれてたら、いったろかと、一発。
行くわ、そら。
今、分かった。
納得しますね。
なんか日本だったら地道になんとか努力してて、仕事一生懸命やってたら、何か自分にチャンスが巡ってくるかもしれないと思うけど、中国ってやっぱり、そこで自分の目の前のチャンスっていうのがあるかないかっていうのが、はっきりしちゃうという。
本当に長期的な計画が立てられないっていうのは、中国の一つの特徴だと思います。
行くわ。
分かる。
行く人の気持ちも分かる。
さあそして、中国なんですけれども、こうなってくると、AIIBとか、一帯一路とか、外に向かなきゃいけないということがあると思うんですよね。
それですね、AIIBというのは、アジアインフラ投資銀行といって、中国がことし設立を目指している国際開発金融機関ですよね。
とにかくまあお金を世界から集めようということなんですが、富坂さんに言わせると、中国にとってAIIBは経済的な最後のとりでで、国内の経済が縮小するほど投資が増えるのではないかということですね。
これは三尾さん、やっぱり外に出ざるをえないという中国の事情は抱えているんでしょうか。
そうですね。
国内ではもう、設備のほうも過剰気味になってきてますし、それをなんとか周辺の南アジア、中央アジアのほうに輸出していきたいというようなことで、そこのシルクロード近辺の所と仲よくしたいというところから来てるんだと思います。
だからやっぱり、これね、春川さん、ギリシャなんかとも仲よくしておけば、今度、EUに広がっていくわけですから、ユーロ圏にね。
まあ、だから中国ね、TPPもそうですけれども、中国は単に経済問題というだけじゃなしにそこにやっぱり、安全保障が必ず関わってくるので、だからその一体になってるわけですよね。
だからどんどんどんどんやっぱり、海外出ていって、そこにインフラ投資をやって、安全保障上も中国の味方を作ろうという思惑もあるので、経済だけの面を見るんじゃなしに、やっぱり安全保障とか、国どうしの関係とか、いろんな面で日本からちゃんと見たほうがいいと思いますね。
これ、AIIBに日本とか入ってほしいわけですよね、本当は中国は、信頼度も上がるし。
ただこれ、経済政策が失敗しちゃうと、今度は政権批判に向きかねないですよね。
そうですね。
だから、中国は今、単に経済的な、証券市場だけがおかしくなるんだったらいいんですけども、心の問題になって、いわゆる社会不安ということになってくると、それが一番怖いわけですね。
どうしても避けたい。
となってくると、今度は少数民族、ウイグルの人とかそういう人たちの規制強化する、もっと行くとこれ、青木さん、もう反日でもしようかみたいな話になりかねないですもんね。
反日もそうですけど、だけどもっと政権にとって一番怖いのは、まさに政権批判。
少数民族も含めたイスラム教徒の人たちだっているわけですから、そのへんで例えば、テロであったりとか、反政府運動だったりとか起きるっていうのが一番おそれているし、そこを一番注意しているというのは間違いないと思いますけどね。
三尾さんはこれから中国経済、どうなっていくと思いますか?経済と政治はね、もう一体だと思うんですけれども。
そうですね、足元経済紙を丹念に追ってるんですけども、経済指標自体は少し上向いてきていたところだったんです。
そこで株価がどんとこう下がりましたということで、この株価の下落が景気に影響してくる懸念が出てきたというのが現状だと思います。
普通これ、中国との取引、日本すごく多くって、中国に出ている企業も多くて、なおかつ、今、もう円高方向に振れてますよね。
となってくると、日本のいわゆる国際競争力が落ちてきて、日本の株価もちょっときょうは買い支えがあって、60円、70円安ぐらいまで戻してきたんですけども、日本経済の影響、どうですかね。
そうですね、やはり日本経済の影響って意味で。
あっ、117円プラスになってるんだ。
先ほど、上海のほうも上がってるということで、それも効いてるのかもしれないですね。
日本もあまっとんねん、お金、これ。
今、逆に買いどきやって、買った人がいてるよね。
そういうことですよね?三尾さん、これ。
そうですね。
だと思います。
やはり連動するような傾向があるんだと思います。
だから投資家の人はこれ、限定的と見てるんでしょうね、きっと。
やはり上海が下がれば、また多少日本のほうにもマイナスのインパクトが来ちゃうんじゃないかと思いますんで、そこはちょっと安心はできないんじゃないかと。
ただこれ、下がっちゃったら、春川さん、安倍さん、消費税上げれないですからね。
まあ、ただね、言われてるほどに爆買いの影響が出てるんじゃないかといわれてますけど、マクロ的に見ると、それほど上海の株価が下がったから、日本の実体経済が影響受けるってことではないと思うんです。
そこはやっぱり冷静に見たほうがいいと思うんですよね。
それ、日本、なぜ影響受けないんですか。
要は日本の企業は出てますけど、貿易量としてはそんなに出てないですし、要は上海の株価って、上海の株を、日本の企業はほとんど持ってないわけですよ。
だからその上海の株価が下がったから、例えば日本の企業が持ってる株の価値が下がって、日本の会社の株価が下がるというふうにはなっていかないと。
あと、ギリシャ危機があって、それから今度、中国がこういうことになってくると、心配なのは、円高に非常に振れるっていう、またデフレマインドがやってくるっていうのが心配ですよね、空気がね。
そうですよね。
とはいえ、中長期的に見れば、中国がくしゃみすれば世界中がかぜひくような状態で、日本だって貿易総額の確か、30兆円、2割くらいが中国、2位のアメリカが20兆ちょっとぐらいですから、やっぱり中国の存在っていうのは、日本の経済にやっぱり中長期的には影響あるし、だからこれで中国の成長が鈍化してきたりすると、やっぱり日本経済にもその爆買いはともかくとして、えもっと深刻なダメージがあるのは間違いない。
僕、中国の人に話聞いたんですよ、これだけ建設ラッシュでね、投資したりなんかしてると、日本みたいにバブルはじけるんじゃないですか?って聞いたら、見て、土地、めちゃくちゃあるから、はじけへんと、見て、どこでもマンション建つからっていうてはったんです。
はじけへんと。
開発する所は無限にあると、そういう考えでおっしゃってるんですけど、それ、どうですかね、富坂さんね。
要するに、今は実は70都市の地下の動向を見ますと、20都市ぐらいが上がりかけてますので、今、底を打ったといわれてるんですけども、昔のように20パー、30パーで上がっていくということはもうないんで、それはもっと若い国に行かないと、ちょっと実現できないということになってるんじゃないかと。
チャイナリスクということばありますが、爆買いがどうなるかっていうことで、これは三尾さん、爆買いする人が減るんじゃないかという人もたくさんいますけど、どうですかね?
そうですね、やはり株価が下がったことはある程度は影響すると思うんですけれども、ただ、中国人が日本に訪れるという、大きなトレンドはもう変わらないんではないかなというふうに思っています。
例えばですね、昨年、中国本土から日本を訪れた人は240万人なんですけども、台湾からは280万人で、ほとんど変わらないと。
ところが人口はですね、ご存じのとおり中国本土のほうは13億7000万、台湾のほうは2300万人と、60倍もいるということなんですね。
そういうふうな経済発展も緩やかながらも進んでいけば、所得も上がってきて、台湾ほど親日的ではないと思いますが、それなりの規模には、何倍かにはなってくるのかなと思ってます。
富坂さん、だって、今、日本来てる人は、よく聞くのは、中流階級の人ですもんね。
そうです、だからもともと反日ではないですよね。
中流階級、今度、中流階級の人が株で損したら、今度大金持ちが来るから、日本に。
爆買いはへらへんって。
今度ね、中流階級の人が株で損して、日本にけえへんようになって、今度は大金持ちが来ますから。
大爆買いが僕は始まると思いますけども、それはなんの根拠もないですが。
いずれにしても、この中国経済、これだけ日本の株式市場にショックを与えてこれからどうなるか注目ですね。
三尾さん、富坂さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、続いてはこちらですが、ことし4月、群馬県の館林の川で化粧品販売業の萩原孝さん84歳の遺体が見つかった事件なんですが、萩原さんと同じ日から行方不明になっていた43歳の女性、先月26日に遺体となって発見されたことが分かりました。
どういう関連があるんでしょうか。
ことし4月、館林市で84歳の萩原孝さんが、遺体となって発見された事件で急展開です。
行方が分からなくなっていた、知人の40代女性が、館林からおよそ60キロ離れた、千葉県我孫子市のこちら、利根川で死体となって発見されました。
千葉と茨城の県境を流れる利根川。
ここで先月26日、船に乗って釣りをしていた男性が、千葉県我孫子市側に漂着している遺体を発見した。
遺体は草木に引っかかった状態であおむけに浮いており、ジャンパーにジーンズを着用し、足にはスニーカーを履いていたということです。
司法解剖の結果、遺体は死後2か月以上が経過。
水につかっていたこともあり、顔も性別も分からないほど傷んでいたが、目立った外傷はなく、当初、事件性なしと判断されていた。
しかしその後、遺体の身体的特徴から、およそ3か月前に行方不明となった、群馬県の43歳の女性と判明したのだ。
実は、この女性と全く同じ日に行方不明となったのが、栃木県足利市の化粧品セールスレディ、萩原孝さん84歳だった。
そうですね、朗らかな明るい方でしたよ。
80までは私はその仕事するよって言ってたんですよ、だから84だけど、まだやってましたよ。
もう頭もいいし、顔もいいし、面倒はいいんですよ。
同じ化粧品販売の仕事に就き、同じ日に行方不明となった84歳の萩原さんと43歳の女性。
2人の接点を追ってみる。
ことし3月25日、栃木県の宇都宮市に出かけると言い、足利市の自宅を出たあと行方不明となった萩原さん。
8日後の4月2日、自宅からおよそ12キロ離れた群馬県千代田町の駐車場に止まっていた車の中から、萩原さんの血の付いた服を発見。
車の所有者は萩原さんと同じ日に行方不明となった、43歳の女性だった。
なんであんな所に毎日あるのかなって言ってたの。
1台、なんであんな所にずっと止まってるのかなとは思ってた。
2日後の4月4日には、足利市内で萩原さんの車を発見。
そして4月15日、群馬県館林市を流れる川沿いで、萩原さんが遺体となって見つかった。
女性は頭に袋をかぶせられ、首にはマフラーのようなものが巻かれていたことから、警察は死体遺棄事件として捜査を開始しました。
遺体で発見された萩原さん。
実は行方不明になる当日、職場の上司とこんな会話をしていた
大口取り引きのちょっといい話の紹介があって、行ってくるわね。
紹介してくれる人がいる。
楽しみにしててね。
大口の取り引きを紹介してくれる。
そう言っていた相手は、43歳の女性だったのだろうか。
しかし、萩原さんのカレンダーに書かれていた相手の名前は、全く別人の名前だったという。
手がかりと謎が混在する事件。
目立った進展がなくなり、およそ3か月が経過した先月26日。
栃木、群馬両県の現場から、60キロ以上も離れた、千葉県我孫子市の利根川で、行方不明になっていた43歳の女性が遺体で発見された。
43歳の女性が所有する車は、遺体発見現場となったこの我孫子市から、およそ60キロ離れた、群馬県千代田町の駐車場で発見されています。
この利根川をずっと上流に行きますと、その千代田町へと続いているんですが、女性はそこから60キロもの距離を流されてきたんでしょうか。
あるいは、途中から流されてこの場所にたどりついたのでしょうか。
警察は今後、遺体で見つかった43歳の女性の死亡した経緯を調べるとともに、萩原さんの死亡した事件との関連についても捜査を進める方針だが、あらたに43歳の女性が、行方不明になる直前、周囲の人に連絡していた言動が明らかとなった。
果たして、その内容とは。
これ、分からないですね。
改めて振り返っておきましょう。
ことしの3月25日、萩原孝さんが栃木県の宇都宮市に行くと言い残し、行方不明になりました。
それから8日後、群馬県の千代田町の駐車場に止めてあった車内から萩原さんの血の付いた衣服が見つかっています。
車というのが、今回遺体となって見つかった43歳の女性のものでした。
この2日後、萩原さんの車が発見され、さらに11日後に萩原さんの遺体が見つかります。
ということで。
そしてですね、先月26日になってですね、ここからおよそ60キロほど離れた、千葉県の我孫子市を流れる利根川で43歳の女性の遺体が。
ここが上流っちゃ上流なんですよね。
こっからこう、下流に向かっていくわけですけども、我孫子市には中山さんです。
中山さん。
遺体が発見されたのは、利根川のちょうどあの柱が何本が出ていますが、川から、あの辺りじゃないかということなんですね。
あの辺りで草木に引っ掛かって、あおむけに浮かんでいたということなんですが、水深はおよそ1メートルほど、今ちょっと下流のほうに木がゆっくりと流れていっているんですが、流れはさほど速くないと地元の住民の方はおっしゃっていました。
川幅250メートルほどということなんですけども、私がいるこちら側の岸というのは、我孫子市というふうになるんですが、この向こう、公園なんですね、実は。
高い草がずっと生えてまして、かなりうっそうとしていましてですね、公園と分かりませんが、この向こうには河川敷のグラウンドなどがずらっと長く続いているんです。
対岸見ますと、あちら側、対岸は茨城県の取手市ということになるんですが、向こうにもずーっと草木が生い茂っていて、人目があるというような状況ではまるでないということになるわけなんですね。
こちらで6月26日、釣りをしている方が発見ということなんですけれども、ここからおよそ60キロほど上流のほうに行きますと、43歳女性の車が止められていた千代田町ということになるわけなんですが、行方不明になる直前に、この43歳の女性は、仕事を休むと周囲に伝えていたことが、警察への取材で新たに分かっているんですけれども、女性はですね、死後およそ2か月から12か月ということなんですが、3月25日以前というのは、行方不明になっていないわけですから、それ以降ということに当然なりますよね。
ですから、行方不明になった直後に、もしかしたら、もう亡くなっていた可能性もあるということになるわけですよね。
これ、中山さん、まだ死因とかっていうのは特定できてないんですか?
監視の結果なんですけれども、溺死の所見が見られたということなんですね。
ですから、この川の中で亡くなられた可能性もあるということになるかと思います。
利根川、相当大きい川なんで、60キロ流されてもおかしくはないですよね。
そうですね。
ただどうなんでしょうね、その辺りは今後の捜査ということになるんだと思いますが、とにかく体の状態、ご遺体の状態がだいぶ腐敗が進んでいるということで、性別も顔も分からないということですから、どういう所から流されたということが分かってくるのかというところも、なかなか難しいのかもしれませんね。
萩原さんとこの43歳の女性の関係、車内で一体何があったのかというのが、最大のポイントなんですが、萩原さんがお亡くなりになって、ご遺体で発見された場所、中山さんに中継行ってもらいましたけど、そのときに言ってたのが、いや、これ、1人で運べるかなって言ってたんですよね、結構急で。
そうですね。
道幅の非常に狭い橋の上から落とすのか、でもそうすると車が来るかもしれないということを考えると、土手のほうに車を止めて、遺体を運ぶ、だとすると、この急な斜面をどうするんだろうかという、女性が1人で運べるだろうかという疑問は確かにありました。
ですから、この43歳の女性自体も殺害されたものなのかどうなのか、こういったところも含めてですね、なかなか捜査は、要するにこの女性が行方不明になってる時点で、女性の周辺の捜査というのも進められていたと思いますので。
これ、だから。
それがここまで捜査が進んでないということからすると、どうなのかというところですよね。
43歳の女性の車が発見されて、車内に萩原さんの血の付いた衣服があったということですから。
これは出てるんですよ。
じゃあ、例えば、43歳の女性の、例えば、血痕だとか、血液のDNAが出てるかどうかっていうような情報は入ってきてないですからね、これね。
そうですね、そういった情報は入ってきてませんね。
ですからこの43歳の女性がこの萩原孝さんの事件にどう関連してるのかも含めて、この43歳女性の足取りなども含めて今、捜査を進めているという状況ですね。
分かりました。
ありがとうございました。
43歳の女性と、春川さんね、萩原さんは同じ仕事をされてた。
で、萩原さんは全然違う人の名前を手帳に書いてらっしゃって、大口の仕事があるからと。
当然、第三者の名前が書いてあったってことは、これ、警察は当たってますよね、この人に。
もちろん調べてますね。
カレンダーにあった名前が、お2人とも知人であった可能性もあるでしょうし、カレンダーにあった名前の人と43歳の女性の人と関係があったかどうかということも、もちろん調べてるでしょうから、そこは仕事関係なのかどうか分かりませんけども、もちろんそのカレンダーにあった名前の人っていうのも、なんらかの事情を知っている可能性もありますからね、そこは絶対調べてると思いますね。
あとは同じ仕事をしていたということでこれ、青木さん、萩原さんと43歳の女性が以前から知り合いだったのか、誰かに紹介して初めて会ったのか、ここも恐らく出てくるとは思うんですけどね。
そうですね、ただ、事件が発生してというか、遺体が、ご遺体が見つかってから、もうかれこれ3ヶ月くらいたってるわけですよね。
当然、春川さんおっしゃったような関係者の潰し捜査っていうのは、もうかなり進んでいるはずですよね。
ここに来て、キーパーソンとされてた43歳の知人女性が遺体で見つかったんだけれども、当初は溺死、事件性はないということなので、恐らくこれは事件じゃないってことになると、警察がこれまでやってきた捜査というのは、まだ報じられていないので分からないところあるんですけれども、一体じゃあ、この43歳の女性は加害の側なのか、被害の側なのか、あるいは両方とも単なる、ひょっとすると事故なのか、その辺全く謎ですね。
事件なのか事故なのか、ひょっとしたら自殺なのか。
いろんなことが謎だらけですね。
おととい、埼玉県の女子中学生が、学校内のエレベーターで中指を切断する重傷を負った。
6月に点検、行っておりますので、故障はなかったと受け止めております。
故障のないエレベーターは、なぜ安全装置が作動せず動き出したのか。
決してこのようなことがあってはならない所で起きた事故でございます。
埼玉県白岡市の中学校で、痛ましい事故が起きた。
おととい、3年生の女子中学生が、エレベーターで中指を切断する重傷を負ったのだ。
こちらが事故が起きたエレベーター。
本来は給食を運ぶために使用されていたが、足をけがしていた生徒の親に求められ、特別に使用を許可していたという。
学校の説明によると、女子生徒は体育の授業のあと、足を骨折して松葉杖だったクラスメートに付き添い、合わせて3人でエレベーターに乗った。
そのとき、女子生徒は体育館用の靴を入れる巾着袋を肩からかけ、指にひもを絡ませていた。
そしてエレベーターから降りたとき、巾着袋のひもが扉に挟まれてしまった。
そのままエレベーターは下降。
ひもを指に巻きつけていた女子生徒は、右手中指の先端を切断してしまったのだ。
6月に点検、行っておりますので、故障はなかったものと受け止めております。
ではなぜ、エレベーターは扉にひもを挟んだまま動き出したのか。
専門家によると。
基本的にはエレベーターの先端に、セーフティーシューといって、バーが付いているんですね。
それに当たればスイッチが利いて、扉が反転するという構造になってますね。
扉は稼働です、動きますから、必ず隙間が必要なんですよね、何ミリかの6ミリ以下の設定するようになってますので。
ですから、ひもとかですね、犬なんかのリードありますよね、隙間に収まるものであれば、検出できないですね。
扉の安全装置はひものような細いものが挟まっても検出できないケースがあるという。
これは、実際、犬のリードがエレベーターの扉に挟まれた動画。
飼い主の女性がホールにリードにつながれた犬を残したままエレベーターの中へ。
すると安全装置は作動せず、扉が閉じて、エレベーターは上昇。
引っ張られるリードに、飼い主はパニック状態。
一時、犬は宙づりになったが、幸運にもリートが外れて無事だった。
こちらは愛犬2匹とエレベーターの中へ入ってきた女性。
リードが挟まれていることに気付いたが、すでに手遅れ。
エレベーターは上昇。
リードが切れて、犬は助かったが、女性は突然の出来事に放心状態。
安全装置が作動せず起きた今回の事故。
このあとスタジオで、日常生活に潜むエレベーターの落とし穴を検証する。
だから、エレベーターってのは動くんで、多少の隙間があるんですね。
そこに入っちゃうと、検知できないっていうのは、言われてみれば、なるほどなと思いますけど、こういうこと、あんまり想定してないですよね。
内っ側に安全バーみたいな、ちょっと衝撃与えるとドアが開くようなの、ありますよね。
あれもやっぱり限界がありますよね。
そうですよね。
数センチ、数ミリになれば、もう安全確認っていう。
だから人間の体ぐらいしか想定してないから、人間の体が入ったときに、ばんって当たって、開くのありますけど、これぐらいのひもやったりリードやったりって、めちゃくちゃ細いものですから、感知できないという限界があるということですが。
ジェマエレベーターメンテナンス事業協同組合の岩島代表理事によりますと、このセーフティシューというのはひもなど柔らかいものだと検知しない場合があるので、注意が必要だということなんですね。
なのでここに僅かな隙間があって、ひもだったり、やわらかいものだと検知できないと。
だから外にも非常緊急停止ボタンがいるってことか。
そういうことになるんですかね。
そうですね。
エスカレーターでも上下に必ず緊急停止ボタン付いてますし、そのようなものがドアの外にもやっぱり必要になってきますよね。
なんか事故が起こった、不審者が入った、それからまあ、地震とかいろいろあると思いますけど、外にもいるってこと?
だからね、内側には緊急停止ボタンがあるから、いざというときは押せばいいってあるんだけど、外に付けるとそんなことやる人多くないと思うけど、いたずらなんかされたら、今度たまったもんじゃないでしょ。
だからなかなか難しい。
難しいですね。
さらに神戸では、エレベーターによる死亡事故が起きています。
エレベーターに人が挟まれている。
けさ、神戸市の和菓子店で、
事故があったのは、神戸市兵庫区の和菓子店で、きょう午前9時30分ごろ、エレベーターに人が挟まれていると、消防に通報があった。
店では当時、従業員2人が1階で荷物用のエレベーターを使い、商品を運ぶ作業をしていた。
しかし、エレベーターが降りて来なかったため、大下順さんが、2階に様子を確認しに行ったという。
その後、ドンという音がして、エレベーターに肩から頭まで挟まれた状態の大下さんが見つかった。
大下さんは、その場で死亡が確認された。
警察がエレベーターの点検状況などを含め、事故の原因を調べている。
まだ詳しいこと分かってないんですけれども、荷物用のエレベーターで、
よろしくお願いいたします。
週末はかなり暑くなる。
そうですね。
前線の影響は弱まるんですけども、台風から暖かい空気が残されるというか、持ち込まれますので、大阪で32度、場所によっては35度近い暑さになると思います。
それから台風11号なんですが、どのあたりで日本にやって来るのかっていう。
やって来るとしたらもう、だいぶ後ろのほうだとは思うんですけれども。
この木曜日とか?
そうですね。
早くても木曜とかそのへんで、遅くなってくると、来週末に近づいてくるかなという感じです。
2015/07/09(木) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
▽米倉涼子…離婚騒動真相は?▽館林遺体遺棄で急展開!不明40代女性の遺体発見▽日本経済危機!上海株急落を徹底解説ほか
詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
青木理
岩本勉
春川正明ほか
番組内容
▽米倉涼子…離婚騒動真相は?
今回は大声で聞いてみます
▽館林遺体遺棄で急展開!
同日不明40代女性の遺体発見
▽日本経済危機!一体どこまで?
上海株急落を徹底解説ほか
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