徹子の部屋 内館牧子 2015.07.09


須磨海水浴場では、ファミリー層が安全に楽しめるよう、今年も騒音や喫煙などの規制を実施するほか、海でイルカを泳がせる水族園のイベントも合わせて行なわれます。
期間中、およそ74万人の人出が見込まれています。
(黒柳)これは会社員だった頃の今日のお客様です。
本当に一生懸命にお仕事をしていらっしゃるようにお見受けいたしますが。
13年間お勤めだったそうでございます。
はい内館牧子さん今日のお客様。
脚本家でいらっしゃいます。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
10年ぶりに今ドラマをお書きになっていらっしゃるところで大変お忙しいそうでございます。
(拍手)この前おいでいただいた時はなんだか意識不明が14日続いたっていうお話だったんですけど。
あれ以来もう大丈夫?もう大丈夫です。
それでもうしっかりお料理も自分で作って。
そうですってね。
あれから生活変わったんですってね。
変わったんですよ。
どんなに変わったかってあの頃はもう飲んだくれて歩いてたんですって?そうそう。
もうだから昼も朝も夜も本当適当でしたから食べるのも。
ああ召し上がることがね。
今はもう全く変わりましたね。
体重も随分落ちたんじゃない?落ちたんですよ。
随分すっきりなすったでしょ。
肩の辺が。
だってやっぱり一番ひどい時60キロをはるかにオーバーしてましたから。
あっそうなの?落ちまして54キロ台ずっと…。
じゃあ随分ねちょうどいいぐらいですよね。
食事もご自分でお作りになるんです。
すごいのね。
お写真があるんですけど…。
材料がなんかあった時にこれで作ろうっていうことで…。
レシピを書いてあるお帳面がこんな奇麗にね整理されてあるということびっくりしちゃうんですけど。
「葉もの」とか「豆」とか色々書いてあるんですけど。
お豆腐もあるし。
色んな体によさそうなもの。
それでお肉とかも色々ありますが。
そういうものが手に入った時にはどうすればいいかってあれを見て?そうなんです。
ですからいつもお料理の本とかそれから新聞見て作れそうだなって思うものは全部切ってここにスクラップして…。
こういうふうにね。
そうなんですこういうふうに。
そうすると本当に材料や何かが書いてあるのでいいですよね。
こういうのがちょっとあるとね。
面白いですねやっぱり作ってても。
前と生活がすっかり変わったのは飲んだくれて歩いてなくてもうとてもきちっとした生活になってですね。
なんか朝お起きになるのも割ときちっとしたんですって?そうなんです。
以前は前の日の夜が遅ければ朝は遅いしっていうことだったんですけど。
でも今もう8時半から9時の間には仕事を始めてますね。
ご飯はその前に召し上がって?ご飯はその前に食べて。
じゃあお目覚めはもっと早い?早いんです。
7時とかそんな?そうですね6時半から7時の間ぐらいですね。
すごい。
あっそう。
すごい変わって…。
だからやっぱりすごく調子がいいですね。
いいですええ。
お肌がもうすごくよさそうね。
そうですか?お肌なんか…。
朝ご飯は大体どういうものを召し上がるの?朝ご飯はですね最近ちょっと凝ってるものがあって。
ご飯が好きなんです私。
白米が。
だから今凝ってるのはねあれです。
ハムエッグご飯。
んっ?ハムエッグご飯?ご飯。
ハムエッグを作るんですよ。
それを温かいご飯の上にのっけて上からお醤油を…。
ちょっとお醤油かけて。
それとお味噌汁。
それはおいしいだろうと思います。
すごいおいしいんです。
それを朝召し上がって…。
朝は大体ご飯が多いですから今最近はハムエッグご飯多いですね。
そう。
それを召し上がって。
もう一回寝ようなんていうことはないの?ないです。
偉い。
まずワイドショーを見ながらハムエッグご飯を食べてお味噌汁飲んでそれで大体仕事に入って…。
割とパッと仕事をしますね。
すぐ切り替わる?はい。
でえーと…あっそうだ。
ご飯食べたあとねベランダに水まくんです私。
そうなの?色々植えてるものがある…。
この頃ね葉っぱものを植えていらっしゃるんですってね。
ベランダに水まいてお日様浴びて体を起こして…。
いいです…。
あっすごいですね色々と。
召し上がるものこれからちょっとむしって…。
大葉とかそれからハーブ…。
すごい…。
これはもう収穫しちゃったんですけどオクラですね。
あっそうなの。
随分取れてますね。
トマトもねいっぱい取れるんですよ。
あっそうなの?ご自分で…。
あっトマトすごい。
じゃあこういうのにお水もやって…。
トマトって随分なるんですねこれ。
なるんですよ。
ほっといてもなるんです。
へえー。
これだけパッと数えても8つ…9つありますもんね。
すごい。
これでお料理作る。
ご自分でね。
なんか理想的な暮らしですよね。
理想ですよね。
葉っぱものもご自分で取って。
サラダなんかもご自分でお作りに…。
ルッコラとかハーブ類もいっぱい作ってるんでそれもサラダ…を作って。
お昼まで仕事をして。
で大体12時から1時の間にお昼になって。
お昼はパンだったり…でもきちんと食べますね。
あっそう。
すごい。
また仕事をして夜もまたきちんと食べるんです。
お魚焼いたりして…。
お昼は適当にちょっと召し上がって?お昼はそうですね。
パンだったり麺類だったり。
今だったら結構具をたくさん作ってそうめん作ったり…。
おそうめん。
おいしいだろうと思います。
それで夕方までお書きになって。
夕方から…うちのほうは5時になると音楽が鳴るんです町に。
うちも鳴りますよ。
鳴りますか?それと同時に…。
『夕焼け小焼け』みたいな音楽。
そうですそうです。
それと同時に終わって夕ご飯を作って。
すごいですね。
あの5時の鐘でもって…。
鐘でもって。
お仕事やめて。
だから会社員時代と同じになりましたね。
すごいですよ。
それで夕ご飯はどういうの?夕ご飯はお魚焼いたり。
でも大体やっぱり白いご飯とお味噌汁を作ってお魚焼いたりお肉を焼いたりしますね。
大体お一人?それで。
話違うんですけど。
一人です。
それで外で食べる時も多いんですけども外はもうお友達と一緒だったり仕事関係と一緒だったりして。
その時も和食でも中華でもがんがん食べますね。
あっそう。
がんがん食べる。
お酒もごんごん飲みますね。
外だとごんごん?ごんごん。
お家ではごんごん…。
飲まないです全然。
あっすごいですね。
お外だとがんがん飲む?そうですね。
意外と外食は多いですか?多いですね。
夜は…夜ご飯。
そうするとでもお家にお帰りになってからもう書かなくていい…寝ちゃえばいいわけ?まあそうですね。
5時になったらもう仕事は病気してからはもうやめましたから。
あとは夜は本を読んだり新聞の切り抜きをやったりして全く字は書かない。
じゃあすごい健康的な生活。
もうやっぱりあの病気で懲りましたね。
まあね。
14日間でしたっけ?そうです14日間。
意識不明…。
14日間意識不明になった時は何のご病気でしたっけ?心臓だったんです。
突然の…急性の心臓と動脈の病気で。
そこ手術なすって?手術して。
すごい。
その時は臨死体験みたいなのなすったんでしたっけね。
そうなんですよ。
本当に臨死体験して…。
よく臨死体験した人って川があって向こうにおばあちゃんがいてとかお花がいっぱいあって…。
そういうのじゃなかったですね。
なんか屋上に白い車が止まってるんですよ。
それでみんながそれに乗って夜祭りを見に行くって。
私もすごく楽しみで何度も何度も行くんですけど「まだ夜にならないと出ないよ」って言われる。
そのたんびにどこかへ帰るんですね。
また行くんですよ。
「まだ出ないよ」ってまた帰る。
何度目かにもう夜になったから行くだろうと思って行ったらばもう出ちゃった。
あら。
「みんな乗って出ちゃったよ」って言われて。
ひどい。
「えー!」って言ったらたぶんそれに乗ったら死んでただろうって…。
あらーそう…。
私は3回も4回も行ったんですけども「まだ出ない」「まだ出ない」って言われて大丈夫だった。
だからあれに乗ったら死んでたねっていうのは随分言われましたね。
そうなんですか。
こういう臨死体験あるのかと思ったんですけどやっぱりスピリチュアルなことをやってる人が大体白い車なんですって。
えー…。
それ言われてなんかねゾッとして。
だから生きてるから一生懸命食べて一生懸命仕事しようって…。
そりゃそうですよね。
思いましたね。
でもあれですよね。
今書いていらっしゃるそのドラマ…10年ぶりのドラマっていうのはいわゆるハラスメントの。
はいそうなんです。
本当に連続ドラマ10年ぶりで朝青龍とバトル繰り返してるうちに…。
そうですよね。
すっかり10年経ってしまって。
ハラスメントなんですけども今ハラスメントが変わってきて昔はなんか女の人が男の人からやられるっていうケースがすごく多かったんですけども今男の人もやられるっていう…。
女の人からやられる…。
女の人からやられる?やられることもあるし男の人同士でやることもあるし。
若い人が年取った人にやることもあればお局様が若い人にやることもある。
だから非常に多様化してきてるしハラスメントの種類もいっぱい増えましたから。
そこら辺を今に合わせて時代に合わせて書き直そうっていう…。
昔いわゆる…なんていうんですか。
会社員やっていらした時はやっぱりありました?ものすごいありました。
社会全体がハラスメントの巣窟みたいな。
それわかりますね。
私も四十何年前に司会してた…ニュースショーの司会やってましたから。
女のディレクターっていうのは全くいなくて全部男でしたからね。
やっぱりそれはね男の人が…。
会社よりはいいかもしれないけどでも「どうしてこういうのやらなきゃいけないの?」って…。
「黙ってやればいいんだよ」みたいな。
そうですそうです。
そうでしょ?「いちいち言うんじゃないよ」…。
そうですそうです。
「こっち足してこっち足して合計出して」って言われて「これ何の数字ですか?」って言うと「あっそれいいから。
やっておいて」っていうのとか。
それからやっぱり会社に向かってこう行く途中で全然悪気はないんですよ当たり前になってて。
「やあ内館さん君の同期の何とかちゃん2児の母だろ?」って。
「君はまだ結婚しないの?」とか「誰かいないの?」とかそれ今だったらマリハラですよ。
マリッジハラスメント。
マリッジハラスメントそうそう。
「結婚しないの?」とか「子供産まないの?」とかってそういうのを言われちゃうとね。
あとやっぱり他人が女の人の立ち位置を決めちゃうわけですよね。
「おばさんだ」とかね「年配だ」とかっていうふうに。
本人がおばさん意識がないのに「おばさんだ」って言われるっていうことはすごくやっぱりありましたよね。
私たちも気をつけてないとね。
私より若い人かもしれないけど「あそこのおばさんが」とかってすぐ言っちゃうんですよね。
あと「お母さん」って言いません?「はいそこのお母さんこっち寄って」とか言いますよね。
私なんかよその人を「おばさん」って言うとみんなに言われる。
「大概の人は君より若いんだから人のことをおばさんって言わないように」とかって言われたりして…。
自分でも気をつけたりしてるんですけど。
ドラマにお書きになるのはそういう若い女の子が…。
そういうことも全部含めて。
あと男の人が上司からモラルハラスメントパワーハラスメントを受けるとかそういったことも全部やります。
なんか『エイジハラスメント』っていう小説をお書きになった?そうなんです。
だけどそれは2008年に書いたものでしたからまだ社会が…女の人がそれほど男の人に対してやるとかではなくてただ女の人を年齢で差別するっていうことが多い時代だった…。
それはやっぱり今は大きく変わりましたのでテレビではかなり変えてます。
お変えになって。
若い女の子が今度主役…。
主人公で。
はい。
これは…
ハラスメントと闘う…
一人の女の物語
(大沢百合子)総務は社員のモチベーションの担い手として何でもこなす重要な課。
(高山徹太郎)今は何でもかんでもハラスメントなんだよ。
(百合子)本当にあなた嫌われバイ菌まき散らしすぎなの!
(吉井英美里)嫌われバイ菌!?
(佐田航一)若くて奇麗な子が立ち会ってくれたってみんな大喜びだったよ。
(百合子)若くて奇麗ってだけで不愉快なのよ。
(英美里)ハラスメントに私は負けない!本当ね…本当ですね。
かっこいいですね。
武井咲さん。
そうそうそうそうそう。
ね。
だからああやってやっぱりハラスメントされるケースに対して反論できないことが多いのにこの彼女はもうバチッとやりますから最後。
ですから留飲下がるんじゃないかなと…。
先ほどの一番最初の真面目に勉強していらっしゃるお写真ですけどあれは13年お勤めになった会社の…。
そうです。
総務部だったんです。
総務部。
すごい…。
今度のドラマと同じ設定で。
あっ可愛い可愛い。
でもこれ大企業なんですってね。
大企業でした。
そこの総務部。
ええ。
13年。
13年。
決して居心地は悪くなかったんですね。
あっそうなの?だけれどもやっぱりなんかここは私の居場所じゃないかもしれないなっていうのはずっとありましたね。
まあそういうふうに会社に勤めていらしてお辞めになったんだけども。
そのあとなんかそういう書くことを仕事にしたいなっていうふうに思っていらして?ええ。
社内報を作っていて書くことがすごく早かったんです筆が。
だからあっこれは書くことを仕事にすればいいんじゃないかって思って。
一番得意なテーマで書くことをやろうって思ったんですね。
何が得意かって…人に負けないっていう自信があったのが大相撲だったんです。
大相撲。
だから全国の…北海道から九州までの新聞社に電話をかけて私は…大相撲記者で使ってくれれば絶対損はさせないって電話をして全部断られました。
えー!全部。
全部断られて。
「今募集してない」とかね…。
それじゃお相撲のまげを結う床山さんになろうって思って。
相撲協会に電話して。
そしたら相撲協会が…。
女の人は取組前の力士に触れないんですね。
そうなんだ。
だから駄目って言われて。
土俵に上がれないのと同じですもんね。
女の人はねそういうふうになってるっていうことで。
そうこうしてるうちになんだか何とかのシナリオライターっていうのがあったんですって?シナリオライターを養成する広告を新聞で見まして。
シナリオライターって…。
私あんまり映画見たことなかったんで。
ライターだからいいかもわかんないっていうのでそこの学校に行ったんです夜。
そこであらシナリオライターって作家の一種ねって初めて気がついて。
先生に「あなたはあまりにも映画を見てない」って。
「だからしっかり映画を見てください」って言われたんですけど。
ええ…。
映画ご覧になって?映画はね言われると体育会なもんですごく律義に見るんですね。
会社勤めをしながら年間260本ぐらい見ましたね。
まだビデオも何にもない時代でしたけど。
どんな映画当時ご覧になりました?もう全部見ました。
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』とかね。
その時に「郵便配達って速達以外ベル鳴らさないよね」って言ったり。
あとそういった外国のものから日本のものから当時のロマンポルノから全部見ました。
すごい。
ロマンポルノも?ええ。
でもそうやっていらっしゃって会社お辞めになったりなんかしたことについてお母様は何にも仰らなかった?母はやっぱり私がいる場所が私自身が違うと思ってるなっていうことを気がついてたと思うんですね。
ですからある日2階からトントントンと下りてきて「私会社辞めるわ」って言ったら母が「あらそう。
コーヒー沸いてるわよ」って。
いいお母様。
で終わり。
しかもあれなんでしょ?お母様のご兄弟からのコネでお入りに…。
母の兄のコネで入ったんですけど。
あっそう。
伯父のところに行って「私辞めることにしたから」って言ったら伯父が「ああそう。
そのほうがいいよ」って。
いいご家族に恵まれましたね。
そうでした。
お母様「コーヒー入ってるわよ」って。
「コーヒー入ったわよ」って。
あっそうなの。
じゃあどなたもあれなんですね。
誰からも特に反対はされずに。
ただ父だけが真面目に「きちんと引き継ぎしてから辞めなさいよ」って言いましたね。
ただ引き継ぐほどの仕事をしてなかったんで。
そうなんですか?お父様とねご一緒の。
これお母様…。
これ秋田の…。
私なんか…1つなってるかなってないかですね。
父は水泳選手だったんで…。
お父様は水泳選手?そうなんです。
えー!細いですけどね。
しばらくバックの記録残ってましたね。
お父様の?ええ。
すごい。
えー!背泳の?ええ背泳の。
でもこうやって見るとお母様やっぱり似ていらっしゃるね顔がね。
似てますか?内館さんに似ていらっしゃる。
なんだか私虫みたい。
小さくてね。
ちっちゃくて。
まあね赤ちゃんだからね。
それから今度どうしようと思ったの?それで。
それから…ライターといっても仕事がないわけですよね。
そうそうそう。
そしたら何か知ってる人が雑誌のあらすじの仕事を「これやってみない?」って言われてうわーって思ってやったら年収で2万円ぐらいでしたね。
ハハハッすごい。
そんなの…安いのね。
安いんですよ。
年収2万円ってすごいですけど。
年収2万円。
でもその時もまあでもやっぱり明るかったですね気分は。
シナリオライターになれるとは思ってなかったけれどもやっぱりすごく明るくて伸び伸びしたっていうのはありましたね。
でもまあ2万円っていうのも…。
月にしたら1000円…1000円ちょっとっていうぐらいですよね。
1000円ちょっとです。
でもさっきのシナリオライターのところいらっしゃってそこは面白そうでしたか?やっぱり。
そうですね。
一般公募でシナリオに…それこそ総務の女の子の物語を書いて一般公募に応募したんですね。
それが賞をもらったっていうことでまあ佳作だったんですけど。
それをお読みになったプロデューサーから電話があってちょっと一緒にやってみないかっていうきっかけだった。
えー!そうしたらやっぱり当時一般の重い企業にそれこそ勤めている人っていうのはなかなかシナリオライターにならないと思うんですよね。
だから珍しかったんだと思うんですけど。
一気にそこで仕事が色々一緒にできるようになって。
13年いらっしゃったら相当詳しい…。
それはそうですね。
ですから恋愛ものなんかを書いてもやっぱり素敵な恋愛っていうよりはもうちょっと地道な恋愛になりますよね。
それこそ年収2万円ではないけど月収10万円ぐらいの女の子たちの物語っていうのを書いてましたから。
それでものすごく面白いって言われた…。
そうでしょうね。
それからみんなの共感ね。
女の子たちは共感するでしょ。
それ随分いただきましたね。
それでお仕事が始まった?そこから始まったんです。
あっそう。
お母様今もお元気で。
90歳ですって?7月で90歳になるんですね7月の中旬で。
本人嫌だって言ってますよ。
「90って言わないでくれ」って。
でもあれでしょ?お酒すごい強いんですって?そう…私より強いと思いますねいまだに。
本当?いまだに?ええ。
同じマンションの階の違うところに。
そうなんです。
階が違うところに。
お一人で?一人で。
それで私が例えば今回のドラマみたいに忙しくなったりすると私の分もご飯作ってます。
あっそう。
すごい。
90ってでも相当すごいですよね考えてみると。
元気いいですね。
それはもうすごく私にとっては仕事する上でもありがたいですよね。
東北大学に勉強にいらっしゃったじゃない?はい行きました。
あの時10年ぐらい前なんだけどお母様ついていってくだすったんですって?それもおかしいわね。
入学式についてきておばと母が。
そしたら大体私が普通…私の子供が行くっていうぐらいですからね目立ちましたね。
じゃあお母様80ぐらい?その時。
そうです。
79ぐらいでしたね。
えー。
面白いですね。
お父様は?平成8年に亡くなって。
そうなの…。
やっぱり水泳選手でしたから亡くなった時に足首がキュッと締まってるんですよ78なのに。
それを私が「ほれぼれした」って言ってね。
いい脚。
でも船の仕事をしていらしたんですってね船の。
そうなんです。
ええそうです。
船の仕事だったので中学生や小学生の時代の私に香水とかお土産に買ってくるんです。
えー外国へいらして?外国行くとね。
困りますよね。
でも飾っておきましたけどね。
今だったらうれしいっていうね。
そうですね。
なんかカメオも買ってきたんですって?カメオもそうなんです。
今だったらねすごくうれしい…。
私はそのカメオを今も持ってるんですけど母はなくしちゃったって。
あら。
フフッそうなの?でも内館さん今でも持っていらっしゃるの?持ってます。
そう。
それはブローチか何かに?ブローチにして。
それはよかったですよね。
お父様のやっぱりそれは思い出ですものね。
でもお父様の教えっていうのがあったんでしょ?お父様の教え?あれですね。
「寒いって言うな」「まずいって言うな」っていう。
それがあった。
「残すな」。
そうね。
「食べ物を一切残すな」。
「一切残すな」。
「まずいって言うな」。
それから「寒いって言うな」。
「寒いって言うな」…。
不思議でしょ?でもね寒いって言うとなんか貧乏くさく見えるって言うんですよ。
「寒い寒い」って言うと。
だから「寒いって言うな」。
「まずいって言うな」「ものは残すな」っていうの。
だからやっぱり魚なんかも私今でも奇麗に食べますね。
そう。
お父様の…。
教えで。
教えでね。
そうですか。
でもあれですね原稿今でも手書き?手書きなんです。
機械じゃないの?すごい…。
機械は使わないんです。
私家にパソコンがないですから大体。
パソコン何にもなし?なし。
おお。
それすごいですね。
やっぱりそれは…周りはすごく迷惑してるんです。
連絡の取りようもないし。
まあね。
メールももちろんやらないし。
ただパソコンを置くと私ね過剰な情報がいっぱい入って…。
わかりますわかります。
それが嫌なんですね。
だからできるだけ昭和の暮らしをしようと思って。
でも手書きは読める方がいらっしゃるの?私ね割と普通に書いてるんです鉛筆で。
ですからプロデューサーも迷惑がりながらも読めると思います。
じゃあ大丈夫ね。
大丈夫。
その時「狼狽する」って池内さんに書いたら「私どんな顔すればいいんですか?」って。
「何ですか?」って言ったら「猿股」って台本になってたって。
本当?手書きで。
皆様どうぞチャンネルはそのままで。
2015/07/09(木) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 内館牧子[字]

〜臨死体験も!?大病から復帰後は健康生活〜内館牧子さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
10年ぶりに連続ドラマを執筆中の内館牧子さんがゲスト。
◇番組内容
今回のドラマ『エイジハラスメント』は、新人女性社員が様々なハラスメントに立ち向かうという物語。そこには、内館さん自身の会社員経験も生かされている!?大学卒業後、大企業の総務部に10年以上勤めていた内館さん。当時は社会全体が“ハラスメントの巣窟”だったとか!
ほか、数年前に心臓を患って倒れてからは健康的な生活を送っているという話や、父親の一風変わった教訓を紹介。貴重な写真と共に両親について語る。
◇おしらせ
7/9(木)よる9時からは、新番組『木曜ドラマ エイジハラスメント』
セクハラ、パワハラ、モラハラ…そしてエイジハラスメント。あらゆるハラスメントに立ち向かう反逆のヒロインが登場!脚本・内館牧子が描く痛快エンターテインメント!
【原作・脚本】内館牧子
【出演】武井咲、稲森いずみ、瀬戸康史、要潤、大倉孝二、内藤理沙、原幹恵・杉本哲太・吹越満、浅野和之、麻生祐未、竹中直人、風間杜夫、小泉孝太郎
◇おしらせ2
☆『木曜ドラマ エイジハラスメント』
【番組HP】http://www.tv-asahi.co.jp/age/
【Twitter】http://twitter.com/ageharassment

☆『徹子の部屋』
【番組HP】http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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