ニュース 2015.07.09


こんにちは、正午のニュースです。
きょうの東京株式市場は、中国経済の先行きへの懸念から全面安の展開となり、日経平均株価は一時600円以上値下がりするなど荒い値動きとなっています。
東京証券取引所から中継です。
東京市場の株価は、中国市場の動きに振り回される展開になっています。
きょう東京市場は、中国経済の先行きへの懸念から取り引き開始直後から、全面安の展開となり日経平均株価は一時、きのうに続いて600円以上値下がりしました。
その後は、急速な買い戻しの動きが出て日経平均株価、午前の終値はきのうより135円43銭安い、1万9602円21銭となっています。
売り注文が先行した東京市場で値下がり幅が急速に縮小したのは、続いて取り引きが始まった上海市場で株価がプラスに転じる場面もあるなど値下がりした株式を買い戻す動きが出たためです。
東京市場は、当面、上海市場の動向や株価の下支え策を打ち出す中国の当局などの対応を見ながらの展開が続きそうです。
その中国上海の株式市場は、きょうは株価が値下がりして取り引きが始まったものの、当局が相次いで打ち出している下支え策を背景にその後は買い注文も出て代表的な株価指数はきのうの終値とほぼ同じ水準で取り引きが続いています。
上海の株式市場では去年後半から株価の高騰が続いていましたが、先月中旬以降、大幅な下落となっています。
きょうも取り引き開始直後から売り注文が出て、総合指数はきのうの終値と比べて一時、3%以上下落しました。
しかしその後、同じような中国企業の銘柄を扱う香港株式市場で、株価が上昇に転じたことなどから、上海市場でも値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て値上がりに転じ、総合指数は一時2%以上上昇しました。
総合指数は現在はきのうの終値とほぼ同じ水準で取り引きが続いています。
中国の政府機関などはきのうも国有資産の監督当局が大手の国有企業に対し株式市場の変動幅が大きくなっている間は上場している子会社の株式の売却を禁止すると発表するなど異例の株価下支え策を相次いで打ち出していて、こうした策が一定の効果を出したものとみられています。
大型で強い台風9号が近づく沖縄県では次第に風が強まり波が高くなるとともに、今夜遅くからは非常に激しい雨が降る見込みです。
気象庁は、強風や高波などに十分注意するよう呼びかけています。
午前10時半ごろの沖縄県糸満市です。
沖縄県では、あすにかけて波の高さが12メートルと猛烈なしけが予想されています。
沖縄本島などは台風9号の強風域に入っていて、那覇市では午前11時前に26.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風9号は、正午には1時間に20キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。
沖縄県では、きょうの夕方以降猛烈な風が吹く見込みで最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルに達すると予想されています。
沖縄県宮古島市の洋服店では、店のカバーが飛ばされないよう作業をしていました。
沖縄県では、今夜遅くからあすにかけて、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みで、あす昼までに降る雨の量は、多いところで150ミリと予想されています。
気象庁は、強風や高波のほか土砂災害や浸水などに十分注意するよう呼びかけています。
一方、非常に強い台風11号は、今後の進路によっては影響を及ぼすおそれがあります。
また、台風周辺から流れ込む湿った空気の影響を受けて西日本や東日本でも前線の活動が活発になっています。
午前11時20分までの1時間に、愛媛県の松山空港で65.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
西日本や東日本では、このあとも局地的に雨が激しく降るおそれがあり気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。
宮内庁は、終戦の日の昭和天皇による玉音放送の音声を記録したレコード盤玉音盤の原盤を、音声とともに初めて公開することを決めました。
昭和20年8月15日、正午から流れたいわゆる玉音放送。
日本の降伏をラジオで国民に伝えるため、終戦前日に昭和天皇の音声を録音したレコード盤が玉音盤です。
宮内庁によりますと、玉音盤は皇室の所蔵品である御物として保管されてきましたが、専門の業者に依頼して音声の再生に成功し、音声とともに原盤を初めて公開することを決めたということです。
また、最終的に終戦が決まった御前会議が開かれた皇居の防空ごうについても、映像や写真を撮影して公表するということです。
宮内庁は、これらの音声や映像、写真についてホームページにも掲載したいと考えているということで、関係者によりますと公表の時期は、来月初めを考えているということです。
宮内庁の風岡典之長官は、宮内庁が先の大戦の関係で預かり管理しているものの双璧が玉音盤と防空ごうで、戦後70年の機会にいろいろ検討する中で天皇陛下のご了解も得て行うことになったと話しています。
TPP環太平洋パートナーシップ協定の交渉妥結を目指す今月末の閣僚会合を前に、日米両政府は、東京で事務レベル協議を再開し、意見の隔たりが大きいアメリカ産の主食用のコメの輸入量などで対立点を絞り込む作業が進められる見通しです。
TPPについて日米両政府は、今月末にハワイで開かれる交渉参加12か国による閣僚会合を前に、きょうから2日間の日程で東京で事務レベル協議を再開しました。
今回の協議では、意見の隔たりが大きい主食用のコメの日本への輸入量や、日本製の自動車と自動車部品の関税の取り扱いなどを中心に議論が行われているものとみられます。
日米両政府は、2国間の交渉をハワイでの閣僚会合に合わせて、甘利経済再生担当大臣とアメリカのフロマン通商代表との協議で政治決着させることを目指していてこれを前に今回の事務レベル協議では対立点を絞り込む作業が進められる見通しです。
アメリカの会社、エムアールアイインターナショナルが日本の客から投資の名目で集めた多額の資金が失われたとみられる問題で、アメリカの司法省は、うその説明で投資を募っていたなどとして詐欺の罪で元社長ら3人を起訴したと発表しました。
この問題は、アメリカの債権回収会社エムアールアイインターナショナルが日本の客8000人以上から投資の名目で集めた1300億円を超える資金の行方が分からなくなっているものです。
アメリカの司法省は8日、エドウィン・フジナガ元社長ら会社の元幹部3人を詐欺の罪などで起訴したと発表しました。
起訴状で3人は、実態とは異なる説明をして金を集めたうえ、新たな顧客から集めた金を配当に回すいわゆるネズミ講の手法で投資家をだましていたとしています。
そのうえで、集めた金は私的に流用し、被害額は少なくとも日本円で1800億円に上るとしています。
この問題では、おととし、日本の証券取引等監視委員会が日本の事務所に強制調査に入りましたが、アメリカの本社に対しては調査権限がないことから、アメリカの証券取引委員会に協力を求めていました。
証券取引等監視委員会が強制調査した事件が海外で刑事事件に発展したのは今回が初めてです。
安倍総理大臣は、延長国会で最大の焦点になっている安全保障関連法案について、国会審議を通じて丁寧に説明し、国民の理解を深めていきたいという考えを示すとともに衆議院の解散総選挙は全く考えていないと述べました。
この中で安倍総理大臣は、安全保障関連法案に関連して衆議院の解散総選挙をまた行う考えはあるのかと質問されたのに対し次のように述べました。
一方、民主党の高木国会対策委員長は、政府与党が来週15日に衆議院の特別委員会で採決し、翌16日にも衆議院通過を図る構えをみせていることについて、採決は認められないという考えを重ねて示しました。
石川県が開発した高級ぶどうルビーロマンの、ことし初めての競りが行われ、これまでで最も高い1房100万円の値がつきました。
石川県が14年かけて開発したルビーロマンは、大きな実と強い甘みが特徴です。
きょう金沢市中央卸売市場で、31房のルビーロマンが、ことし初めての競りにかけられました。
最も高い値がついたのは、26粒の実をつけたこちらのルビーロマン、1房100万円です。
金沢市のホテルが競り落としました。
1房100万円のぶどうは、ホテルのディナーコースのデザートとして提供されるということです。
一方こちらはサンマ。
北海道の釧路港にことし初めて水揚げされました。
ここ数年、漁の不振が続き出漁を見合わせる船が多かったことなどから初水揚げは200キロ余りと不振だった去年の初日の半分以下にとどまりました。
このため競りでは高いもので1キロあたり1万5500円と去年より6600円高い値がつき漁協によりますとここ数年で最も高くなったということです。
2015/07/09(木) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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