11時になりました、ニュースをお伝えします。
株価の下落に歯止めがかからない状況が続く、中国・上海の株式市場では、きょうも取り引き開始直後から売り注文が広がり、代表的な株価指数は、きのうの終値と比べて一時3%以上下落しました。
上海の株式市場では、去年後半から株価の高騰が続いていましたが、先月中旬以降、下落に転じ、代表的な株価指数である総合指数は、7年5か月ぶりの高値をつけた先月12日の終値からきのうまでの間に、およそ32%の大幅な下落となっています。
きょうも取り引き開始直後から売り注文が広がり、総合指数は、きのうの終値と比べて一時、3%以上下落しました。
中国の政府機関などは、きのうも国有資産の監督当局が、大手の国有企業に対し、株式市場の変動幅が大きくなっている間は、上場している子会社の株式の売却を禁止すると発表するなど、異例の株価下支え策を相次いで打ち出しています。
ただ、これまでのところ、こうした策の効果は限定的で、株価の下落を食い止めることができない状況が続いています。
市場関係者は、当局が相次いで打ち出した対策は、株価の下落の幅を縮小させる効果しか出すことができていない。
しばらくこうした状況が続くのではないかと話しています。
大型で強い台風9号が近づく沖縄県では、次第に風が強まり、波が高くなるとともに、今夜からは、非常に激しい雨が降る見込みです。
気象庁は、強風や高波などに十分注意し、早めの対策を心がけるよう呼びかけています。
台風が近づく沖縄県では、きょうの夕方以降、猛烈な風が吹く見込みで、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルに達すると予想されています。
沖縄・奄美では、あすにかけて波も高まり、沖縄県で12メートル、奄美地方で9メートルと、猛烈なしけが予想されています。
さらに沖縄県では、今夜遅くからあすにかけて、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みで、あす朝までに降る雨の量は、多い所で150ミリと予想されています。
気象庁は、強風や高波のほか、土砂災害や浸水などに十分注意し、早めの対策を心がけるよう呼びかけています。
一方、非常に強い台風11号は、今後の進路によっては影響を及ぼすおそれがあります。
西日本や東日本でも、台風周辺から流れ込む湿った空気の影響を受けて、前線の活動が活発になっています。
愛媛県の松山空港では、午前10時40分までの1時間に、35.5ミリの激しい雨が降りました。
西日本や東日本では、局地的に雨が激しく降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。
全国の天気、雲の動きです。
台風9号の雲が沖縄に接近しています。
西日本や東日本は梅雨前線に伴う雲に覆われ、東日本の太平洋沿岸には発達した雲があります。
2015/07/09(木) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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