宮城県東松島市海のすぐ近くにあった…津波に襲われ多くのお年寄りや職員が犠牲になりました。
不老園の臨時職員をしていた…お年寄りを避難所へ連れていく途中津波に襲われました。
あの日大泉さんはお年寄りの入浴のケアをしている時激しい揺れに襲われます。
大泉さんは４人のお年寄りと女性職員２人を車に乗せ指定避難場所になっていた野蒜小学校へ向かいます。
２キロ離れた小学校へはふだんなら５分ほどで到着するはずでした。
急いで避難したい状況の中小学校の２００メートルほど手前にある踏切で遮断機が下りていました。
大泉さんの車は一瞬で津波に流されました。
その途中後部座席の窓に電信柱がぶつかり車内に水が入り込んできます。
大泉さんと２人の女性職員は車の外に脱出します。
その時水かさは足が着かないほどになっていました。
すると目の前に民家の屋根が流れてきました。
３人は屋根に登ろうとします。
その直後車が沈み始めます。
大泉さんたちはどうする事もできませんでした。
日が暮れ始め雪が降る寒さの中大泉さんは救助を求め向かいにあった民家の２階へと移動します。
夜水が引いたあとに集まってきた住民たちの助けを借り屋根に残っていた女性職員を救助する事ができました。
２日後車の中から４人のお年寄りが遺体で発見されました。
お年寄りを助ける事ができなかった大泉さん。
今も後悔の念を抱き続けています。
2015/07/09(木) 10:50〜10:55
ＮＨＫ総合１・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県東松島市 大泉照男さん」[字]
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県東松島市の特別養護老人ホームに勤めていた大泉照男さんは、地震の後、お年寄りを車に乗せ、避難所に行く途中津波にのまれた。
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番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県東松島市の特別養護老人ホームに勤めていた大泉照男さんは、地震の後、お年寄りを車に乗せ、避難所に行く途中津波にのまれた。
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
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