これが私の仕事 |
若手医師のスキルアップをサポートする月刊誌の編集 医師になってちょうど6年目くらいまでの、初期臨床研修医、後期臨床研修医の方は“レジデント”と呼ばれています。こうした方々を読者対象にした月刊誌「レジデント」の編集が私の仕事です。毎号約80~100ページ分の特集と、40~50ページ分の連載記事の内容とレイアウトをチェックし、誌面を構成していきます。そのため仕事内容は、執筆依頼、打ち合わせ、原稿催促、依頼原稿の内容のチェックから校正まで、多岐にわたります。「特集」・「連載」を含め「編集企画」の全てを編集部で企画しております。編集会議では、特集企画ご担当の先生方の考えを拝聴し、雑誌作りに活かしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
編集者という仕事の醍醐味 以前、月刊「レジデント」のとある特集で、学会理事長でもある某先生に企画編集をしていただいたときのこと。先生はその分野の権威者で、メディアにも引っ張りだこのご多忙な方でしたが、貴重なお時間を何度も割いて、専門家でもない私の投げる質問に嫌な顔ひとつされず丁寧に対応してくださったことに、感銘を受けました。完成した特集は、若干内容が高度とのご指摘もありましたが、それゆえ非常に勉強になるというご意見も聞かれ、個人的には大きな達成感を得ました。その道のスペシャリストの人となりや仕事ぶりに直に触れ、「特集」企画を作り上げていく面白さを強く感じた点で、今でも印象深く忘れられない仕事のひとつです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学・大学院で培った知識・スキル・考え方を活かせる&本と密に関われる 私は大学・大学院で生命科学系を専攻していました。また、昔から書籍に関しては並々ならぬ愛着があり、“NO BOOK, NO LIFE”と言っても過言ではありません。そのため就職活動にあたり、大学の専攻が活かせる研究職はもちろん、出版社の編集職も視野に入れていました。生命科学系の書籍や雑誌を扱う出版社は限られており、当社はそのうちの1社です。最終的に当社を選んだ理由は、大学・大学院時代の知識が活かせること、また、実際の編集業務に早いうちから従事させてもらえることでした。現在は医学雑誌の編集で、大学・大学院時代の知識が直接活かせることは少ないですが、将来、月刊「生命科学」に配属された場合はその知識は大いに活かせる筈です。研究生活を通して培ったスキルや考え方が活かせる場面も意外に多く、やりがいを感じています。 |
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これまでのキャリア |
書籍編集部(3年間)→医学雑誌編集部(現職・今年で6年目)
入社当初は、主に医学系書籍の編集を担当。その後、現在は月刊「レジデント」の編集と並行して研修医向けの医学系書籍の企画編集も行っています。 |