うまみがた〜っぷり染み込んだ卵も魅力です。
「ピアノを弾いてみたい!」と思っているあなた。
ピアノはリズムさえつかめば誰でも楽しく始められるんです。
番組ではおなじみの名曲を初心者にも弾きやすくアレンジしてご紹介します。
教えてくれるのは絢香さんや松たか子さんなどとも共演し幅広いジャンルで活躍する実力派のピアニスト…ピアノを間違えずに弾く事がメインの目的ではなくて……というふうに言ってきたのでそれはもう十分ね。
有森さんは本当に努力家でどんどん上達しちゃうんで困っちゃうくらいなんですけど。
生徒はピアノに初挑戦の…レッスンを通してこんな発見がありました。
生活してる時歩いてる時階段上ってる時とかお料理してる時とか…体でリズムを感じながらピアノを弾く。
時にはオランウータンのように脱力したり猫の歩き方をマネしたり。
今までにないピアノレッスンをあなたも体験してみませんか?完璧!前回はラテン音楽のカギであるクラーベを学んだ有森さん。
今日は更に深くその魅力に迫ります。
先生前回はラテンの扉をたたいて開けるところまで行きました。
そうですね。
このカギをねクラーベを開けて扉を開いたかな。
さあそしたら今日はそのラテンの醍醐味にもっともっと深く迫ろうと思っております。
4小節ですか?たった4小節でサルサピアノを習得しましょう。
それはすごい。
サルサピアノというのは何ですか?サルサという音楽がラテンの一ジャンルとしてあるんだけれどもこれはいろいろ諸説ありますがキューバを中心としたリズムが大本になってできた音楽なんですね。
サルサの起源については諸説ありますがキューバをルーツとする音楽がニューヨークに渡りジャズなどと混ざり合ってできたものと考えられています。
この他ブラジルのサンバやアルゼンチンのタンゴなど主に中南米をルーツとする音楽をラテン音楽と呼んでいます。
そのサルサの4小節で習得するって言いましたけどね気になりますよね?これはねいわゆる曲の盛り上がる部分そこをちょっとだけ弾けるようになったらもうそれだけで十分なんですよ。
わあすてき。
その盛り上がる部分を何て言うか知ってますか?普通は「サビ」とか言うじゃないですか。
そうそう。
そのサビに当たる部分がサルサでは「モントゥーノ」といいます。
つまりそこに入ると「うわ〜きた〜!いてもたってもいられない!踊っちゃえ!」といって人々が踊り始める部分があるのね。
まあいわゆるサビのようなものでここから盛り上がるという部分を…え〜先生!ウー!課題曲の「マンボNo.5」。
盛り上がるモントゥーノの部分に注目して聴いてみて下さい。
モントゥーノ!フゥ〜フゥ〜!
(2人)ウー!かっこいい〜!分かった今?分かった!「モントゥーノ」って言ったところでグッと!ピアノの見せ場ですね。
見せ場ですよ。
逆に言うと…。
この4小節だけを覚えちゃえばあと同じですからね。
だから今これは複雑なパターンなんですがもっと単純にかっこいいのもいっぱいあるのでそれを今日はやって頂きたいと思います。
できるかな!?では実際にピアノでクラーベに挑戦してみましょう。
まずねピアノを弾く前にもう一回クラーベのリズムを復習してみましょうかね。
クラーベとはマンボやサルサなどには必ず使われているリズムパターンの事。
出だしが3つの3−2。
出だしが2つの2−3があります。
クラーベはスペイン語で「カギ」という意味。
このリズムがまさしくラテン音楽のカギとなっています。
リズムセッションする事にしました。
はい。
有森さんには以前やってたクラベスという拍子木みたいなやつをたたいてもらって僕は適当に勝手にたたきますから必ずずっとキープして下さい。
2つ打ってんチャンチャンチャンチャンチャン。
2−3ですね。
(2人)んチャンチャンチャンチャンチャン。
えっと…あここにあった。
これですね。
これです。
もう一個どこ…えっと…。
これ…ここにありましたね。
んカンカンカンカンカンんカンカンカンカンカン。
いいですね〜。
お〜。
フ〜!頑張った。
頑張ったねえ!うん!ちょっとふ〜っと行きそうになった時もあったけど…。
耐えたね。
耐えました!僕がこう自由にたたいてる時も…ではクラーベのリズムがしみ込んだところで和音を乗せて弾いてみましょう。
まずはクラーベそのまま弾いてみます。
せ〜の〜うん!バラバラ…。
重厚な響きですね。
譜面ではもう1オクターブ上に書いてあるんだけどでもね今ね弾く事に一生懸命になっちゃう事は本意ではなくて…例えば3つずつでもいいし…2つずつにしようかな。
だったら集中できるでしょ?そしたらその上の2つの「レファ」を。
このくらい。
どうぞ。
焦んないで。
はいいいですいいです。
フゥ!指に力入っちゃうんだけど腕とかね。
いろんなところに力入っちゃうけど…さあ聴かせどころの…ピアノでモントゥーノのところで弾くパターン。
これのシンプルなものから少しずつやっていきたいと思います。
そのパターンの事をね「トゥンバオ」っていうんですね。
「トゥンバオ」?聞き慣れない言葉でしょ?はい。
今日いっぱい何か…。
「モントゥーノ」とか「トゥンバオ」とかね。
まあ分かったふうな顔してればいいですよ。
「ああトゥンバオね」。
(笑い声)そんなにね言葉自体は覚えなくていいんだけども。
でもそのパターンを一個知ってるだけで「おっお前弾けるな」って思われますからぜひぜひ簡単なのでいいので覚えてほしいんだけど。
ちょっと弾いてみますね。
いいですか?こういう事ですね。
リズムに合わせてメロディーを弾く。
これがなかなか難しい。
せ…。
「ラ」ね。
焦んなくていいからね。
鍵盤に向かうと緊張もしますしね。
すいません。
せ〜の〜。
待ちすぎだね。
タンツターンタン。
タンタンタンツターン。
OK。
そもそも「んカンカンカンカンカン」の3の2つ目ですねそれを感じさえすれば…タイミングが取りづらいリズムは日本語を当てはめてみる。
これでできるじゃない?「そーこか!」か。
なんだそーこか!いいですねえ!きたきた!あれ?いいいい!何を弾くかという事はそんな問題じゃなくてリズムが今入りました。
かなり入りました。
これはもう慣れなのでどんどん練習して体に入れて下さい。
ここでちょっとブレーク。
塩谷さんのすてきなピアノの世界をご堪能下さい。
今までこの「モントゥーノ」「トゥンバオ」というものを楽譜も使ってパターンを覚えて一生懸命練習してきたわけなんですけども本来はこの音じゃなきゃいけないという事は全然ないんですね。
だからそのリズムさえ体が感じていれば何を弾いてもいいんです。
どんなふうに感じて演奏するかそれはその人の自由なんで僕も今から自由に弾いてみたいと思います。
「マンボNO.5」を課題曲に2回にわたりサルサピアノを学んできた有森さん。
さあ本格的に曲に挑みます。
まずは最初の出だしのリズムから。
タタタタタタタタタ…タタタタタタタ…タ…タタタタタタタタ!…あれ?じゃあいきましょうね。
せ〜の。
あ〜「タ」がいっぱいになっちゃった!リズムを覚えるために再び塩谷流日本語に変換を。
どうやら背中をかいてもらうやり取りを表現したみたい。
結構早く来るよ。
「そこじゃない!どこですか?」たたみかけるように。
「そこじゃない!どこですか?」あ…。
「そこじゃない!どこですか?ここですよ」!だって背中かいてる人が「ここ?」って聞いてるんだもんね。
「ここ」にしましょう。
せ〜の。
分かった?ちょっと分かった。
ワンツーワンツースリー。
いい!とてもいい!必死ですね。
続いてはイントロからメロディーへ。
有森さん両手で弾いています。
かなり特訓をしたんですね。
ブラボー!すご〜い!すごいすごい!すばらしい!先生難しいよ〜。
よく弾けるようになりましたね。
相当練習したんじゃないの?うん練習はしました。
練習したけど難しいですねやっぱり。
でもね「タんパパパパッパ」というこの「ん」を休符をすごく感じてるのが伝わってきたし。
「タんタタタラッタタッタパんタッタタん」というね。
「タんパパパパッパタッタタタ」。
それがうまくハマった時にはとてもいいグルーブが今生まれてましたね。
そして盛り上げどころのモントゥーノの部分。
シンプルながらも左手のリズムキープは意外と難しい。
しかしよく見るとリズムの頭は先ほどの2−3のクラーベ「なんだそーこか!」と同じ。
有森さんだいぶつかめてきたようです。
いいですね〜!すばらしい!もうほとんど完璧に体に入ったんじゃない?うんちょっと分かった。
ね。
「タッツタータ」ってね。
そうなんですよ。
あれ間違ってるかなって一瞬思うんですけど先生が続けてやって下さってるって事は合ってるんだなと思ってやってました。
さて通して曲を弾いてみましょう。
レッスンの成果はどうかな?ワンツーワンツースリー。
(2人)ウー!そこじゃない!ここですか?ここですよ。
(2人)ウー!間違えたよ。
そこじゃない!どこですか?そこですよ!はい!ド〜。
イエーイ!
(拍手)すごいノリだね!どうでした?ラテンの世界。
いや〜楽しいです〜!もうほんとにもっともっと知りたいしもっともっと弾きたいし…そうだね。
練習ありきじゃなくてねこういうふうに弾きたいんだけど弾けない。
じゃあどうしたらいいのって…。
でも今日先生が教えて下さったように日本語の音で歌詞をつけてリズムを覚えるというのはすごく面白いし分かりやすい。
忘れちゃった時にまた思い出せるっていう利点が。
古くは「閣下か」もありましたね。
うん「閣下」もそうだし。
そういう言葉のリズムっていうのがあるからね。
リズムがあるんですね言葉にもね。
言葉にリズムがあるっていう事もこの番組通して再認識しましたね。
ありがたいです。
せ〜の!ここ?そこじゃない!どこですか?ここですよ。
(2人)ウー!
(テーマ音楽)2015/07/08(水) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
趣味どきっ! 塩谷哲リズムでピアノ第6回「サルサピアノ、たった4小節で習得」[解][字]
楽譜が苦手でも、リズムを意識することでカッコ良くピアノが弾けるようになる。第6回となる今回の課題曲は前回に続き「マンボNo.5」。生徒は女優の有森也実さん。
詳細情報
番組内容
楽譜が苦手だから、習っても上達しなかったからとピアノをあきらめてしまう人もいる。しかし、リズムを意識すれば、誰でもカッコ良くピアノが弾けるようになる。講師は、ピアニストであり、作曲家の塩谷哲さん。初心者でも楽しみながらレッスンできるように、なじみのある名曲を塩谷さん自身がアレンジした。第6回となる今回の課題曲は、前回に続き「マンボNo.5」。女優の有森也実さんがラテンのリズムに挑戦する。
出演者
【講師】塩谷哲,【生徒】有森也実,【語り】DJ TARO
ジャンル :
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
趣味/教育 – その他
音楽 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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