今日は矢野燿大さんと金本知憲さんのお二人のお話でお送りしています。
全体に立ち上がりから、じわっと湿った空気とともに、試合のほうもやや重めといいますか。
心配した雨は今のところ、全く降っていません。
ちょっと風が出てきて、いつもとは逆のライト方向の風も甲子園、少しはいやしを与えてくれそうな感じです。
空振りです。
ちょっと金本さん、今シーズン、決まらないシーンも少なくない印象です。
ですね。
一つのバントですが、決まる決まらないでいろいろ影響は大きいですかね。
もちろんそうですね。
1アウトを1つあげますから。
そのかわり、ランナーが進むんですが、それが進めることができないという事ですから。
よくとった。
これはフォースプレーになりました。
ルーキーの遠藤が低いボール、短いボールを押さえて、送りバント失敗。
と金本さん、またなってしまいましたね。
流れってやっぱりあると思うんですよね。
矢野さん、春から課題とされてきたまま、そんなに…。
そうですね。
まあなかなか変わってない感じですね。
能見1人じゃないですものね。
もちろんそうですね。
守備陣形はもちろん厳しくなるし、僕も晩年も足遅くて、ピッチャーに負担が大きいですけど、そんな事を理由にはできないので。
ファーストランナーが能見。
いろいろ1番バッターも代わりましたが、金本さん、タイガースの1番は誰が金本さんはいいと思われていますか。
僕の中では、理想は鳥谷ですね。
そうですか。
はい。
2番に上本ですかね。
それはどういう理由からですか。
やっぱり1番にある程度長打を期待できるバッターというのが僕は好きなんですね。
例えば昔の赤星タイプよりは、やっぱりちょっと長打のあるかもしれない鳥谷というのが守ってても嫌だったんですよね。
2番は送る2番よりも、打つ2番が嫌だったのでね。
相手の嫌がるという要素ですね。
そうですね。
だから中日が強いときに、1番荒木、1番井端、荒木のコンビで、ピッチャーによって初回から打ってきたり、バントで、いろいろ変えてきてたんですけれどもね。
守ってても、確かに初回とか本当1アウトとれたら、楽だなと思ってたんですよね。
一番嫌だったんですよね、守っていても。
矢野さんはキャッチャーの立場でごらんになって、やっぱり同じように何が嫌だなというのがありますか。
僕もやっぱり2番がキーというか、2番にやっぱり打てるバッターが来るのが嫌なので、金本が言ったように、バントしてくれると本当にラッキーなんですよね。
ピッチャーもラッキーよく聞くんだけど。
立ち上がりは本当にありがとうと言いたいぐらい、そんな感じですね。
難しいところですけどね。
ただもちろんこれは、相手ピッチャーが広島の前田投手とかになれば、初回から送るというのは分かるんですけれども。
なかなか動きがタイガースはないので、勢いも出にくいですし。
例えば8番でバントとかもね、正直、もちろんそこで出される鶴岡、藤井の現状の打率とか、そういうのが一番の問題だと思うんですけれども、選手側からしたら、テンションが上がらないですよね。
そこで出されちゃうと。
ダブルプレー警戒されて、とか、最悪を逃れて、バントよし!という気持ちにやっぱりなりにくいので。
そこでダブルプレーを打ったら、自分で何とかよくしようとか、何とかしないとと思えるんですけど。
フォアボールです。
このイニング2つ目。
また8球投げさせました。
最初が11球でしたので、1人で19球投げさせる上本です。
こういういやらしさを和田監督は横浜でやっと持ち味が出てきたなあと、ああいう粘り強さ、しぶとさ、これがこの1、2番コンビの持ち味なので、そういうのがもっと出てくると乗っていけるというニュアンスのことを話していました。
それにしても、上本が2割3分でしょう。
2割2厘でしょう。
相手からすれば、怖くないですよね。
いやらしいかもしれないですけど、怖さはないですよね。
しかも外野、前に来るじゃないですか。
頭を越されるというのは、確率的にかなり低いので、ヒットを打っても、得点になりにくい。
金本さんは、先ほど鳥谷、上本とおっしゃいましたが、矢野さんは今タイガースの理想の1、2番は。
難しいですけどね、僕、1番は上本でも鳥谷でもいいかなと思うんですけど、僕だったら2番今成とか。
入れたいですね。
矢野さんは基本、2番に左バッターという。
序盤3回が終わった甲子園球場。
阪神、中日14回戦です。
大和が先ほどランナー2人を置いて、サードライナー。
セカンドランナー戻れずダブルプレーというシーンがありました。
金本さん、いかがでしたか、大和の当たりは。
バッティングとしては最高というか、惜しかったですよね。
ランナーはもうしょうがないんですか?能見でしたからね。
野手だったらあれは…。
野手だったら戻らないとだめですね。
ピッチャーでもね、やっぱり戻らないとだめなんですけれども。
でもまあね、能見なんでね。
投手陣もバッティング練習中に2塁ベースのあたりでもちろん走塁の感覚は養っているんですが。
矢野さん、その前にバントが決まらなかったところの流れというのはありますよね。
そうですね、振り返ると、結果論から言うと、あるでしょうね。
ここからは能見がしり上がりにペースを上げていきたいところです。
ショート正面をつきました。
能力は高いとおっしゃった平田ですが、ここは能見しっかり打ち取った。
1アウトです。
今年は能見がとにかく飛ばしていくんだと。
ドンドン頭からイニングよりも何よりもという事を話しますが。
これは1回のルナのツーランです。
まだドラゴンズは6本のホームランがチームトップなんですよね。
そうですね。
中日も若返りというか、そういう部分が必要なチームにはなってきているんでしょうけど。
チームホームランが阪神がずうっと最下位だったんですが、このところ福留を中心に量産してきましたので、いつの間にか最下位を脱出していましたね。
今は阪神が巨人よりも1本ホームランが多いという状況です。
なかなかこれも考えられない。
巨人が46本で阪神が47本でということなんですよね。
ジャイアンツも、球場を考えると、本拠地が東京ドームと甲子園では、雲泥の差ですからね。
巨人も、金本さん、強くないんですか。
強くないですね。
強くないというか、誰も自分の実力どおり発揮できてないですよね。
今日ホームランのルナもショートゴロで2アウトです。
相手が大野ですから、1点が重いということは間違いない今日のゲームになります。
その後、矢野さん、配球面などに、変化等はあるんでしょうか。
右バッターのアウトコースをうまく使って今2人アウトをとりましたけど、今のゴロ2つは、狙ってとっているのか、フォークボールが若干落ち切らないでゴロになっているのか、そこでちょっと変わってきますよね。
今の意図して2つともゴロを打たせようというアウトのなり方であれば、すごくいいと思うんですけれども。
乗っていけると?はい。
途中でもいいましたけど、やっぱり右バッターのアウトコースのボールをうまく使っていったほうがいいですよね。
打席の和田がもう既に2000本安打をクリアしました。
現役現在3位の2011安打。
なるんですが、実は現役1位が小笠原で、2118本で、現役2位が谷繁選手兼任監督で2104本と。
現役のヒットを一番多く打っている3人が皆ドラゴンズにいると。
そうなんですね。
そうなんですね。
ついでに言うと、山本昌投手も200勝を超えていますので、現役名球会入り候補者が4人いるというね。
能見がドラゴンズのクリーンナップを三者凡退に打ち取った。
その後タイガースのクリーンナップが大野に襲いかかります。
打順2回りめの中軸を迎えました。
福留、初球は強いスイングでファウルでした。
解説は、矢野燿大さん、金本知憲さんのお二人です。
金本さん、最初1回りは、もうほとんど真っすぐを狙ってもいいというぐらいのあれでしたけれども、さっき円陣組んでいましたかね。
もしかしたら、今日はこのスライダーがやけに多いとか、外が多いとか、そういうデータが1回り目で出たのを確認して、また変わってくるかもしれないですね、狙いは。
何かそういう金本さんの目には傾向がありましたか。
1回りは。
何か変化球が多いようなイメージでしたね。
実際は分からないですよ。
福留、レフトフライ。
この表情です。
この表情は、何か苦笑いのようにも見えましたが。
矢野さんはどうですか、ドラゴンズバッテリーの傾向としては、特徴はありますか。
変化球が多いですね。
特に中間的なフォークなのか、ツーシームなのかチェンジアップなのかみたいな、ボールが結構多いですね。
コントロールはばらつき、本来そんなにコーナーにバチバチ決まるというよりは、球の切れとか勢いで抑えるピッチャーだと思うので、あれなんですけれども、チャンスは十分にあるんじゃないですかね。
そんな絶好調で抑えられているという感じはないですね。
のらりくらり的を絞れないような感じだと思います。
ごらんのように、6割を切っています。
左にはスライダーが多く、右にはツーシームが多い。
関川バッティングコーチのこれまでの相手先発、大野投手についてなんですが、ボールが適度に荒れていて、バッターが絞りづらい状況だと。
フォアボールでランナーが出せているので、ランナーをためて、何とかチャンスで1本打ってほしいとのことでした。
一瞬見失ったんですが。
ちょうどファウルゾーンのフライだったんですが、矢野さん、この時間はどうなんですか。
いや見にくいですね。
僕も上、見たんですけど、見えなかったですね。
どこだろうと消えましたね。
金本さんは、外野フライは余りないんですか、消えることは。
いや、ちょっと僕わからないんですけど、僕の印象では、これぐらいの暗さはまだ見えやすくなってくるんですよ。
もう少し白いほうが、外野は見えにくかったですね。
内野と外野は違うのかなと思ったりして、僕らの感覚からすると、今のこの暗さは、もう見失う暗さではないんですよね。
暗さというか、明るさですよね。
バッターはマートンです。
簡単にクリーンナップの2人が2アウト。
マートンに今日話を聞いてみると、大野のボールの中で印象深いのはやっぱりチェンジアップだと。
この彼がどういう球種と呼んでいるか分からないが、俺にはチェンジアップに見えるんだと。
恐らくシュート、ツーシーム系のボールのことを言っていると思われます。
マートンからは逃げていくボール。
このボールが印象強いなと。
話してはいましたが。
金本さん、変化球が多いとなった場合、金本さんもねらいは変えていったりするわけですか。
やっぱり僕はしましたね。
甲子園球場に雨が降ってきました。
もともと梅雨の時期でもありますし、今日は心配されていた雨が、とうとうこの5回になって降ってきたという状況です。
早くリードをしておきたいタイガース。
これから雨がどう変わっていくか、ちょっと予想がつきません。
解説は金本知憲さんと矢野燿大さん、タイガースを優勝に導いたお二人です。
今年は80周年ですから、つい先日、矢野さんも下柳さんとファーストピッチされましたし、金本さんもありましたね、今年始球式というか。
すごい違和感がありますよ。
これだけ試合した球場ですけれども、まあもちろんこっぱずかしいというのもありますし、下柳がいたんでまだよかったですけれども、1人だったら、もっと恥ずかしいんじゃないですかね。
1人きりだとね。
金本さんは、下柳さん、矢野さんバッテリーのファーストピッチはご覧になりましたか。
いや、見てないんですよ。
そんなのあったんですか。
意外にシモがいい球を投げて、120キロ近くは出ていたかもしれない。
多分練習してきましたね下柳は。
いいところを見せようとして。
少なくともその日は、40分ぐらいアップしたんですよね?1球のためにね。
アウトローにびしっと決まりましたよね。
うん。
この回も簡単に2つのアウトをとった能見です。
今のボールも、ゴロを打たせに行ってるボールかもしれないですね。
平田君とかルナ、ゴロに打たせているボール、これは何なのかな。
球種でいうと。
ツーシーム系なんですかね。
もしかすると、フォークを浅く握って、余り落とすというよりは、タイミングをずらして、横に…。
左バッターに、ツーシーム系ですね。
縫い目合わせていますね。
そうでしょうね。
まさにゴロを打たせる?あくまで想像ですが、矢野さん、打率が高く打たれるという中で、今日右が並んでいるというのは、ちょっと能見もホッとしたりはするんですか。
どうですかね。
能見がどれだけ左を苦手にしているかという意識でそこが変わると思うんですけど、能見に苦手意識がなかったら全然それは。
意味ないので。
ゴロアウトが6つになりました。
三振が5つです。
ここまでアウトの数は14ですから、ほとんどゴロか三振です。
ちょっと雨は強くなっていきそうな今のところ、気配がありますが、お客さんも傘を開いています。
金本さん、そんなによくないのか、もしかしたら抑えてるかもしれない大野からまだ1安打の援護というのは、ちょっと能見はつらいですね。
まあそうですね。
2点は取られているものの、まだ1安打ですよね。
昨日の岩田も、ちょっと援護がなかったですし。
東京ドームはジャイアンツ、立岡もタイムリーを打っていますが、その前にどうやらピッチャー杉内も打ったようです。
現在巨人と阪神だけが勝率5割。
あとの4チームは負け越しを抱えています。
それもあってか、パリーグを見ると、ソフトバンクがいわゆる貯金がこれ今、19あるんですかね。
ソフトバンクは打線もピッチャーもね。
二軍にまだまだごろごろいますからね。
2位の日本ハムでも貯金、勝ち越しが12。
3位の西武でも勝ち越しが11あるんですよね。
結構オリックス、プラスセリーグから稼いだ貯金なんですよね。
ねっ。
寂しい話ですよね。
あんまり盛り上がらない話でしたね。
何で金本さん、こんなにセリーグ、パリーグは違うんですかね。
何なんですかね。
パリーグの選手は交流戦で打倒セリーグというかね、燃えるところが正直あるらしいんですよね。
やっぱり巨人、特に巨人、阪神、お客さんが入るところで勝ちたいみたいなね。
それにしてもやられましたね、今年は。
巨人とDeNAが抜け出していくのかと思ったら、両チームが一気に転がり落ちてきたのが、セリーグ混戦の要因です。
桂に10球目、能見。
ここはフォアボールを与えました。
今日与えた最初のフォアボールですね。
デッドボールはあったんですが。
どうでしょうか、ポンポンと2アウトをとって、ゴロもあった後ですが。
ちょっと決めきれなかったというのはあるんですけれどもね。
これが尾を引かないといいですけど。
でも2回以降はヒットを許してないんですね。
そうですね。
まあ途中で言ったように、右バッターのアウトコースのボールがうまく使え出しましたよね。
お二人のお話を総合すると、両先発、絶好調という雰囲気には見えない中で、さすがはテクニックといいますか、経験でしょうか、ゲームをしっかりつくってきているという印象です。
西武プリンスドーム、オリックスが6点取っています。
5回途中で87球まで来ました、能見。
今日数少ない左バッターの1人です。
前回能見が神宮でした。
悔しい5回途中の降板は今シーズン最短だったんですが、今日はゲームをつくっています。
1回に許したルナのツーランだけです。
大野がセンター前です。
やはり1割7分1厘という、打率、伊達ではありませんでした。
金本さん、ピッチャーにしてはいいバッティングなんですか。
まあそんなに当たりはよくなかったですけれども。
これは、でもパターン的にすごく嫌なパターンですよね。
パターンで行けば、点が入りやすいパターンですよね。
2アウトをとって、8番で切っておけば、次の回9番からという、回されて、で9番がヒットですよね。
ここがやっぱり一番踏ん張ってほしいですね。
矢野さん、こういう時はピッチャーにどんな声をかける、あるいはキャッチャーはどう考えるんですか。
まあここまで来たらゼロでいこうという事なんですけど、その前はやっぱり8番のところですよね。
8番のところで何かしていかないと。
こうなる前に。
しかも2球で追い込んでフォアボールでしょう?そのときに気を抜いているつもりはピッチャーもないんですけど、そこのほうが大事ですよね。
後からじゃないんですね。
そうなんですよ。
迎えるはルーキーの遠藤です。
2アウトになったら、よく言うじゃないですか。
2アウトになったら、もう1人ですよとか。
毎回おっしゃいますよね。
やっぱりそこの意識というのは。
キャッチャーだけはいつでも気を抜いてはだめなので。
しかも、ちょうど8番ぐらいに来るのがみそなんですね。
そうなんですよ。
8番とか9番とかね。
2アウトでポンポンと来るときというのは、一番逆に気をつけないとだめなんで。
レフト、マートン、かなり前に来ています。
外野全体に浅め。
野手は8番、2アウトでバッター8番でしょう?3人で、すっと終わると思うんですよ。
それが出てしまった、8番が。
次の回は1番からじゃんと考えてしまうんですよね。
それがまたピッチャーがヒットを打ちましたからね。
その後どういう思いに変わるんですか。
もうこれはもう守りに集中ですよね。
1・2塁ですから、ワンヒットでホームにかえしてはいけないという方向にすごい集中しないといけなくなるんですよね。
金本さんも、この3つ目のアウト、ここがポイントとおっしゃいました。
ルーキー遠藤。
もうプロに入って猛打賞も経験している選手です。
今日の審判のご紹介です。
球審は、山村達也さん、1塁佐藤さん、2塁橘高さん、3塁眞鍋さんの4審判。
雨の中、今4人の審判団でゲームが続いています。
2対0とドラゴンズがリード。
そして、NPB、日本野球機構では、今年もアンパイアスクールを開講します。
関東地区では、12月14日から19日まで、関西地区は12月21日から26日まで。
いずれも6日間のプログラムです。
応募受付は、8月31日までとなっています。
詳しくはNPB・日本野球機構オフィシャルサイトをごらんください。
憧れのプロ野球の世界を目指しているのは選手だけではなく、こういった審判の皆さんも、夢を抱いて私が知っている限りでも、グラウンドキーパーをされながら、審判になる夢をかなえようとしている方を1人知っていますが。
フェニックスリーグや地方の試合などでも審判の修業を積んでいる姿を見た事があります。
矢野さん、大変なご職業ですけれどもね。
いやあ、やりたくないですね、あんまりね。
両方から言われますからね。
鳥谷はセンターフライです。
センター藤井が押さえました。
鳥谷、センターフライで1アウト。
金本さんも審判はちょっと大変そうだなと思われますか。
大変だと思いますよ。
僕もできれば、余り気が進まないですね。
余り金本さんは審判の方におっしゃらなかったですね。
そうですね。
言っても仕方がなかったんでね。
どちらかといえば、ストライク、ボールも、自分はボールだと思って見逃しても、入ってたかな?と思うこともよくあるんですよね。
去年の6月以来のスタメン、森越選手ですが、バッティングについて聞きますと、右手を意識しだしてから打てるようになったと。
ピッチャーは、外に多く投げるので、右手を意識することで、ヘッドを返して打てるようになりましたと言っていました。
というバッティング理論が伝わってきましたが、金本さん、いかがでしたか、今のは。
ヘッドを返すという表現が本人の中でどういう事なのかね、ちょっと分からないですけど、あんまりヘッドを返すというのは、よくないんですよね。
右手の力というのは、どうですか。
そうですね。
どちらかといえば、右手を使ってヘッドを送るというほうが。
返るということはかぶってきますから。
でも、それはさっき最初言ったように、彼の中で表現の違いというのはありますからね。
これが大体ヘッドが返るとか言うんですけれどもね。
今のはちゃんと送れていますよね。
表現の…。
表現の違いだと思いますよ。
ファームで3割5分というアベレージを残して、今日はスタメンに抜てきされたんですが、まだヒットは出ません。
タイガース全体でまだ1安打。
言っているうちに随分上空がもやもやと、視界の悪い状態になってきました。
それこそ外野フライ、見にくくなりますよね。
霧雨じゃないんですか。
あんまり気にならないですか。
これぐらいは気にならないですね。
雨のとき、見にくいとか見にくくないじゃなしに、見えるんですよ。
目に雨が入ってくる事があるんですよ。
そのときにやばいと思いますね。
キャッチャーフライでもない?目に入ってくることがね。
外野が大変なのは、内野はならしてくれますけど、外野の芝生は絶対にならさないじゃないですか。
水でも、外野に全部…。
あれ見えないんですけれども、外野手すごい嫌だと思いますよ。
その外野へ。
藤井が打ちました、センター前。
タイガースやっと2本目のヒットです。
そうですね。
いつも外野の方は怒っていますよね。
内野シート敷いていて、それを外野でシートを畳むとき、どうしても外野でやるから、ファウルゾーンでやれとよく思っていましたよ。
2アウトなんですが、こちらもタイガース、8番が出て、9番に回しました。
生かしたいですね。
能見もバッティングがいいですし、上本までつないでね。
さっきと逆パターンでね。
能見も打つ気満々でしょう。
バッティング非常にね。
しかも打たれてますからね。
先日は、藤浪投手が三浦投手から先制タイムリーツーベースヒットを打った後、三浦が今度内野安打を打ったりもして、なかなかピッチャー同士が火花を散らすような試合もありましたが。
下位が打つと、大量点とかにもなってきますしね。
あのときも8番9番をフォアボールで、上本が走者一掃タイムリーツーベースでした。
フェアゾーンに飛ばしました!さあ藤井走る。
ツーベースをけり、3塁ベースを蹴って、とまった。
能見ツーベース。
2塁3塁、2アウト。
今日甲子園一番の盛り上がりを呼んだのは、能見のバットでした。
タイガース初の長打は能見から。
お二人のおっしゃるようになりましたね。
ナイスバッティングですね。
どの辺りが。
なかなか左バッター、大野の球を引っ張れないと思うんですけどね。
しかし、ドラゴンズの平田君もああいうクッションで、無駄なくとりに行ってますし。
甲子園の外野って難しいよね?ここの甲子園のクッションは、本当に難しいですよ。
どう、どっちに来るか本当に分からないんでね。
普通にやっているように見えますけど、まあまあかなり僕も、外野経験はそんなに多くないんですけれども、かなり難しいんじゃないかなと思いますけどね。
球場によって全く違うんですけどね。
クッションというのは。
たしかフェンス伝いにかなり外野のほうに行く場合もありますよね。
このチャンスは生かしたいタイガース。
やっぱり同じように8番9番できました。
先ほど、ドラゴンズは桂が飛び出してアウトになりましたが、今度は2塁3塁。
ここの1点2点は、それ以上のダメージを与えるような得点になるのでね。
しかも、この雨ですから、試合成立直前というところで、最低でも追いついておくと、意味も大きい。
バットをふいています。
ここで金本さん、上本はどんなボールを待つか、どう読むかですけれども。
どう読むかですね。
球種に張るのか、コースに張るのか、どっちかやっぱり絞っていかないとなかなか打てるピッチャーではないのでね。
今日だったらどっちがいいですかね。
いやあ、どうですかねえ。
キャッチャーの性格にもよるんですけどね。
ここで阪神タイガースからのお知らせです。
7月24日、金曜日からのDeNA3連戦。
7月31日、金曜日からのヤクルト3連戦で、ウル虎の夏を今年も開催。
試合開始1時間後までの入場の方全員に限定ウル虎イエロージャージをプレゼントします。
詳しくは、阪神タイガースの公式サイトをごらんください。
それでは改めて今日の放送席をご紹介しましょう。
優勝選手のお二方、矢野燿大さん、金本知憲さんです。
金本さん、今、上本の当たり惜しかったですか。
まあ、そうですね。
そこまでいい当たりではなかったと思うんですけれどもね。
せっかく矢野さん、バッテリーがつくったチャンス、行けるぞというところまで行ったんですが。
1点欲しかったですけど、ちょっと雰囲気というか、そういうのが出てきたかもしれないですね。
金本さん、どうやったら大野を攻略できますかね。
なかなかね。
相性もありますし、なかなか難しそうですね。
でもチャンスというか、すきはありそうな気はしますね、何かね。
難しいですけれども、突破口がないわけではないみたいなね。
一方の能見も、2回以降は得点を与えず、ヒットも1本と踏ん張っています。
矢野さんのおっしゃるアウトコースの使い方等も含めて、じわじわと頑張って、粘って。
能見自身も投げていて、調子がいいとか、気持ちよく投げているという感じではないと思うんですけど、うまく調子が上がらない中で投球しているという感じですね。
そういうのはさすがですね。
そうですね。
経験がいりますよね、やっぱり。
能見も、もう36歳になりました。
11年目。
ドラゴンズは1番からです。
ドラフト7位のルーキー。
東京ガスから加わった新戦力、遠藤のヒットです。
思い切りがいいですね。
昨日から初球からドンドン振っていきますよね。
6月の終わりに初めて昇格して、そして7月の1日、DeNA戦で初スタメン、1番ショート。
その試合でもベイスターズの平田からタイムリーを打ったという遠藤です。
大分ドラゴンズも年齢の高い選手が多くなっていましたんでね。
はい。
でも一応ちょこちょこ入れかわってそうなイメージはありますね。
谷繁選手兼任監督も、8月、9月までの勝負を見越したかのように、若い選手をドンドン試すというか、使って、経験を積ませる、そんな采配が目立ちます。
ここは、金本さん、普通に送ってくる場面と見ていいんですか。
もう6回で、どうしてもこの3点目が欲しいんで、僕は高い確率でそのまま送りバントと思いますね。
しかも雨が降っているだけに、何回までゲームができるかは分かりません。
昨日はセーフティーバントをトライして、3塁線に転がしたマスカットスタジアム今成が粘って見送ってファウルというのもありましたが。
矢野さん、荒木も37歳、20年目ですが。
まだ若さも残っている感じもしますけどね。
そうですね。
2000本もまあまあ頑張ればというところまで来ていますしね。
中日でも一緒にやっている選手なので。
頑張ってほしいですけれどもね。
矢野さんを見つけると、いつも満面の笑顔で駆け寄ってくるイメージですけどね。
荒木が来るまで、背番号2だったんです。
荒木がドラフト1位で入ってきて、荒木にとられてかわったんですけどね。
よく寮でね、お互いだめなとき、愚痴っていましたよ。
荒木や和田や森野を使えば、それなりの結果が出るのはもう分かるんですよね。
それをずっととなるとというところなんでしょうね、ベンチは。
ベンチとしては、同じであれば、やっぱり若い選手を使いますから。
ベテランになれば、結果を出していくしか、やっぱり次のチャンスはないんで。
逆に荒木とかも出るときは、プレッシャーがかかっているんじゃないかと思いますけどね。
送りバント成功で1アウト、ランナー2塁です。
今年を迎える段階で1837安打していた荒木。
今年36本打っていますから、いよいよ1900本に近づいてきたという安打数です。
審判の方の頭部につけたカメラからの映像です。
そして平田、ルナというところを迎える、これまた中盤のやまになります。
金本さんは先ほどキャッチャーの性格にもよるとおっしゃったんですが、ピンチになったときに傾向が出やすいんですか。
もろに出るキャッチャー、もちろんピッチャーが誰かにもよりますけどね。
やっぱりピンチになるほど突いてくるキャッチャーというのもやっぱりいますよね。
ピンチになれば、そとに逃げまくるキャッチャーもいますしね。
ここはインコースに来ました。
今のは思い切った、初球のフォークかチェンジアップの見送り方って、すごく嫌な、バッテリーにとって嫌な見送り方をしたので、どうするのかなと思ったんですけど、嫌な見送りというのは?完璧に見送った。
崩れてないんですね、体勢が。
ちょっと読まれたかなとか、来ることを想定されている見逃し方というのでしょうか。
また内に寄った。
3回りめというのは、バッテリーには特に難しいので、本当にだましあいの部分というのも出てきますので。
金本さん、バッターとして、インコース2球が続きましたけど。
僕は、もう1球待ちますね。
もう1球狙います、カウントが若いので。
待つというのは狙うんですね。
狙います。
金本さんでしたら、今のは完全に見送っていたと。
見送っているか、タイミングが合えば振るという。
両にらみですか。
いや両にらみではないです。
インサイド1本ですね。
アウトコースも…。
合う事があるんですよ。
いいバッターはやっぱり出ますよ。
あっと思ってもね。
今どっちだったんでしょうね。
狙ってはないでしょう。
そんなに狙うタイプにも見えないような感じもしますけど。
来た球に反応するタイプなんですか。
だと思います。
いろんな球に反応していくというか。
セカンドランナーは3塁ストップです。
2ボール2ストライク。
追い込んだ状態、しかも詰まった。
しかしヒット。
セカンド内野安打です。
今のは、またショックが大きいですね。
いいボールを投げているんでけどね。
ここはかなりインコースに重点を置いたリードだったんですね。
そうですね。
特に高めに行ったというのがすごくいいなと思ったんですけど。
バッテリーとしてはやろうとしたことができているんですけれどもね。
平田君がまあまあ最悪というか、すごく内側からバットを出したんであの方向に飛んでいったとは思いますけど。
そんなんやったら、きれいなヒットを打ってくれよみたいなバッテリーはそういう気持ちになりますね。
それぐらい悔しいヒットじゃないですか、今のは。
そしてルナを迎えるところで、中西ピッチングコーチがマウンドに行きました。
金本さん、ルナはスライダーでホームランを最初に打ったんですが、その自分がホームランを打ったボールというのは、その後、どうなるんですか。
待つのか、来ないと思うのか。
これはキャッチャーによるんですよ。
打ったボールを完全に消してくるキャッチャー、逆にドンドン投げてくるキャッチャーもいますね。
名前を出して悪いんですけど、カープの石原というキャッチャーは、ヒットでホームランを打つと、その試合ではその球種をぱたっと消してきましたね。
金本さんも、それは消せたんですね。
それはもうミーティングでスコアラーの方が調べてくれていたのでね。
内野は前に来ました。
ちなみに矢野さん、スライダー、ホームランを打たれた後は、2打席目、内野ゴロ、ショートゴロ、どんな打ち取りだったんですか。
インコースをうまく攻めましたね。
インコースは2打席目ほとんど投げない形で真っすぐだと思ったのが、ちょっと沈むかのように見えたのをショートゴロにしたというね。
それを受けての3打席目です。
こうなると前の打席の反省でひっかけないように、なかなかヘッドを出さずにね、打ってこれるバッターなので。
なかなか攻めにくいですね。
先ほど平田君に投げたようなインコースで詰まらせるようなボールが真っすぐでもスライダーでもちょっと高めとか、行ければいいんですけど、カウントもちょっと悪くなったので。
怖いですね。
今のもツーシーム系なので、バッターをマークしてて、しかも、ちょっと高めに浮いているじゃないですか。
今のは本当にファウルでちょっとラッキーな、バッターの打ち損じでしょうね。
ここまで3つアウトコースをついてきたんですが、金本さん、バッター心理はどうですか。
バッター心理は、やっぱりフォークボールが一番怖い、まだ2ボール1ストライクですか。
まだまだ絞っていけますね、ここは。
バッターとしては自分だとすると、さっきみたいに球種かコースか、絞っていきますね。
まだゼロストライクだったら、コースの外のスライダーとかね。
インサイドの真っすぐとか。
両方絞っていくタイプでしたね、僕は。
1ストライクで1個減るんですね。
そうですね。
ここでインコース。
3ボール1ストライク。
やっぱり前の打席、今のファウルというのがあるから、藤井も行きたくなるんですよね。
アウトコースでやっぱりついてこられるよなとか、まあ高いよなとか、今のインコースという選択になったと思いますね。
やっぱりすごく攻めにくさというのはもちろん首位打者にルナはバッターですし、バットコントロールのいいバッターなんで。
まして、今日先制ツーランのルナです。
内野は少し前に来ているタイガース。
バッターランナーは2塁へ行きました。
2アウト2塁3塁です。
どうでしょう矢野さん、今の進塁というのは、やむを得ないですか。
そうですね。
ある程度やむを得ないでしょうね。
そして結果的には、外に行ったんですね。
そうですね。
ちょっとツーシーム系のボールだったと思います。
今のもゴメスが投げるのが速いんでね、キャッチャーもすぐ投げるしかないんですよね。
戻られるので。
これをもう少し、ゴメスが。
追い過ぎてももちろんだめなんですけど、若干詰めてくれたら、ランナー、サードも行きにくいんですけど、早めにボールを放して、キャッチャーも離すしかないんで。
そうすると、平田君もすぐサードに行きやすいじゃないですか。
でも余り無理もできるところでもないんで、ある程度は仕方がないですね。
遠藤粘って、2塁3塁の形を残して和田です。
一難去っても、まだ怖いバッターが残っている。
2000本クリアしたバッター。
インコースから。
しかもストライクです。
ドンドン行くという感じでは行けないでしょうね。
今日の内容を見たら、藤井君のほうが全然合ってないんで。
1塁ベースは多少…。
ストライクゾーンを小さく使うというよりは、その枠を広げていきながらというピッチングになると思いますけどね。
当然追い込まれたら、全部対応するということになるんですか。
そうですね。
追い込まれてても、勝負をかけるときもありますよ、もちろん。
何かに絞って?例えばパターン、ずっと粘っているうちに次、絶対こうだろうと自信があるときもあるんですよ。
思いきり外れて三振ということもありますよね。
正直。
そのかわり、来たときは捉えるわけですね。
そうですね。
それは金本さん、4番バッター、勝敗を背負うから、そういうかけに出るということなんですか。
勝敗を背負うというより、やっぱり長打が欲しい、特にホームランが欲しいというときに、粘って2アウトランナーなしで、自分が出たってそこからなかなか点は入らないですよね。
それよりは一か八かで、三振してもいいから、長打を狙うという待ち方ですよね。
あと、ピッチャーのレベルにもよるんですよ、ランクにも。
このピッチャーは追い込まれても何にも怖いボールがないとかね。
エース級というのは、追い込まれたら基本的にはやっぱり半分以上は、打てる確率が減りますからね。
欲張らないほうがいいんですね。
そうですね。
欲張らずに欲張るみたいな感じですね。
まあそこは駆け引きですよね、試合の状況と。
ここは追い込んだバッテリー。
基本は落ちるボールが多いですね。
まあそうですね。
ゾーンだけでは勝負しにくいということで、フォークを続けていますけどね。
ランナー2人ホームにかえってくる。
和田は、2塁を回ってストップです。
和田のタイムリー、4対0です。
矢野さん、追い込むところまでは行きました。
そうですね。
最後は2球フォーク行って、振ってくれないと思ったのか、真っすぐ行きましたね。
アウトコースですけどね。
それがちょっと甘く高く入りましたね。
常々リードに正解はないとおっしゃいますが…。
こうなると。
結果やっぱり藤井で勝負しておいたほうがいいんじゃないのということにやっぱりなっていっちゃうんですよね。
バッテリーはやっぱり結果を受けとるしかないんで。
ただいい追いこみ方をして簡単に歩かせるということはもちろんできないんで。
とれない。
代走の大島がホームにかえってきました。
そして藤井は3塁へ行きます。
スリーベースヒット。
1点追加で5対0です。
踏ん張り切れない。
マートンが随分浅い守備位置をとっていました。
金本さん、たらればは意味がないですけど、定位置だったら追いつけている打球でしたか。
そうですね。
今日は風もないですしね。
ここでピッチャー交代を告げた和田監督です。
ベンチへ戻りました。
2番手安藤です。
今日も白星の権利は手にできなかった能見。
バッターは堂上です。
解説は金本知憲さん、矢野燿大さん、お二人でお送りしています。
金本さん、2ボール2ストライクから和田がストレートをとらえられたというのは、どういう準備だったんですか、和田は。
どういう準備ですかね。
和田からすれば一番難しかったんじゃないですか、バッター心理としては。
1塁があいていますから、やっぱりバッター2人で勝負してくるだろうという、無理はしてこないというのがね、どうしてもバッターは頭に入るものなんですよ。
かといって、見逃し三振も怖いしね。
難しい中で打ったという。
はい。
僕は一番嫌いでしたね、1塁があいていると。
むしろ。
敬遠してくれと思っていましたね。
勝負、くさいところをついて、振ってくれたらラッキーという、そういう中途半端なリードが一番嫌だったですね。
バッテリーはどうなんですか。
中途半端に勝負、1塁あいているし、振ってくれたらラッキーという攻めは難しいんですか。
いやあ、難しいですね。
僕はもう、勝負するイコール今みたいに打たれるというリスクは絶対あるので、そこをベンチが負ってくれるというのが一番いいんですね。
1塁あいているじゃないか打たれた後に言われても、ことは始まらないで。
じゃあ、歩かせと言ってくださいよと。
勝負するイコール、今みたいな結果も起こり得るので、そこをベンチが受けてくれるかどうかというのが、一番バッテリーとしては、大きいところですね。
中途半端に例えば埋めていくじゃないですか。
その労力を使って次のバッターって、バッテリー、まためちゃめちゃ大変なんですよ。
それだったらはっきり、歩かせてくれて、和田に打たれるのが納得いくのか、藤井に打たれるのか、どっちが。
僕の中では藤井なんですよ。
であれば、和田を歩かせてくれと。
という選択肢なんですよ、僕からすれば。
選ぶんであればね。
でも能見ぐらいだったら、際どいところを攻めてやってくれるだろうとなると、すごく難しいし、これはピッチャーのタイプにもよるし。
埋めないでくれというピッチャーもいますし、押し出しが頭をよぎるんで。
これはキャッチャーのタイプにもよりますし、難しいところなんですよ。
6回は2番からのタイガース。
大和がバッターボックスです。
大野の6イニングス目、球数は今、84となっています。
解説は矢野燿大さん、金本知憲さんのお二人。
バッターやバッテリーの心理もうかがいながら、お伝えしていますが、差が広がりました。
ドラゴンズの長打攻勢です。
大和空振り三振。
このイニングの前にも、金本さん、円陣を組んでいました。
大野対策。
どんな指示が出たのか、ちょっと分からないんですけど。
まあ基本ストレートが走っていないように見えるんですよね。
だから変化球がふえているのかもわからないですし、それを狙おうということなのか、内容はちょっと分からないですけれど。
ちなみに金本さんは2回りめをごらんになったときには、チームの意図というのは見受けられましたか。
それはちょっと分からないですね。
見受けられなかったですけど。
今日はまだクリーンナップがヒットを打っていません。
今年のこのカード、阪神、中日、中日、阪神は、実は非常にもつれるカードです。
13試合戦ったうち、1点差が7試合、サヨナラがそのうち5回。
2点差以内で終わった試合が10試合。
13試合のうち、10試合は、2点差です。
昨日も3対0。
余り差はつきませんでした。
それに無理やり当てはめると、まだまだ今日も、もつれていく、そんな可能性がありますね。
ごらんのように、京セラドームは…。
2回サヨナラがあったんですかね。
2試合連続サヨナラで、開幕連勝したんですよね。
でも名古屋では、2試合連続でサヨナラをされたんですよね。
後は新井良太が甲子園でサヨナラ打というのが5月6日。
矢野さん、現役、金本さんも一緒ですが、されているころは、サヨナラというよりは、ロースコアな中日戦というと。
1点のね。
バッテリーはちょっと…。
もういやらしいチームでしたね。
岩瀬もバリバリでしたし、抑えもしっかりしているし、森野、和田、嫌な打線でしたね。
金本さんもよく守っていても、外野を守っていても、走塁が嫌だったとおっしゃっていましたね。
バッターボックスに福留、荒木、井端ですよね。
何がうまいかって1塁ランナーがいて、セカンドベース前で外野手は絶対見るんですよ。
外野手は。
行かないという振りをして、安心させて、さっと3塁に行くんですよ。
僕、正直、1回やられましたけどね、思い切り。
まさにだまされたという。
だまされたというか、はい。
落とすんですよ、外野手の見るタイミングで。
やっぱり僕も安心しますよね。
それからはもう。
それからはもう、猛チャージしましたね、中日戦だけは。
当然リスクもありますよね。
外野手ですから、あんまりそうないですけどね、はじくということは。
福留三振。
2者連続三振です。
逆に金本さんがそれをランナーとしてドラゴンズ戦でやってやろうというふうにはなったんですか。
いや、それはちょっと僕はやってやろうとは思わなかったですけど、そのかわり、絶対中日よりはいい走塁をしてやるという、そういう事は思ってましたね。
特にナゴヤドームではね。
何か空気があったね、阪神は。
勝てる気がしないという。
だからそういう走塁とか守りとかでやっぱり勢いをつけていかないと、というのがあったのでね。
甲子園の雨は上がったようです。
ドラゴンズ、7回は8番の桂から。
2年目の選手です。
放送席は矢野燿大さん、どうしても福原、安藤、呉昇桓、こういったところの負担がふえるというところを矢野さんも心配されていましたが、この5点差も安藤が行きましたね。
安藤も登板間隔はあいているんですかね。
あんまり見てないような。
7月1日が最後ですよね。
だからそこがあったんで、安藤に投げさせたというところだと思いますけど。
ちょっと若いやつが出てこないとしんどいですね、正直ね。
もちろん福原、呉昇桓もめちゃくちゃ頑張ってくれているんですけれども、そこにプラスアルファが欲しいですね。
矢野さんがごらんになって、候補としては誰を期待、注目しているか。
松田が筆頭だと思いますけど、後は石崎とか、ルーキーの。
よくなくて、もちろん下には落ちたんですけど、そこら辺を育てていくという必要があるんじゃないかと思いますけどね。
金本さんは、誰か若いピッチャーで、この選手おもしろいんじゃないかというのはありますか。
まだね、一軍レベルでとなるとなかなか…。
指、折れないですか。
後は中継ぎじゃないですけど、横山はポテンシャルとしてはいいものを持っているなとは思うんですけど。
まあ中継ぎというよりは、先発だと思いますし、先発で育てるほうがいいのかなと思いますね。
打席は遠藤です。
横山は巨人戦で、5月21日、7回1失点という、大きなカーブをうまく使って抑えた試合もありましたけどね。
ちなみに金本さん、野手のほうでは、ファームで結構、おっという選手がいるんじゃないですか。
まあよく聞くのは、横田ですかね。
春先、オープン戦ですか、ちょっと一軍にも出たりしましたけど。
出てきてほしいですよね、体もありますしね。
8本のホームランを打ってまして、今タイガースのファームではトップなんです。
ああ、そうですか。
でも高卒2年目で、なかなか8本打てないと思いますからね。
空振り三振。
安藤、ジェット風船がまいました、甲子園球場。
7回の攻撃です。
マートンから始まって、鳥谷、そして初スタメンの森越というオーダーです。
ここまで3安打。
何とかしたいタイガースです。
マートン、センターへ、大きいぞ!センター、見ているぞ。
入った!!反撃ののろしはマートンから。
沈黙していた打線に、マートンが勢いを与える。
ジェット風船の乱舞にこたえました、マートン、ホームイン。
5対1です。
まずは反撃の第一歩。
放送席は矢野燿大さん、金本知憲さんです。
金本さん、どんなバッティングでしたか。
まあどうですかね、ぎりぎりだったですけど、バックスクリーン横まで運びましたからね。
うまい事ヘッドが抜けたような感じがしましたね。
マートンのホームランというのは、ヒットは右方向が多いですが、ホームランは左中間とかレフトというイメージがあるんですけど。
そうですね。
4点差に迫ります。
マートンも真っすぐを打ってくれたら。
今のもチェンジアップか抜いているボールなんですよ。
ホームラン、今年打っているのも、当たり前といえば当たり前なんですけれども、真っすぐを待ってて変化球なので、ポイントが前になるんですよ。
その分距離が出て、できてホームランという。
真っすぐだと、どうしても距離が縮まってしまうんで、そこがうまくたたけていないというのがあるので、ホームランが出ると、気分も上がりますし、テンションも上がりますし、そこの分のプラスアルファというのは、もちろんあるんですけど、マートンのいいときは、もっともっともちろんいいので。
もっともっと状態を上げていってくれることを願いたいですけどね。
能見のツーベース以来、甲子園が沸き上がりました。
なかなか今日タイガースファンがわあっとなれないです。
そうですね。
初めてですね。
今日で連続試合のほうは1544試合になりました。
こういう数字を出せば出すほど、金本さんの数字がいかに大きい数字かということを思い知るわけですが、大野のこれが100球目です。
これもヒットになりました。
鳥谷がつなぐ、ノーアウト、ランナー1塁。
ここから押せ押せのタイガース。
盛り返していきたい甲子園。
ただ単に、試合に出続けるのではなく、このように結果を残して、そして鳥谷、2本目のヒットを打ちました。
通算のヒットの数がこれで1694となりました。
阪神タイガース歴代4位タイ。
あの初代ミスタータイガース、藤村富美男さんに並んだ鳥谷です。
金本さんは、常々、鳥谷には、もっとホームランが打てるだろうということもおっしゃり続けてきましたけど。
僕はちょっと物足りないんですよね。
やっぱり打てると思われるからですよね。
そんだけの身体能力もあると思うし、打つ筋力ですよね。
チャレンジしてほしいんですけどね。
森越、ここは初スタメンで、重要な局面に回ってきた。
初球から行ったんですが、森越。
初スタメン、3打数、ここまではノーヒット。
矢野さん、惜しいという感じでいいですか。
ねえ。
甘いボールですが、しっかり捉えた、こういうのがヒットにしてあげたいですよね。
やっぱり1本出るか出ないかってね、ずっとレギュラーで出ている選手はいいですけど、やっぱりこういう選手の1本というのは、特に大きいんでね。
まだ移籍後初安打がない森越。
今の表情がそれを物語っています。
しかし、まだ1アウト。
バッターは藤井。
この後は安藤ですから、もちろん代打。
今日藤井はヒットを打っています。
センター前でした。
また少し雨が降ってきた甲子園ですが、もう試合の行方を左右するような雨ではない、そんな強さです。
ちょっと乱れぎみの牽制球。
こういうシーンはランナーをドンドンためていきたい攻撃。
4点差です。
ネクストバッターズサークルはごらんのように新井良太のスタンバイ。
大野の球数も100球を超えましたが、変化はあるでしょうか。
金本さんが序盤、もしかしたらセーブぎみに入ったんじゃないかもしれないとおっしゃったんですが、その後、印象は余り変わらないですか。
あんまりそうですね、変わってないですね。
でも球数、7回ですか、最初は多いなと思ったんですけどね、それなりに帳じりが合ってきたようなところも、ちょっと多めですかね。
空振り三振。
届きませんでした、バット。
2アウト1塁に変わります。
そして新井良太。
金本さんにも何度となくバッティングの教えを請うて。
その割には打ってくれないですね。
今年はいかがですか。
5月ぐらいですかね、一度バッティングを…、あんまり言えないんですけど、ちょっと話をして。
スイングばらばらだったですよね、正直。
スイングがばらばらというのは?バランスも形も全然もう。
成績の数字のほうも案の定バランスの悪さに見合った数字でしたけどね。
代打では新井が2割7分6厘、ホームラン1本。
トータルよりもいいアベレージが残っています。
中日戦ではサヨナラ打もあった、そんな新井です。
ストレートの平均球速ですが、立ち上がりから、それほど大きな変化はない。
ちょっと6回、7回と下がってきているかなと。
下落はしていますけどね。
ただ4完投をしているピッチャーです。
ここはチャンス拡大とは行きませんでした。
しかし、マートンのホームランでタイガースは1点を返しました、7回裏です。
第4号でした。
それではそのマートン選手のホームランをいま一度振り返りましょう。
外寄りに構えたボール、キャッチャーだったんですが、ちょっと内に来ました。
これを捉えたマートンです。
今日はゴメスもマートンも矢野さん、金本さんともに、本当の絶好調のときの姿にはあともうひとつというお話はあったんですが、やっぱり金本さん、当然気分でもバッターは変わってくる部分もあると思うので。
打てないよりは、焼け石に水みたいなホームランでも、気分は悪くないですからね。
どっちにしても、マートンが打たない事には、阪神優勝はおぼつかないですよね。
マートン、ゴメスですね。
そして金本さん、新井良太の今のバッティングは、スイングはどうだったんですか。
その前のファウルですかね。
フルスイングした、空振りだったんですかね、ファウルだったんですかね。
あれはもうきちんと振れていましたね。
バランスよく。
最後はやっぱりチェンジアップだったので、タイミング自体がちょっと崩されていたので、何とも言えないですけど。
狩野と新井の2人で、代打、今、右バッターとして、主に任され、関本賢太郎が間もなく一軍に帰ってこられそうだという状況まで来ているようですので、夏場の苦しい時期をそういった厚みで乗り越えたいところです。
マウンドには松田遼馬が上がりました。
先ほど矢野さんがまっさきに名前を挙げられたピッチャーですね。
そうですね。
ポテンシャルとしてはいいものがあるんですけどね。
ちょっと話戻りますけれども、新井良太の代打のところでも、もちろん新井良太でいいと思うんですけれども、梅野とかを出してね、梅野ベンチに、あの若さでベンチに置いていても余り成長を望めないと思うんですよ。
やっぱりこういう点差で、もちろん一発もありますし、使って、短いイニングですけど、こういうところをまた守らせるとか、何かそういう部分も。
一瞬梅野かなと思ったんですけど。
その辺りも…。
何かもうちょっと使ってほしいなという。
一軍でも勉強できるんですよ、座っていても、こうやって。
しようと思えば。
でもやっぱりスピードは遅いので。
ここ4試合、今日を含めて5試合出番がない梅野です。
それであれば、二軍で試合に出ているほうが、よっぽど梅野の今後のためじゃないかなという気がしますね。
一度はそういうことでファームに落ちたんですけどね。
今年の開幕捕手だった梅野ですからね。
ドラゴンズは8回荒木からです。
松田遼馬、27試合目のマウンドで、4.77という数字がある。
これはつまりいいときはピシッと行くんですが、時折つかまる事があります。
マウンドの松田投手ですが、7月7日、昨日の練習で福原投手からアドバイスを受けるシーンがあったんですね。
福原投手いわく、しっかりいいフォームをイメージするように言ったと。
そして松田投手自身も、いつも福原さんから球の回転であったり、力の抜き方を教えてもらっています。
そして忘れないように細かく声をかけてもらっているんですと言っていました。
ヒロドアナウンサーのリポートですが、球の回転。
矢野さん、ピッチャーどうしのアドバイスですね。
そうですね。
藤浪も今年真っすぐがよくなったのは、福原にアドバイスをもらってという、キャッチャーのところで終わるんじゃなくて、その後ろもずっと続いていくようなストレートを投げていくということで、すごくイメージがわいたという、藤浪も福原からアドバイスをもらっているんですけど。
松田もシュート回転ってバットに当たりやすいので。
シュート回転しないように投げていくという。
今のボールなんか、すばらしいボールですけど。
荒木を空振り三振。
カーブもいいんですよ、松田は。
だからカーブをもっと多く使えば、肘の位置も上がるし、真っすぐもたたけるようになるしと。
もうちょっとカーブをうまく使えばいいのになといつも思うんですけれどもね。
金本さんも今同意されていましたね。
カーブ、すごく縦にいいカーブを持っているんですよね。
今年使ってはいるんですよね。
そうですね。
ただ、中継ぎとかになると、なかなか緩いボールで勝負って、勇気がいるんですよ。
やっぱり目いっぱい行きたいんで。
後々ちょっと後悔じゃないですけど。
松田のあのカーブって、タイミングも結構抜けますし、武器になりそうなものなので、逆にあれを覚えたら幅がすごく広がると思うんですよ。
使っていってほしいなと思うんですけどね。
後はアドバイスとしては、フォームのイメージというのも、福原投手のアドバイスとしてあったんですね。
フォームのイメージ。
福原、よう頑張っていますよね。
そして後輩たちにアドバイスをし。
あの年で、若いピッチングをしますし。
今年は変化球もまたちょっとよくなっている感じがありますし。
150キロです。
年々福原投手が若返っているという。
ただ夏場以降、しんどいと思うんでね。
今のボールも、やっぱり危ないですものね。
150出ても、シュート回転でああいう球であれば、145でもいいから、切れのもうちょっといいボールのほうが。
今のも怖いですよね。
マートン、見上げています。
平田はレフトフライで2アウト。
歳内にもそれは言えると思うんですよ。
真っすぐの質という。
息の長いボールを投げてくれたらいいんですけれども、今のも、シュート回転したり、歳内もどっちかというと、そういうボールが多いので。
最初の話のように、脱力も大事でしょうね。
その話もありましたね、さっき。
シュート回転という言葉が本当によく聞かれるわけですが。
難しいんですね。
金本さん、バッターからアドバイスというのは、ピッチャーに余りないんですか。
気がついたら、食事のときとか、言うことはありますよね。
こういうのが嫌なんだよとか。
そうですね。
松田、この回はいいボールもあったという矢野さんのお話もありました。
三者凡退。
まだアウトはタイガース、6つ残っています。
大野に過去3回で0.39、2勝0敗ですから、もう1回やられるというのは、非常に悔しい、そんな夜になります。
それでは今日の試合をハイライトシーンで振り返ってまいりましょう。
1回はルナのツーランです。
スライダーでした。
これが幕あけです。
セリーグ首位打者。
ただその後能見は、踏ん張ります。
2回以降は、なかなかヒットも打たれずに頑張ってきました。
5回のタイガースは、2アウトを簡単にとった後、大野が、この藤井にヒットを許し。
能見がつなぎます。
このバッティングをごらんください。
なかなか金本さんも大野のこれは引っ張れないと。
真っすぐ1本で行っていますよね。
ポイントかなり前で打ちましたよね。
つないで上本。
捉えたと思ったんですが、守備範囲でした。
セカンドライナーで、3アウト。
反撃ならず。
この段階では、まだ2対0でした。
しかし6回です。
ランナー2人置いて、1塁ベースがあいている中、バッターも難しい、バッテリーも難しいという今日のお二人のお話の中で、さすが和田という結果を見せられました。
右中間のタイムリーツーベースヒットで4対0です。
さらにこの後、藤井もレフトオーバーのスリーベースで5点目を取られます。
反撃はマートンのホームランでした。
第4号のソロホームラン。
マートン本調子へのきっかけにしたい、そんな金本さん、矢野さんのお話がありました。
雨はまたあがった甲子園です。
打順は4回り目の1番。
大野はもう完投する気満々ですよね。
満々でしょうね。
球数もまだそんなにいっぱいいっぱいという感じじゃないでしょうし。
4完投というのは、ほかに阪神の藤浪、広島前田、巨人、菅野、そしてこの大野。
矢野さん、完投というのは、エース、もしくはエース格の条件なんでしょうかね。
そうですね。
今年の投球イニングを見ても、大野君、前田君、藤浪というあたりは、110イニング以上ですか、超えてトップ3ですよね。
また、そのピッチャーが7勝や8勝しているという。
やっぱりそれだけのイニングを投げれば、これだけの力を持っているピッチャーというのは、結果ももちろんついてきますよね。
でも金本さん、バッターとしては1試合に3回も4回も回ってくるので、何とか、当然考えてはいくんでしょうが。
考えていっても、相手バッテリーも考えてきますからね。
コーナーにバチバチ来るというピッチャーじゃないですし、的は絞りにくいですよね。
ファインプレー、サード堂上。
チャンスにセカンドライナー。
今度は先頭バッターとして、3塁線。
上本、ついてないですね。
球際です。
金本さん、フェアですよね。
フェアでしょうね。
バウンドがちょっと中途半端というかね、多分ダイビングしやすいバウンドってあると思うんですよ。
ただ、飛んでいるだけで。
今のはすごく難しいと思うんですよ。
堂上も未来を担う戦力として期待されながら、なかなか今一つ伸び悩むとも言われている中で、高橋周平などもいますけどね。
と言っているうちに、5安打1点のうちに8回1アウト。
大和も1本出しておきたい。
またアベレージが2割を切りました。
やっぱり金本さん、あの守備があるので、本当はレギュラーになってもらいたい。
大和ですか。
そうですよね。
外野の大和のセンターの守備だけで、何試合助かったかという。
負けゲームが勝ちゲームになったというようなプレーがいっぱいありましたからね。
また雨が降ってきた甲子園。
今日はずっとこんな感じです。
バッティングに何か金本さん、大和選手にアドバイスするとしたら、どういうところになるんですか。
どうですかね。
開幕当時はもう明らかにちょっと引っ張れない状態が続いて、1回サード方向にも大分引っ張れるようになってきたと思ったんですけどね。
最近ちょっとあんまり出る機会が減ってきたりして、ちょっと詳しくはあんまり、印象にはないんですけれども。
引っ張れるかどうかというのは結構大きい?大きいですね。
大和のヒットポイントというか、インコースなんでね。
抜けました。
大和、今日初安打。
レフト方向ではありましたね。
ええ、まあそうですけどね。
インサイドのボールぎみに反応して、それをくるっと回れるという技術が大和の長所であり、短所であったんですけどね。
確かにインコースのさばきはね。
うまいけれど、ボール球でも全部反応してしまうのが短所なんですけど、あそこら辺をヒットにできる、落とせるのも、大和の長所なんですよね。
という事はちょっと突っ込みがなくなったからインサイドを打てるようになったと思うんですけど、やっぱりちょっとステップが前に行っていますよね。
理想はやはり金本さん、バッターが誰であっても、タイプを問わず、前に出されちゃいけないというのは。
理想ですね。
そうですね。
ステップで出るのはいいんですけれども、一番だめなのは、回るときにその場で回れないというのが。
せっかくとらえても、回るときに前に出ちゃうと、開いたりすると、捉えたポイントが変わってくるんですよね。
福留辺りも大和にはアドバイスを春先からしていると聞きます。
この辺りでツーランでも出れば、一気に試合が分からなくなるという展開です。
今日の大野対福留、ヒットは打っていないわけなんですが、どういう攻め方をされているんですか。
甘いボールは、しっかりしたスイングはできているんじゃないですかね。
前の打席は最後追い込んで、いいところを投げられたので、ちょっとね。
福留も経験もありますし、思い切りもいいので、そこら辺の読みとか、合えばもちろんそうですし、タイミングもしっかり合わすことができるので。
これは6・4・3の併殺網にかかりました。
福留、ショートゴロダブルプレー。
ガッツポーズは大野です。
8回を乗り切った大野。
5対1。
その差4点変わらず。
試合は9回に入る甲子園です。
今の福留のちょっと悔しそうな表情、バッティングをご覧いただきましょう。
フォークですか。
中心バッターにはダブルプレーはつきものといいますか。
大野がいつもの絶好調じゃないのかもしれないという雰囲気のまま、8回まで来てしまいましたね。
やっぱり野球の流れ、立ち上がりで主導権を握られて、次の1点をどっちが取れば分からないというところでまだ分からないというところで、相手に取られてしまったので、流れが完全に向こうに行っている状態で、また打たないとという悪循環になってしまっていますね。
何か今バッティングフォームを確認するような、自分で修正するような動きをしていた福留。
そして、マウンドは筒井です。
セリーグの順位表。
もう一度ご覧いただきましょう。
広島が負け越し2。
DeNA、ヤクルトは負け越し3。
中日だけが負け越し9ではありますが、首位から4.5です。
金本さん、今年は広島の試合も多くごらんになっていると思いますが、カープは、黒田が加わって、今年の台風の目というか、優勝候補にもなっていましたが、いかがですか。
実際ね、やはりなかなか、そう甘くはないですね。
最近ちょっと勝ち始めましたけれど、やっぱり僕一番懸念していたのは、エルドレッドなんですよね、4番の。
去年カープが強かったのは、エルドレッドが三冠王の大活躍したんですよね。
けがでいなくなったら、去年後半、一気に失速したんで、明らかにエルドレッドのチームなんですよね。
最近復帰してきて、まあまあの働きしていますけど、そのところ、ちょっと新井が予想に反して、ちょっと活躍していましたから、本当にいい働きをしていますよね、新井は。
雰囲気づくりにしてもね。
予想に反しているんですか。
いやいや、まあ僕はそのうちばてるだろうと思ってみてましたけど、なかなかしぶとく頑張っていますね。
ずっと4番を張っていますからね。
この間、広島で一緒に食事してきたんですけど、明るかったですよ。
よっぽど広島が好きなんでしょうね。
エルドレッド次第では、カープも巻き返してくるという、本当にだんごですから、どこが来てもおかしくないというセリーグです。
マウンドは筒井。
今シーズン、これが2試合目。
やっと一軍に合流してきました。
筒井も、矢野さん、抑えるときには、ピシャッと抑える。
そうですね。
ストレートの質がいいんで、筒井は。
スピードガンよりも切れがあるような。
2004年ですから、鳥谷と同期で入ってきた選手ですからね。
もう12年になります。
筒井。
2012年には、自己最多の58試合投げて、プロ初セーブもマークしたピッチャーです。
大島です。
途中から代走で、センターに入っていた大島。
もう鳥谷もこれしかないというプレーをしたんですが、大島の足がまさります。
筒井が、福原や呉昇桓などを存在としての立場としては。
なり得るんじゃないですかね。
ただ、対左というのを得意にしているピッチャーじゃないので。
サウスポーでありながら。
はい。
逃げるボールって、あんまり得意じゃないので。
チェンジアップとか、ちょっとドロンとしたカーブとか、その辺りなのでね。
使い方にもよるんじゃないですかね。
5対1の4点差で、藤井は送りバント。
という谷繁采配です。
9回の4点差。
これは金本さん、意図としてはどういう意図になるんですか。
大野が最終回、4点よりは5点という単純にね。
点を取りに行っていますよね、1点取って。
リードしている側としては、ダメ押しの1点を取りに行くような作戦になりました。
藤井、送りバント成功。
1アウト、ランナー2塁です。
流れを変えたくないんでしょうね。
ダブルプレーとかでまあまあ、4対1でもう大丈夫だろうって客観的に見る人は思いますけど、キャッチャーやっている人って、やっぱり余り思わないんですよね。
何があるか分からないから、流れ変えたくないので、しっかりやることをやって点を取れないという流れであれば、向こうに流れが行かないじゃないですか。
でも例えば、普通に打たせて、ダブルプレーとかになってしまうと、ごくわずかかもしれないですけど、流れを変える要素になるんで。
そういう部分をつくりたくない送りバントだと思いますけどね。
じゃあ、谷繁監督がキャッチャー出身だからこそという可能性があるわけですね。
いや、落合監督もよくそういう作戦は…。
同点とか…。
動いているときには、意外にいろんな仕掛けをしてくるんですけど、点差があいたときというのは、確実に送ってくるというのは、落合監督もすごく多かったですね。
そのもとで、谷繁選手は積んできたわけですからね。
いい当たりの堂上はショートライナー。
先ほどのファインプレーの流れはよかったようですが、ここはタイガース、2つ目のアウトをとり、桂です。
まだ2年目、大阪の大成学院から、大阪商業大学を出て、去年ドラフト3位で入った選手です。
学生時代は非常に自分でも学費を工面しながらというような、苦労した時期もあったそうです。
4月21日に初出場初スタメンで、成瀬からプロ初安打の桂。
その試合は大野を3安打完投のリードと、ドラゴンズの若き捕手、未来の正捕手争いに名乗りを上げたのが、この桂。
もう1人杉山というキャッチャーも。
ここにもドラゴンズの若返り、次世代の顔が見えます。
桂捕手、僕もプレー自体を実際自分の目で見るのは初めてですけれども、肩も強いですね。
シートノックとかイニング間の投げるボールも、かなり強いんで、育ってくればおもしろい、振る力もありますし。
福留、バックホーム、アウト!ここはライトの福留が見せました。
嫌な打球でした。
金本さん、いかがですか。
福留のバックホーム。
すごいボールをほうりましたね。
さすがですね。
今のはすごいですよ。
とってからの速さも速いですし、コントロールもいいし、お二人が対戦したときのドラゴンズあの強い外野の福留が、また、こういうところで同じような顔を見せてくれました。
この正確さですね。
あっこしかないという、あれよりも、ちょっとでもそれたらセーフですものね。
これ、でも、藤井が思い切りブロックをしているのかと思ったら、してないですね。
左足だけで。
ランナーはこれ…。
行っているからね。
足で、セーフになったかもしれないですね。
審判寄りのところの足をね。
伸びてないですものね、足が。
微妙なプレーですね、これも。
紙一重ですね。
でも福留の送球はすごいですよ。
今のは福留のプレーですよ。
金本さん、矢野さんともに大絶賛の福留の、さすがのプレー。
今の場面も、どうかなと思いますよね。
大野君がその前もキャッチボールをしてたんですよ。
9回投げる確率が高いんで、和田と勝負したところもそうだったんですけど、1塁歩かせて、もう多分大野君、来たと思うんですよ、それでもし谷繁監督兼任選手、ややこしいなあ。
が打席に入ったとしても、それはそれで仕方がないと思うんですよ。
そう読んでいったのであればね。
だから、この点差になって勝負で行っていいと思ったのか、最善を尽くすのかというところはね、どうかなと思いますけどね。
大野がノーアウトなのにキャッチボールもして、9回に行くという姿勢でしたものね。
たまたま福留がすごい送球でアウトにしてくれたから、何にもないように感じますけれども。
お二人は当然のように結果だけではないところ、それをいつも指摘されます。
大きな追加点を阻止した、福留の好守があって、ゴメス、マートン、鳥谷。
マートンのホームランによる1点だけです。
そのマートンが次に控えます。
今日は別に、大野は150に近いボールがあるわけじゃないですけどね。
ですね。
けど、スピードガンがちょっとあれなんですかね。
出るピッチャー、出にくいように見えるんですかね。
そんなに走ってないようにも見えないんですけどね。
そこそこ行っているのかなと思えるけど、スピードガンは出てないですよね、何か数字が。
今シーズンは大野に一度完封も許しています。
4回の対戦になるんですが、仮に完投を許すとなると、4回のうち2度、完投されてしまうことになります。
当然夏場以降にも対戦があります。
今日先発能見。
長打攻勢で悔しい降板でした。
福留が4点差だろうが、雑にならないプロらしいプレーを見せました、甲子園。
その流れに乗りたい。
矢野さん、桂というキャッチャー、紹介しましたが、まだ若いじゃないですか。
リードはどうなんですか。
リードは、なかなか僕も今日1日で分からないですけど、でもキャッチングもそんなに、えっという感じはないので、下手ということはまずないので。
体も大きいですし。
これはフェアです。
これは堂上、とれない。
ゴメスは2塁を狙えない。
ノーアウト1塁です。
そしてマートンです。
さっきのホームランをご覧いただきましょう。
ノーアウト1塁でマートンです。
先ほどはチェンジアップ系のボール、ちょっと抜いたようなボールをホームラン。
当然金本さん、ランナーをためるというのが理想だと思うんですが、こういうときバッターはどういう事を考えるんですか。
まあ大きいのを狙わず、ヒット狙いですよね。
おっしゃったように、ランナーをためないといけないんで。
そうすると、ヒット狙いの球種を待ったりするんですか。
追い込まれるまではいいと思うんですけれども、追い込まれた後に勝負をかけないことですよね。
さっき言ったように、一か八かの真っすぐ1本とかね。
全部の球に合わせて、あわよくばフォアボールをとってという。
その後が今日2安打の鳥谷。
これが1点差で、2アウトランナーなしで次が、打順が6、7、8と落ちていく。
しかも調子の悪いバッターが続くとなると、一か八か勝負ですよね。
ホームラン、打てるボールを待つ。
高めに目つけをするという。
ここはヒットが欲しいマートン。
バッテリーというのは、矢野さん、バッテリーの恐らくそうなんだろうなというのは、予想するわけですか。
もちろん考えながらね。
でも何も考えてないバッターもいると思いますよね。
何も考えてないバッターが一番怖いんです。
むしろ?はい。
うそ?という。
何にも考えてないやん、みたいな感じで打たれるのが一番ショックですよね。
読まれて打たれるのも、もちろんショックですけれども、それは勝負に行った結果なので。
大野が2ボールまで、ちょっとボールをひっかけぎみで球数が132まで来ています。
今のところは本人もベンチも最後まで大野という腹づもりでしょう。
それをタイガースは許さない攻めを9回、見せたい。
マートン、ここは最悪の結果。
2アウト、ランナーなくなりました。
ビジョンを見詰めているマートン。
金本さん、どんなボールを打たされたんですか。
インローのボールですかね。
インサイドですかね。
落ちたんですか、今の。
いや、真っすぐでしょう。
そう見えましたけどね。
真っすぐがちょっとひっかかったのか。
全体にひっかかりぎみですね。
ちょっと逆球っぽいんですかね。
2アウト、ランナーなくなりました。
今日2安打です、鳥谷。
ご紹介したように、タイガース歴代4位タイまでヒットの数をふやしてきた。
そして今日も連続試合出場も、フルイニング出場も全うした。
当然のように出続ける金本さんの跡を継ぐ鉄人です。
今日タイガースが勝てば、甲子園で10連勝となりますが、追い詰められました。
サード堂上。
鳥谷、サードゴロ。
試合終了です。
5対1。
ドラゴンズがタイガースを昨日に続いて破りました。
タイガース、またもや負け越し1。
借金生活へ戻ります。
混戦セリーグ、中日が勝って、またその度合いを強めた。
そんな倉敷、甲子園、きのう今日の2連戦です。
タイガース、甲子園10連勝ならず。
対戦成績は7勝7敗。
いわゆる最下位チームからの取りこぼしが続きました。
放送席矢野燿大さんと金本知憲さんのお話でお送りしてきた試合ですが、金本さん、最後まで大野を打てませんでした。
そうですね。
7安打はしているんですけれどもね。
いい当たりが正面を突いたりして、アンラッキーなところもあったんですけれども。
それではハイライトをご覧いただきましょう。
ルナがツーランの前に平田がツーベースです。
今日は矢野さん、能見投手は、ペースをつかめない感じだったんですか。
立ち上がりのルナのホームランは、ある程度仕方がないのかなという、調子もそんなにもいいという感じはなかったので。
仕方がないかなという感じはしますけどね。
一方の大野も、絶好だったのかというところではあるんですが、ルナのファインプレー。
今日は随所にドラゴンズは、こういったプレーがありました。
能見は2回、藤井や桂を三振にとり、奪三振の数、もともと多い能見。
矢野さんのおっしゃるアウトコースへの配球なども藤井が導いている要素はあったようです。
鳥谷が今日2本のヒットを打ったんですが、そのうち1本目。
2回でした。
しかし今日初スタメン、プロに入ってもまだ3度目のスタメンの森越。
空振り三振です。
バントが決められないシーンもありました。
これも遠藤がよくとったという。
今日金本さん、全体ドラゴンズ、球際、粘り強いイメージがありましたね。
そうですね。
ファーストのルナのいいプレーもね。
大和がこれいい当たりを打ったんですが。
雨が降ってきた5回です。
ピッチャーの大野がヒットでつなぎ、2アウト、ランナー2塁1塁という思わぬピンチになったんですが、セカンドランナーの桂が、このワンバウンドのボールで進塁を狙った、はじくと思ったというところなんでしょう。
藤井は慌てませんでした。
事無きを得ます。
その裏。
2アウトから藤井がヒット。
能見が大野のボールを引っ張ります。
フェアゾーンに落として2塁3塁、さあチャンスとして、1本出れば同点の可能性のある場面で、バッター1番の上本。
セカンドライナーです。
反撃ならす。
そして6回。
ランナー2人置いて、和田に回ってきました。
右中間を完全に破られて、2点タイムリーツーベース。
この後、藤井にもレフトオーバーのタイムリースリーベースヒットがあって、5対0になります。
反撃はマートンのホームランでした。
7回。
終わってみれば、今日唯一の得点となったマートンのホームラン。
鳥谷がタイガースの伝説に並んだ瞬間がこの1本。
藤村富美男さんに並ぶ1694安打目でした。
しかし新井、チェンジアップ、タイミングが合いません。
9回です。
ランナー1人置いてマートン。
ダブルプレーで2アウト。
そして最後は、鳥谷がサードゴロで3アウトです。
昨日3対0。
今日は5対1。
ドラゴンズに連敗です。
今日の放送席解説は、2003、2005年のV戦士のお二方、お二方、矢野燿大さん、金本知憲さん、お招きしているんですが、金本さん、昨日、今日の連敗をどうごらんになりますか。
点が取れてないですよね。
昨日0点ですかね、今日1点で。
打線の奮起ですね、まずは。
誰が鍵を握っているんですか。
全員だと思いますね。
矢野さん、今日もちょっと見せ場というのが、なかなかなかった。
そうですね。
もちろんバッテリーが点を取られたというのもありますけれども、兼ね合いなので、金本さんが言うように、僕もやっぱり打線がもっと点を取っていかないと、これからも苦しいし、ムードがなかなか上がっていかないと思うんで。
あえてお聞きしますが、鍵を握るのは誰ですか。
僕も1人じゃないですね。
全員ですか。
全体の状態が上がってこないと、1人だけ頑張っても打線にならないので。
確認ですが、タイガースは戦力は、他球団と比べても、やっぱり大きいんですか。
僕はセリーグでは一番戦力があると思います。
一番?はい。
戦力だけで予想すれば、タイガースが優勝と思います。
今の位置にいるのは、まだまだ行くチャンスが?まだまだ。
元の戦力があるので、幾らでも挽回のチャンスはあると思いますね。
矢野さんがおっしゃった福原、呉昇桓を休ませるような新しい顔が出てくることというのが大事になりますね。
昨日、今日とドラゴンズ、最下位相手に痛い星をこぼしてしまったタイガース。
まだまだセリーグはこの後もだんご状態2015/07/08(水) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
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詳細情報
◇出演者
【解説】矢野燿大、金本知憲
【実況】清水次郎
【解説放送・解説】中田良弘
【解説放送・実況】伊藤史隆
◇球場
〜甲子園球場
◇おしらせ
連動データ放送では、クイズに答えて、三振を奪うゲーム『クイズ ドクターK』を実施。賞品は「一万円」「今日のプレゼント」「サインボール」の3種類!あなたもdボタンを押して「クイズ ドクターK」に挑戦!
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