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勝率5割の阪神タイガース。
激しく首位を争っているセリーグです。
甲子園球場は阪神対中日の14回戦。
1回にドラゴンズ、ルナがタイガース先発能見からツーランを放って先制。
一方タイガース打線は、好投手サウスポー、大野をどう攻めるかの注目が甲子園球場に集まります。
解説は矢野燿大さん、金本知憲さんのお二方です。
いきなり大野から粘っています。
次のボールがもう10球目という、マウンド上の大野。
次が11球です。
矢野さん、金本さん、改めてお願いします。
お願いします。
金本さん、いきなりいい粘りですね。
いきなり10球ですか。
大野の真っすぐの走りが余りよくないように見えますね。
つけ入るすきが、立ち上がり、あるでしょうか。
先ほどの先発マスクの桂も、腕を振ってくださいという感じのジェスチャーもありました。
上本ファーストゴロ。
大野は今シーズン8勝3敗、12球団トップのイニングスを投げて、完投4、完封3、阪神戦は0.39。
間違いなく今シーズン、タイガースが苦しんでいるピッチャーの中でも、かなりの難敵と言えます。
基本は真っすぐ。
バッターは2番の大和です。
今日で5試合続けて2番に入る大和です。
金本さん、大野の真っすぐというのは、どういう質といいますか、スピードガンなのか、どういう感じの真っすぐなんですか。
僕は晩年しか対戦してないんですけれども、質でいうと、どうなんですか。
ズドンと来る感じですかね。
あんまり切れとか伸びとかは、そのとき僕は感じなかったんですけれども。
速いのは速かったですよ。
150キロ近いスピードが出ますから。
もう5年目を迎える大野です。
そしてこちらが福留、3番に入ったのが交流戦の最終戦。
そこからこのアベレージ。
しかもホームラン14本のうちの6本をこの期間に打っています。
ご覧のようにヒットを打っていない試合が1試合しかないという3番福留です。
金本さん、何がよくてこんなに打っているんですか。
どうですかね。
本人に聞いてみないとね。
甲子園球場から、解説矢野燿大さん、金本知憲さんのお二人でお送りしています。
阪神、中日14回戦。
1回にルナがツーランを打ったドラゴンズです。
打席は藤井。
最近の能見の5試合をご覧いただきましたが。
今シーズンの数字をごらんいただいています。
3.94という防御率。
立ち上がりは荒木からスライダーで三振を奪うシーンもあったんですが、ルナにもスライダーをホームランされると。
実は、矢野さん、能見がことし、左バッターに非常にアベレージが悪い、つまり打たれているんですけど、サウスポーが左バッターに打たれるというのは、一見不思議な感じはあるんですけれども。
まあそうですね。
でも、能見の中で多いのは、右バッターのインコース、左バッターのアウトコースというボールが多いので、いいバッターになればなるほど、左のほうが僕らキャッチャーも攻めにくいんですよ。
金本がバッターに来て、左のほうが前の壁がしっかりされたり、インコースに、懐に飛び込むボールがないとなると、逆に絞られるんで、攻めにくいんですよ。
もしかしたら、アウトコースにばっかり、偏っているとか、インコースに投げるんだけど、ボールしか投げれてないとか、あるいは、そういう配球の偏りというのが、もしかしたらあるかもしれないですね。
ここは金本さんは、左バッターでいらっしゃいますが、そういう印象なんですか。
インコースが少ないんですか。
いやあ、これはね、データをきっちり見てみないと何とも言えないんですけれども。
確かにそういう印象はあるかもですね。
藤井三振の後、堂上、セカンドゴロで2アウト。
山田バッテリーコーチに聞いても、もっとインコースを使えということは、左に対して。
そうですね。
使ってもボールじゃやっぱりあんまり…、見せ球とかになってしまうので、いいコースで詰まらせるとか、カウントをとるとかというのであれば、だとバッターの印象にも残るんですけど。
そこが、そこの際どいコントロールの割合がふえてくると、抑えれる方向には行くんじゃないでしょうか。
1番の遠藤が左、あとは大野は別にしまして、右が並んでいます。
藤井がスイッチで右に入りました。
ですから、今日は左バッターというのは対戦は少ないんですが。
打席は桂です。
だから左バッターにもチェンジアップを使ったらどうかという話も山田コーチはしていました。
通常チェンジアップは左バッターの場合は入っていくボールで甘くなると、長打というおそれがある、使いにくいボールと一般には言われるんですが。
やっぱり金本さん、いくら数字が悪いからといって、サウスポーにスタメンに左を並べるというのは、余りできないんですかね。
どうなんでしょうか。
勇気いるんじゃないですか。
やってみておもしろいという思いは金本さんにはおありですか。
おもしろいとは思いますね。
僕もおもしろいと思いますよ。
2点を追うタイガース。
2回はゴメス、マートン、鳥谷の登場です。
解説は矢野燿大さん、金本知憲さんの同級生のお二方。
2003、2005年の優勝を共に引っ張ったお二人です。
ゴメス選手ですが、7月6日月曜日に2人目の娘さんが生まれたそうです。
おめでとうございますというと、笑顔で答えてくれまして、中日のルナ選手からも祝福の言葉があったそうなんです。
何と、娘さんの名前、まだ決まっていないそうで、2〜3個候補があると教えてくれました。
なるほど。
リポーターはヒロド歩美アナウンサーです。
パピーという愛称のゴメス。
ルナは、ドミニカで同じ故郷の選手ですね。
2〜3個あるから、何か言ってくれるかと期待したいんですけど、なかったですね。
期待したんですけど。
3つぐらい、おもしろい名前。
日本にちなんだ名前とかね。
金本さん、ゴメスがここ13試合で交流戦明け5本ホームランを打っているんですよ。
ちょっと来ているんですか、波は。
そこまでは言えないと思いますね、まだ。
横浜の特大ホームランも飛んでいましたけどね。
空振り三振です。
どうなってきたら、金本さんは、ゴメスは…。
形で言えば、ちょっと難しいというか、簡単なんですけれども、まだ軸のぶれがね、日によって違うと思うんですよね。
去年はどっしりしてたんですか。
割とどっしり、あるいは明らかにどっしりしていましたけど。
今日の空振りを見ると、そんな悪くないですけどね、この空振りも。
軸のずらされるときの空振りはよくないんですか。
前に、ピッチャー寄りにずらされる空振りが、一番、内容がないんですよね。
一方矢野さん、マートンも、アベレージがぐぐっと上がってきているんですけど。
そうですね。
内容もね、打球の方向もマートンらしくなりつつあるんじゃないかなというところはありますね。
ご覧のように、交流戦までが2割4分3厘だったのが、交流戦明け、4割打っていまして、あっという間に打率が2割7分台まで上がってきました。
3分ほどジャンプアップです。
今矢野さんがおっしゃった方向ですとか、そういったものは、首位打者だった去年のマートンの姿に近づきつつあると。
まだトップが浅いような…。
衝突というか、もっといいときのマートンというのは、幅広い感じがするんですよね。
金本さんも、じゃあ、まだですか。
マートンですか。
全打席見ているわけじゃないから何とも言えないんですけどね、一時よりはあれですけど、本来の姿ではまだないと思いますね。
これも、もうちょっとどうなってきたら、本来のマートンと?やっぱりトップの浅さですかね。
構えているときに、もう浅いですよね、これ。
顔の目の前ぐらいにありますから。
引くときですよね。
もう少し深く引いてもいいんじゃないのかなと。
今のも押し込めてないですよね。
それなりのという感じなんですけれども、ちょっと距離がないので。
テークバックの浅さが気になるんですか。
そうですね。
もっと引いていいですよね。
矢野さんが衝突とおっしゃったのも同じことですか。
そうですね。
でも軸足に乗る時間は、ちょっと前寄りも長くなったような気がしますけど。
前はもっと足上がったらすぐ前にという感じだったんですけど、それによってヒットが出るようになったのかなという感じですけれども。
いいときのマートンを知っているので、もっといいだろうという。
バッターは鳥谷です。
逆に金本さん、いろんな数字がまだ上がってこなかったり、選手が本調子じゃないのに、首位といいますか、5割でまあまあ上位を争うと。
これはラッキーと思ったらいいんですか。
まあ、言い方は悪いんですけど、セリーグに強いチームがいないんですよね。
みんな弱いんですか。
みんな弱いです。
特に交流戦で、本当にそれははっきり分からされたといいますか。
もう7月に入っているんですけれども、全チームがうち優勝できるなと、本気で思っていますからね。
そうですね。
ご覧のように、タイガースでの通算安打数が、いよいよミスタータイガース、初代の藤村富美男さんにあと2本と迫ってきました。
デッドボールの影響で背中に痛みを抱えているとは聞いていますが、まさに目の前で金本知憲という世界の鉄人がいましたので、その影響も受けて、出続けます。
今日フルイニング出ますと、410試合、連続フルイニング出場になります。
鳥谷がチーム初安打です。
2アウト、ランナー1塁です。
今のでいよいよ藤村富美男さんにあと1本と迫ったわけです。
1693安打。
上には、藤田平さん、吉田義男さん、和田豊現監督、そして藤村富美男さんしか鳥谷です。
矢野さん、積み重ねてきましたね。
そうですね。
金本もそうですけど、ずっと出るっていろんな事があるのでね、そして森越です。
今年から加わった新戦力が移籍後、初スタメン。
ファームで3割5分。
ホームラン2本、25試合なんですが、その数字を残してのアピール。
左ピッチャーに強いから、今日先発あるんじゃないかと、実はドラゴンズの達川バッテリーコーチも読んでいましたね。
読んでたんですか。
情報が入ったんじゃないですか?ドラゴンズは戦力外になったんですが、トライアウトでタイガースが獲得したという新戦力。
26歳5年目、まだまだこれからという選手です。
高校時代に愛知啓成高校を初出場に4番で導いた選手なんですが、当時PL学園の前田健太選手からツーベースを2本打ったという選手です。
そのときに実は剥離骨折を抱えていた右手薬指を骨折していたという、そんな根性を、高校時代から持っていた選手です。
サードは今成がこのところスタメンをしていましたが、今日はサウスポー大野ということで、左に強い森越を起用です。
また矢野さん、1枚新しい競争の選手が…。
そうですね。
しかも出された、燃えている姿を見たいですね。
まだ金本さんにもこれといって印象はないですよね。
まだね。
守備がうまいという印象が…。
ドラゴンズでは主に守備固めの形で。
去年2試合スタメンはあったんですが。
でも、みんなスタートはこういうところからですから。
本当小さいチャンスをしっかりつかんでいくというね。
とれません。
カメラマン席の屋根に…、ひざを打ちましたかね。
早くもユニホームが高校球児みたいになっていますが。
移籍してきたときには、ショートでもポジション争いをしたいと森越は言いました。
守備率10割を目指したという話を、入団当時にしています。
セカンドもサードも中日時代からやっているので問題ないですと。
という内野手争いに割って入りたい森越の移籍後、初スタメン。
粘っています。
立ち上がり、上本が行きなり11球を投げさせました。
球数がもう34球となっています。
金本さんは、ちょっと大野の真っすぐが切れがとおっしゃいましたね。
もしかしたら、セーブしているかもわからないですね。
やっぱり完投してやるという気持ちとか、すごく蒸し暑いじゃないですか。
だから、セーブしているのかなと。
確かに顔も腕も汗が光っている大野です。
7球目。
粘る森越。
矢野さん、食らいついているという感じですか。
そうですね。
湿度80%。
風もありませんので、甲子園球場にじわっと湿った空気がたまっているようなイメージです。
80、もっとありそうな感じがするぐらい、むしむししますね。
甲子園は、能見の3イニングス目です。
1回にルナにツーランを許しました。
第6号でした。
ただ2回は三者凡退。
この回はピッチャー大野からです。
ただ大野も1割7分6厘打っています。
今日は2003年、2005年の優勝メンバーのお二方、主軸でチームを引っ張られた金本知憲さん、そしてマスクをかぶって投手陣をリード、恐怖の下位打者としても活躍された矢野燿大さん、お二人のお話です。
今日先発能見投手ですが、月曜日の甲子園の練習ではブルペンではなくて、マウンドでされていたんですね。
本人は気分転換でたまにやると。
悪い感じはなかったと言っていまして、ボールを受けていたブルペンキャッチャーにも聞いたところ、具体的にどうという事ではないけれども、感触としてよかったと思うと言っていました。
ヒロド歩美アナウンサーのリポートでした。
1塁はアウトです。
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打順が2回りめに入ります。
1番の遠藤です。
今日数少ないといいますか、唯一の左バッター。
大野と合わせて2人です。
蒸し暑くなってはきましたが、金本さんはこういうむしむしとした季節は強かったイメージがあるんですが。
僕は大好きだったんですよ。
やっぱり?はい。
練習のときも、太陽がぎらぎらして暑いのも好きでしたし、こういう蒸し暑いのも、実は好きだったんですよ。
やっぱり汗が出るので、すごい僕の中では体がほぐれて、切れが出るといいますか。
グリップを握った感触もいいんですよね。
バットを握ったときの。
やっぱり矢野さん、夏になると、当時カープ時代の金本さんは、ぐっぐっと来ましたか。
そうですね。
カープでもそうですし、タイガースでも夏場が強いなあという印象はすごくありますね。
夏男というイメージはありますよね。
これが41〜2歳になってくると、夏ばてしてましたね。
何が違いましたか、夏ばてしたときは。
僕41歳のときに、初めて感じましたね。
ああ夏嫌だなと思いましたね。
遅いでしょう。
確かにね。
僕はずっと夏場しんどかったです。
最初から?はい。
41?遅い。
共に40歳を過ぎられてもチームを引っ張られたお二人の…。
これはデッドボールになりました。
追い込んでいただけにもったいない。
どうでしょう、やっぱり左バッターのインコースを狙うというような、使うというような意図もあるんですか。
いや今のは、フォークボールが抜けました。
バッターも打ちに行きましたね。
スライダーと勘違いしたんじゃ。
軌道的に。
打ちに行っているでしょう。
おなかに当たっているんですか。
フォークの抜け。
後ろのほう、左手ですね。
左の手首。
昨日もグリップに当たってましたよね、岩田のスライダーをね。
でも金本さん、左バッターも右バッターもそうですが、こういうのはけがにつながりますから、怖いですよね。
僕も1回岩瀬からデッドボールを受けましたけれども、あれも投げた瞬間スライダーだと思ったんですよ。
自分もスライダーにやまはっていましたし、逆に自分のほうにそれが来たので。
ほぼ打ちに行ってたんでね。
同じような感じでしたよね、今。
金本さんは骨折。
そんな、骨折という骨折じゃないんですよ。
そうですか?矢野さん。
骨折ですよね。
骨折はみんな骨折です。
痛かったですけど。
骨が折れたら骨折。
1種類しかないですからね、骨折は。
あのときの金本さんも、これはまずいという表情は今でも覚えていますけどね。
本当にかなりの大けがだと思いましたね、ああなった瞬間は。
でも休みませんでしたね。
忙しくてとれませんでしたね。
スタメンに名前が書いてあって。
そんな感じでしたね。
能見が追い込みながら遠藤にデッドボールを与えて、荒木です。
スライダーで最初は三振を奪った。
これが1つ矢野さんがこの後、生かせるといいなといいます、行けるかも。
その伏線があってルナにも、あそこでスライダーに行ったと思いますが。
でもホームランになった。
うまく打たれましたね。
それをこの後どう使うか。
東京ドームではジャイアンツが相川のホームランで先制しているようです。
ファーストランナーは遠藤。
随分にらめっこが続きました。
矢野さん、いつもファーストランナーがスタートするときは、その前に気づかれますよね。
ああ、これ行く行くってね。
でも、いいリードというか、していますよ。
気になるような気になるようなじっと見詰めあっていました。
盗塁はプロに入ってからはない遠藤です。
荒木も手を出しています。
こういう仕掛けは谷繁監督というのは、多い方のイメージなのか、どうですか。
今のはフリースチールじゃないですかね。
カウントも2ストライクですから。
全体に作戦面は、どんな印象ですか。
作戦面ですか。
特に印象はないんですけどね、基本に忠実といいますか。
特に目立ったことをする印象はないんですけどね。
奇抜さは感じない?そうですね。
広島の緒方新監督は、どうですか。
緒方新監督ですか?うーん、まだやっぱり1年目なんでね。
かなり迷っているみたいですね、いろいろ。
周りにサポートしてくれるヘッドコーチとか、そういうコーチがいれば、かなり楽だとは思うんですけどね。
平行カウント。
一度スタートを切っている遠藤です。
ちなみに中畑監督はどうですか。
どうですかね。
積極的に動くほうだと思いますね、僕は、印象的には。
また長くボールを持った能見です。
矢野さん、気配はどうですか、遠藤の。
まあすごく行くという感じではないですけどね。
でも能見が決め切れないという、いいときの能見であれば、追い込んですぐ、もちろんフォークが一番いいんですけれども、フォークでも三振とか、やっぱり見送られたり、ファウルで粘られたりという、調子をあらわしているのかもしれないですね。
荒木は非常に粘り強いバッター。
これはもう、荒木、井端のコンビのころから定評がありました。
現状ドラゴンズが、荒木はベテランの部類ですが、非常にメンバー的にも若返りをしている時期にあります。
小笠原を登録抹消しました。
決してけががあるわけではないんですが、ちょうど2週間ほど休めるというような狙いがあるとも聞いています。
8球目です。
また長いにらめっこ。
決め切れない。
49球にもうなりました。
ずっとドラゴンズは平均年齢の高い印象のあるチームでしたが、ここに来て、3番の平田もまだ27歳。
ファーストランナー遠藤は、まだ26歳。
今日先発マスクの桂も23歳と、若返りを見せ始めてはいます。
セカンドファーストフライで、やっと荒木がアウトになりました。
2アウト、ランナー1塁です。
どうでしょう、矢野さん、能見投手、てこずっている感じですか。
そうですね。
今のも、抑えたというよりは、打ち損じてくれたというようなアウトだと思うので。
能見の中で一番大事にしているのは、右バッターの懐真っすぐ、インコース真っすぐ、キャンプでもその真っすぐをドンドン投げていってというのが、能見の基本ではあるんですけれども。
僕の中で左ピッチャーというのは、右バッターのアウトコース、左バッターのインコース、そこのコントロールというのがすごく大事だと思うんですよ。
もうちょっと右バッターのアウトコースの真っすぐでカウントを稼ぐとか、そこで勝負するというのが。
後はそこからのスライダーとか、そっち側のベースをうまく使えたらなと思います。
バッターは、真っすぐはインコースをマークしていると思うんですよ。
右バッターは。
それで押し切れるときはいいんですけれども、押し切れないとなると、ちょっとね、原点原点と言われますけれども、やっぱり遠いところでカウントを稼ぐというのは必要かなと思いますね。
初球は完全にタイミングを外しました。
後は右バッターの懐ばかり行くと、前の肩の開きが早くなるんですよ。
気持ちがそっちそっちに行くじゃないですか。
下柳でもスライダーはそうなんですけど、曲げたいと思うと、体をそっちに倒していっちゃうんですよ。
前の方が開いてしまうんですよ。
まず真ん中というか、肩が入っていってから来てくれたらいいんですけど。
微妙ですね、しかし、それが。
武器でもあり。
一方金本さん、平田選手は成長を遂げていますか。
まあでも、持っているものからすればね、まだまだ物足らないと思いますね。
そうですか。
はい。
持っているものは、そんなにいいんですか。
体を見てくださいよ、この下半身からね。
足も速いですし、守りも、すごい上手なのでね。
そんなに上背はないんですけれども、右に大きいのが打てますしね。
昨日も鳥谷の大飛球をフェンス際、捕球するプレーがあった平田でした。
でも、今年は金本さん、ずっとキャンプは二軍だったんですよね。
ああそうですか。
それは何か問題があったんですか。
でなしに、実力でですか。
ちょっと太め残りで春を迎えたので、ちょっと谷繁監督兼任選手が。
おきゅうを据えたみたいですね。
刺します。
藤井がアシストです。
遠藤プロ初盗塁とは行きませんでした。
能見がランナーを背負ったんですが、無失点。
3回表が終わっている甲子園です。
それでは、今日の試合のここまでを矢野さん、金本さんと一緒に振り返っていきましょう。
先発能見と大野、両サウスポーです。
平田がレフトの左へツーベースを打ちました、1回。
そしてルナです。
荒木にはスライダーで三振をとっていた同じスライダー、ちょっとねらいよりはやや甘かったかというところで運ばれます。
ツーランです。
先制点。
一方タイガース、1回裏。
8勝セリーグトップの大野に対し。
ファーストゴロ、ルナ。
乗っています。
能見の2回です。
どうですか、矢野さん、よくなっていく気配があるんですか、能見には。
ちょっとまだよくなってきたよとは言いにくいですね。
一方の大野は、走ってないのか、あるいはペース配分をしているかもという金本さんのお話もありました。
初スタメンの森越は三振と、粘りを見せました。
それでは改めてセリーグの順位をご覧いただきましょう。
史上まれに見る大混戦です。
金本さん、こういうときやっている選手たちはどういうものなのですか。
こういう借金、貯金なしで首位という経験がないからね、正直分からないんですけれど。
どうなんですかね。
大体ね、3強3弱とか4強2弱とかはあるんですけれども。
本当まれなんで、今の選手の気持ちがちょっと分からないんですけどね。
順位は気にならないけど、気になる見たいなね。
本音は?本音は。
やっぱり一番上に自分のチームがあるというのは気分はいいですよね、一番下とかよりは。
皆さん負けず嫌いの方の集まりですからね。
やっぱり見栄えもやっぱり違いますから、いくら1ゲーム差でもね。
今は巨人が首位ですが、2位の阪神も5割です。
矢野さんはどうです?こういう大混戦の中でやるというのは、どうでしたか。
順位はそんなに気にならないんじゃないですかね。
もっと試合数が進んでいったときの順位というのは気になりますけど、目の前の試合に集中するというね。
まあそういう感じでやってましたけどね。
よそのチーム同士のことはそうですね。
自分たちがどうよくしていくか。
僕であればいい方向に持っていけるかを考えていました。
順位というよりは、首位にいれば、2位とのゲーム差、2位3位にいれば、首位とのゲーム差、これはやっぱり気になっていましたね。
今でいうと、首位が毎日変わるというような状況ですからね。
だから逆に、気になってないとは、思いますよ。
7月に入ってからでも、阪神、ヤクルト、阪神、巨人と推移しています。
中日が最下位でずっと変わらなかったんですが、昨日のゲームで4.5になったということで、本当に大混戦です。
ちょうど矢野さん、ピッチャーの疲れが出る時期でもあるんですか、この蒸し暑さの時期というのは。
そうですね。
これからドンドン暑くなれば、投手陣というのは苦しくなっていくと思うので。
タイガースも、福原、呉昇桓という年齢の高いところに負担が大きいので、やっぱり若いピッチャーが出てくるというのは、先発も含めて、今後必要になってくるでしょうね。
それがまず1つ混戦を抜け出す鍵の一つですよね。
プラスアルファがないと、呉昇桓で締めて勝つというのはもちろんですけど、それ以外のところがふえてこないと、なかなか抜け出すとか、貯金がふえていくという形にはやっぱりならないと思うので。
もちろんそこには打線の援護も絡んでくるんですけれども。
松田あたりもね、現状なかなか戦力として入ってこれないので。
これはイニングの先頭藤井にフォアボールを与えた大野です。
これは能見が送って1番へといういい流れができました、タイガース。
これは金本さん、藤井が奪いとった感じなんですか。
どうでしょうか。
ピッチャーが出してしまったフォアボールのように思いますけどね。
後は今年はなかなか犠打がリズムよく決まらない事があるというタイガース全体の課題。
すぱっと行きたいところです。
今日は矢野燿大さんと金本知憲さんのお二人のお話でお送りしています。
全体に立ち上がりから、2015/07/08(水) 18:16〜19:00
ABCテレビ1
スーパーベースボール 虎バン主義。第1部 阪神×中日[デ][SS][解][字]
大・大・大混戦のセ・リーグ! この試合勝ったら?負けたら?どうなるの??10年ぶりのリーグ優勝へは貯金を増やし続けるのみ!
詳細情報
◇出演者
【解説】矢野燿大、金本知憲
【実況】清水次郎
【解説放送・解説】中田良弘
【解説放送・実況】伊藤史隆
◇球場
〜甲子園球場
ジャンル :
スポーツ – 野球
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説
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