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クマの発信器 電波法不適合
三重県が捕獲したツキノワグマを、滋賀県に連絡しないまま放していた問題で、このクマの居場所を特定するために取り付けている電波の発信器が、電波法の基準に適合していないことが分かりました。
ことし5月、三重県いなべ市で捕獲したツキノワグマを、三重県が地元に連絡しないまま滋賀県内に放していた問題で、三重県はクマに居場所を特定する発信器を取り付けていて、クマの行動の監視を続けています。
クマは16日は岐阜県海津市にいることが確認されているということです。
三重県によりますと、この発信器について外部からの問い合わせがあり調べたところ、電波法の基準に適合しない製品とわかったということです。
電波法では、動物の行動調査の無線に使用ができる周波数を定めていますが、クマに取り付けられた発信器はこの周波数に適合せず、過去にもクマ2頭とサル3頭に基準に合わない発信器を取り付けていたことがわかりました。
発信器はいずれも市販のものだということです。
電波法を管轄する総務省東海総合通信局によりますと、いまのところ周辺で電波障害などの影響は確認できていないということです。
三重県獣害対策課は「電波に対する認識が足りなかった。今後は発信器の扱いについて対応マニュアルに記載し、再発防止に努めます」としています。
07月16日 19時26分