皆さん木村祐一でございます!今回の「四国えかこと旅」は香川県観音寺市に来ています。
えかこといっぱい探しますよ〜!…の「ええこと」「かっこいいこと」を探す「四国えかこと旅」。
今回香川県観音寺市にやって来たのはお笑いタレントの木村祐一さん。
香ばしい。
あっエビのうまみですね。
エビや!もうエビ!エビそのままですね。
観音寺自慢の食材を集め料理の腕を振るって新メニューに挑みます。
それでは「えかこと旅」スタート!観音寺市内の商店街です。
木村さんに「えかこと探し」をお願いした人たちと待ち合わせです。
何か手振ってはる。
えらい早い事手振ってはるよ。
お待たせしました〜!
(拍手)いやいやいやいや。
懐かしの人もいる。
こんにちはどうも。
(一同)おはようございます。
この不思議な銀色のキャラクターは「いりこマン」。
観音寺を特産のいりこで元気にしたいと生み出されました。
(一同)始まりました〜!いりこの天ぷら!いりこ飯!いりこのきんぴら!いりこ酒!共食いやん。
CMコンテストでグランプリに輝いたこの作品でも大活躍。
(一同)ごちそうさん!香川県観音寺市はうどん県いりこだ市。
実は木村さん昨年CMコンテストで審査員を務めました。
そしていりこマンお薦めの朝うどんがとっても気になっていたんです。
そんなわけでまずは朝うどん。
案内されたのは商店街の裏通り。
行列雇ったみたいな…。
(笑い声)席空いてまへんのかいな?空いてまへん!?うそ!中いっぱいですか?
(男性)完全にいっぱいです。
朝うどんですか?
(男性)朝うどんです。
この日は日曜日。
朝うどんのうわさを聞きつけた観光客もいて店内は満席でした。
これは澄んだだしですね。
おだしちょっとすすらして頂いて。
すいません。
うわっこの香り…もう分かりますね。
そうでしょう。
うまっ!いりこやから香りで…いわゆるガリガリってかじる雰囲気のイメージやったんですけど全然!甘みがあるしまろやかやし。
うわっこれはうまいですね!うん!うどんは歯応えやっぱりあるしシコシココシがあってず〜っとかんでてもこのおだしが負けないし麺も負けないですよね。
一体となってますねこれね。
大抵ね「朝うどん行きませんか」言うと前日皆さんね…ところがこれを食べさしたら「こういう事か」と。
いやこれ来たい。
そうやいりこマン…いりこマン早っ!何やねんさっきしゃべってた…。
そら分かるわ。
いりこマンがそんだけ…。
そのとがっとるとこ気ぃつけや。
よいしょ〜!
(拍手)完食です。
うま〜い!それにしてもなぜ朝うどんはおいしいのでしょうか?特別にちゅう房を見せてもらいました。
おいしかったです!この手で打ってはるんですね。
粉がねいいですね。
うわっ!うわっ!ビックリした。
ビックリした。
これ今日朝からず〜っとやってはるんですか?この店ではベテランの職人たちが早朝から麺を打っています。
だから朝8時ごろの開店早々に行くと打ちたてのおいしい朝うどんが食べられるんです。
棒もないのにおとうさん。
あっそこにフックがあるから…。
でもそこもフックありますよ。
よう見たらフックいっぱいある。
ここにもある。
そこは危ないですねちょっと。
棚のとこね。
とにかくな…いやほんまお元気で。
おいくつですか?150まで!?あと2倍以上?そうそう。
俺も70越えたらうどん踏もうかなあ。
150まで生きよう思って。
何か喉越しもいいしかんでても楽しいしね。
おとうさん光栄じゃな木村さんにこんな言うてもろて。
いろいろ楽しめます。
かんだり飲んだりおだしも最後までいけますし。
おいしいです。
あんな丸くなるんですね。
すごいですね。
おいしさの秘密がもう一つ。
それはだしに観音寺特産のいりこを使っている事です。
観音寺の沖合10キロにある伊吹島。
この辺りには海流の影響でカタクチイワシが集まる場所があります。
毎年6月から9月にかけてカタクチイワシ漁が行われます。
水揚げしたカタクチイワシは30分以内に釜ゆでして乾燥いりこになります。
伊吹島のいりこは品質が良く濃いだしが出ると評判なんです。
頭取った方がいいですか?いやそのままいけます。
あっ!もうこのいりこの時点でまろやかですね。
ツーンとした嫌なもん臭みもないしうまみがすごい凝縮されてますやんこの時点で。
これはおいしいわ。
してますねえ。
いりこマン…いや違うあんたやないねん。
グーッと出てこんでええねん。
あんたも男前やけども。
念入りに踏み込んだ打ちたての麺と伊吹島のいりこだしが食べる人をとりこにします。
町の皆さんが木村さんを呼んだのには訳がありました。
身近なとこでやっぱ食ですよね。
あと観光。
行ってみたいっていう…。
観音寺市は駅前から7つの商店街が連なっています。
昔はにぎやかでしたが今は訪れる人が減り続けています。
町に元気を取り戻すため木村さんに「えかこと」を探してもらいそれをもとに新名物を考えてほしいとお願いしたのです。
「ここ行ってこい!」っちゅうのはありますか?せっかく来て頂いたんでそんじょそこらの商店街じゃなくて…ディープ商店街?ちょっと深い所を。
なかなかないぞという所を。
もう笑うてはりますもんね。
「あそこ行くんか〜お主」みたいな。
見せてくれたのは薄谷さんたちが作った商店街の地図です。
ちゃんと地図になってるんですね。
そうなんですよ。
番号付きの。
まずはですねこのポイントで言うところの10番。
タオル屋さんがですね…。
タオル?タオル屋さんなんですけど…え?タオルで汗拭いてくれるとかそういう…。
そういうんじゃないです。
タオルを素材にした何か演出がきっとあるはず。
それは行ってみないと。
是非是非。
他は?あと実はね刺しゅう屋さんがねこのポイント2番であるんですけど…
(笑い声)ディープに?ディープに潜ると!地下だけに。
なるほど〜。
(薄谷)もうね何がいいってね歩いて全て回れるっていうコンパクトシティ計画。
そこは売りですね。
コンパクトシティ計画。
木村さん地図を頼りに歩いてみます。
これかな?タオルって書いてある。
タオルの贈り物。
こんにちは。
すいませんおじゃまします。
ここでタオルをホニャララしてくれるっていう。
印刷?ちょっとガソリンっぽい臭いがね…。
ここであるんですか?どっかに…。
あっ!これなんですけどね。
すごい!これはすごい!年季が入ってますよ。
そうですね私よりは古いのは間違いないんです。
100年以上でしょ?以上か100年前後ですね多分。
この大きな機械タオル用の印刷機なんですって。
おお…。
ごめんなさいね。
こっち行った方がええですね。
うわうわ!字がですね…木なんですかこれ?木です。
裏見てもろたら…。
え?ほんまや!ちょっと金属っぽいですね。
完全に鉄でやってはんのかなと思いましたけど。
鉄じゃなくて木なんです。
レトロなんです。
これおとうさんが彫らはるんですか?まあ簡単なのは彫ります。
これ柳川さんですやん。
さっきたっぷり頂いてきましたよ。
柳川さんお得意なんで。
この間隔も全部均一なんですね。
ええそうですね。
ここの間隔もね字と字の。
これがね木のコマをこういうようなのを入れながら。
いろんなサイズがあるんですね。
毎回塗らなあかんわけでしょ?一回一回一枚刷るごとに塗ってるわけです。
は〜すごいなあ。
ここ付けないように。
付いたら汚れますもんね単純に。
字のとこだけに付けて。
2人で張ってねピーンと。
ああ大丈夫ですか?もうええねやそれで。
あれ?これでね…。
1回プッシュ?1回プッシュです。
あ〜!うわほんまや!きれい!それも長年の呼吸で?顔突き合わせなあかんしね。
もう無言でず〜っとして。
なるほど〜。
新しい印刷機もありますが昔からのお客さんにはこの印刷機を使っています。
木版を見せてもらいました。
うわ!これか〜。
あこれ…うわっ!「必勝」。
「必勝」とかねこれ多分…え〜これで?ほんで高校ですやん。
「笠田高校」「三豊高校」。
「観音寺老人クラブ」。
「観音寺」…あ「老人クラブ連合会」。
そうやな。
あ寛永通宝もある。
は〜!保管されていた木版は文字からイラストまで大小1,000個以上もありました。
「近府県銃剣道選手権大会」。
銃剣道っつうのがあったんですか。
柔道とか剣道とかいう意味じゃないんですよ。
銃剣っていうてこういう狙うライフルの先に剣を付けて「突撃!」とかいったところの選手権大会。
それの選手権なんですね。
ですから戦前ですね多分これ。
へえ〜!まさに観音寺の町の歴史が詰まっていました。
平仮名でもいいですよ「祐一」だけ。
はい。
ここで森野さんからプレゼント。
家紋や屋号の中から文字を選んで印刷して頂く事に。
これどうですかね?「ユウ一」。
いいですね〜!これは渋いですね。
これいいですね。
まあええのか。
これがなくてもええぐらいやわ。
家紋的なのでそろったのは面白いね。
木村さんの名前「ユウ一」と生年月日が入ったデザインに決定です。
こうですか?両方いってもいいんですか?両方いってもいいです。
こういっていいんですか。
とにかく丁寧にたっぷりつけて。
もうちょっと下。
もうちょっとこっち。
すいません。
そこだ!はいこれでいいです。
あとはもう任せます。
ず〜っとやってこの中央まで送ってもらって。
ここ?ホッ!それで大丈夫です。
いきますよ〜。
お〜だいぶ濃いですよ。
だいぶ濃いですよこれ。
お〜バッチリ。
あ〜いけましたねえ。
何か懐かしいもんなんですけど新しさもあるけど字体がまた昔の型やから。
で木やって思うとまたこれ…。
それがよろしいですね。
森野さん夫婦が今も大切に守っています。
木村さん商店街の一番北までやって来ました。
何か「地下でホニャララ」言うてましたね。
こんにちは。
はい!すいません木村ですけど。
いらっしゃいませこんにちは。
商店街の人に聞いて来たんですよ。
こちらに行ってこいという事で。
こちらのご商売は?うちはね…家紋いうて家の紋。
それとか学校の体操服。
こういうんにこんな感じでね刺しゅうを入れたりとかね。
これは奥さんがやってはらへんのでしょ?主人がやってるんです。
ご主人飲みに行ってはるんですか?主人ね実はねこのお店の下に地下があるんです。
もしよかったら地下の方行ってみますか?サバンナじゃないですけども…「ブラジルの人」やったかな。
横から回って頂いたら…。
何かこうでもさっきから…すんませんおじゃま…もう行っていいんですか?行っていいですよ。
どうぞ。
これまた船舶風で渋いですね。
すごいな。
あっビートルズや!ビートルズでこの音という事は?ちょっと待って…あっ二重ドアになってるぞ。
ちゃんと防音になってるんちゃう?これほんまのブースみたいです。
テレビスタジオみたいになってますやん。
あっこんにちは!こんにちは。
すいません。
え〜?
(バンド演奏)あれれれ?こんにちは。
こんにちは。
何ですかこれ?刺しゅう屋さんやったんですよ?原さんは?こちらです。
ご主人?はじめまして。
どうもおじゃましてます。
さっき仕事見してもうたんですよ。
これは違うですよね?これは違います。
ここ地下何?何してはんのんこれ?奥さんお怒りになられないんですね。
あそうなんですか!サザンオールスターズスタイルで。
そうなんです。
なるほど!ここはバンド練習用の地下スタジオ。
造ったのは刺しゅう屋の2代目原隆さんでした。
原さんがギターを始めたのは高校1年生の時。
ベンチャーズに憧れて同級生とバンドを組みました。
お金がなかったので初めてのエレキギターは手作り。
高校のバンド仲間とは離れ離れになりましたが原さんは家業を継いでからもバンド活動を続けます。
50歳の時同級生の芦原すなおさんが書いた小説「青春デンデケデケデケ」が直木賞を受賞。
この小説モデルは高校時代の原さんたちでした。
彼が…。
ベースの人。
「青春デンデケデケデケ」に出てきましたですねあの時は小説の中では将棋部で…直木賞をきっかけに原さんたちは芦原さんを加え高校時代のバンドを再結成しました。
そして観音寺市には練習用のスタジオがなかったのでなんと自宅の地下に造ってしまったんです。
今では高校生からおやじまで20を超える地元のバンドが利用する練習場所となっています。
これね僕らBettyいうてね19…二十歳の頃こんな感じでね。
取り出したのは木村さん19歳の頃の写真。
実はロックバンドでギターを弾いていました。
1かっこリピート2かっこリピート。
でこれがアドリブの部分です。
よろしくお願いします。
新しいメンバーです。
よろしくお願いします。
(拍手)弱冠52歳ですけど頑張ります!お願いします!
(拍手)いや〜!いや〜!すばらしい。
「えかこと」3つ目は刺しゅう屋のご主人が造った「地下スタジオ」。
高校生からオヤジバンドまで観音寺のバンドマンを応援しています。
商店街の近くの住宅地です。
何かありましたよ…。
こんにちは。
あららら。
ひそかにお仕事なさってらっしゃる?サボってました。
(笑い声)満久屋さん?はい。
明治10年?ほな100年どころじゃないですね。
すいません失礼します。
うわっ香りがめっちゃいいですやん!ここは老舗の煎餅屋の工場です。
一体何の煎餅かというと?これがここの…ほんまにエビですね。
材料は背わたを取ったむき身のエビ。
でんぷん粉がまぶしてあります。
あそこ立ててね。
何個ぐらい?それぐらい。
長年の?はい勘で。
手元で閉まるようになってるんですね。
鳴きよるね。
(焼ける音)鳴きよる。
ええ声してますね。
うわ焼きたて!めっちゃいい匂いですやん。
いいですかこれ?すいません。
どうぞどうぞ。
香ばしい。
あっエビのうまみですね。
エビや!もうエビ!エビそのままですね。
おいしい。
豊浦さんの家は江戸時代旅館を営んでいました。
当時観音寺にはお土産がなかったのでよく取れるエビを使って作る事を思いつきました。
最初作ったのはエビかまぼこみたいな感じのものを作ったらしいんですけど…。
エビが取れたからでしょ?はい。
それをすると…そんな中で…いろいろ引いていったんですね。
はいはい。
なぜかここで出てきたのは土鍋です。
あっ入ってるもう。
なんと鍋の中に入っていたのはえびせんです。
しゃぶしゃぶで食べるとおいしいんだそう。
これポン酢で?はい。
何かだしの香りやな今。
味抜けてるわけじゃないんですかね。
(豊浦)抜けてはないと思うんですけどね。
どうですか?僕もちょっと食べてみよう。
あ〜!ツルッと。
エビを最初刺身で食べた感じの舌触りですね。
ツルッと。
かんでるうちにどんどんエビ出てきますよね。
うわっこれは面白い。
これおいしいですね。
一番はこれを食べきったあとに雑炊したらうまいですよ。
エビ雑炊。
そんなん初めてやな〜。
エビのだしまで楽しめるえびせんのしゃぶしゃぶ。
元はえびせんを焼く職人さんたちの賄い料理だったそうです。
それがすごいですよね。
でんぷんみたいに見えてはるけどエビですもんね。
うんうんうん。
うまい。
知る人ぞ知る食べ方ですね。
教えてあげた人もいるんでしょ?はいはい。
近所で何軒かは。
はいはい知ってますけど。
そういう方はパーティーする時とかこういうのやったりしますね。
肉よりこっちでっていう時も…。
あるんですけど…。
え?こっちの方が原価かかるんですか?高いですから。
そうですか。
まあそうか同じグラム数やったら肉の方が…。
そう。
断然安いと思いますよ。
そういう思いでもう一枚食べてみよ。
お肉より高い…。
観音寺市の「えかこと」4つ目。
130年の歴史あるお土産の意外な食べ方「えびせんのしゃぶしゃぶ」。
締めは雑炊がおすすめです。
観音寺市の「えかこと」を堪能した木村さん地元のみなさんと相談です。
集まってきたのは朝出迎えてくれたメンバー。
(拍手)お待たせしましたすいません。
商店街の店主を中心とした町おこしに取り組む人たちです。
それでやっぱりいろいろ朝からほんとに…紹介してもらって名物をね…新名物これをある程度はねもう思いついてきたんですよ。
(一同)お〜!「うどんは外せない」。
ちょっとじゃあもう書いちゃいます?やっぱあのいりこだしをもっと知ってほしいですね。
よかったですか?いや〜うまかった。
ほいで…そんなん載せたいなとか思ってんですよね。
おっかまぼこといえば…。
出た!私事で申し訳ないです。
さすが商店街かまぼこ屋のご主人もいました。
それで…炒め終わりかな?香り付けをね。
味と香りがすごいいいんですよ。
で…ごま油やったら京風なってまうからやっぱり香川なんで。
それは別にいいですよね?オリーブはね。
ここで木村さんからもう一つ提案が。
(女性)今旬や。
今が旬や。
僕鍋の時レタス入れるんですよ。
うどんだしみたいな感じの。
あれおいしいですね。
会議の結果新名物の名前は「かんおんじUDON」。
いりこをはじめ観音寺の特産品を組み合わせてみる事にしました。
いかがですか?OKが出ました。
(拍手)いりこマンからOKが出たところで…。
あしたに向かってみんなでやりましょう!エイエイ…。
(一同)オ〜!
(拍手)翌朝木村さんが向かったのは観音寺市の南部大野原地区です。
訪ねたのはレタス農家。
木村さん新名物に使おうと考えたのです。
中村さん。
レタスをね作ってはると聞いてね。
産地がねあんまり四国って聞かん…もっと高原レタスとかいうように涼しい所かなと思ったんですけど四国温暖ですやん?それでも育つんですね。
冬に育つんですね。
大野原地区のレタスの収穫は冬から春。
長野や群馬などの産地がレタスを作れない時期に温暖な気候を利用して栽培しています。
香川県が全国に誇るブランド野菜なんです。
うわ形もいいですね。
ここ?僕ねこの根元が好きなんですよ。
男の子は大体この白い方が好きみたいですね。
女性は何か先っちょの方。
おかあさんどっち好きですか?先っちょの方でしょ?いただきます。
あっ!あ〜。
濃いですわレタスの味が。
ちょっと厚めでしっかりレタスって感じですね。
(中村)シャキシャキ感のある食感ですね。
軟くないんですよ。
キュッと何かこう詰まったシャキシャキなんですね。
そうです。
一番の売りと。
はいそうですね。
シャッキシャキのレタスゲットです。
すいませんありがとうございます!いただきます!観音寺市の「えかこと」5つ目は冬から春にかけ栽培される「レタス」。
木村さんうどんにどう使うんでしょうか?商店街に戻った木村さん向かったのは今回の新名物に欠かせない「いりこ」のお店です。
何ですかこの絵は。
うわっこの下の…何これ?いりこ?めっちゃ泳いでるやん。
面白いな〜これ。
飛び出てきてますね。
いりこマンもしがみついてるし。
うわっ!こんにちは。
いらっしゃい。
すいませんおじゃまします。
いりこ屋さん…うわっ香りが!ああいりこいっぱいあるんだよ。
「いっぱいあるんだよ」ですよね。
呼び方あるんですか?大中小で。
一番これ大きいサイズが大羽っていいます。
10センチ前後になります。
これが大羽。
これで7〜8センチで中羽の…。
「ば」っていうのはどういう…?「羽」なんですけど。
羽なんや。
あほんまや羽や。
だから大きい羽筋小さい羽筋それの大きいのが…小羽ちょっと載せて下さい。
なるほどこんだけ違うんですね。
え?それ見た目で分かるんですか?我々は多少分かります。
お客さんは分からないです。
例えばこれが俗に言う細めですから…これは分けた感じの?そうです小羽で。
その味でしょ?ここに小羽があるんです。
同じ大きさでしょ?大体。
つまんでみてくれます?これまた違うんですか?木村さんの味で。
ですよね?こっち濃い!同じ大きさなのに。
えっ!まだ味してる。
見た目はほとんど同じ。
味の違いは取れる時期によって変わるんだそうです。
トッピングしたいんですようどんに。
それで炒めたいんです。
サッと。
ほんとにちょっと。
かまぼこと一緒に。
小さめ?小さめがいいです。
小さめで…だからこれがええんかなあ?こういう感じが合うんでしょうかね。
上品な味のいりこをゲット。
じゃあ持っていってこれおいしくしますんで。
しっかりしたメニューへ…。
分かりました。
是非とも食べていきたいと思いますんで。
頑張ります。
よろしくお願いします。
小さいものから大きいものまで味もさまざま。
ディープないりこの世界を楽しめます。
いよいよ新名物作り。
商店街の料理上手な2人が手伝ってくれました。
おはようございます。
(越智)おはようございま〜す!あっかまぼこ!ありがとうございます。
(仁田)この辺の名物で蒸しかまぼこなんですけど。
ありがとうございます。
使わして頂くのと…。
あっみかん!みかんすいません。
昨日言ってたね温州みかんじゃないんですよ。
清見タンゴールという。
この皮のうまみをね。
そうでしょ?うまいんですよ皮。
まずはうどんのだし作り。
伊吹島のいりこに昆布を加えます。
沸騰させないようにゆっくりとだしをとり最後に削り節を入れて火を止めます。
止めますか?
(越智)そうですねはい。
はい止めた!お湯の中にだし出てもらうためにね…。
これが伊吹島の一番だし!とれた〜!うわ〜めっちゃいい。
うまっ!いりこ食べた味にまたカツオとかサバ節入って昆布のまろみと。
うわこれうまいなあ。
これもうだって…ほとんどあとちょっとずつでいいですね。
あとはちょっとですね。
こんなに調味料要らんねや!だしがしっかり出してたら。
ねえ!ほぼ出てますもんね。
みりん酒薄口しょうゆで軽く味を調えます。
地元の料理名人は?アハハハハッ!うまい!うまいですねえ。
うまい!ごちそうさまでした〜って感じですね。
まだこれからですけどね。
このうまさはほんとに伝えないかん。
このいりこのうまさ。
木村さん大満足のうどんだしが出来ました。
続いて取りかかったのはうどんのトッピング。
いりこと短冊切りにしたかまぼこをオリーブオイルで軽く炒めます。
味付けは薄口しょうゆ。
もう火止めましょう。
ここでみかんの皮のみじん切りを入れます。
混ぜれば出来上がりという事に。
このねカメラを意識した盛りつけ方というのは非常に喜ばれます。
普通やったらこういって全然映らんやん。
(越智)そうですね。
こうですね。
何年かやってるという事だけですけども。
自慢せんでもええっちゅうんですよ。
これちょっとつまんでみましょうよ!いって下さいいって下さい。
あみかんの香りが…。
(安藤)さっきと違う。
(越智)洋風になった!おいしい!
(越智)和風から洋風になった。
お待たせしました!特産のレタスは盛りつけで登場です。
2枚ぐらいにするというのもありますけど盛った時にちょっと出てたら面白いな〜って思って。
レタスを敷いた器にだしとうどんを入れます。
そこにかまぼこと炒めたいりこネギえびせんをトッピング。
(越智)1枚いきますか!1枚いきましょうよ。
うどんにレタス。
この組み合わせは果たしてどうか?まずは3人で試食です。
(越智)うどんといりこがうまいね。
いりここれ食べて「これのだしか」って思えるのがいいですいいです。
(越智)野菜不足も解消。
うんうんうん。
観音寺の特産品がバランス良くまとまったうどん。
しかしほんの少し物足りないと思った木村さんは…。
なるほど。
もう一工夫。
オリーブオイルをうどんに一垂らし。
小さじ1ぐらいでいいと思うんですけど。
これも合わん事ないと思うんですよ。
あっ!うん!うん!入れた事なかったけどいける!おいしい!おいしい!今までは天かすとかそっちの油分しかなかったですけどこのオリーブオイルのっていいですね。
あっこれはうまいわ!1回目2回目3回目だんだん時間がたてばたつほど味が変わっていろんな食べ方というか…。
だし出てきよんですねこの煎餅もそうですけどいりこからも。
よかった。
おっ!出ましたOK出ました!OKです!これ食べてもらいましょう皆さんに。
いよいよ地元の皆さんにも新メニューお披露目です。
はい出来ましたよ〜。
(一同)お〜!
(拍手)これが観音寺新名物「かんおんじUDON」です。
やった!
(拍手)じゃあいよいよですね目で楽しんだあとはみんなで食べてみたいと思います。
頂いてよろしいですかね?どうぞ!じゃあはい…。
(一同)いただきま〜す!いよいよ味を。
オリーブオイルおいしい。
めっちゃくちゃ合う。
ん!
(越智)おいしいでしょ?サッパリしてる。
ほんとにうまかったんで絶対姿焼きで食べてもらおうと思って。
どうですか中村さんレタス。
みかんの香りめっちゃする。
これでも…夏今から。
絶対おいしい。
多少はねあんまり冒険しすぎてもね皆さんが自信持ってはる特産品をね変えすぎるとやっぱりあかんけど生かせたんじゃないかなと思うんですよ。
じゃあこの人に聞かないわけにいかないでしょう。
いりこマンどうよ?
(笑い声)ハッキリとしゃべった!アハハハハッ!観音寺の新名物これでよろしいでしょうか?
(一同)はい!
(拍手)やった〜!ご協力ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます!ありがとうございました!木村さんと観音寺市の皆さんで作った新名物「かんおんじUDON」。
愛媛香川高知徳島を巡る「四国えかこと旅」。
木村祐一さんの旅いかがでしたか?地下にはホニャホニャな事があるんですよ。
ディープに潜ると?行き先は四国ならどこでも!次はどこに行こうかな?せ〜の!
(一同)観音寺に来んな〜!2015/07/08(水) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
ろーかる直送便 しこく8「木村祐一が香川・観音寺市で新作うどん!?」[字]
木村祐一が香川県観音寺市を旅する。名産「いりこ」のキャラ・いりこマンや、朝うどん、えびせんべいなど「えかこと」を発見!地元の人たちと協力しうどん新メニューを作る
詳細情報
番組内容
「えかこと」とはその土地の「ええこと」「かっこいいこと」。それを探し香川県観音寺市を旅するのはお笑いタレント・木村祐一。地元産の「いりこ」をPRするいりこマンと遭遇!観音寺名物「朝うどん」でもてなされる。さらに元気な店主が集まる商店街で、謎の地下室や明治から続くお菓子などの「えかこと」を発見!最後に観音寺市にもっと人が集まるよう、自慢の料理の腕を振るい、町で見つけた材料で新作うどんの開発に挑む!
出演者
【出演】木村祐一,【ナレーション】屋良有作
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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