高麗大学社会学科のイ・ミョンジン教授は「慢性化した青年失業問題のせいで、青年層が現実で欲求を満たすのが難しい時代。バラエティー番組は理想の生活を見せるツールとして最適なため、現実に挫折した青年層がさらに夢中になる」と話した。高級な食材を調理して食べる姿を見せるグルメ番組、料理番組の流行や、『花より』シリーズのように海外に出掛ける旅行バラエティー番組の流行も、同じ流れの中にあるとみることができる。
大衆文化評論家チョン・ソクヒ氏は「日本でも1990年代、長期不況にあえいでいたとき、育児やお見合い番組が相次いで登場した。結婚や育児の機会を事実上、剥奪された若い層であればあるほど、結婚・育児を素材にしたバラエティーが与える幻想に夢中になるという点で、切なさすら感じさせる現象」と述べた。