認知症キャンペーン「車の運転はできるの?」 2015.07.08


認知症について皆さんの悩みや疑問にお答えする認知症カフェ「どーも」にようこそ。
熱心に読んでますね。
ええ。
このねカフェに寄せられたご相談を読んでるんですけどね「父の運転で悩んでいます」。
「どうすればいいのか」。
ああ。
日々の事ですもんね。
ねえ。
切実ですよね。
切実だわ。
いらっしゃい!あっこんにちは。
どうも!こんにちは。
常連の荒井さんです。
こんにちは。
よろしくお願いします。
認知症の人と車の運転についてお詳しいんですよ。
あっそうですか。
あっじゃあ…是非お伺いしたいんですけど認知症の方でも運転はできるんですか?認知症の方は基本的にはご本人の安全とかあとは周りの方の安全を考えますと運転を避けて頂いた方がいいと思います。
というのは認知症の種類とか程度にもよるんですけれども例えばセンターラインをはみ出してしまったりとかあるいはブレーキを踏み遅れてしまったりとかあと信号を無視してしまったりする場合もあるんですね。
そうすると重大な事故につながる場合もあるのでやはり避けて頂いた方がいいと思います。
ねえ。
確かに危険ですよね。
あの免許の更新の現状を見てみましょうか。
75歳以上の高齢者が運転免許を更新する際は記憶力や判断力などの認知機能を調べる検査を受けます。
認知症の疑いがあると判定されしかも過去に道路の逆走や信号無視などの違反を起こしている人は医師の診断を受けなければなりません。
更に道路交通法が改正され今後は違反に関係なく医師の診断が義務づけられる事になり認知症対策が強化されました。
では免許を返納したあとの生活のケアはどうすればよいのか。
各地で取り組みが始まっています。
山口県では免許を返納した高齢者に警察がサポート手帳を発行し買い物の時などに提示すればさまざまな特典が受けられます。
その一つが買い物したものを無料配送するサービスです。
県内に14店舗あるスーパーの協力で実現しました。
失礼します。
更に移動手段となるタクシーの割引そして商品や施設利用の割引などさまざまなサービスを受けられるようになっています。
いろいろとうれしい取り組みがあるんですけれどもでも切実ですよねこれは。
そうですよね。
買い物とか病院通いをどうしてったらいいか。
例えばコミュニティーバス。
その街の中の重要な施設駅とかそれから病院なんかを回るバスを走らせていたりとかあるいは予約制の乗合タクシーを走らせたりとか福祉施設の送迎バスを走らせたりとかいろんな取り組みをしてる所が少しずつ増えてきてるのでそういうところを活用していくっていう事も大事かと思います。
やっぱりその車なしでも生活していけるような地域とか社会でそういう事を考えていくっていうのはすごく大事だと思います。
藤田さんやっぱりあれですよ。
いつかは自分たちも車の運転ができなくなるっていう事はどっか頭の隅に入れといた方がいい事かもしれませんね。
そうです。
私なんかもすごい運転大好きだけどちゃんと頭の中に入れておく事に致します。
ええ。
入れますね。

(テーマ音楽)2015/07/08(水) 10:45〜10:50
NHK総合1・神戸
認知症キャンペーン「車の運転はできるの?」[字]

認知症になると判断力などが低下するので本人や周りの安全のため、車の運転を避けたほうがいい。だが、車なしでは生活できない地域も多く免許返納後の生活ケアが大切になる

詳細情報
番組内容
認知症で気がかりなのが車の運転。判断力などが低下するので本人や周りの安全のため、車の運転を避けたほうがいい。だが、車なしでは病院にも行けず買い物もできない地域も多い。75歳以上の高齢者の免許更新の現状や免許返納後の生活ケアの大切さをわかりやすく解説。スーパーの無料配送やタクシーやコミュニティバスの利用などヒント満載【ゲスト】藤田弓子、荒井由美子(国立長寿医療研究センター)【キャスター】山本哲也アナ
出演者
【ゲスト】藤田弓子,国立長寿医療研究センター医師…荒井由美子,【キャスター】山本哲也

ジャンル :
福祉 – 社会福祉
福祉 – 高齢者
情報/ワイドショー – 健康・医療

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