趣味どきっ! 現代テニス再デビュー 第6回▽ダブルス ゲームの基本戦術を知る 2015.07.08


利用者側も気をつけなければいけないと思います。
三輪誠司解説委員でした。
次回のテーマは、こちらです。
担当は中谷日出解説委員です。
ぜひ、ご覧ください。
今錦織選手の活躍で巻き起こるテニスブーム!振り返るとマンガ「エースをねらえ」がヒットした…プロテニスプレーヤーのマッケンローやナブラチロワなどの活躍に触発された…日本でも多くの人がラケットを握りました。
今回番組で再びラケットを握るのはその時テニス少年テニス少女だったこちらの2人です。
今回も現代テニスを教えてくれるのは…ナイスサーブ!こんにちは〜。
(2人)こんにちは。
(2人)よろしくお願いします。
お願いします。
やってますか練習。
友達4人でやりました。
結構やっぱりサーブは効果的でしたね。
「フラットサーブがパワー出てる」ってちょっと言われたんで。
私もう学生時代にやったくらいですかね。
どっちをやってたの?軟式の時。
軟式の時は後衛ですけど。
硬式の時ってどっちもやんなきゃいけないですもんね結局。
一般の方たちはシングルスやるよりもダブルスをやる方のほうが少し多くなってくるかな〜とは。
ダブルスの基本陣形は…左右に分かれてコートを守る陣形。
まずその前衛をトライして頂いていいです?どんな動きになるのかちょっとチェックします。
チェックされちゃうどうしよう。
よろしくお願いしま〜す。
まずは田中さんから。
タイミング…行ける場所がありません!ダブルスは久しぶりの田中さんかなり戸惑っているようですが…。
あっここだ!あっ入った!入った入った!ボレーが決まって大喜び。
続いて野村さん。
あ〜。
行ける!惜しい!頑張って!あっ!フレームショット…。
2人とも意外とうまくいった…と思いきやコーチから厳しい声が。
今前に立ってると…はいそうですね。
ないです。
えっ!パートナーがサーブを打つ時は攻めで前に。
相手のリターンをボレーで攻撃する準備をします。
再びパートナーが打つ時は守り。
少し下がり相手のボレー攻撃に備えます。
相手の後衛が打つ時は再び攻め。
前に出てボレーで攻撃する準備をします。
このように攻めと守りを繰り返す際大切なのが体の向きと目線です。
前衛です。
後衛です。
攻めの時は相手の後衛を意識します。
守りの時は相手の前衛に注意します。
更にこんな大切な事もあります。
上げておいて…上げます。
下げます。
ラケットのヘッドを前にいる時に立てるっていうのはボレーでこういうボレーが一番ミスしやすいんですね。
下からラケットを出す。
ボレーは上から小指を握るというのがボレーなので…。
谷を作るってやりましたよね?そのために一番最短距離を通りたいのでここにセットします。
でも後ろ下がって守る時に相手は足元にボールを落としますのでここにラケットを落として下さいと。
ここら辺をとりたい。
田中さんが再度前衛にチャレンジ。
出ていけなかったらすぐ…目線は前衛です!今度後衛です!目線は前衛です。
そうです。
あっ分かった!OK!OKです。
(拍手)一つ。
これが下がる場所がこっちに下がってるんですね。
これはボレーしやすくなってしまうのでここを守ります。
前衛はコートの中央を空けすぎると相手に打ち込まれやすくなります。
続いて野村さん。
まず攻めます…あっ!攻めますよ!それ守りです!
(笑い声)守り守り守り!攻める攻める攻める!攻めと守りの切り替えに体がついていきません。
野村さん大丈夫?はい攻め!…OK。
あ〜!惜しい!しっかり練習してタイミングをつかんで下さいね。
では次はこのクロスのラリーから…どうなるのかと。
ストレートにロブを上げられました。
反対側に移ります。
反対側へ行く。
でこの方はこちらですよね?はい。
これ「チェンジする」ってよく言うんですけれどもできるかぎり…なぜかというと123って上がってる間にこの方は後ろに行く。
ちょっと構えてるスマッシュ。
この方は「とれる?とれない?」ってこっちに寄ってきちゃうんですね。
そうすると3秒たったうちにここが大きな穴があいてしまって。
あ〜怖い怖い。
結局最後に「あ〜ごめん!」ってこっちに行ったとしてももう遅くなってしまって…。
ロブで前衛の頭の上を抜くのはダブルスの戦術の一つです。
ロブを打たれたら…。
前衛はなるべく早く自分でボールがとれるか判断し声をかけて左右のポジションチェンジをします。
この時もセンターを守る意識で。
そのうちやっぱりストレートのラリーって難しいのでどっちかがクロスに上げたがるんです。
そうすると相手が上げてきたらこういうふうになりますしこの方が上げた場合はこういうふうになったりもするので…。
相手にロブを打たれた時のポジションチェンジを田中さんがやってみます。
守り…攻撃。
どうする!…OK。
もうちょっと下がります。
もっと下がる?はい攻めます。
…守ります。
忙しいですね。
攻めます。
いきたい!ナイス!ハハハハハッ!忙しい〜!忙しいですよね。
もうちょっと忙しくしないっていうのもあるんですけど…。
そうなんですよ。
ちょっと体動かしたりとか。
その勝負を楽しむ。
向こうも私との勝負を楽しんでるので。
野村さんもロブを打たれた時のポジションチェンジをやってみます。
攻めます。
…守り守り。
攻め。
…どっち?
(笑い声)守り…攻めです。
おっうまい!おっ!お〜!チェンジする時に「ハイ!」…。
あっそう…アハハッ。
ひと言「お願い!」なのか「駄目!」と言う。
何でもいいんですけども。
先ほどからボレーをやって頂いてますけども攻撃ボレー「ポーチ」といいます。
このポーチにも出方がありまして一歩サイドステップ。
私は…なぜかというと行った時にストレートっていったらこれ絶対戻れるんです。
でもこれこっちに行ってしまうとストレート行ったらこの足戻せないのでもう諦めるしかなくなってしまう。
あともう一つは足をきちっと使う事とどうしてもボールが斜めに行きますのでそれを追いかけてしまうと後ろにとりにいってしまう事があるんです。
横であったりとか斜め後ろではなく必ず…ミスが少ないです。
ネットに近いところでボールを打つと相手コートに入る確率が上がります。
肩の位置はそのまま足だけで…そうですそうです!今横に行きましたね。
ネットに詰めます。
斜め前です。
OK!お〜。
ナイス。
そうですそうです。
あっそうか守備か。
野村さんが気になるのは…ラケットですよね!そうなんです。
スッと斜めに行って頂けると…。
そうですそうです。
で斜め前に行きましょう。
そこから斜め前。
OK。
OKです。
戻るのは大変です。
走り抜けてしゃがみそのまま後衛とポジションチェンジしましょう。
2人の主導権を握って「こっちだよこっちだよ」って動きで示してあげるとこっちが「あっち…どっちどっち?」というふうになる事がないのでうまくポジションを入れ代われるように常に動けるとベストです。
今回は……という質問をよくされますのでそれにお答えしていきたいと思います。
意外と簡単でして。
ダブルスに出場するためにはお互いの2人のランキングが重要になってきます。
グランドスラムの大会ですとダブルスは64ペアしか出られません。
その64ペアの中に入るためにはランキングの高い順に上からとっていきます。
例えばランキング1位の選手と2位の選手が組んだら3になります。
ランキング4位の選手と5位の選手が組んだら9になります。
そうするとランキングの高い者同士で組んだ方が上から順番に入っていきますので64の中に入っていくという事になります。
ですので自分よりも高いランキングを持っている選手と組みたいという気持ちが当然出てきます。
例えば100位と101位の選手が組む。
「100位の選手が50位の選手を見つけた!」といった場合は101位の選手と組むと約束をしていたのに直前になって50位の選手と組むというのを決めてしまう選手もたくさんいます。
そういった時には「ごめんランキングの高い選手と組むからごめんね!」。
ペアが解消されてしまいます。
もうこれはペアを探すのには戦争のようにバトルのようになってしまいます。
ちなみに私がダブルスのペアを決める時にはランキングの高い選手と組みたいというのもありましたがそれよりも自分がプレーをしていて心地いいペア決してミスをした時に怒らないペアを探して組んでいました。
選手の中にはペアを決める時にとにかくミスが多くても一生懸命ガツガツガツガツ勝負にこだわる選手を選ぶという事もあります。
ですので皆さんも一般の方たちも自分のペアを探すのにどういったペアがいいのかきっと心の優しいペアを見つける事が大事かなというふうに思います。
後衛もとても重要です。
後衛がボールを作らないと前衛が好きなように動けないので。
前衛と戦う時に隠してクロス打ちますよって見せかけてストレートだったり…
(笑い声)野村さんはどちらをやります?いつも。
まあ両方ともやりますけどどちらが好きですか?後衛の方があれなんですかね〜。
そうですか。
やってみます?いきなり?いきなり。
野村さんに後衛をやってもらうと…。
クロスは安定しているようですが…。
あ〜ごめんなさい!でもナイストライ!ストレートに行く時になると「いくぞ!」と思ってしまうんです。
力が入っちゃうって事ですか?「いくぞ!」というのは前に構えてる方はすぐ分かります。
力を抜いて頂ければ…あれだけクロススイングがすごくスムーズなので…ちょっと隠した時にストレートに行くと見せかけてまたクロスに戻したりちょっといやらしいんですけども。
続いて田中さん。
お〜!イエーイ!これはとれなきゃ駄目じゃんね。
返ってきたけどでも…。
それはなぜかというと…今日は私行きますよというのをミスしても見せるんです。
アピールしておくんだ最初に。
ポーチ出てこない方が自分がクロスにレシーブ打ちやすいんですよね。
打っていくというのはありです。
すばらしい。
後衛ではロブを使う事で攻撃の幅を広げる事もできます。
これは一番上げやすいです。
中途半端に上げると…。
「あ〜!」ってなってもうチャンスボールになってしまうのでこれいけるなと思ったらちょっと上の方にラケットほっぽり投げて頂けるとロブが上がりやすくなります。
野村さんがロブを打ってみると…。
あっ浅い!やっぱ怖いですねオーバーするのが…。
ナイスです。
もうちょい上にほっぽり投げます。
そうですそうです。
ナイス。
今まではこの形の雁行陣というのをやりましたけれども…攻撃するというのは昔よりももっとはやくなってきてるのが現代テニスなので例えばサービスを打ってババババッとネットに詰めてきたりとか短いボールが来るとここで打ったあとこうやって下がらずチャンスボール並みに打ったらバーッと前に詰めていくというのが平行陣。
サーブを打ったあとや…特にボレーの得意なペアの攻撃力が上がります。
平行陣には守備重視のものもあります。
2人でサービスライン付近に立つと決めるボレーは打ちにくくなりますがどんなボールにも対応できるので相手のミスを引き出しやすくなります。
ここでこれまでのおさらい。
ここで試合形式で今日の成果を見てみる事に。
後衛と前衛というのはほんとに1対1の勝負。
駆け引きがあるので…2ポイント先取した方が勝ちです。
田中さん果敢にポーチに出るも失敗。
しかしちゃんと前後に動けてます。
更に…。
お願いします。
野村さんのロブに対して田中さんポジションチェンジもできています。
今度は攻撃。
私だわ!ヒュッ!…ヒュッ!野村さんうまくストレートに返しました。
更に前に出て平行陣に挑戦。
ナイスキャッチ。
あ〜!しかし敵の方が一枚うわて。
頭上を抜かれました。
前に出すぎないよう注意しましょう。
イエーイ!でもストレートナイスショットです。
OK。
あっ入ってた!ナイスショット!入ってます。
ナイスショット!今度は野村さんのストレートが決まりました。
次とった方が勝ちです。
はい。
うわ私か…。
浅い浅い!私だ!田中さんしっかりポーチができています。
今度攻め。
ナイスキャッチ。
…とれる?おっ出てきた!あっ私だ。
わ〜!うわ〜!アハハハッ!やった!アハハハッ!田中さん野村さんレッスンした事がしっかりできていました。
どうでしたか?楽しかったですね。
ほとんど私動いてないけど。
楽しいですね。
そうですね〜。
今回のレッスンはこれで終了になりますが…。
今のあれでも勇気がないから抑えてこう…。
入れに行ってるんだよね。
そうですよね。
頑張りましょう。
頑張ります!
(2人)よろしくお願いします!ありがとうございました。
ありがとうございます。
今度は攻撃。
私だわ!
(テーマ音楽)2015/07/08(水) 10:15〜10:40
NHK総合1・神戸
趣味どきっ! 現代テニス再デビュー 第6回▽ダブルス ゲームの基本戦術を知る[解][字]

錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。番組では、かつての常識と、“現代テニス”を比較し、テニスの進化を分かりやすく伝えます。

詳細情報
番組内容
錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。しかし、現代テニスは、70〜80年代から大きく変化。番組では、かつての常識と、現代テニスを比較し、進化を伝えていきます。コーチは元プロ選手で、現在は、解説者・指導者として現代テニスを分かりやすく伝える神尾米さん。生徒は俳優・野村宏伸さん、女優・田中美奈子さん。第6回はダブルス。試合における陣形や動き方の基本を練習する。
出演者
【講師】元プロテニス選手…神尾米,【生徒】野村宏伸,田中美奈子,【語り】帆世雄一

ジャンル :
趣味/教育 – その他
スポーツ – その他の球技
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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