7未来広告ジャパン!「守り育てる漁業」 2015.07.08


地いきの気こうや土地のとくちょうを生かしてとく産品が作られているんだね。
そうね。
みんなも自分のすんでいる地いきのとく産品についてしらべてみてね。
それじゃあ。
またね〜!バイバ〜イ!
(カノ)さあ今日もがんばってリサーチだ。
(キラト)今日のテーマはなんですかね。
(局長)おはよう。
プロジェクトメンバーのしょ君。
(2人)局長おはようございます。
今回のテーマはむずかしいぞ。
えっ。
さっそく局長クイズ!日本人がよく食べているお魚の中で数がへって…さあどれだ?めったに食べられない高級なやつじゃないかなあ。
ぼくはうなぎ。
まぐろはおさしみやおすしとかでよく食べられてるからへってないんじゃないかな…。
ぼくはふぐ!う〜ん…おしい!まぐろ?正かいは3つ全部でした!えっ!?大好きなまぐろのおさしみが食べられなくなっちゃうんですか。
どうしてそんなにへっちゃっているんだろう?
(ミツキ)ちょっと2人とも。
(2人)ミツキさん。
それはこれを見ればわかるわよ。
かつて日本の漁船は世界中の海で漁を行っていたのよ。
ところが1970年代えん岸から200海里およそ370キロメートル以内の海ではよその国の船が勝手に魚を取ることができなくなったの。
そこで日本の漁船は外国で取れなくなった分日本の海で魚をたくさん取ろうとしたの。
でもちょっと魚を取りすぎてしまったのね。
日本の周りの海で取れた魚の量を見るとふえる一方だったのが1990年ごろから急にへってしまっているでしょう。
これは海にいる魚の数がへってしまったからなのよ。
なるほど。
だから魚を守ったり育てたりする漁業が大事なのか。
でもさいったいそれってどうやるんだろう?ぼく調べてきます。
キラッとリポート!きれい!
大阪から車でおよそ2時間。
瀬戸内海にうかぶ淡路島にやって来ました。
ここでは魚を守るためにある工夫をしているそうです。
港には銀色をした細長い魚がいっぱい
…といいます。
瀬戸内海のさわらは4月から5月の間にたくさん取れて人気があります。
実はこのさわら取れる量がおよそ30年前からどんどんへり始めました。
そこでさわらを守る工夫を始めたそうです
こんにちは。
はい。
さわら漁のことについて教えてもらってもいいですか?はいいいですよ。
さわら漁を続けて30年の大ベテラン。
さわらを守る工夫を聞いてみると船に案内してくれました
この間のことやけどね。
はい。
さわらは海に網を入れてかかった魚を取るさし網漁で取ります
網の目の大きさは…
網の目にかからない小さな魚は海で大きく育つように守っているのです。
ほかにも網を入れる時間を短くしたり漁をしない時期を決めるなどルールを作りました
次にたずねたのはさわらを守るためのしせつです
こんにちは〜。
こんにちは。
今ここで何をされてるんですか?稚魚?はい。
稚魚とは魚の赤ちゃんのこと。
ここではさわらからたまごを取り出して人工的にふ化させています
お〜ちっちゃい。
ふ化して1週間のさわらの稚魚。
大きさは7ミリほどです。
形がよくわかるようにかく大して見せてもらうと…
うわ〜!すごいでしょ。
これが稚魚…。
すごい…。
(山本)大きな口でしょう。
歯がもう生えてる。
稚魚は8センチの大きさまで育てられて海に放されます
…というような形をやってるんです。
このようなさわらを守る活動は瀬戸内海を囲む11府県が協力して行っています。
そのおかげで2000年以こう少しずつさわらが取れる量もふえてきました
地元の人たちがたいせつに守っているさわら。
そのお味は…
いただきます。
う〜ん!うんおいC!さわらを守るためにいろんな人たちががんばってるんだなあ。
それにしてもキラト!1人だけおいしい思いしてずるいぞ!そんな!ちゃんとリポートしてますよ。
ああそっか。
それはごめんそうめんぼくイケメン!2人とも!
(2人)ミツキさん。
「守り育てる漁業」にはこんなものもあるのよ。
その魚がどうかしたんですか?スーパーマーケットで売られているお魚よ。
ここをよく見て。
「養殖」って書いてあるでしょ。
(カノ)養殖?養殖とは人の手で魚を育てることなの。
これを見て。
ここは近畿大学が育てる漁業の研究をもとに実さいの養殖を行っているげん場です。
この囲いはいけす。
中ではたくさんの魚を育てています。
1つのいけすでまだいの稚魚20万びきを育てることができます。
えさにはじょうぶで安心して食べられる魚に育つように工夫をしています。
いけすの上には黒いシートをはりまだいが日焼けするのをふせぎます。
日焼けをして体が黒くなるとねだんが下がるからです。
まだいは生きたまま出荷されます。
動いてきずがつかないように1ぴきずつ仕切られたケースに入れます。
食たくに上るまだいの8割がこのように養殖で育てられているのです。
数がへって絶滅が心配されているまぐろも養殖されています。
このいけすのまぐろはたまごから育てられました。
ここではたまごをふ化させて大きなまぐろに育てることに世界で初めて成功しました。
魚を取る漁業だけじゃなくこうやって魚を育てる養殖もこれからの時代たいせつなんだなあ。
ほんとですねえ。
よしじゃあさっそくCMにまとめるぞ。
はい!
(カノ)
魚の数をふやそうと魚を守る活動を続ける人たちがいる
養殖でおいしい魚を育てる努力をする人たちがいる
そしてこれからも大好きな魚を食べ続けたいキラトとおれがいる
ジャパン!「守り育てる漁業」実はわたしたちにも身近なんだね。
まだいのほかにもくるまえびの8割ぶりは6割が養殖ものなんですよ。
なんかおいしい魚が食べたくなってきたなあ。
よしつってこよう。
ちょっと!まだ仕事中なのに…。
ここは中村獅童歴史研究所。
2015/07/08(水) 09:35〜09:45
NHKEテレ1大阪
未来広告ジャパン!「守り育てる漁業」[解][字]

「日本の国土と産業」を学ぶ小学5年社会科番組。日本の未来を考える「ジャパン広告社」の取材現場やCM制作を通して、日本の産業や自然環境、社会のなりたちを探る。

詳細情報
番組内容
舞台は、日本の未来を考える広告を手がける「ジャパン広告社」。その取材の過程での発見や、取材結果をCMの形にまとめていく様子から、日本社会が特徴的な自然環境やさまざまな人々の活動によって形づくられていることを知っていく。今回のテーマは「守り育てる漁業」。私たちがふだん食べている魚の中にも、数が減って絶滅が心配されているものがある。魚をとりすぎないよう守ったり、育てたりする取り組みについて見る。
出演者
【出演】狩野英孝,若山耀人,遠藤三貴,芋洗坂係長,【語り】濱中博久

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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