百日咳の患者数が昨年の同じ時期に比べて2倍以上増加していることを受け、国が注意を呼びかけている。
疾病管理本部が10日に明らかにしたところによると、今年に入って百日咳に感染した患者の数は78人で、これは昨年の同じ時期の患者数(31人)と比較して2.5倍も多い。百日咳はボルデテラと呼ばれる細菌によって引き起こされる呼吸器疾患で、感染すると気道の炎症や激しい咳などの症状が出る。
年齢別では1歳未満が24人(30.8%)で最も多く、続いて7-12歳が18人(23.1%)、13-19歳が11人(14.1%)の順となっている。