こんばんは。
あしたのニュースです。
もう死ぬ場所は決まっているんですと書かれていました。
おととい、岩手県で列車にはねられ死亡した男子中学生。
担任と交換していたノートにいじめに苦しみ、自殺をほのめかす記述をしていました。
学校は今夜、緊急の保護者説明会を開きました。
１３歳という若さで、人生の幕を閉じた村松亮君。
父親との最後の会話は、ふだんと変わらないものだった。
いつもどおりでした。
ゲームをしながら、テレビを見て、パパ、おはようって。
にこにこしてました。
助けてあげれなくてごめんなさい、ごめんって思います。
岩手県内の中学に通っていた亮君。
おととい午後７時半ごろ、岩手県のＪＲ矢幅駅で列車にはねられ死亡した。
亮君は、入ってきた列車の前に飛び込んでおり、自殺と見られている。
後輩にも好かれてて。
大丈夫？とか、ちゃんと声をかけてくれた優しい先輩でした。
道で会うと、すぐ笑顔で手を振ってくれるんですよ。
そのくらい、もう本当に人なつっこくて、すごくいい子だったんで、よけい、どうして？っていう。
そんな亮君からのＳＯＳが死亡する２か月以上前から出されていたことが分かった。
是は、担任の先生と直接やり取りをするノート。
なんか最近、家でも学校でもどこでもいらいらするような気がします。
いいことないし、失敗ばっかりだし、もう嫌だ。
嫌ーです。
記入欄の右下には、細く薄い文字で、だったら死にたいぜと書かれていた。
その後もいじめに苦しんでいることや、自殺をほのめかす記述が何度も続く。
僕がいつ消えるかは分かりません。
もう死ぬ場所は決まってるんですけどね。
まあ、いいか。
この日の担任からのメッセージ欄には、あしたからの研修、楽しみましょうねと書かれていた。
悔しいです。
私に言えないことをたぶん先生に助けてほしくて、この生活記録ノートに書いてたと思います。
亮君からのＳＯＳは、なぜ届かなかったのか。
生徒たちはいじめの現場も目撃していたようだ。
本とか借りに行くときに、なんかたたかれてるのとか、あと聞いたりしたのは、毎日泣かされて帰っていたとか、しょぼしょぼ歩いてたとか。
私が聞いたのは、机に頭を打ちつけるようにしてたっていうのを、目撃したって言ってました。
ただやっぱり、自分も今度はっていうのがあって、怖かったって言ってました。
学校ではけさ、全校生徒を対象にアンケートを実施。
続いては大分県杵築市で住宅が全焼し、子どもと見られる４人が遺体で見つかった事件です。
逮捕された父親は、犯行のきっかけについて、妻が見送りをしなかった。
口論になり、油をまいて火をつけたと供述していることが新たに分かりました。
子どもの柔道の試合を、妻と観戦している男。
この男が、自宅を放火した疑いで逮捕された海上自衛隊１等海尉、末棟憲一郎容疑者４０歳だ。
油を部屋にまいて火をつけた。
おととい深夜、大分県杵築市の住宅が全焼した事件。
焼け跡からは、この家に住む子どもと見られる４人の遺体が発見された。
窓から、もう大きな炎が噴き出して、火の粉まで入れたら５、６０メートル上がったんじゃないですかね。
なぜわが家を焼け焦がす行為に走ったのか。
その詳細が明らかになってきた。
２歳年上の妻との間に、８人の子どもをもうけていた末棟容疑者。
ことし３月から、広島県江田島市にある海上自衛隊の施設に単身赴任していたが、事件のあった週末は、自宅に帰宅していた。
警察によると、末棟容疑者が広島に戻ろうとしたとき、自宅の１階で妻と口論になったという。
その理由について、末棟容疑者は、こう供述している。
妻がその夜、見送りをしなかった。
末棟容疑者は、突発的に油をまいて放火。
２階で寝ていた長女の悠佳梨さんら４人は、この火災に巻き込まれたと見られている。
現場の実況見分からは、灯油と見られる成分が確認され、複数のポリ容器が見つかった。
出火当時、近所では末棟容疑者の取り乱した様子が目撃されている。
地面に伏せるような感じで、俺が悪かったみたいなこと言ってて。
発見された子どもと見られる４人の死因は焼死だったことが分かり、警察は身元の確認を急いでいる。
突発的犯行で、罪のない子どもたちが亡くなっていたとしたら、あまりにも悲しい事件だと思います。
では次です。
新幹線の車内で焼身自殺を図り、死亡した男が火をつける直前に、区役所に電話していたことが分かりました。
先月、東海道新幹線の車内で、林崎春生容疑者が焼身自殺を図り、乗客の女性が巻き添えとなり、死亡した事件で、林崎容疑者が火をつける直前に、携帯電話から東京・杉並区役所に電話していたことが分かりました。
林崎容疑者は、電話対応した女性に対して、生活ができないから、最後のお金を持って、新幹線に乗っています。
区長と議員にお伝えください。
お世話になりましたと話し、女性が電話を相談窓口に回そうとすると、電話が切れたということです。
続いてはこちらです。
きょうからお伝えする、戦後７０年シリーズ企画。
みんなで考えるニッポンはなぜ戦争をしたのか。
戦争を過ぎ去った過去としてではなく、私たちの暮らしを左右する現実として、いっしょに考えていきたいと思います。
太平洋戦争の直前、一人の政治家が、反軍演説を行いました。
戦争へ突き進む軍部に対して、公然と突きつけた異論でした。
今から７５年前の１９４０年２月。
日中戦争が泥沼化する中、一人の政治家の国会演説が、日本を揺るがした。
この現実を無視して、ただいたずらに聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を閑却し、いわく国際正義、いわく道義外交、かくのごとき雲をつかむような文字を並べ立てて、そうして千載一遇の機会を逸し、国家百年の大計を誤りますれば…。
飛び交うやじと怒号。
演説を行ったのは、立憲民政党の衆議院議員、斎藤隆夫、当時７０歳。
政府は聖戦の美名に隠れて、国民の犠牲を忘れていると、軍部や政府の暴走を痛烈に批判する反軍演説を行ったのだ。
軍部には、にらまれてますからね。
息子さんの話では、家の周りを憲兵たちが取り囲んで、やっぱり警護していたっていう。
殺されてもしかたがないような、そういう危機感はあったんじゃないかなというようなことをちょっとおっしゃってましたけどね。
兵庫県但馬地方の農家に生まれ、苦学の末に衆議院議員となった斎藤。
軍部の政治介入を徹底的に批判するなど、立憲政治家として軍部に抵抗した。
これ見たら、本当に小柄だっちゅうことがよく分かりますね。
あっ、あれ？入らないかもしれない。
ここで入らない。
小柄な体と質素な身なりから、政治記者にネズミの殿様とあだ名されていた斎藤。
ただいたずらに聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を…。
反軍演説を実際に傍聴した元東京朝日新聞の記者、むのたけじさん。
そのとき、斎藤の命懸けの覚悟を感じたという。
今、７５年ぶりに、この声を聞いただけで、やっぱり、あーっと、当時がよみがえりますね。
みんな、緊張しながら、議場で聞いておったんですけれども、ふだんはね、弱々しそうな体の人が、もう、壇に上がったら、見違えるようにね、鋭い声で、ぐんでじかに迫っていくと。
あー、斎藤さんは命懸けなんだなと思ったことは覚えてます。
強者が弱者を征服する。
これが戦争である。
戦争へ突き進む日本に対し、公然と突きつけられた異論。
反軍演説は、軍部の反発を招き、議長は演説の３分の２以上を、議事録から削除。
さらに斎藤自身も、議員の圧倒的多数の投票により、衆議院議員を除名されたのである。
そのときの心境を、斎藤は漢詩に詠んでいた。
吾が言は即ち是万人の声。
褒貶毀誉は世評にまかす。
請う看よ百年青史の上。
正邪曲直、自ずから分明。
私の言っていることは、すべて万人の声だと。
何が正しくて、何が間違っているかは、１００年後を見ればおのずから分かってくると。
そして１９４１年１２月、日本は太平洋戦争へ突入。
斎藤の反軍演説から、僅か１年１０か月後のことだった。
斎藤演説を本当に歴史の証言として、国民全体の中に持ち込んでね、波紋を起こせば、あれ以後のばかな歩みは日本は防げたんじゃないかと思うんでね。
新聞っていうのは、未来に対する警告を社会にぶつけるのが商売なのにね。
そんなことできなかったなと思って、恥ずかしく思います。
ニッポンはなぜ戦争をしたのか。
明治憲法では、私たち日本人は、人民でもなければ、国民でもない。
臣民です、家来です。
見物人みたいに見ておったから、こんなぶざまな日本になったわけなんだ。
取材をしてみて、国民の安全であるとか、それから未来を見据えた際に、おのずと見えてくるであろう道を、斎藤隆夫さんは提言するんだと、その強い信念を感じました。
ではニュースフラッシュです。
名古屋市中川区で、おとといの夜から行方不明になっていた、４歳の日置蓮ちゃんが、きょう午後３時半ごろ、自宅近くを流れる川の３．５キロほど下流で遺体で見つかりました。
警察は、事件に巻き込まれた可能性は低いと見ています。
死んだ顔じゃなかった。
かわいかった。
でも蓮ちゃんは、今でもここにいると思ってますから。
麻薬の成分を含む錠剤を密輸したとして逮捕されたトヨタ自動車の前常務役員、ジュリー・アン・ハンプ容疑者について、東京地検が起訴猶予処分として、釈放する方針を固めたことが分かりました。
ひざの痛みを和らげるために、家族から送ってもらったもので、悪質性は低いと判断したと見られます。
ガス田開発を巡り、中国側が反論です。
東シナ海の日中中間線付近で、中国が新たなガス田開発を進め、日本側が抗議している問題で、中国外務省の報道官はきょう、中国が管轄する海域で行われているものだと主張。
日本側の抗議については、道理がない日本の要求は受け入れないと反論しました。
静止気象衛星としては、世界初のカラー画像での精密な観測が可能になったひまわり８号の正式運用がきょうから始まりました。
事前の注意報や警報などの発表の判断に役立つことが期待されています。
では、ひまわり７号から、ひまわり８号へ。
カラー画像になったこと以外に、どのようなことが変わったのか見ていきましょう。
まずは解像度がこれまでより２倍になったということ。
さらには、撮影間隔が大幅に変わりました。
撮影頻度が１２倍。
今までは３０分に１度だったものが、２分半に１回となりました。
これは、上がひまわり７号、それから下が８号、それぞれ捉えた地球の姿になりますひまわり８号は、よりその姿、鮮明になっていることが分かります。
また雲の動きも、より滑らかにな
大阪府の支援学校の講師が、出会い系アプリで知り合った１０代の少女に淫らな行為をしたとして逮捕されました。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、羽曳野市にある府立西浦支援学校の常勤講師・杉本拓朗容疑者
（２６）です。
警察によりますと杉本容疑者はことし４月、門真市の自宅で、１８歳未満と知りながら鳥取市の１０代の少女に淫らな行為をした疑いが持たれています。
杉本容疑者は少女と出会い系アプリで知り合ったということで、調べに対し、「１８歳未満だとは知っていたが、買春ではない」と容疑を一部否認しています。
警察は、動機や余罪について杉本容疑者を追及する方針です。
「汚いお金をきれいにする必要がある」などと言って沖縄県の女性から現金１５００万円あまりを騙し取ったとして、会社社長らが再逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、運勢鑑定ソフト開発会社「幸来屋」社長水野増満容疑者
（３９）と実質的経営者の東岡剛容疑者
（３６）ら４人です。
４人は去年、沖縄県に住む６０代の女性に「汚いお金をきれいにする必要がある。
運気が上がって必ず宝くじが当たる」などと言って現金合わせて１５００万円あまりを宅配便で送らせて騙し取った疑いがもたれています。
幸来屋は「千寿院」という宗教施設風の組織をつくり、「お金の浄化」や開運グッズ販売などで少なくとも１億円以上を売り上げていたということです。
水野容疑者は「業務内容は知りません」と容疑を否認しています。
2015/07/07(火) 23:30〜00:25
関西テレビ１
ＬＩＶＥ２０１５あしたのニュース＆すぽると！[字]
いじめ苦に自殺か▽「懲らしめられた国会演説」▽放火男「妻が見送りせず」
▽２３：５５〜 すぽると！なでしこ選手生出演！Ｗ杯準優勝おめでとうＳＰ
詳細情報
番組内容
【あしたのニュース】
景気・働き方・ライフスタイル…とかく「あした」が気になる、そんな世の中だからこそ「あしたのニュース」は常に「あした」のことを考えます。「このニュースであしたからの暮らしはどうなるのか？」にとことんこだわりながら、現場第一主義でその答えを探していきます。
【すぽると！】
今夜のすぽると！は…ＦＩＦＡ女子ワールドカップで準優勝のなでしこジャパンが帰国！選手がすぽると！のスタジオに
番組内容２
生出演です！題して、『祝なでしこジャパン！準優勝おめでとうＳＰ』です！！連覇という並々ならぬプレッシャーの中はじまったなでしこジャパンの戦い！最後こそアメリカに敗れはしましたが大会を通して興奮と感動を与えてくれた選手たちに、自らの口で大会を振り返っていただきます！お楽しみに！さらにはレアルマドリード、クリスチャーノロナウド選手が来日！マインツ武藤選手は渡独とサッカーネタ満載です！
出演者
【あしたのニュース】
キャスター：
大島由香里（フジテレビアナウンサー）
木村拓也（フジテレビアナウンサー）〈月〜水〉
奥寺健（フジテレビアナウンサー）〈木・金〉
【すぽると！】
キャスター：
榎並大二郎（フジテレビアナウンサー）
内田嶺衣奈（フジテレビアナウンサー）
コメンテーター：
野村弘樹
スタッフ
【すぽると！】
編集長：
小須田和彦
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ニュース／報道 – 定時・総合
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