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Yukibou's Hideout on Hatena

自分用備忘録的な何か。

気がついたら林檎まみれになっていた… Apple製品との邂逅 その1 iPodたち。

いつの間にか林檎まみれ。

初めてApple製品を買ってからはや12年。ふと自分の周りを見渡すと、Apple製品ばかりになっていた。一体全体、どうしてこんなに林檎まみれになってしまったのか。

Apple製品は使いやすい。

Apple製品はデザインが良い。

Apple製品はなにより美しい。

「信者」というほどの熱狂ぶりではないが、「ファン」を超えた何かであることは自覚している。強いて言えば「信奉者」だろうか。あ、それじゃ信者か。

そんなこんなで、気がついたら林檎まみれになっていた自分ではあるが、何故こんなことになってしまったのか、その遍歴を振り返ってみようと思う。

 

始まりはiPod。

すべての始まりは、御多分に漏れずiPodだった。だが、本日新型モデルが発売されたiPodTouchなどでは勿論無く、

av.watch.impress.co.jp

iPodClassicとして知られているクリックホイールタイプのモデルでもなく、タッチセンサーのホイールとボタンを備えた、一代限りのデザインのiPodだった。

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自分は、歴代のiPodの中でも、このモデルのデザインが一番好きだ。だが、シンプルさで言えば今のクリックホイールの方が一歩上回る。それでも、このタッチセンサーだけで構成されたデザインは未来を感じさせてくれた。

このiPodを買ったきっかけは、正に一目惚れだった。

前々からネットの記事で気にはなっていた。その時期、自分はMP3プレーヤーが欲しくて欲しくてたまらなかったのだ。

ちなみに、別の候補としてソニーのネットワークウォークマンも、その素晴らしいデザインから欲しかったのだが、メモリースティック専用なので容量に限りがあることや、ATRAC3というギチギチのフォーマットが気に入らなくて、結局購入には至らなかった。

ちなみに、その素晴らしいデザインとは、下記の写真のようなものである。

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これでもっとフォーマットの自由度があったなら、こっちを買っていたのに… もしそうなっていれば、ひょっとすると後にMacを買うことも無かったかもしれない。

 

素晴らしかったiPod。

電気屋さんでiPodを初めて目にした自分は、次の瞬間にはレジに並んでいた。

どの容量を買おうか悩んだが、結局はは20GBのミドルクラスのモデルを買った。Appleが言うには2000曲を持ち運べる容量だ。自分がその時PCに入れていたリッピング済みの楽曲は約1200曲くらいだったので、十分な容量だ。

家に帰り、iPodを取り出す。今のようなコンパクトな箱ではなく、かなり大きかった。楽曲管理用ソフトウェアのCD-ROMなんかが同梱されていたからだ。

iPod自体にはなんの不満もなかった。

素晴らしく使いやすいインターフェイス。自分の持っているライブラリを全て持ち運べるその容量。そして、文字通り触れたら傷ついてしまいそうなその素晴らしいデザイン。とくに、鏡のように磨き上げられたその背面は、美しいの一言だった。

だが、一つだけ問題があった。当時、iPodはWindowsで使えたのだが、iTunesはまだMacのみの配布だったのだ。

その代わりに用意された楽曲管理ソフトが酷い出来だった。名前は「MusicMatchJukebox(以下MMJ)」どのくらい酷いかは、下記のスクリーンショットを見てもらえばひと目でわかると思う。

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どうだろうか。この外観で「簡単に使えそうだ」と感じる人はそんなに多くはないはずだ。スティーブ・ジョブズの伝記でもこのソフトについては触れられていて、「あれは失敗だった」的な記述がされている。

iPod自体はすこぶる使いやすく、すぐにお気に入りのガジェットになったのだが、このMMJだけはどうしても最後まで慣れることが出来なかった。幸いにして、iPodを買ってから少しした頃にWindows版のiTunesがリリースされたので、それほど問題にはならなかったのだが。

ただ、この第3世代iPodの最大の特徴であるタッチセンサーはあまりよろしくなく、反応しなくなることが多々あった。最後には全く反応せず、曲飛ばしなどができなくなってしまった。まだタッチセンサーオンリーというのは早すぎたのかもしれない。

 

次から次へとiPod。

結局、タッチセンサーもおかしくなってしまったし、かといってiPodを諦めようにも、もうiPod無しの生活は考えられない状態になっていた自分は、すぐに次のiPodを買った。それが、iPodPhotoだ。

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「Photo」と名付けられているように、このiPodはディスプレイがカラー化され、写真なども取り込めるようになった。とはいえ、この後のモデルからiPodはカラーディスプレイが標準搭載となるので、このiPodPhotoも一代限りのモデルになってしまった。

自分はこのiPodで初めてクリックホイールを体験したのだが、本当に使いやすかった。最近、この特許を巡ってAppleとの裁判に勝訴して賠償命令を勝ち取った人がいたが、まあ、そうしたくなるのもわかる素晴らしい発明だった。

その後、普通のカラーディスプレイのiPodも買った。このモデルは、iPodPhotoよりも少し薄くなって、より携帯しやすくなった。この時期になると、iPodminiなんかも出ていて、iPod自体が大ブレイクしていた。だが、自分はライブラリをまるごと持ち運びたかったので、あくまで大容量のiPodにこだわっていた。

そうこうしているうちに、iPodはそのラインナップを次々増やしていき、iPod nano、iPod shuffle、iPodTouchなどが世に現れていた。そして、自分の使っている普通のiPodは、もはやiPodClassicと呼ばれる存在になっていた。

最後に買ったiPodは、iPodClassicの120GBモデル(Black)だ。

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その前に80GBモデルのiPodClassic(Silver)を買っていたのだが、アップルストア銀座を訪れた際、つい勢いで120GBモデルを買ってしまったのだ。確か値段は25000円くらい。最初に買ったiPodが、20GBで5万円近くしたことを考えると、凄い値下がりっぷりである。

それから何年も経って、iPhoneを手に入れた現在、そのiPodClassicは以前のように活躍する機会はなかなかなく、寝室のポータブルスピーカーに刺さったまま、年に数回更新されるのを待っている。

今ではもうAppleStoreのラインナップからも姿を消し、ネットでは高値で取引されていたりもするiPodClassic。128GBのiPhoneやiPodTouchが売られている現在、確かにiPodClassicの存在価値は無くなってしまったのかもしれない。

だが、自分にとっては、このクリックホイール付きのiPodこそがiPodなのだ。

だから、たまには使ってあげよう。

忘れたわけじゃないんだよという証に。