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東京大学 最大3万6000件余の情報流出か
7月16日 13時48分

東京大学 最大3万6000件余の情報流出か
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東京大学は、学内の業務用のパソコンに不正なアクセスがあり、学生の氏名や学生証の番号など最大で3万6000件余りの情報が流出した可能性があることを明らかにしました。
東京大学によりますと、流出した可能性があるのは、おととしと去年に入学した学部生の氏名や学生証の番号のほか、学内向けのサービスを利用するためのIDやパスワードなどで、最大で3万6000件余りに上るということです。
先月30日、学内のメールを管理するサーバーの設定が変えられていることに担当の職員が気付き、調査したところ、業務用のパソコン1台に不正なアクセスが見つかったということです。
その後の調べで、不正なアクセスは、管理部門の職員のパソコンに会議に関するメールが届き、添付されたファイルを開くと感染するという仕掛けで行われていたことが分かり、東京大学は、流出した可能性のあるすべてのパスワードを変更するなどの対策を取りました。
これまでのところ、情報が悪用されたなどの被害の報告は入っていないということで、東京大学は「関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」とコメントし、セキュリティの強化など再発防止に努めるとしています。

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