ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは大西洋上で長距離巡航ミサイルを発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年7月16日8時30分配信
【親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は大西洋での演習中に水上目標への有翼ミサイル発射を成功裏に実施した】

アンゴラ共和国ルアンダ港への寄港活動を完了した後、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、警備艦「プイトリーヴイ」、救助船「シャフテル」、給油船「イワン・ブブノフ」で構成される黒海艦隊艦船支隊は、演習実施の為、大西洋東部の指定海域へ入った。

演習の主な要素の1つは海上戦闘であり、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」乗組員は、水上艦を模した目標の位置へ主要複合体ミサイル発射を実行した。
有翼ミサイルは成功裏に目標へ命中した。

艦船支隊の組織的対空防衛任務へ取り組むため、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、空中目標ロケットへ高射ミサイル複合体「フォルト」と艦載砲の射撃を実行した。

警備艦「プイトリーヴイ」乗組員は、水上目標と空中目標への砲射撃を成功裏に実施した。

射撃の結果の客観的監査の為に、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」甲板航空隊のヘリコプターKa-27PSが関わった。

演習完了後、黒海艦隊艦船支隊は大洋ゾーンでの任務遂行を継続する。


[ロシア黒海艦隊大西洋遠征(2015年6月-) ]

ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2015年6月1日にセヴァストーポリを抜錨し、エジプトを訪問、エジプト海軍との合同演習『友情の橋-2015』へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは再び地中海東部へ行く]
[合同演習『友情の橋-2015』を終えたロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアへ戻った]

その後もセヴァストーポリへは戻らず、地中海に滞在していましたが、6月23日には大西洋へ行く事が明らかにされました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは大西洋へ行く]

6月24日朝、黒海艦隊艦船支隊ジブラルタル海峡を通過して大西洋へ出ました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入った]

その後の動向は公式筋からは全く公表されていませんが、非公式筋から、7月10-14日にはアンゴラルアンダ港、7月21-24日には赤道ギニアマラボ港を訪問する事が明らかにされました。
[ロシア海軍黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦モスクワはアンゴラと赤道ギニアを訪問する]

7月10日、黒海艦隊艦船支隊は予定通りにアンゴラルアンダ港へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはアンゴラのルアンダを訪れた]

7月14日にルアンダを出航した後、大西洋上で打撃有翼ミサイル「ヴルカーン」高射ミサイル「フォルト」の発射訓練を実施しました。

[長距離対艦ミサイル複合体バザーリト/ヴルカーン]
[広域防空システムS-300F「フォルト」/S-300FM「フォルト-M」]

6月下旬、黒海艦隊司令部の(匿名の)情報提供者は、「モスクワ」が7月に大西洋で「ヴルカーン」を発射すると述べていますが、その通りになりました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは7月に大西洋で長距離巡航ミサイルを発射する]
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152mm自走砲コアリツィア-SVをベースにした沿岸砲がロシア海軍の為に開発される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月15日13時19分配信
【(ロシア)海軍は「コアリツィア-SV」をベースにした沿岸砲複合体を受け取る】
モスクワ、7月15日-ロシア通信社ノーボスチ

中央科学研究所『ブレヴェーストニク』は、(ロシア)陸軍152mm砲複合体「コアリツィア-SV」をベースにしてロシア連邦海軍の為の新たな沿岸砲複合体を作成する。
同社の総取締役ゲオルギー・ザカメニーロシア通信社ノーボスチのインタビューを受け、こう述べた。

以前、沿岸砲複合体は、陸軍と同じタイプへ移行するつもりであると海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は表明した。
彼は、それは新たな複合体を開発するのでは無く、海軍のニーズの為の現在および将来の兵器モデルの近代化の研究である事を強調した。

「我々は常に軍種間の兵器の統一を支持しております。
それは、機器の開発、生産、運用コストを減らす事を可能にする経済的かつ効率的なアプローチです。
特に、科学技術の蓄積により、複合体コアリツィア-SVの作成が得られ、それは沿岸防衛砲複合体の作成の為、効果的に利用できます」
ザカメニー
は話した。

対談者は、海軍首脳が晩夏には、この複合体の戦術-技術的要件の形成を計画しており、その後、『ブレヴェーストニク』は詳細な研究へ着手する事を指摘した。

自走砲装置「コアリツィア-SV」は、赤の広場での勝利70周年記念パレードで初めて提示され、敵の人員、軍用車両、要塞施設の破壊の為に意図されている。

それは、自己完結型動力、乗員の快適な居住を保障し、衛星航法システム、データ転送と通信の隠密性、乗員の為の効率的な情報表示システムを装備している。
装置は、70kmまでの距離で目標を破壊することが出来る。


2S35「コアリツィア-SV」は、ロシア陸軍の新型152mm自走砲です。

当初は、2連152mm砲を搭載していました。


しかし、2連装型は2010年春に開発中止が決定され、その後、新たに単装型が開発され、2015年5月9日の大祖国戦争勝利70周年記念パレードで公開されました。
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今後、ロシア陸軍向けに量産が開始される「コアリツィア-SV」ですが、開発元の『ブレヴェーストニク』によると、ロシア海軍向けの沿岸砲ヴァージョンも開発されるとの事です。

2015年末までにロシア海軍黒海艦隊基地へ2隻のプロジェクト06363潜水艦が到着する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年7月13日22時01分配信
【最初のプロジェクト636ディーゼルエレクトリック潜水艦は2015年に黒海艦隊へ到着する】

現在、プロジェクト636ディーゼルエレクトリック潜水艦の最初の2隻「ノヴォロシースク」「ロストフ・ナ・ドヌー」は、北方艦隊での兵装システム試験プログラムを成功裏に実施した後、黒海艦隊への移動の準備を完了する。

今年・2015年、彼らは、適切な駐留インフラストラクチュア複合体が作成された常時駐留地ノヴォロシースク(ノヴォロシースク海軍基地)へ到着する。

2014年、黒海艦隊連合潜水艦部隊司令部がノヴォロシースクに形成され、潜水艦乗員は海軍訓練センターで訓練を受けた。

今月、第3の潜水艦「スタールイ・オスコル」は(海軍)旗を揚げ、2015年末までに第4のディーゼルエレクトリック潜水艦「クラスノダール」ロシア海軍へ引き渡される。
また、「アドミラルティ造船所」では、更なる2隻のプロジェクト636潜水艦「コルピノ」「ヴェリキー・ノヴゴロド」が建造の活性段階に在る。

黒海艦隊の為のプロジェクト636潜水艦シリーズの建造は、スケジュールに厳密に沿って進められている。

黒海艦隊潜水艦連合部隊は、より大きな航続距離と自立航行期間、現代的な兵装複合体、効果的な電波電子複合体及び航海システムを有するプロジェクト636で構成される。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年7月13日17時14分配信
【黒海艦隊の潜水艦部隊は近い内に復活する】

黒海艦隊潜水艦部隊は計画通りに2015年末までに復活する。
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、サンクトペテルブルクの海軍総司令部における潜水艦及び水上艦の造船に関する国家防衛発注の履行スケジュールの監督責任者の聴取会の後に報告した。

「黒海艦隊の為の6隻のプロジェクト636ディーゼルエレクトリック潜水艦シリーズの建造の進行は、常に海軍総司令部の監督下に在ります。
2014年、海軍にはディーゼルエレクトリック潜水艦ノヴォロシースクとロストフ・ナ・ドヌーが加わりました。
今月、潜水艦スタールイ・オスコルへ(海軍)旗が揚がりました。
2015年末までに、海軍へは潜水艦クラスノダールが引き渡されます」

総司令官は指摘した。

「アドミラルティ造船所」では、更なる2隻のプロジェクト636潜水艦「コルピノ」「ヴェリキー・ノヴゴロド」が建造の活性段階に在り、2016年末までに海軍への受領が計画されている。
これらの潜水艦ノヴォロシースクへ登場する2015~2016年、黒海艦隊潜水艦部隊が完全に復活したと言う事が出来るだろう。

「連合部隊は、より大きな航続距離と自立航行期間、現代的な兵装複合体、効果的な電波電子複合体及び航海システムを有するプロジェクト636で構成されます」
ヴィクトール・チルコフ大将
は強調した。

更に総司令官は想い起した。
「潜水艦の作成の問題について設計者は、潜航深度と速力の増加、騒音や航跡の減少、より完璧な動力装置、兵装、電子機器といった課題を前に、全ての努力を集中しています」


[プロジェクト06363潜水艦]

ロシア海軍向けのプロジェクト06363通常動力潜水艦は、これまでに6隻が起工され、この内の3隻が就役しています。
全てサンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」で建造されています。
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現在の所、6隻が建造される計画です。

プロジェクト06363は、輸出用のプロジェクト636を更に改良したタイプであり、今後建造される第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の開発設計作業の成果がフィードバックされています。
[プロジェクト06363]
・B-261「ノヴォロシースク」(Б-261 Новороссийск)
建造番号01670
2010年8月20日起工/2013年11月28日進水/2014年8月22日就役
黒海艦隊に配備予定

・B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(Б-237 Ростов-на-Дону)
建造番号01671
2011年11月21日起工/2014年6月26日進水/2014年12月30日就役
黒海艦隊に配備予定

・B-262「スタールイ・オスコル」(Б-262 Старый Оскол)
建造番号01672
2012年8月17日起工/2014年8月28日進水/2015年7月3日就役
黒海艦隊に配備予定

・B-265「クラスノダール」(Б-265 Краснодар)
建造番号01673
2014年2月20日起工/2015年4月25日進水/2015年11月就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(Б-268 Великий Новгород)
建造番号01674
2014年10月30日起工/2016年11月就役予定
黒海艦隊に配備予定

・B-271「コルピノ」(Б-271 Колпино)
建造番号01675
2014年10月30日起工./2016年11月就役予定
黒海艦隊に配備予定


プロジェクト06363潜水艦には有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

2014年に就役した「ノヴォロシースク」「ロストフ・ナ・ドヌー」は、書類上では黒海艦隊第4潜水艦旅団に所属していますが、現在の所は北方艦隊で各種試験を実施しています。
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクは深海試験の為に北方艦隊の基地へ到着した]
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは深海試験の為に北方艦隊基地ポリャールヌイへ到着した]

この2隻は今年末までに黒海へ回航され、ノヴォロシースク海軍基地へ駐留する事になります。
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ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機航空連隊は訓練の為、クリミアのニートカへ進出した

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『タス通信』より
2015年7月13日11時00分配信
【北方艦隊の甲板飛行士はクリミアでのシミュレーター「ニートカ」での訓練を開始した】
モスクワ、7月13日/タス通信

北方艦隊海洋航空隊艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、クリミアノヴォフェドロフカ町地上練習-訓練航空複合体ニートカからのフライトを開始した。
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北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガ1等海佐は記者団へ伝えた。

「北方艦隊海洋航空隊のセヴェロモルスク-3飛行場からクリミアのサキ飛行場へ、訓練飛行へ関わる事になる3機の戦闘練習機Su-25UTGと3機の甲板戦闘機Su-33が再配置されました。
更に、クリミアへ、北方艦隊艦上戦闘機航空連隊の一員である70名の飛行要員及び整備要員が到着しました。
これには、航空母艦の甲板からの発着艦の経験を持たない5名の若い飛行士が含まれます」
セルガ
は話した。

訓練は数週間に渡って続けられ、10回の飛行勤務が実施される。
戦闘機飛行士の訓練を管理するのは、航空連隊司令・ロシア名誉飛行士パーヴェル・ポドグゾフである。

「複合体ニートカで訓練を終えた後、飛行士は常時駐屯地へ戻り、重航空巡洋艦アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフの甲板からの飛行の準備を始めます」
北方艦隊
の代理人は指摘した。

航空隊地上試験訓練複合体ニートカは、航空母艦の甲板を模した特殊地上練習訓練複合体であり、航空母艦からの航空機の発着艦技術の習熟の為に意図されている。
それは特殊鋼で造られた艦の甲板の形の発着艦地帯であり、トランポリン航空機制止装置を装備する。
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航空機Su-27トランポリン複合体からの初めての離陸は1982年9月に実施された。
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[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、この内の14機程度が稼働状態に在ります。
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この他、第279連隊は7機の練習機Su-25UTGを保有しています。
[艦上練習機Su-25UTGは寿命延長改修を行なった]

記事中で名前が出てくるパーヴェル・ポドグゾフ大佐は、今年2月初頭に艦上戦闘機航空連隊司令に就任しました。
[ロシア海軍艦上戦闘機部隊の指揮官が交代した]

そして2015年7月中旬、第279艦上戦闘機航空連隊戦闘機Su-33練習機Su-25UTGは、航空連隊へ新たに着任した新人パイロットの訓練の為、連隊司令パーヴェル・ポドグゾフ大佐に率いられ、クリミア半島サキ飛行場艦上機訓練施設「ニートカ」へ到着しました。

クリミア「ニートカ」は、2014年春以降、ロシア海軍航空隊の手に戻っています。
[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]

なお、第279艦上戦闘機航空連隊の母艦である重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、現在、浮きドックで修理中です。
[ロシア海軍重航空巡洋艦アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ近影(2015年5月31日)]


Su-33は、順次寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]

プロジェクト21631小型ロケット艦の最後の3隻はロシア海軍北方艦隊へ配備される

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ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』より
2015年7月11日15時47分配信
【「ゼレヌイ・ドル」はノヴォロシースクへ出発した】

A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場において、小型ロケット艦「ゼレヌイ・ドル」「セルプホフ」の送別式典が開催された。
今月中に、これらのプロジェクト21631「ブヤン-M」艦は、ゼレノドリスク(タタルスタン)から内陸水路を通過して黒海へ移動する。
そこで彼等は航海試験及び国家受領試験を実施し、その後、黒海艦隊へ補充される。

7月10日、「ゼレヌイ・ドル」ノヴォロシースク基地へ向かい、7月24日には「セルプホフ」の出発が予定されている。

「ゼレヌイ・ドル」「セルプホフ」は、シリーズの4番艦と5番艦である。
これは12隻の建造が計画されており、この内の3隻(「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチョグ」)はカスピ小艦隊の一員として勤務に就いている。
続く6隻は黒海艦隊の一員として加わる。

小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」は949トンの排水量を有しており、速力は25ノットに達する。
これらは、強力な打撃兵器一式を搭載しており、長距離の海上及び沿岸目標を撃破できる高精度有翼ミサイルの為の8基の汎用艦上発射複合体モジュールが配置されている。

ゼレノドリスク造船工場総取締役代理アレクサンドル・カルポフが表明したように、小型ロケット艦プロジェクト21631は、過酷な北方海の条件に適合させる。
3隻の艦(シリーズの10隻目から12隻目)は、白海カラ海で勤務に就く事が出来るようになる。


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プロジェクト21631小型ロケット艦「ブヤン-M」は、既に9隻が起工され、この内3隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場で建造されています。
[小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」]

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役

建造番号633「ヴェリキー・ウスチョグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月19日就役

建造番号634「ゼレヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年末就役予定

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年末就役予定

建造番号636「ヴィシニィ・ヴォロチェク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年就役予定

建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2017年就役予定

建造番号638「イングーシ」Ингушетия
2014年8月29日起工/2017年就役予定

建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2018年就役予定


プロジェクト21631の主要兵装は有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

プロジェクト21631小型ロケット艦の1~3番艦はカスピ小艦隊、4~9番艦は黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト21631小型ロケット艦は2020年までに9隻がロシア海軍へ就役する]

そして4番艦「ゼレヌイ・ドル」、5番艦「セルプホフ」は、近い内に黒海へ移動し、ここで洋上試験を実施します。
2隻とも今年末までにロシア海軍へ引き渡され、黒海艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ゼレヌイ・ドルとセルプホフは洋上試験の為に黒海へ向かう]


そして、今後起工されるプロジェクト2163110番艦、11番艦、12番艦は、北方艦隊へ配備されることが明らかにされました。
21631の最終グループとなる3隻は、北方の寒冷海域での運用に適合させるとの事ですから、寒冷地向けの改正が行なわれるようです。

この3隻は白海カラ海で運用されるとの事ですから、おそらくはセヴェロドヴィンスク白海海軍基地へ駐留する事になるでしょう。
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