自ら運営し、学会としての性格を持つ社団法人の事務局で、教え子を働かせた上、仕事を十分にこなしていないなどの理由で暴行や嫌がらせを繰り返した大学教授が逮捕された。
京畿道城南中院警察署は14日、同道内の大学教授J容疑者(52)を逮捕したと発表した。警察によると、J容疑者はすでに逮捕された教え子らと共謀し、2013年3月から5月にかけ、教え子のAさん(29)に対しバットなどで繰り返し暴行を加え、全治6週間のけがを負わせた疑いが持たれている。また、Aさんの手足を縛って頭にビニール袋をかぶせ、護身用スプレーを顔に噴射してやけどを負わせるなど、約40回にわたって嫌がらせを繰り返したという。J容疑者らはAさんに対し、16回にわたって自分たちのし尿を摂取させた疑いも持たれている。J容疑者はカカオトーク(スマートフォン向け無料チャット・通話アプリ)のグループチャットを利用し、ほかの教え子たちに対し、Aさんに対する体罰や嫌がらせを指示しており、暴行の場面をインターネット放送を通じ確認していたことも分かった。