11時になりました。
ニュースをお伝えします。
政府の中央防災会議がきょう開かれ、去年発生した広島市の土砂災害や、御嶽山の噴火を受けて、国の防災基本計画を修正し、土砂災害の危険性が高い場所をあらかじめ示して、早めの非難を促すことや、火山の監視態勢の強化などを進めていくことになりました。
中央防災会議の会合には、関係閣僚や防災機関の代表などが出席し、土砂災害や火山災害への対策の強化などを盛り込んだ、国の防災の指針を定める防災基本計画の修正を決定しました。
計画では、土砂災害対策について、危険性のある区域の調査を進めて結果を公表し、土砂災害の危険性を5キロ四方に区分けして示す情報を活用して、避難勧告を地域を絞り込んで発表するとともに、市町村が早い段階で、避難準備情報を出して、住民に早めの避難を促していくとしています。
また、火山対策では、去年9月の御嶽山の噴火を受けて、火山に関する情報を登山者に伝える際には、防災行政無線や緊急速報メールなど、複数の手段を使うことや、噴火に備えた退避場所の整備、それに火山の研究者を育成、監視や観測態勢の強化を進めるとしています。
このほか、医師が乗り込んで患者を治療しながら搬送する、ドクターヘリについても新たに盛り込まれ、自治体どうしであらかじめ運用方法などを協議していくこととしました。
今回の修正を受けて、今後、各自治体は地域防災計画などを見直していくことになります。
今月下旬に活動期限を迎える、自衛隊のアフリカ・ソマリア沖での海賊対策について、政府はきょうの閣議で、活動を継続する必要があるとして、期限を1年間、延長することを決めました。
ソマリア沖での海賊対策を巡っては、海上自衛隊の護衛艦と哨戒機が、平成21年から日本を含む民間船舶の護衛活動を行っており、ことし5月には、自衛官で初めて、多国籍部隊の司令官に海将補が就任しています。
この活動は、毎年1年ごとに活動期間を延長しており、今月23日に期限を迎えます。
政府はきょうの閣議で、期限を1年間延長することを決めました。
ギリシャで国民投票のあと、突然辞任を表明した財務相の後任に、EUなどとの金融支援の交渉役を担ってきた副外相のツァカロトス氏が就任することになりました。
世界最高齢の男性として、ギネス世界記録に認定されていた、さいたま市の百井盛さんがおととい、慢性腎不全のため亡くなりました。
112歳でした。
では全国の天気、まず雲の様子です。
きょうから、ひまわり8号が撮影した雲の画像をお伝えします。
梅雨前線に伴う雲が西日本や東日本にかかり、九州の西の海上には発達した雲があります。
(拍手)2015/07/07(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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