「安全保障法制」をめぐる議論がヤマ場を迎えているが、専ら国際情勢を追うのが本業の筆者には、論議をめぐってぬぐえない「違和感」がある。一言で言えば、あまりに「ガラパゴス化」し、日本でしか通用しない内容になっているのではないか、ということだ。その背景を見詰めていくと、戦後70年を経て日本を覆う「分断状態」に行きつく。
違和感を覚える第一の点は、現在の日本の置かれた国際環境について、およそ「共通認識」…
「安全保障法制」をめぐる議論がヤマ場を迎えているが、専ら国際情勢を追うのが本業の筆者には、論議をめぐってぬぐえない「違和感」がある。一言で言えば、あまりに「ガラパゴス化」し、日本でしか通用しない内容…続き (7/16)
爆発的に普及する無人飛行機「ドローン」を悪用したテロをどう防ぐか。頭を悩ませる警備当局者らに朗報となる新兵器が登場した。ドイツの企業が開発したレーザー兵器で、射程500メートル以内を飛ぶドローンに自…続き (6/25)
米国やロシアなどがイルカを軍事活動に使っている。イルカたちは、ともすれば命の危険と隣り合わせの機雷の探知などの任務をこなせるよう、日々訓練を重ねている。
人間が、海洋哺乳類の持つ高い知能や音波を使っ…続き (5/28)