2015-07-11 ダイアログ・イン・ザ・ダークと、10年ぶりの再会 
憧れのご夫妻と、10年ぶりの再会をしました。
金井真介さんと、志村季世恵さん。
出会いは難聴の友人に誘われて体験した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと
中を探検し、様々なシーンを体験するというもの。
日本では1999年11月に初めて開催され、
現在は東京・外苑前の会場と大阪「対話のある家」を中心に開催中。
これまで約16万人が体験したとか。
http://www.dialoginthedark.com/
通常、電気を消すと少しずつ目が慣れて周りの輪郭が見えてくるものですが
ここでは、どんなに目を凝らしても何も見えてこないのです。
まさに完全なる暗闇。
他の方々は、音声を頼りにし、声でコミュニケーションしているのに
私と難聴の友人にとっては、「見えない・聞こえない」状態。
ただひたすら、誰だかわからない人の手を握ってついていくのに必死でした。
聞こえない私は、視覚情報を遮断されたことで、ちょっとした混乱状態。
正直言うと、真っ暗な中で、飲み物の味さえ分かりませんでした。
でも、聞こえる方々は、いつもより感覚が敏感になったり
声にも表情があると分かったとか、
視覚障害者は不自由ではなく、自由な感覚をもっていると分かったとか
今では企業研修にも利用されているくらい。
このダイアログ・イン・ザ・ダークを企画運営されているのが
先述のおふたり。
セラピストの季世恵さんは素敵な感性をお持ちで、
まるでフルーツポンチのようなワクワクする女性です。
色とりどりのフルーツに、シュワシュワとはじける自由さと大きな器。
真介さんと一緒にいる様子を見ているだけで楽しい!
こんなお二人に、サイン付きのご著書をいただきました。
7月9日だったのですが、良く見ると8日に。
間違うところもふたり一緒!
こんな二人のやりとりを一生懸命、パソコンで文字通訳したり
UDトークを使って教えてくれたスタッフも最高。
久しぶりの再会を堪能したあとには、私の講演まで聞いてくださりました。
講演後、お帰りになる季世恵さんに投げキッスをしようかなと思いつつ
思いとどまったら、まさかの季世恵さんからのでっかい投げキッス。
2015-07-10 「奇跡の人マリーとマルグリッド」 
ちょっと前になりますが、デスパの会メンバーで
フランスに実在したもう一人のヘレンケラーと言われている、
見えない聞こえない話せない主人公、マリーの話し。
彼女が人を信じることを覚え、
言語を獲得し、
世界を広げていく様子が描かれています。
泣かせようという魂胆丸出しの映画は苦手ですが(笑)
これはフランス映画というだけあって、まるでフェルメールの絵画を見ているような美しさ。
光のきらめきと、影のコントラストが絶妙です。
フェイスブックにアップしようと思いつつ忘れていたら、
銀座での上映は今日までとのこと。
お時間のある方は是非〜おすすめです。
映画館内の売店を見ていたら、福島智先生の本に交じってまさかの拙著が。
さらにそれを手に取って購入してくださるお客様が。
感激し、離れたところから見ていたら、友人がまさかの声かけ。
「本人がここにいますよw」やめて!笑
映画の前後は女子らしくスイーツを。
2015-07-08 シェイクアウト訓練! 
七月に入ってから週三回ペースの講演が続いています。体力勝負です。
舞台にいる状態での防災訓練を、初めて経験しました。
「シェイクアウト訓練」というのだそうです。
参加者が地震から身を守るための3つの安全行動
「まず低く、頭を守り、動かない)」を1分間行う訓練です。
この三つの行動は、
地震による家具等の倒壊、落下物による負傷から身を守る有効な手段だとか。
さて、訓練が行われたのは、分科会終了後大ホールでの全体会のとき。
三つの分科会講師、全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎氏、青年部副部長の中西潤氏、そして私三人が
舞台上の椅子に座ったときでした。
ホール内の照明が、点いたり消えたりを繰り返し、非常事態であることを知らせます。
とっさに隣の石野理事長が、椅子の後ろに回って身を低くしたので
私と中西氏もそれにならいました。
ところが上を見ると、今にも落ちてきそうな照明の数々。
潜れる机もなく、
三人そろって、椅子の背もたれで頭を守りながら後ずさりしましたが、舞台後方にはでっかい看板がぶら下がってます。
この訓練で分かったのは、舞台上に安全な場所はないということ。
舞台そでに逃げるのが良いのかしら。
講演の機会が多いので、今回は私にとっても、とても良い訓練となりました。
とんぼ返りの長久手市でしたが、K子さんにもお会いでき充実した一日。
終了後は実行委員と講師の懇親会。
石野理事長とは、内閣府障害者政策委員会でご一緒していますが酒宴の席では初めてです。
日本のトップにお酌をしていただきました。
オモシロいボールペンもお持ちでした。w
2015-07-07 7月18日共用品ネットで講演予定 
7月18日(土)は共用品ネットで勉強会講師を担当します。
誰でも自由に参加できますので、興味のある方はいらしてくださいね。
13:00:プロジェクト会議
15:00:全体会議
全体会議終了後(大体15時半過ぎ〜)
講師:松森果林(共用品ネット副代表)
「音のない世界と音のある世界をつなぐ」
〜ユニバーサルデザインで世界を変えたい!
17:00:終了
★一般の方は15:00の全体会議からご参加ください。
共用品ネットの活動報告などからお聞きいただけます。
★共用品ネットの活動に興味のある方は、最初から見学されても構いません。
勉強会内容--------------
共用品ネット歴20年、現在副代表をつとめるほか
ユニバーサルデザインアドバイザーとして、
エッセイストとして、
内閣府の障害者政策委員会の委員も務められている松森果林さん。
「社会人となり右も左も分からない私は
人生で大切なことはすべて共用品ネットで教わった」といいます。
これまで関わってきたユニバーサルデザインの事例紹介から最新の活動まで、
聞こえない世界と聞こえる世界が繋がる話しをしたいと思います。
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2015-07-06 7月12日月島でCM字幕講演会 
週末は、月島でもんじゃ!じゃなくって「テレビCMにも字幕を」という勉強会があります。
もんじゃついでにぜひいらしてくださいませ♪
「テレビCMにも字幕を!」
〜提案を実現させるために〜
「CMにも字幕を」と提案し続けて18年。
現在10社以上のCM に字幕が付くようになりました。
広告主や放送局などの関係者と国が共に動き始めたのです。
どのように提案し、どのように動いてきたのでしょうか?
番組には字幕が付くのになぜCMは難しいのでしょうか?
そもそもCMってなんでしょうか?
今回はなんと、
ここでしか見られないような掛け合い漫才ならぬ講演をします。
情報保障もありますので、
興味のある方、お時間のある方ぜひいらしてくださいませ。
なお、会場は定員90名なので先着順とのこと。
絶対に参加したい!という方は、事前に事務局に申し込むと優先してくださるそうです。
城南聴覚障害者団体連合会事務局FAX:03−3746−2933
日時:2015年7月12日(日)午後2時〜4時(受付1時半〜)
最寄り駅:都営大江戸線・東京メトロ有楽町線「月島」9番出口徒歩1分
月島保健センター直通エレベーター1階からが便利
参加費:無料