子どもが体調を崩したとき何を食べさせたらいいのでしょう?つらい症状を軽くして回復を早めるメニューをご紹介します。
今日は熱を出したとき。
管理栄養士の内野美恵さんに教えて頂きます。
子どものうちは熱を出す事が多いですよね。
熱が高かったり食欲がなかったりするときは無理に食べさせなくても大丈夫です。
まずは水分補給をしっかりしましょう。
子どもは体が小さいので脱水症状になりやすいんです。
早めに水分をとって予防しましょう。
市販の大人用イオン飲料は糖分が多く乳幼児には甘すぎる事があります。
水で薄めると成分も薄くなってしまうので手作りしましょう。
作り方です。
水に塩砂糖香りづけにレモン汁少々を加えよく混ぜて溶かします。
イオン飲料は熱中症のときやおなかをこわしたときにも便利なんですよ。
その他カフェインの少ない番茶や麦茶薄めた果汁湯冷ましなどを少しずつこまめにとるといいですね。
熱が出て汗をかくとビタミンやミネラルが失われます。
水分と一緒に野菜や果物などをとりましょう。
おすすめはビタミン豊富な…油をひいて熱した鍋に細かく切ったにんじんたまねぎじゃがいもえのきだけを入れて油をなじませます。
蓋をして…蒸すと野菜のうまみが出るんですよ。
水と固形スープの素を加えて更に10分煮たら出来上がり。
栄養が溶け出したスープ。
上澄みを飲むだけでも栄養がとれます。
元気になってきたらやわらかく煮えた野菜も頂きましょう。
もう一品。
ミネラルを含むりんごは具合が悪いときに便利な果物。
コンポートにするとたくさん食べられます。
作り方です。
りんごを薄切りにして耐熱容器に入れます。
レモン汁砂糖をかけて軽く混ぜラップをかけて…少し冷ましてから食べさせましょう。
熱が下がってきたら消化吸収しやすいもので栄養とエネルギーを補給しましょう。
しじみのみそ汁は栄養が溶け出しているので汁だけでも栄養補給できます。
みそのたんぱく質やしじみのカルシウムをとる事ができます。
続いてちょっと変わったおかゆをご紹介。
市販の油を使っていないしょうゆせんべいを小さく割ります。
お湯をひたひたに注ぎしばらくおいて…。
やわらかくなったら出来上がり。
お米のおかゆは苦手な子もほのかなしょうゆ味の「せんべいがゆ」なら食べる事があります。
子どもの体調が悪いときはお母さんも大変です。
そんなときのために簡単で体にやさしいメニューをたくさん覚えておきたいですね。
ポイントはいつもよりやわらかめのごはん。
覚えておくといいですね。
2015/07/06(月) 19:55〜20:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 体調が悪いときのごはん(1)「発熱」[字]
子どもが体調を崩したとき、何を食べさせたらいいの?そんな時に役立つ、つらい症状を軽くして、回復を早めるメニューをご紹介。今日は、「熱を出したとき」のごはんです。
詳細情報
番組内容
【講師】東京家政大学講師・管理栄養士…内野美恵,【語り】大山尚雄
出演者
【講師】東京家政大学講師・管理栄養士…内野美恵,【語り】大山尚雄
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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