水野真紀の魔法のレストランR【今いくよ思い出の味…くるよロケ復帰SP】 2015.07.06


やっぱり漫才ってね二人で一つの仕事なんやなって思いました。
掛けがえのないというか二人で一つの仕事さしていただいたいうのがもうほんまに。
そうそうそう。
ほんま。
そやろ?ほんとに。
(ナレーション)関西女性漫才師のトップランナーが逝った…。
・今いくよ日本一や!・日本一やで!みんなも来てくれてはんで。
・ありがとう。
・わあ〜ありがとう。
感謝させていただくね…。
もう感謝しかないですわほんまに。
関西中が涙した突然の訃報から1か月。
今夜は今いくよさんが愛した味そして知られざるコンビ愛に迫ります。
(くるよ)わあ〜どやさ〜!どやさどやさ!ようこそ今日は「けー坊」へお越しいただきましてありがとうございます。
どやさどやさ。
どやさ。
どやさ〜。
(モモコ)明るい。
よかった〜。
(西代)よっ!今くるよ師匠です。
元気のある姿見れてよかった。
なあほんまに。
(八方)ご苦労はんでしたな。
(くるよ)ありがとうございました。
いくよ・くるよさんが20年以上通う道頓堀の居酒屋
(西代)くるよ師匠ですね本日テレビ復帰初の仕事でございます。
おかえりなさいませ〜。
よろしく。
(モモコ)よかった。
元気元気。
こちらでいくよ・くるよさんは
(西代)17年続いてるということなんですかね。
(モモコ)はいおねえさんたちのおかげで。
(八方)最初きっかけはいくよ・くるよが皆を連れていこうという。
女ばっかりがどうもこう楽屋も。
(モモコ)もちろんです。
(八方)なんか男社会の中で女性だけが隅に追いやられてるような感じがするんでいうて。
そうですねん。
ほんでね思いっ切りねもう気ぃ遣わんと。
今女の…大変やんみんなね。
(モモコ)女の漫才師集めてやろういうて。
にぎやかに楽しく全て忘れて無礼講でいこういうてね。
きっかけはトミーズ雅さん。
ご主人が同い年の友人ということで紹介してくれました。
(西代)ハイヒールさんこのお鍋のポイントいうのはどういうところになるんですか?伊勢エビとかサザエとかカニとか。
(西代)けー坊さん名誉挽回どういうポイントが?
(岡田)怒ったってくださいよ。
(西代)伊勢エビ入れてんのにね。
(岡田)伊勢エビサザエカニもう全部入ってるんですよ。
そちら寄せ鍋で今の旬のハモとか豚とか鶏が入ってます。
(寛平)海のもんにこの肉。
ええの?
(モモコ)ぐちゃぐちゃなんですよぐちゃぐちゃ。
(寛平)ぐちゃぐちゃ?
(岡田)寄せ鍋なんで。
(リンゴ)でも昔はびっくり鍋やったのが西代君今はこの寄せ鍋になったんです。
(西代)なんで変わったんですか?
(リンゴ)いくくるさんが辛いもんが苦手というのがあってこれ考えてくれてんねけー坊が。
(くるよ)真っ赤っけやったもん。
(岡田)これをドバッとこうかけるんですよ。
(モモコ)入れてみて前みたいに。
(リンゴ)こんなやり方すんのよ。
(西代)それ一味ですか?
(岡田)これが〜って。
(リンゴ)が〜って入れるんですよ。
びっくりちゃんこ鍋これで赤くてびっくりなんです。
(寛平)へえ〜。
(岡田)「伸びたうどん」って。
「ギンナンだけ」言うな。
ギンナンだけおいしい。
(西代)ハイヒールさん。
逆にこのお店来たくなってきましただんだん。
いろんなメニュー食べてみたなってきました。
(リンゴ)もともと串焼きやから串は自信ある。
これはいくくるねえさん特製ですよね。
いや〜懐かしい。
これ大好きやってん。
(岡田)いくよさんが大好きなんですよ。
いくよさんが「豚やと脂っこいからイカでやって」とリクエストして生まれたとん平ならぬいか平。
(八方)いくよちゃんしのんでこれいただきます。
(くるよ)いくよちゃんしのんだってください。
(岡田)「これは」。
(西代)全部おいしい。
(モモコ)鍋ははっきり言うけどもうひとつや。
ふふふふ。
(八方)いくよちゃんしのんだけどこのイカしっかりしてるからいくよちゃん晩年はかめたんかなこれ。
(モモコ)かめてましたかめてました。
毎年ベテランから若手まで20人以上が集まる会の費用は全ていくよ・くるよさんが出しました。
(八方)いやいやほぼ同期。
(モモコ)67歳同士?
(寛平)1年ちょっと先輩。
(くるよ)1年先輩。
(八方)下積みはこっちの方があるから。
(モモコ)細かい細かい。
大体同期なんですね3人は。
(八方)飛田でやってますからね。
(西代)くるよ師匠同期でいいんですか?ここお三人は。
(くるよ)寛平ちゃんとほぼ同期。
1年…。
ジュリーや。
(西代)どこに?今日ジュリー来てるんですか?
(八方)ジュリージュリー。
でもまあ同期や。
とにかくまあおにいさんって言うけどえっ!?
(モモコ)ははははは。
えっ!?僕が弟子に入ってるころもう京都花月で前でねそのときの優しい支配人に出たらええやんかいうて出してもうとったもん。
だから初舞台は僕よりも先やで。
(くるよ)そうですかジュリーちょっと待って。
(八方)そらそうやねんて。
それを2人寄ってたかって「おにいさんおにいさん」。
なんか10年ぐらい上みたいに言われてやな。
(西代)若手我々からしたらいくくる師匠にあだ名をつけてもらうと吉本の芸人の一員になったというのを。
僕はお肉ちゃんというあだ名をつけていただいて。
それでいろんな東京の先輩とかいろんな方にお肉ちゃんというので親しまれて。
最近八光さんのあだ名は?
(西代)グループみたいな。
会社?かわいいねん。
もう前からジャニーズ。
(西代)今田さんは?今田君は
(八方)とにかくそれをね誰やったか言うたな。
はははは。
(モモコ)財産ですほんまに。
(西代)実はですねもう1人サプライズのゲストの方が。
男前が来られてます。
(くるよ)えっ!?
(西代)師匠にもゆかりのある全国ネットで大活躍の。
誰?
(西代)チュートといえばこの方ですどうぞ〜!・どうも〜。
(くるよ)どやさ〜。
(リンゴ)こっちやこっちや。
福ちゃんの方や。
こっち。
いくよ・くるよさんと同じ京都出身で特にかわいがられたというチュートリアル福田さん。
(福田)ず〜っとお世話になってまして。
あだ名を。
僕はテカリというあだ名をずっと。
(モモコ)京都つながりやから最初からかわいがってね。
徳井君なんかめちゃくちゃ男前やんかいさ。
黙っててもアラン・ドロンやんかいさ。
(八方)黙っててもアラン・ドロン。
アラン・ドロンが古い。
世間アラン・ドロン言われても。
(リンゴ)今小さくワイプでアラン・ドロン出しました。
結構前に徳井は
(福田)言っていただいてて。
それこそおととしですかね。
久しぶりに会ったときに師匠が
(リンゴ)ジョニー・デップ超えましたか。
(福田)ジョニー・デップ超えたんかと。
(モモコ)本家を超えた。
(福田)本家を超えたあいつは。
いくよ・くるよさんといえば派手な舞台衣装がトレードマーク。
それはいつから始まったものなのか。
いくよ・くるよ衣装の謎に迫る。
漫才ブームのさなか1981年2人を一躍人気者にしたのはこのギャグでした。
8年たっても変わりませんね〜。
全然変わらへんな。
強烈やねほんまに。
ほい!
(いくよ)ほんまに。
そやけどねよう聞かれますねん。
「くるよさんねいつもおなかたたいてはるけどあれなんか入れてはんの?」言うて。
いや純生でございます。
純生!?純生はええわ。
3年後1984年このころから
(くるよ)ようこそいらっしゃいました。
(いくよ)もうこんで時間終わってしまうがな。
更に。

(出囃子)
(いくよ)どうも〜ようこそいらっしゃいませ。
ようこそいらっしゃいませ。
「FOCUS」「FRIDAY」がバチバチバチバチ!いくよちゃんのまつげがバチバチバチバチ!関係あらへんやん。
まつげ関係あらへん。
このころはくるよさんに合わせていくよさんの衣装も派手。
それがバブル最盛期になると…。

(観客)ははははは。
(いくよ)ようこそいらっしゃいませ。
お歳暮のシーズンでございますので。
まだ早いがな。
露出の高い衣装のときはお決まりで…。
かわいらしいやん。
よう似合てるやん。
お肌でも色白きめ細かいさめ肌。
パンパン!
(いくよ)腕かいな。
腕やったら「腕」と書かないかんで。
更に21世紀に入るとくるよさんの衣装は新たな進化を遂げます。
注目はくるよさんの衣装が派手になればなるほどいくよさんの衣装はシンプルになっていくところ。
(いくよ)私は嫁に行かずくるよちゃんは嫁に行けず。
まあこの差はありますよ。
「どやさ」って。
どやさ。
どやさどやさ。
ありがとうございます。
やり納めや今日は。
どやさどやさどやさ。
・花月DE花月DE花月DEどやさど派手なあんたなんやねん。
ついていったん?どやさ〜。
どやさ。
断ったんちゃうんかいな。
どやさ〜。
断りましたよ。
どやさ〜。
まあまあねえ。
ちょっと待って。
OLいうたらまだまだ若いころですもん。
漫才中にどんなとこやねんな。
話聞いてんのかいな。
ほんまなぁ。
新作ってもう…。
金魚鉢はいてあんた。
ほんまに。
やかましい。
「会いたい会いたい」って…。
高校の同級生だった2人。
OLだったいくよさんをくるよさんが誘い吉本興業を受けたとき実はやすし・きよしの2人に弟子入りを志願しようとしたらしいのですが…。
やすきよ師匠ほらなんで知ってたいうとね野球のネタやってはってん。
リードリード…。
(八方)はいはいはい。
あったあった。
(くるよ)あれやったら私らもできるいうことで。
「弟子入りすんねやったらやすし・きよし師匠お願いします」言うて。
「あかんあかん。
そんなもんな」
(一同)あははははは!
(リンゴ)そうですね。
ロースとモモとちゃんとええ感じで。
(くるよ)うまいこと言う。
笑わしはるやろ。
「ん〜と待てよ。
それやったら洋介・喜多代行け」言わはったんです。
(八方)そらそうやな。
やっぱり玄人やねその辺は。
弟子入りした70年代当時女性芸人は少なくて楽屋では…。
(八方)かかんねん。
特にな相方の方に。
(くるよ)そう。
そうですねん。
(八方)今は亡き…。
(リンゴ)おねえさんもかかったんですかかりましたよ。
(くるよ)いくよちゃんってよう声かけられてはったんや。
(福田)誰が声かけてたんですか?
(八方)そら池乃めだかな。
(西代)ええっ!ええっ!
(リンゴ)ものすごいちっさい。
(西代)また近いとこで。
(モモコ)ほんまにかわいいで。
きれいで。
(福田)いやきれいですね。
(八方)池乃めだかがもう。
(福田)めだか師匠が。
(西代)坂田師匠もいくよ師匠のこと好きやったんちゃいますか?
(くるよ)あったね。
(八方)もうてれてな。
坂田はんもてれてな。
続いては過去に放送したいくよ・くるよさんが愛する味を。
・花月DEどやさ花月DEどやさ・花月DEどやさ・どやさどやさいくよ・くるよさんのホームグラウンドなんばグランド花月。
この楽屋になんと25年間同じ出前を取り続けていました。
それがNGK楽屋口から歩いてすぐの所にある長崎ちゃんぽんでおなじみ舞台の合間野菜を多く食べたいと注文していたのがいくよくるよセットでどやさ〜。
(いくよ)私がちゃんぽんでくるよちゃんが野菜炒めとライス。
餃子は私2つぐらい。
あとくるよちゃん。
(八光)はあ〜。
ずっとこれですか?
(いくよ)ずっとこれ。
ははははは。
口がね1週間に1回2回欲しがるんやな。
(いくよ)ねえ絶対。
(八方)ここの楽屋へ入ると。
(くるよ)そやねん。
(八方)決まってるけどほんだら家の近所でこれ食べるかいうたら食べへんねん。
(八光)ああなるほどなるほど。
(八光)こんなもん昨日今日入った若手の食べ方ですよそれ。
続いては仲よしの中川家とリポート。
(礼二)すみません。
どやさ音頭止める人がいない。
あんた腕や…。
腕やっちゅうねん。
後ろ姿あんたそっくりやっちゅうねん。
NGK近くの行きつけの店へ。
(くるよ)大将です。
(いくよ)どやさどやさ。
どやさ!どやさ!
(いくよ)こんな大きならはったんですか?ちっちゃいときから知ってんねん。
あ痛〜っ!現在はなんさん通りから千日前通沿いに移転。
いくよ・くるよさんが愛するちゃんこ屋さん「西乃龍」。
ご主人は出羽海部屋の元力士。
十両時代は西乃龍幕内では常の山というしこ名で活躍しました。
ちゃんこ鍋は鶏ガラベースのスープ。
関西人の口に合うよう相撲部屋時代のちゃんこに比べあっさり薄味。
地鶏鮭エビなど15種類以上の具から出るうまみが凝縮しています。
(くるよ)・タ〜ララッタタ〜タラッタど〜やさどやさ
(一同)・ど〜やさどやさどやさどやさどやさどやさ・どやさどやさどやさどやさ
(くるよ)ほ〜ら〜!
(礼二)どやさ〜!
(剛)すごい。
(くるよ)見て〜!
(いくよ)ここの大将がもうほんまねぇ心込めて作ってくれはんねん。
このおだしはねさっぱりして。
はあ〜うまい。
(いくよ)これねなん骨が入ってんねん。
(礼二)珍しいよ。
(いくよ)ほら。
このつみれも食べてほしい。
これがいいねん。
(礼二)普通ねつみれって何個も食ったら飽きるじゃないですか。
これやったら飽きないですね。
歯ごたえもあるから。
そして…。
阪急河原町駅を出てすぐ四条寺町にある創業100年以上の老舗「永正亭」。
京都花月の舞台に立っていた駆け出しのころの思い出が詰まった店です。
(くるよ)ここが私たちのステイタスやって。
京都花月でね漫才してね1回目と2回目の間ね。
「行こか?」って言うてここへ来て。
全然仕事なかったもん。
(いくよ)ゆっくり時間あったときやから。
(くるよ)心細いギャラやってんで。
(いくよ)そうやもん。
せやからギャラがまあ出た当時はそんときは必ず天ぷらね。
天ぷらのうん。
のってるおうどんが食べられた。
お待たせしました〜。
(くるよ)見といてや。
(いくよ)ほら!
(河田)うわ〜。
・いつものお気に入りのカレーうどんと。
(くるよ)ほら!見て。
おあげさん入ってんねん。
これ有名やねんここの店のん。
(いくよ)これはね天とじの別れ言うて普通はこれがここにかかってんのよ。
(河田)あっなるほど丼に。
ほんとだったらかかってるのを別々に。
(くるよ)のっけるでしょ。
ここの特徴ですねん。
(いくよ)これを知ってたらここのツウやっていうね。
なんか自慢やってん。
ねえ。
そうです。
(いくよ)いや〜うれしい。
(くるよ)うん!
(くるよ)せやけどもう一瞬思い出すね。
(いくよ)思い出すわ。
(くるよ)一瞬思い出しますわ。
(河田)ああやっぱりその当時のことをですか?なんかほんまによう歩いてましたわ。
(いくよ)そうや。
もうははは。
ようこの界わいほんまに歩いたわ。
(河田)へえ〜。
その後80年代の漫才ブームがきっかけで売れるようになり女性漫才師のトップを走るようになりました。
(西代)おうちのようによく。
(くるよ)もうほんとに。
(西代)どれくらいのつきあいなんですか?長いんちゃいますかね?高倉健。
(福田)高倉健さん。
(寛平)高倉健なんや。
15年ぐらいですね。
(西代)最近やといつごろ来られはったんですか?いちばん最後は3月ですね。
(寛平)3月。
3月でした?あれ。
(寛平)ほな最近やん。
(八方)そのときはもう飲めへんけれどもまあまあとにかく顔出そかというまたこれも。
これもなあの子のやっぱり優しさやねんあれな。
行けへんなんだら行けへんで心配するやろうし。
そうですねん。
ねえ。
NGKの舞台に出たあとに中川家などの後輩を連れてよく訪れました。
いくよさんが必ず頼んだ宮崎の地頭鶏という鶏を使ったつくね。
(くるよ)つくねがものすごファンやったわいくよちゃん。
必ずね。
(八方)うう〜ん。
(くるよ)あっおいしい。
必ず入り口横の窓際の席に座り焼酎を楽しみました。
(西代)そのときのボトルのキープ名前がまたちょっと面白いって。
菜々子。
ノリコ…紀香。
(八方)紀香やね。
(西代)菜々子と紀香。
くるよ師匠これはいくよとくるよですよね?
(くるよ)そや松嶋菜々子やねん。
私が藤原紀香やねん。
(八方)ご主人にとってはふだん笑わんからその晩はそのボトル見てずっと笑てたらしいですよ。
(くるよ)どやさどやさどやさ!向井理さんです!どうぞ〜!どうも〜よろしくお願いします。
(向井)お願いします。
(八光)関西ローカルの番組なんですけれどもなんか事務所に間違って伝わったんですかね?
(向井)いやいや僕は
(八光)伝わってますか?
(向井)ちゃんと伝わってます。
2年前舞台のキャンペーンで番組に登場したのが個性派女優片桐はいりさんと向井理さん。
このときいくよ・くるよさんも登場。
許されたロケ時間は僅か1時間という中で憧れの向井さんとの共演に終始はしゃいでいた2人。
実は番組はそんないくよ・くるよさんを密着取材していたのです。
当時は放送されなかった未公開シーンを加えたディレクターズカット版。
いくよさんのとっても幸せそうな表情にご注目。
イメージ変えんねん今日は。
ロケの舞台となったのは大阪・天満。
ビニールシートに囲われた通称ビニシー系バルが軒を連ね連日大盛況。
そんなディープ大阪に片桐さん向井さんをご案内しました。
ロケ当日開始1時間前に現場入りしたいくよ・くるよさん。
スタッフとの打ち合わせの最中早くも緊張気味。
(スタッフ)今日は向井理さんがいる…。
(くるよ)そうやびっくりした〜。
びっくりしたわ。
うれしいわ〜。
びっくりしたやん。
まさかあんた…。
もうちょっと…。
たたくわ。
たたく。
(くるよ)たたかな〜。
(くるよ)つける!もうめっちゃめちゃバリバリあちこちつけなあかんのちゃうの。
ほんまにちょっとね色っぽく。
(スタッフ)めちゃめちゃセクシーですよ。
イメージ変えんねん今日は。
(くるよ)やった!
(スタッフ)まだ本番前からもう。
(くるよ)まつげものすごいきてるやん。
バーンバーン。
(八光)さあ天満に着きました。
結構天満というのはね最近ちょっとブームになってるのが半屋台といいましてね。
(向井)おおすごい。
(八光)こういうふうに囲ってあって。
(八光)近い部分ありますね。
いくよ・くるよさんは出番までスタンバイ中。
(いくよ)ああ〜ドキドキするやんほんまに。
どうしよ。
(くるよ)こう笑顔がいいのかね…チラッとした笑顔がいいのかええ〜!って。
ちょっと…ちょっと待ってよ。
(いくよ)ちょっとなぁ難しいな俳優さんってなぁ。
そうやねんファンやからさ。
そうやん。
いっつも相手にすんのお笑いばっかりやんか。
中川家とかなぁほんま。
一応ねあの…。
(八光)見てくださいこのはやりよう。
(片桐)わあ〜ほんとだこんにちは〜。
(八光)こういうふうにね…。
(向井)いやぁすごい。
でもねいい季節ですもんね。
(八光)見てくださいすてきでしょ。
結構ねいろんな
(八光)非常に若い方が多いんですよね。
(片桐)あれっ!?
(八光)若い方がおられます。
あれ?どこでうわさを聞きつけたんでしょうか。
(八光)さっきから目合ってるでしょ。
あのね2人ともね乙女なのでねなかなか見れないというところがあるんです。
(いくよ)あれっ!?
(八光)あらっ!
(いくよ)いや〜ジャニーズや〜ん!ジャニーズ!
(八光)説明させてもらいます。
僕はいくよ・くるよ師匠からジャニーズと呼ばれてますんで。
(いくよ)いつもテレビ見てんね〜ん。
頑張ってはるやん。
ねえ。
久しぶりちゃいますかね。
ねえ。
安部ちゃんね。
(片桐)ありがとうございます。
(いくよ)テレビ見てます〜。
ねえ安部ちゃん。
(八光)よう見ていただいてますか。
(向井)はじめまして。
(八光)くるよ師匠くるよ師匠。
(くるよ)ちょっと待って。
どやさどやさどやさ!
(向井)怖い怖い怖い。
(八光)出た「どやさ」。
(八光)すみませんこれ以上近づかないようにさせますんで。
向井さんでございます。
生向井さん。
(くるよ)大ファン。
(いくよ)うれしいやん。
ちょっとちょっとちょっとうれしい〜!このあと向井理さんが「どやさ!」を!?
(八光)いくよ・くるよ師匠は得意なのがあだ名をつけるのが得意なんです。
見た人を瞬間であだ名つけるという。
ちなみに石ちゃんのあだ名は?どやさ〜。
(いくよ)松潤や松潤!
(くるよ)ちょっと〜。
(いくよ)こちらは綾瀬はるかちゃんや。
(松井)ど…どうしましょ。
(八光)ちなみにはいりさんは?
(くるよ)ソフィア・ローレンやん。
ああ…。
(八光)ソフィア・ローレン!いやなんか気持ちいいもんでしょ?なんかわからないですけど。
(くるよ)・ローレンローレンローレン
(八光)ははっ。
こちらが…。
こちらの…。
平井さん。
(くるよ)福山雅治さんやん。
(八光)福山雅治!?
(くるよ)なんでぇさ?
(八光)福山の「ふ」の字もない。
(平井)よく言われます。
(いくよ)ねえ。
(八光)実はね
(いくよ)そうなんですよ。
(くるよ)「向井理くん」って言うのものすご慣れてます。
言い慣れてんのよ〜。
あだ名をつけることが得意ないくよ・くるよさんは当時の担当マネージャーを向井理と名づけふだんから「向井くん」と呼んでいたのです。
憧れやさかいマネージャーに向井理ってつけたんや。
(いくよ)そうやねん。
遠い存在やもん。
(くるよ)向井くんとりあえず言うたらちょっとやっぱり全身撮ってもうたらどうえ?・はい。
さすがにちょっと
(くるよ)ほれ見てみぃさ。
このあと吉本の向井理が登場!本当に向井理なの〜?
(くるよ)紹介しますよ。
(いくよ)いい?かまへん?
(くるよ)向井理くん。
(いくよ)向井理〜!向井〜!向井理くん。
(八光)並んで。
並んでもらって…。
(いくよ)幸せやんか〜。
(八光)どこがや!?
(いくよ)今日ドキドキしてん。
(八光)向井さんいかがでしょう。
吉本の向井理と言われてるんですけど。
(八光)もうこれっぽっちも似ておりません。
どっか行け早よ!帰れもう。
すみません失礼いたしました。
ねえ〜。
どうもこんにちは〜。
向井さんいかがでございますか?こんなん初めてでしょ通るの。
(向井)初めてです。
なんかでも
(八光)あっそうですか。
(いくよ)よかった〜。
(向井)全然話が。
(八光)ちょっと話が。
話が全然つながってない。
(くるよ)つながってるやん。
片桐さんこれ。
どやさどやさどやさ。
(八光)あっあっ。
片桐どやさが出ました。
(八光)向井どやさ。
(向井)こうですか?
(八光)師匠これでよろしいか?
(くるよ)ありがとうございます。
やっほ〜!
(八光)やった。
(向井)こうですか?
(八光)師匠これでよろしいか?
(くるよ)ありがとうございます。
やっほ〜!更に移動中の隙を見ていくよさんがとった行動に注目。
(向井)両親和歌山と神戸。
(いくよ)ああ〜。
ああ〜そうなん。
(八光)あっすみません
(くるよ)どやさ?それはどやさ。
(八光)個人的にしゃべりかけるのなしですよ〜。
片桐さん向井さんを案内したのは天満の路地にある創業昭和24年の遠方から足を運ぶ客も多いまさに大阪を代表するお好み焼きの名店。
祖母の味を今は蜷川3兄弟が守っています。
(八光)もう伝統の…。
すみません。
お待たせしました。
これがね千草焼になります。
(八光)高倉健さん?そんなめっそうもございません。
(八光)師匠どこをどう特徴取って。
これでも東京ってこういうお店あるんですか?目の前で焼いてくれるっていう。
(向井)でもやっぱり関西の方がやってらっしゃるお店じゃないとないですね。
(八光)あっ普通のお店ではなかなかない。
(向井)普通は自分たちで焼くお店が。
(片桐)1人で女の方がね。
1人で焼いて食べてらっしゃる。
(八光)で1人でビール飲んで…。
超かっこいい。
(八光)かっこいいっすね。
わおすごい!名物千草焼は特上の豚ロースを1枚そのまま生地にのせそれを挟んで焼くという珍しいスタイル。
(八光)向井さんもお料理お上手やと聞いてますけれども。
上手っていうかまあ好きですね。
下手ですけど好きでやってます。
(くるよ)なんでも作りはんの?和食!
(八光)いやいやそれは…。
(八光)師匠呼んでくれません。
なんぼ積んでも。
いいですかいきますよ。
(八光)おお〜!特製マヨネーズにケチャップからし…。
そしてこれをソースと一緒にはけで一気に混ぜながら塗るのが「千草」スタイル。
仕上げはかつお節青のりではなくケシの実で。
これが初代が考案した名物千草焼。
(八光)いかがでしょうかお味の方。
(片桐)おいしい。
(向井)ふわふわです。
家ではできないようなやわらかさ。
(八光)せっかくなんで大阪のちょっとお好み焼きを。
これだけじゃないですよ。
体験していただきたいと思います。
さあこちらでございます。
さあお好みとご飯。
(八光)僕らはねなんの不思議もないんですけれども。
(向井)僕でも家ではこうでしたよ。
(八光)やっぱり関西風。
(向井)両親関西だったんでご飯と…おかずでした。
(八光)片桐さんいかがでございますか白ご飯と。
(片桐)おいしいです。
なるほど全然いけますね。
(いくよ)ねえおかずで。
はい。
(八光)まさかお好みと向井さんがご飯。
見ましたかこれ。
とうとうやりました大阪の皆さん!向井さんがお好みとご飯を食べてますよ!
(いくよ)もう今日から大阪人!
(くるよ)ほんまや。
(向井)でも東京ではまずないんですよ。
(いくよ)ないでしょうね。
(向井)置いてない。
だから物足りないですよね。
(八光)いくよ師匠若手やないんすからそんな食べないです。
若手の漫才師じゃないんです。
(いくよ)いやいや気持ちを。
(八光)気持ちをどんどん。
(スタッフ)はいOKです!ありがとうございました〜!
(くるよ)お疲れさまでした。
こうして1時間の片桐さん向井さんを送り出した店内では…。
(くるよ)今日はそやけどものすごいあれ…。
向井くん今日ラッキーやったな。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
いい思い出が。
(くるよ)私ら「向井くん」って言い慣れてるもんな。
僕とご飯食べてるかのようなね。
(一同)あははは!
(萩原)次第2弾新しいマネージャー三浦春馬君。
あははは。
あはははは!
(西代)さあ更にくるよ師匠にサプライズのプレゼントがございます。
師匠こちらわかります?
(西代)正解で〜す!
(リンゴ)すごい!明徳っていう高校出身なんやけどねそこの近所に「まるき」のパン屋さんってソフトボールの練習の行き帰りに必ず買っててん。
いくよちゃんまたこれ好きやったんですよ。
ソフトボールのメンバー必ずこれ食べながらグラウンド行ったり。
(八方)パンの生地がやわらこうてええやんこれ。
変わってない。
全然変わってない。
いくよとくるよが出会ったのは高校時代。
ソフトボール部で毎日共に汗を流した。
ある日2人は一緒に道具係をすることに。
あれ〜?あれ?どないしたん?先輩のグローブがないねん。
どないしよう。
ええっ?探そうや。
先輩の大切なグローブをなくしてしまったくるよ。
責任感の強いいくよは親身になって一緒に探した。
しかたないよ。
一緒に監督に謝りに行こ。
なっ。
うん。
(2人)監督すみませんでした!私も責任取って一緒に退部します。
えっ…。
後日先輩の勘違いだとわかりグローブは見つかった。
この一件で2人には深い絆が生まれた。
親友となった2人はいつも一緒に行動した。
練習の合間などには漫才のまね事をしてチームのみんなを楽しませた。
学年一のでっかいのを蹴とばしたって…。
しかし練習では…。
1234!はぁはぁ〜っ!もう限界や。
何言うてんの。
もうひと頑張りや。
全国目指して頑張るで。
はぁはぁ…。
ほら。
はい行くで!ええ〜待って〜。
(一同)1234!5678!1234!
(くるよ)きちっとしてはるし根性もあったしプレーも上手やしわあそろてるな〜と思いました。
であったかいハートやねんね。
私は末っ子でちょっと頼りないとこもありましたけどいくよさんはお兄ちゃんと弟2人やったから女の子1人やったからなんかしっかりしてはった感じしますね。
親友でもあり姉妹のような関係でもあった2人は1971年に漫才師を目指して吉本興業へ。
必死に努力し日本一の女性漫才師とまでいわれるようになった。
ソフトボール部時代に培った根性。
その精神がいくよ・くるよの芸の根幹。
漫才の稽古でも…。
畳やったらまだ張り替えがきくっちゅうねん。
どやさ〜ほんまに。
(2人)ありがとうございました。
うん完璧や。
もう一回やっとかな。
稽古はなんぼしてもええねん。
なっ初めからやで。
ええか。
わかった。
(くるよ)あのパワーはやっぱり私すごいな思てます。
お互い納得するぐらいやってるはずやけど「もう一回やっとこ」これはやっぱりねいくよさんすごいな思てるんです。
本番になるとものすごい安心できますねんね。
あっやっぱりネタ合わせをきちっとやっといてよかったな。
そういうときまたいくよさんに助けられたなと思うんです。
頑張らなあかん。
頑張らなあかんね。
美貌。
美貌ですよ。
ある日そんな2人を思いもよらない悲劇が襲う。
私らねソフトボールやってましてね。
くるよちゃんがね今汚い。
どやさ。
どやさどやさ。
どや…。
くるよが舞台上で心筋梗塞で倒れる。
いくよがその体を懸命に受け止め緞帳を下ろさせた。
くるよちゃん!
(くるよ)もしあれつかんでなかったらドーンでしょ。
あのときもし受けてなかったら私命わかりませんやん。
心臓手術の選択を迫られたくるよ。
迷っていたがいくよの後押しで手術を受けることを決意した。
「今やっとかな」っていくよちゃんが言うてくれたんです。
そやから「お願いします」って言うたんです。
また命2回目助けてもらったんですよ。
せやからもう命の恩人ですねん私にしたら。
ほんまに命の恩人。
これはどうしても恩返しせなあかん。
命の恩返しをせなあかんと思いました。
はい。
熊本ではくまモン。
その後くるよの体調も回復し再び2人で舞台に復帰。
拍手してはるやない独り者に。
お互いお互い。
しかし更に悲劇が襲う。
去年9月いくよの胃ガンが発覚。
もうねまさかなんで!?ですわ。
まさかなんで〜!?ええっ?あんだけ元気であんだけ丈夫でああ〜どないしたんやろ。
なんで気が付かへんかった。
なんかあったやろサインが。
いつも元気ですねん。
でいつも笑顔やし。
いつもパワフルやし。
悪いわけがないと思たんやけどね。
年を越すのは難しいとの見立てもあったがおよそ3か月の休養を経て去年12月3日祇園花月の舞台に復帰。
(いくよ)今までね何年かかるかわかんないんすよ〜。
あはははは。
どやさやんそれ。
つらい状態にもかかわらずいくよは笑いを忘れなかった。
しかし病は着実にいくよの体をむしばんでいった。
こんぐらいでええかな。
うん。
くるよは献身的にいくよを支えた。
そして後輩の女性芸人たちも励ました。
おひなまつりの会の映像を参加できない2人のためにビデオレターとして贈った。
(モモコ)体調戻して戻ってきていただきたいなと。
おねえさん休んでたらいつの間にかハイヒールが払わなあかんようなったら絶対嫌なんで。
はははなんや参加してるみたいやな。
おおきにな。
いくよちゃんこの子らのためにも早よようならなあかんで。
もう頑張るで。
当たり前や。
その調子や。
いくよは最後まで芸人であり続けた。
どうですか?おかげさんで。
里谷正子さん。
はいっ!もう〜何言うてはりますの。
ナイス言うやんかいさいくよちゃん。
んっ!んんっ!あはははは。
(くるよ)それが最後のいくよさんのギャグでした。
いろいろ…。
やっぱりいつ復帰してもねギャグの返しがねすぐ返るようにあれは努力してたんやろね。
そういうような気遣いってすごいな思たんです。
そして…。
(くるよ)いくよちゃんて!なあいくよちゃ〜ん!いくよちゃんて。
いくよちゃん。
いくよちゃん!「いくよちゃ〜ん!」ってもう大声で呼んだんですわ。
「どうした!?大丈夫か?いくよちゃ〜ん」。
でも呼んでも反応もなかったし。
それでも私呼んだんです。
「いくよちゃ〜ん!」言うて。
ほな最後ねここがピクッと動いたんよ。
いやほんまに動いたと思いますねん。
そやから返事してくれたんやね。
そこまで頑張ったんやなと思てもうほんまに気持ちがね気持ちが。
頑張りやって言うてるような感じでねいくよさんが。
・ありがとうございました。
・今いくよ日本一や!・日本一やで!やっぱり漫才ってね二人で一つの仕事なんやなって思いました。
掛けがえのないというか二人で一つの仕事をさしていただいたいうのはもうほんまに。
感謝させていただくね…。
感謝しかないですわほんまに。
素顔に近い化粧やんか。
つらいときも楽しいときもずっと2人だった。
まっすぐまっすぐ天国まで行ってや。
天国へ行くにも絶対気ぃ遣って「おじゃましますおじゃまします」って言うて行ってるかも…。
2人の気持ちはほれいつもそうやろ。
清く・明るく・楽しく・元気でやろ。
もう気ぃ遣わんと天国までまっすぐ行ってや。
ありがとう。
ほんとにありがとう。
感謝するで。
ほんまにありがとうございました。
ありがとうございました。
いくよちゃんありがとう。
楽屋には筋がある。
(福田)いくよ師匠ですよ。
楽屋にはポン!がある。
そして楽屋には女性という華がある。
(福田)おっ!
(八方)まいります。
今いくよ楽屋…。
ズズッ
(はなをすする音)ニュース!
(リンゴ)さっきまで笑てましたやん。
まいります。
ジャーン。
「メチャメチャいい人だった!」。
(福田)確かにわかるわ。
(モモコ)悪口がない。
(八方)メチャメチャいい人だった。
今もさんざん話出ました。
ねえ後輩に対する気遣い。
ちょっと靴が汚れてるいうたら後輩に対して「あんた買い」言うてねポーンと現金通帳またカード…。
(モモコ)通帳はない。
ダッ!「会社にとってもいい人だった!」。
(モモコ)またいい人。
(八方)というのはですね普通は嫁に行くとまた結婚するとかいうとまあ1年間または半年または三月休みます。
会社にとっては痛手ですよ。
いくよ・くるよ売れてるのにうっかり結婚されて休まれますとこれはつらい。
で「お前ら頑張れよ頑張れよ」と言ってたとえ2か月でも3か月でも休みを取らさなかった。
それに対して不平不満を一切言わずに仕事に没頭した。
そして頑張った。
会社にとってもすごくいい人だなぁ。
「今いくよはお寿司屋さんにとってもいい人だった!」。
(福田)「ええ人」ばっかりやなぁ。
(リンゴ)それどんな話ですか?どんな話よ。
なんば花月の楽屋の前に「一半」という非常にいいお寿司屋さんがあります。
あのいくよちゃんが本当に聞いたときに私は涙しましたけれども自分の体が悪くなってそしてもう自分でも苦しいなと思いだしてるころになんと黒柳徹子さんが大阪のキタで芝居の公演をすると。
そのときにいくよ・くるよで楽屋見舞いを入れる。
実は亡くなる前に「一半」に行って差し入れしてほしいと。
自分の体調悪いにもかかわらず。
そしてその公演日はいくよさんが亡くなったあとに舞台があってお寿司屋さんが持っていっていいものかどうか悩んだそうです。
(モモコ)もうええです。
細かいとこはいいです。
どうしたんですか?
(福田)はしょっていいとこです。
そしてまあやはり頼まれたから持っていきましたら黒柳さんが驚いて「ええ〜」と言いながらもまあまあ好意ということで頂いた。
しかしこれはどうすればいいのかと黒柳さんも悩んでおられたそうですが無事その楽屋見舞いは届いてるんです。
いくよ・くるよさんが黒柳徹子さんに楽屋見舞いを頼んだのがここ。
NGK楽屋口からすぐ。
創業48年寿司「一半」。
西川きよしさんなど大物芸人たちが多く通いここで食べることができたら一人前とされる芸人憧れの店なんです。
そら憧れやもん「一半」さんは。
(西代)師匠でも最初憧れのとこから…。
もちろん。
あのねここへ初めて寄せてもらったんはね吉本契約してもらったとき。
向かいの「一半」行こうって言いはってん。
偉いさんえ。
「もう今日これでお前ら契約完了やで。
ええやろ?あの…」。
ギャラでええやろと。
(くるよ)「黙って食べ。
黙って食べ」。
(福田)私がおごってあげるから。
(くるよ)そやねん。
それぐらいすごかったんやもん。
ここへしょっちゅう食べに来れる…。
出番のときはこちらへ来れるぐらい頑張らなあかん思た。
初めて訪れてから30年以上。
2人は「一半」に常連客として通うようになりました。
いくよさんの生前最後に2人で訪れたのは亡くなる2週間前。
いつもと同じように2人の定位置であった奥のテーブル席で。
淡路島産の穴子はしょうゆ砂糖日本酒を48年間毎日追いたし続けた煮汁で。
ふんわり優しい食感いくよさんが愛した穴子の握り。
そして…。
(くるよ)見て。
ほらきれいやろ?
(西代)うわ〜っすごい!
(くるよ)いつも出してくれはんねん。
いくよ・くるよさんが必ず頼んでいたお造り盛り合わせ。
なかでも特別にご主人にお願いしていたのがトロの薄造り。
インドマグロの胸ビレの部分を使っています。
焼き海苔で巻きわさびじょうゆで。
(寛平)撮ってくださいこれほんまに。
(くるよ)どうえ?
(福田)こんなん食べたことない。
(くるよ)そやろ?まさに今が旬の徳島産のハモは皮目だけをあぶって半生で。
ポン酢につけて。
(福田)やっぱり京都の人やからハモがね。
(くるよ)そやねん。
(福田)好きなんすよね。
いやっすごい。
(くるよ)プリプリちゃんやろ?うわ〜おいしい。
(寛平)こんなハモ食べたことないやろ。
(西代)いくくる師匠ほんまファミリーでね行ってて。
メイクさんスタッフさんとほんまなんか家族のように…。
(くるよ)よくあの…担当してるのがピーチ。
ほっぺたが桃みたいやさかいピーチ。
かわいいなぁ言うてピーチ。
どこ行ってもピーチやねん。
(西代)今日もずっと…一緒に来てはる。
最後のいくよ師匠の。
(くるよ)そうやねん。
(西代)最後のメイクもしてくれはった。
(くるよ)絶対素顔見せへんかったからいくよちゃん。
(八方)ということはいくよさんの素顔知ってるのあなただけ。
素顔。
(西代)素顔聞くんですか。
(八方)へえ〜最後ほんなら。
うわ〜っ。
(福田)トレードマークですもんね。
(寛平)つけてあげたん。
(八方)あのつけまつげつけたん。
(福田)そんなおっきかったんですかつけまつげが。
あかんでもうちょいちっちゃいのつけな。
(八方)さすがにもうちょっと抑えてもらえませんかって…。
(リンゴ)さあ実はですね今日は6月の17日今ここでロケをしてるわけでございます。
なんと!くるよ師匠のお誕生日でございます。
(福田)おめでとうございます。
(くるよ)いや〜ありがとう。
(リンゴ)くるよ師匠28回目のお誕生日でございます。
(福田)うそつけ!
(モモコ)最後にねまんはんが最後の言葉が「里谷正子28歳!」っておっしゃったんで…。
(リンゴ)いくよ・くるよさんは同い年。
そして永遠に28歳ということでハイヒールの2人から28本のバラでございます。
(くるよ)ありがとうございます。
いくよちゃんもうたよ。
(リンゴ)オレンジのバラは「絆」の花言葉です。
(モモコ)白のバラは「相思相愛」という意味があります。
「心からの尊敬」もあるので。
(くるよ)ありがとう。
(モモコ)いくよねえさんにも届けてください。
いくよちゃん頂きました。
ありがとう。
本当にすばらしい人でした。
私も今日から新しいスタートとして頑張ります。
ほんとにお茶の間の皆さんどうかよろしくお願いいたします。
ありがとうございますほんとに。
(拍手)今夜は今が旬のアジを使って…。
イタリアン鈴木シェフが冷製さっぱり和風パスタを披露。
魔法のソースを使うだけで凉し〜くオシャレに演出。
おうちで簡単にできる夏パスタ。
このパスタで暑い夏を乗り切ろう!定番メニューの王道レシピを伝授。
今夜は旬のアジで冷製和風パスタ。
まずはアジの下処理から。
(鈴木)もう3枚おろしにして皮も取って骨も抜いておく。
スーパーではもうこれぐらいまでしてくれはりますからね。
やってもらって当て塩っていってね。
(長野)当て塩。
(鈴木)塩を薄くこんな感じで。
(木下)高さがやっぱりイタリアンやな。
振り方。
(鈴木)まんべんな〜く。
アジのいらん臭みですね臭みと水分を抜きましょうということで。
こうやって味を凝縮さす感じです。
当て塩したアジを冷蔵庫でおよそ1時間冷やします。
すみませんすみません。
その間に家庭で簡単にできる涼しげな魔法のソースを伝授。
(鈴木)今日はねほらよくあるジュレ。
よくあるジュレ。
(鈴木)レストラン…。
(杉浦)オシャレな感じで。
(鈴木)なんちゃらのジュレみたいな。
今回はそれを家で作れる簡単なやり方を。
ポン酢を使ったジュレでさっぱり涼し〜い冷製パスタに。
ポン酢だしを1:1で合わせそこにゼラチンを加えて…。
カチカチに。
ほら見てください。
ほんとだ。
これポン酢?
(鈴木)ポン酢。
ポン酢ジュレ。
(高橋)今の時点だとなんかポン酢ゼリーですよね。
(鈴木)そうゼリーです。
なんか普通に食べたら黒糖のみたいな。
アジとポン酢ジュレを合わせてタルタル風に。
当て塩し1時間冷やしたアジを食感が残るよう大きめの角切りに。
そしてキュウリと混ぜ合わせます。
先ほどの
(鈴木)これこのままやったら芸ないでしょ。
(高橋)あっそうするんだ。
へえ〜。
そうかそうか。
(木本)こうやってジュレが。
はあ〜。
(木下)こんな混ぜる?
(高橋)オシャレ〜。
(杉浦)あっほんまや。
めっちゃ細かくなった。
ゴマ入れて。
はい。
(高橋)う〜んいいですね薬味いっぱい。
ちょっと味の想像がつかないな。
(木本)わあシャレてる〜。
ここだけだともう完全に和。
このままいけちゃう感じですけど。
最後上にポンってジュレはかけたりすること多いじゃないですか。
これもう混ぜるんですね。
(鈴木)これはこっちは味付けですねあえて。
タルタルだからやっぱり混ぜ込んだ方がいいんですか。
ここでカペッリーニのゆで方のおさらいを。
(鈴木)先ほどのジュレを。
(杉浦)ここにもジュレ。
ああここにも和えるんだ。
(鈴木)ここでもう一回味付けで和風ですからこのままいったら和しかないからオリーブオイルで。
ああそっかそっか。
(高橋)ポン酢とオリーブオイル?
(鈴木)ポン酢とオリーブオイル結構合うんですよね。
(高橋)想像つかない。
(杉浦)ドレッシングっぽくなるのかな。
もうそれだけでおいしいじゃないですか。
(鈴木)こんな感じ。
(杉浦)油と酸味が入ってるからドレッシングみたいな。
(杉浦)ありがとうございま〜す。
(高橋)出ました今日初。
(木下)うまいな今の。
盛ってあげて。
(高橋)いいですねぇ。
あっタルタルだ。
そうなんかイタリアンっぽく。
ドン。
(高橋)おお〜。
(杉浦)おいしそうおいしそう!そして?
(鈴木)やっぱりねあっさりとショウガ。
ショウガ。
(杉浦)結構いきますね。
(鈴木)こんなもんかな。
これぐらいあった方がおいしいです。
こんな感じで。
(高橋)きれい!
(鈴木)出来ました。
(杉浦)よっオシャレ!よっしゃ〜!きた。
ああっ。
(水野)アジってお塩すると少しねっとりするんでしょうかね。
(鈴木)食感がねねとっとしますね。
(高橋)キュウリとゴマもきいてますね。
(鈴木)キュウリのカリカリッていう食感とゴマのこのかんだときの風味がね。
(杉浦)ジュレがつないでくれるんですね。
(鈴木)ええこと言いますね。
(杉浦)まとめ役や。
味が深いですけどちゃんとこうあっさりとツルツルッといけるんすよね。
(鈴木)ありがとうございます。
ミシュラン星付き2015/07/06(月) 19:00〜20:00
MBS毎日放送
水野真紀の魔法のレストランR[字]【今いくよ思い出の味…くるよロケ復帰SP】

復帰後テレビ初収録となった今くるよさんと共に思い出の味を巡ります 向井理と天満秘蔵映像 衣装の変遷(秘)隠れ寿司▽プロが教える今が旬のアジ「冷製さっぱり和風パスタ」

詳細情報
番組内容
日本一の女性漫才師「今いくよ・くるよ」いくよさん突然の訃報から約一か月。 学生時代の思い出のパンや、亡くなる直前まで通い続けた寿司屋など、2人の愛した味を紹介します。 そして、相方くるよさんが復帰後初めてのロケで、今だからこそ語れる思いを打ち明けてくれました。芸人仲間の誰からも愛されたいくよさんの素顔とは…
過去の漫才のVTRを振り返り、今いくよくるよの衣装の変遷や当時のことを楽しく語りあいます。
番組内容2
HERO’Sレシピは「ラ・ルッチョラ」鈴木シェフの、あっつ〜い夏にピッタリ!今が旬のアジを使った「冷製さっぱり和風パスタ」!
お楽しみに〜!!
出演者
水野真紀
長野博
高橋真麻
杉浦太陽
TKO(木本武宏・木下隆行)

今くるよ
月亭八方
間寛平
福田充徳(チュートリアル)
西代洋(ミサイルマン)
ほか
公式HP
■番組HP
http://www.mbs.jp/mahou/

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
バラエティ – 料理バラエティ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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