たっぷり召し上がって下さい。
今錦織選手の活躍で巻き起こるテニスブーム!振り返るとマンガ「エースをねらえ」がヒットした…プロテニスプレーヤーのマッケンローやナブラチロワなどの活躍に触発された…日本でも多くの人がラケットを握りました。
今回番組で再びラケットを握るのはその時テニス少年テニス少女だったこちらの2人です。
テニス再デビューの2人に現代テニスを教えてくれるのはこの方。
どうですかどうですか?あっこんにちは〜。
現在は指導者解説者として活躍。
多くの人に分かりやすく現代テニスを教えています。
どうですかボレーは。
いや〜…。
だいぶ続いてきましたよね。
そうね。
今日はサーブです。
サーブもほんと重要。
もうサーブですか。
僕たちの場合はできるだけ…打たないと分かりませんから。
いきなりですか?グリップも何も教わらず?はい。
どんなサーブなのか。
まずは2人がサーブを打ってみます。
こんなトスを上げる事も…。
あ〜きれい。
お〜入るじゃない。
何で?続いて野村さんです。
お〜すご〜い。
ナイスサーブ!サーブ問題ない!
(笑い声)何かね一番力が抜けて打てたかな。
すごいもう自信。
そう何か見てて。
昔の木のラケットで「よいしょ!」ってたたきつけなくてもヘッドをピューンと前に押し出してしまえば…楽にはなってるんです。
ほんと力入れなくてもゆっくりと振っていくだけでスピードのあるボールは打てるんですね。
でもほんとスイングがきれいだったから。
今は…。
ウフフフフフッ。
多分ここから斜めに振り下ろすのでスライスです。
これがもうちょっとスピードアップさせるとまっすぐパーンとはたくと…下から上に振り上げるスピン。
これは弾んでからこっちに逃げます。
スライスはこっち。
フラットはまっすぐ。
サーブは大きく分けて3種類あります。
ボールがまっすぐ飛びスピードがある…弾んだボールが画面右側へ流れる…そしてボールが画面左側へ流れる…捉える場所としては……ぐらいで捉えるのが一番肩にやさしいです。
1時〜2時の間になるとスライスが打ちやすくなります。
スピンになると10時に戻ります。
ここから上に振り上げるという動作になりますのでスピンだけはちょっと独特です。
フラットサーブは時計の12時〜1時の辺りでボールを捉えます。
スライスサーブは1時〜2時の辺りで。
逆にスピンサーブは10時の辺りでボールを捉えます。
それはじゃあ…変わりますね〜。
今日は…2種類練習していきましょう。
これ確実に打てるようになると試合もバッチリできるので。
ワングリップで。
グリップはボレーと同じ。
トス上げる方法としてはお花をほんとに手のひらで…あっ手の指でお花をポンッと開いてあげます。
投げてしまうとどっかに行ってしまうんですね。
なるべく自分の顔ぐらいではなします。
ちょっと長めに持ってもらって上に押し上げる。
というのがきれいに上がりますね。
もしこのトスがうまく上がらないおうちで何か練習できるかしらといったら…アハハハッ。
ドキドキ!ほんとに生卵って「落としていいよ」って言われてても…なので震えながらこんな感じで上げるんですけどこれが試合の緊張感なんです。
あとはちょっと壁を使わせて頂き壁に沿ってトスを上げていきます。
壁に沿ってトスを上げる練習をするとばらつきを防ぐ事ができます。
本気になってトスを一回上げてもらってもいいですか?打つぞっていうぐらいの。
そうなんですね。
この足がサーブの場合はよく女性の方に多いんですけどトスを上げた瞬間に膝を曲げて上げてしまう。
あ〜。
よいしょって。
そうすると打つ瞬間はもう下がるしかなくなっちゃう。
これは上げた瞬間に下がらないといけないんです。
打ちにいきたいので。
あっこうか!上のボールを打ちにいきたいから下にしゃがんでボーンと。
上げた時には下がる。
で上に上がると。
ではまずフラットサーブを打ってみようと思います。
(野村田中)ナイスサーブ。
…がフラットですね。
今打ってるフラットはまっすぐ当たったらそのまま…おへその方に早くたたき込む。
ただしサーブは全て途中でモーションを止めるとやられちゃいます。
腕が?はい。
ケガする事が多いので。
どんなショットを打ったとしても必ず左に抜いて頂かないと負担が多くなってしまうので。
では2人も練習です。
そう!そうですそうです。
だけど…。
ボールのこっち側をこすってしまうのでボールの真上をパチンと。
一番分かりやすいのが上に上げてこれがまっすぐ。
これができるようになるとまっすぐです。
この練習でラケットにボールをフラットに当てる感覚を身につけます。
今どうしてもこっちです。
これが下にはたきます。
そうですそうです。
ハエたたき状態。
はたきます。
OK。
OK。
それですそれです。
これですね?はいそれです。
まっすぐ!OK。
はい練習ですね。
そして野村さん。
OK。
ちょっとスライスがかかりますね。
なぜ回転がかかるかっていうと打ったあとにこっちにズレてる場合は回転かかっちゃってます。
こっちにズレちゃうっていうんですかね。
だから打ったらまっすぐ。
ここにまっすぐ出て行けると体の使い方がまっすぐできているのでこっち側に流れてしまってる場合回転がかかっちゃう。
打った方向に出ていければまっすぐ行きます。
まっすぐ。
今こっちに流れましたね。
打った方向に行きますよ。
そうですそうです。
どうしてもこっち側にズレてしまうとスライスが勝手にかかってしまうのでなるべく上からボールの上を真下にパチンとたたいていけるとまっすぐの回転にはなります。
では次スライス行きます。
スライスになると少し打点が…スライスサーブはスピードは落ちますが安定感のあるサーブです。
では練習です。
OK。
で今打ったあとに左手よりも下に右手が行くんですね。
これなるべく逆にしたいんです。
あれ?内側に入れちゃうんですか?手を。
引き付けて反対にならないといけないのでまず左がありますよね上に。
右が覆いかぶさらないと。
そうなんですそうなんです。
かぶさります。
そうですそうです。
え〜そんなふうに打ってたんだ私。
ずっと。
反対ですよね?アハハハッ。
かぶせます。
そうです!覆いかぶさります。
そうです!お〜!入った〜。
ではお願いします。
続いて野村さん。
お〜!もう文句なしです。
なしなんですけど…手よりグリップが出てる。
こういうふうに。
これだと…こうやって一生懸命打ってます。
ここがキュンッて。
回ってないんですねこうキュンて。
これサーブとスマッシュに関しては手のひらの中に…。
あっそうなんだ!そうなんです。
こうすると手首が使え強いボールが打てるんです。
引いてる時からすごく力を握ってますので…開いて開いて開いて…それぐらいブラーンとして大丈夫です。
そうするとヘッドが走ります。
お〜ほぅ!ナイスサーブ!ききますききます。
今度セカンドサービスいきたいと思います。
ちょっとセカンドはボールの軌道が少し違いますので。
確実に入れたいですので…ちょっと音も。
ファーストは速い。
でも「あっ入らなかった〜」といったらこうなっちゃう。
「そ〜れ」って感じですよね。
これは…違うんですか?セカンドサーブこそラケットをしっかり振る。
これが確実に入れるコツなんです。
これなぜかというとボールに回転をいっぱいかけて落としたいんです。
振ればそれだけスピンかかるからというのもあるんですか?でもそれ勇気要りますよね?でもスイングの軌道さえ分かっていれば思い切ってかけられるんです。
あっそうなんですか?自分の…丸い風船。
その丸い風船をググググッと回してあげる。
じゃあこの風船の外側をこうやって回す感じの軌道なんですね。
イメージが。
セカンドサーブはラケットを速くしっかりと振ってボールに回転をかけます。
この打ち方で入る確率がアップします。
ファーストとセカンドとトスの位置がまた違いますか?ファーストサービスはちょっと体の前に上げますけれども…頭の方に戻してここら辺で打ちます。
ファーストはここら辺セカンドになるとこれがここら辺になります。
セカンドサーブの打点です。
確実に入れるサーブの練習です。
ここに風船があるぞ!そうそう。
丸く。
あ〜!後ろすぎました。
…あっいいんですか?丸くよ〜丸く。
丸く打ちたい。
お〜!丸く!OK!そして野村さん。
OK。
でここから上に打つ事ができるとこの感覚ができると…。
もっと確率が…。
そうなんです。
後ろに行ったのを…そうです!まさにそうですそうです!OK。
これでしっかり振ると…。
OK!あ〜なるほどね。
振らないと逆にかからないので。
うんそうだ。
もう思い切って大きくかけないと上に上がって落ちないので。
打ち分けですねコースの打ち分け。
ボールが変なところ行ってしまいますので必ず…親指なんですか?はい。
親指をセンターに向けるとセンターへ。
クロスに向けるとクロスへ。
これでコースの打ち分けができます。
打ちたい方向に親指を向けるよう意識するとフェイスもそちらを向くのでコースが打ち分けられます。
もうほんとにそれだけで。
これ意識するだけでも。
では…連続で?連続で入れましょう。
セカンドサーブをしっかり回転をかけて5本連続で入れる事に挑戦。
ではお願いします。
はい。
5球ってね…。
連続だものね。
これなかなかシビアですね。
あっ駄目だ。
少しトス戻しますよ。
2人の挑戦は果たして!今回は世界ランキングの決め方について説明いたします。
こちらは男子のツアーです。
一番下から賞金総額の小さい大会となっています。
選手たちは一番最初にITFフューチャーズ。
小さい大会でポイントを重ねてどんどん出場大会を上に上げていきたいんです。
このポイントが…今錦織選手はマスターズ1000やATPツアー500という大会にもよく出場しています。
マスターズで優勝すると1000ポイント。
当然ワールドツアー・ファイナルズグランドスラムで優勝するともっともっとポイントが上がります。
もちろん1回戦で負けても10ポイントもらえますけれどもこれだけ勝ち上がるとどんどんポイントが上がっていきます。
グランドスラムで優勝したポイント2000ポイントは1年間有効となります。
選手は大会に出場しポイントを積み重ねてランキングを上げていきます。
ただし…世界ランキングは消えていくポイントと新たに獲得したポイントが反映され毎週更新されています。
こういうポイントを積み重ねてランキングが上がっていくんです。
5本連続で入れるチャレンジをしている2人。
ナイスサーブ。
日頃から緊張感のある練習をしておくとダブルフォルトは少なくなります。
ナイスサーブ!ナイス!すばらしい〜!イエーイ!続いて田中さんです。
それでいきましょう。
はい。
あ〜!惜しい。
でも今ので全然OKです。
今の感じの膨らませ方です。
あれ?そうですそうです。
いいですよ。
その飛ばすのにプラス速くにヘッドが回ってくると下に行きます。
セカンドサーブを入れるコツ。
しっかり速く振り下ろします。
2本目が入りました。
そして4本!さあ田中さんラスト1本入るか?よっしゃ〜!みんなありがとう!どうでしたかサーブは。
いや何か思ってたよりも入ったのでよかったなと思いました。
ここで苦戦するかなと思ってたんですよね心配してたんですけど。
でもセカンドサービスの逆だっていうのがほんと驚きました。
そうですね。
思い切って振っていった方が入りますので…。
面白いですよ安定して入る事ができたら。
(テーマ音楽)2015/07/06(月) 11:30〜11:55
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趣味どきっ! 現代テニス再デビュー 第5回▽サーブ 楽に打って入れる!決める[解][字]
錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。番組では、かつての常識と、“現代テニス”を比較し、テニスの進化を分かりやすく伝えます。
詳細情報
番組内容
錦織圭選手に刺激を受け、テニス“再デビュー”を目指す中高年が増えています。しかし、現代テニスは、70〜80年代から大きく変化。番組では、かつての常識と、現代テニスを比較し、進化を伝えていきます。コーチは元プロ選手で、現在は、解説者・指導者として現代テニスを分かりやすく伝える神尾米さん。生徒は俳優・野村宏伸さん、女優・田中美奈子さん。第5回はサーブ。フラットサーブとスライスサーブのコツを紹介する。
出演者
【講師】元プロテニス選手…神尾米,【生徒】野村宏伸,田中美奈子,【語り】帆世雄一
ジャンル :
趣味/教育 – その他
スポーツ – その他の球技
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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