スーパーGT第3戦タイ!スタジオにはですね灼熱の激闘を戦い抜き見事勝利を手に入れたSRoadGT−R本山哲選手に来ていただきました!よろしくお願いします。
はいお願いします。
本山選手このタイラウンドですけれども決勝スタート気温が37℃。
路面が50℃とかなり暑いなかでのレースでしたけれども。
そんななか本山選手もかなり熱いバトルを繰り広げたと思うんですけれども。
かなりねわかりました。
今回はですねGT500クラス激闘の裏側を本山選手の解説でお届けします。
さあどうだブレーキング今度は入ってきた!さあ今シグナルがグリーン点灯しまして一周4,554m。
そのコース。
いよいよGTカーGT50015台。
そしてGT30023台の車両によりましてローリングラップが始まります。
GT500クラスポールポジションはZENTRCF。
そしてPETRONASRCF。
SRoadGT−Rと続きます。
現在の気温は37℃。
路面温度50℃です!とっても暑いです。
まだまだ暑くなるので過酷なレースが予想されます。
GT500クラスまもなくスタートです。
さあまさに灼熱の熱き戦い。
最終コーナーから回ってきましたGT500。
最初赤かそれとも白とブルーか。
フロントローから今シグナルグリーン!2015AUTOBACSSUPERGT…。
スタートの時は結構みんなタイヤがあったまってなくて意外とね慎重にいってたね。
ああなるほど。
そんなに最初に序盤に…。
本山さん自身もそうでした?スタートそうです。
さあまだタイヤの温まりが十分でないのか。
オープニングラップでKEIHINNSX武藤英紀がKeePerRCFをロックオン
かなりハードめのコンパウンド各車両つけていると思いますが。
果敢にコーナーに飛び込む武藤だがKeePerにインをおさえられラインをふさがれてしまう
武藤がKeePerに詰まり立ち上がりが鈍ったところをRAYBRIGNSX山本尚貴は見逃さなかった
電光石火のオーバーテイクを見せるところが…
なんとバトルの際に左のドアミラーが相手のミラーと接触してしまい破損。
痛手を負ってしまった。
ここで4位争いが激化。
EpsonNSXバゲットがENEOSRCF大嶋和也をとらえた
タイヤのこのマネージメントが非常に左右してくるでしょう。
このバトルはタイヤの温まり方の差で勝負が決した。
ENEOS大嶋Epsonをおさえきれずポジションダウン
さあここで本山がチョイスしたその予選でも使いましたタイヤ。
タイヤは少しハードめなタイヤを選んでたのものあって1周目2周目やっぱまだグリップが少なくてちょっとね離され気味だったんだけど3周目からタイヤがあったまってほとんどいい状況に…。
早めにやっぱ前に2番手には入りたいなと…。
思っていたところにちょうどジェームスがこれ4周目入ったここのコーナーでちょっと失敗したんですよスライドして。
ちょっと…。
そうこれもう失速したので。
ここでいくしかないと。
ここもういこうと思って。
でもストレートのスピードは変わらなかったんだけどその次の130Rハイスピードのところぴったりついて次のブレーキングで…抜けたのでそこはよかったですね序盤としては。
なるほど。
コース最大の難所と目される魔の5コーナーで本山が冷静沈着にオーバーテイクを決め2位に浮上。
ちょうどそのときD’stationGT−Rが緊急ピットイン。
トラブル発生か?
パワーダウンだということで…。
24号車
Dステーションちょっと100号車がスロー走行。
100号車がスロー走行山本尚貴です。
7位を走るRAYBRIGNSX山本に悲劇が!
なんと高速コーナーでいきなりスピン
好調な走りを見せていたRAYBRIGNSXはここでリタイアとなってしまった
3番手争いがテールトゥーノーズになってきました。
さあPETRONASTOM’SRCFのジェームス・ロシターのペースが現在1分27秒台。
PETRONASRCFのペースが上がらない。
ライバルより硬めのタイヤを選択したのが原因か!?
後ろから来ているベルトラン・バゲットも1分27秒台ではありますがしかし確実にそのタイムが縮まっているさあどうだ!?ベルトラン・バゲット入ってくる!接触だベルトラン・バゲットスピン!あそこいちばん速いスピードがあるのブレーキングでぴったりついていくとやっぱり入りたくなるしまあちょっとねオーバーテイクのポイントでもあるんでね。
なるほど。
焦る必要はなかったんですが誘われたか。
おぉっとそしてカーナンバー19番も接触か!?
WedsRCF脇阪寿一。
あの魔の5コーナーで後ろから追突されスピン。
脇阪にとってはまさに悪夢
追突したのはドラゴNSXオリバー・ターベイ
あぁ!
ターベイが接触したのはイエロー区間。
これで20秒のペナルティーストップを課せられた。
道上監督も思わずがっくり
現在の気温は36度です。
スタート時の路面温度は50度だったんですが現在の路面温度なんと60度にまで上がってきています。
さあこの暑さどのようにレースに影響していくんでしょうか?
そしてここから帝王本山哲と最速男立川祐路による壮絶なバトルが幕を開ける
レース20周SRoadGT−R本山がついにトップのZENTRCF立川をロックオン!
お互いに意識はしているでしょう。
立川と本山。
さあそのお互いに意識しているライバルどうし…。
本山と立川。
スーパーGTで長年対峙してきた2人がタイで灼熱の火花を散らす
LEXUSバーサスNISSANの戦い。
RCFバーサスGT−Rの戦い。
スリップに入っている。
46号車スリップに入っている。
そして6速全開。
スリップから抜け出るか。
本山入ってくる1コーナーだ。
どうだどうだ入れない。
入れない立川微妙な。
立川ここはしてやったりうまい。
ただこれずっと後ろ走ってるとやっぱり若干だけど空気があたる量が減って後ろは。
オーバーヒート気味になっちゃうってのがあって。
実際何となくペース的にはアドバンテージはあったんだけどやっぱり温度的に上がってくるっていうのが厳しかった。
あそうなんですね。
だからあんまりピッタリつきすぎないようにちょっとだけ間隔あけて走ってて。
その追いつきそうなタイミングがあったときには一気にいくっていうのをしないと。
うわぁそうなんですね。
ずっとねピッタリついてられない。
ずっとついてると今度熱の心配で…。
やっぱりエンジンとブレーキの温度ってのはかなりギリギリだったので。
レース25周。
マシンをクールダウンさせた本山が再度立川にバトルを挑む
さあどうだ。
ブレーキング今度は入ってきた。
本山入ってくるしかしクロスラインだ。
立川が前に出る。
ここはね1回ちょっとね無理やり入ってみたの。
オーバースピードで。
はい。
そこでいけるかどうか。
やっぱりいきすぎちゃって結果クロスでまた抜き返されたんだけど。
あんまり中途半端に入っててもお互いぶつかるんで。
入るんだったらもう入りきっちゃおうと思って。
そして本山と立川のバトルに300のマシンが絡み始め両者のスゴ腕に更に磨きがかかる
さあそしてあ〜っと!本山すきを突いた!立川祐路がGT300に引っ掛かったところここは本山がうまく利用しました。
一瞬のすきを突いて本山トップ浮上です。
46号車本山選手が今トップに出ました。
その1周の後半で立川が300…タイミング悪く引っ掛かったところをうまくつけて前に出れたんです。
結構ね何回も立川とはやってて比較的結果負けてる回数のが多いかもしんないね。
一緒にやったときには。
あ〜。
スーパーGTで16勝と現在最多勝を誇る立川
一方本山は15勝。
勝てば立川に並ぶことになる
さあそしてGT500のトップ争いなんですがGT300お〜っと!300に行く手を阻まれた今度は本山が逆のパターンでかわされました!逆のパターンでかわされました。
38番立川トップ浮上!お〜。
あそこでインに抜こうとしたらやっぱりね片岡がインに入ってほしくないっていうところでもうお互いにちょっとタイミングが悪くてうわ困ったと思ったすきにね立川に抜かれてしまった。
しかし2人の攻防戦はまだまだ終わらない。
5周後に本山が再び立川をロックオン
ZENTが300クラス2位へ躍進。
ここはうまくね抜いたんです。
前半にいろいろトライしたなかでほどよいところでタイミングとまあその中間にうまくブレーキが入っていってって。
実は
相手に手の内を悟られないよう…
このオーバーテイクを受けZENTはピットインを決断
さあ38号車ZENTCERUMORCFピットに入ります。
現在2位のZENTRCFピットインです。
SRoad大駅監督から本山に無線が飛ぶ
こういったあれですよね。
2台でバトルしてる場合には1周あとに入ったほうが前に出れるんでそこはもうセオリーどおり。
立川は石浦に逆転の望みを託す
ピットタイムは51秒49です。
さあ46号車がピットイン。
SRoadGT−R本山選手今ピットインです。
給油時間のほうで僕のほうは序盤したとき頑張って燃料をセーブして走ってたのもあって若干数秒だけれども給油時間を縮められたっていうのがあって。
そこで実際ピットストップによってマージンを増やせられたっていうか。
ピットアウト!ZENTよりも5秒早い46秒でピットアウトしていきました。
ZENTはピットストップでSRoadに10秒もの差をつけられてしまった
更にZENT石浦宏明の前には3位に落ちたはずのPETRONASRCFの姿が…。
いったいどういうことなのか?
これは完全にもう一騎打ちのバトルになるとタイヤのアドバンテージとしては38号車です。
石浦はまずタイヤ無交換作戦で前に出たPETRONAS伊藤大輔の攻略に入る
ここは伊藤のどれくらい抑えていくかの見せどころ。
でもレクサス陣営として考えるならばGT−Rの独走を許してしまうことにもなってしまいますから。
さあどうだ?ZENTCERUMOがレクサス36号車の前に出ました。
これでSRoadお〜っと石浦ストップ!カーナンバー38番石浦スピン!
石浦が突然のスピン。
最悪のタイミングでの大幅なタイムロス。
いったい何があったのか?
石浦の左足に注目してほしい。
通常よりもブレーキングが深くなっている。
そして…
結局ブレーキトラブルだったらしいんですけど。
序盤あれだけいいバトルでしたしね立川も頑張ったし石浦もチャンスだと思っただろうし。
石浦がどうしてしまったかスピン。
そしてスロー走行のまま…。
あんだけ頑張ってただけに余計残念だな…。
はい。
ZENTは
最大のライバルが消え勝利をグッと引き寄せたSRoad。
チェッカーは柳田真孝に託された
現在2位はタイヤ無交換作戦に出たPETRONASRCF伊藤
しかしその背後にENEOSRCF国本雄資が迫る
1コーナーで接近しました伊藤大輔。
ちょっとトラクションがかかりづらかったぞ。
1コーナーからの立ち上がり。
さあスリップに入っている。
う〜ん。
しかしアウトに振った。
どうだブレーキングで前に出られるか?伊藤大輔がインをとる…立ち上がりだ!並んだ並んだ…。
今度は6番並んでいる!前に出るか?国本雄資サイドバイサイドだ…。
伊藤大輔そして6番国本雄資!サイドバイサイドのまま高速ターン。
6速全開のターンに入っていく。
伊藤大輔がやっぱり前に行くのか。
国本逆転できません。
TOM’Sの大輔なんかタイヤ換えてない部分があって一瞬ラフタイムを稼いだりキープするのにタイヤのグリップがあればコーナーリングのスピードをあげてうまくタイムをあげようっていうのができるけどそれができない状況だとやっぱブレーキングでタイムを稼がなければいけないとか。
いろんな意味でブレーキをかばうものがアイテムが少なくなってくるんで。
24歳GT500のキャリアは4年目の国本。
キャリア15年目のベテラン伊藤のブロックをこじ開けることはできるのか
もっとアクセルを踏みたいところで前に300のマシンがいた。
これは国本にとって風が吹くかな?さあそして後ろから今度は周回遅れになっていますペナルティーを受けたカーナンバー15番の小暮がいる。
15番の小暮まで加わってくるとちょっと厄介…。
伊藤大輔やってしまった!ブレーキングでちょっとアウトサイド膨らんだ!ENEOSRCFPETRONASRCFを追い抜きました。
もうここまでくるとタイヤのグリップの差が全然違うから防ぎようがない。
大輔がほんとに大変なのはここから残り10周だったから。
36番3位を守っている伊藤大輔ですが1番のMOTULAUTECHGT−R松田次生更に17番の5番手KEIHINNSX塚越広大2台にかなり攻められています。
レース残り10周。
表彰台をかけた4台による3位争いが激しさを増していく
そして12番のJ.P・オリベイラも近づいてきて。
危険な香りがしてきました。
J.Pが入ってきて危険な香り。
レース残り10周。
ここでメーンストレート帰ってきた。
4台メーンストレートで帰ってきました。
コントロールラインを通過。
PETRONASRCFを先頭になんと5台による3位争いが勃発
周回数は55周を終わって56周目に入ります。
トップははるかかなた前方をいきますSRoadMOLAGT−R。
2番手にはENEOSSUSTINARCF。
さあその2台の後ろでは3位争いが4台。
おっ5台になりましたか?37番のKeePerTOM’SRCFの平川亮まで含めまして5台の争いになりました。
あ〜そして松田次生がちょっとアウトにはらんだところを今度は17番の塚越広大が前に出ました。
4位争いが入れ替わり4位争い入れ替わり。
しかしストレートスピードはここはGT−Rが前に出る。
インサイド。
GT−R松田次生が2位を…失礼。
3位を奪い返しました。
失礼4位を奪い返しました。
4位を奪い返してそしてまたサイドバイサイド。
4番手争いサイドバイサイド。
そして今度はJ.Pだ!J.Pが松田のインを飛び込んでいく!抜くか抜かないかも仕掛けて…。
ちょっと間違え…ちょっとわずかなミスで集団の場合は逆に順位を落としてしまうっていう。
何やってんの…。
MOTULGT−R松田次生。
テールが流れてコースオフ。
一瞬のミスで2台に抜かれてしまった。
このバトルわずかなミスが命取り
さあ塚越広大塚越広大。
伊藤大輔の横に並ぶ並ぶ並ぶ並びたい!並びたい!さあ無理むり入ってくるかどうか!ブレーキング。
KEIHINNSX塚越広大とカルソニックGT−RJ.Pが表彰台を狙う!
アウトからは今度はJ.Pだ!アウトからはJ.P!そしてインから松田次生がもう1回やり返す。
更に平川亮だ!5台が…5台が!メーンストレートでものすごい集団でバトルです!ストレートでものすごい集団でバトルです!さあバトルロワイヤル!
PETRONASRCF伊藤大輔を鬼ロック!
伊藤大輔をとらえたい塚越広大KEIHIN。
そこには3位表彰台が待っている!塚越入った〜!3番手浮上!そしてJ.Pもいく!J.Pもいく!怖いのはJ.Pだ。
PETRONAS伊藤を狙う!
離せる…。
うん離せるもんね。
そして伊藤大輔。
あ〜!みるみるうちにGT−R2台にとらえられた〜!TOM’Sどうしの今度は…その後ろ。
3637がつながります!
長いバトルで伊藤のタイヤとブレーキはもはや限界を超えていた。
ずるずると順位を落としていく
灼熱のタイ決戦!激闘を制したのは…
ようやく達成。
今チェッカーフラッグを受けまして今シーズン初優勝を飾りました。
数々のトラブルで勝利を逃がしてきた46号車SRoadGT−R。
ついにここタイで勝利をもぎ取りました!
本山哲最多勝となる16勝目を涙で飾った
2015/07/05(日) 23:30〜00:00
テレビ大阪1
SUPER GT+「第3戦 タイ GT500」[字]
第3戦タイGT500決勝。ドライバー・マシンを困惑させた想像を絶する暑さのタイ。トラブル続出のレース展開で9万人の観客を釘付けにしたのは…!?
詳細情報
番組内容
第3戦タイGT500決勝。ドライバー・マシンを困惑させた想像を絶する暑さのタイ。トラブル続出のレース展開で9万人の観客を釘付けにしたのは最速男・立川祐路と帝王・本山哲の白熱バトル。スタジオには本山を招き、この珠玉のバトルの真実を全て解き明かした。60℃近い路面温度は容赦なくタイヤ、マシンに牙をむくが、ベテラン二人は計算しつくされたバトルを演じていた。
出演者
【MC】
中尾明慶
【リポーター】
岩崎名美
狩野恵里(テレビ東京アナウンサー)
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