韓国首相が軍部隊初視察 北朝鮮近くの延坪島へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相が10日、就任後初めての軍部隊視察先として西北部の延坪島を訪れた。

 延坪島付近の海上で発生した韓国と北朝鮮の銃撃戦、第2延坪海戦から13年を迎え、同海戦を描いた韓国映画「延坪海戦」(原題)が話題になる中、視察によって現場の兵士らをねぎらい士気を高める狙いがある。

 黄首相は平和追悼公園で海戦の犠牲となった6人の兵士と、2011年の延坪島砲撃事件で亡くなった兵士2人を追悼した。その後、島内の軍部隊を視察し兵士らに声をかけた。

 黄首相は「第2延坪海戦で国のために献身した兵士らの崇高な精神を忘れない。国として最後まで責任を持って兵士らの名誉を守っていく」と述べた。

 また、映画「延坪海戦」について、「若い世代に対する国家への献身と愛国心を養う重要なきっかけになっている」と評価した。

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