蚰蜒愛で ~げじめで~
本日の記事は相当気持ち悪いです。閲覧注意です。
ブログ以外の媒体で書こうかと思っていたネタなのですが、
どう考えてもGOサインが出るわけがない内容なのでここで垂れ流します。
正直、個人ブログでもこれはどうなんだろうなあ…という感じです。
脚が多い系が苦手な方はスクロールしない方がいいと思います。
引き返して猫とかフェレットとかの画像を探して和むのがいいでしょう。
画像にモザイクとかそういう小細工は無いです。
今日の主役生き物はこちら。
レディー・ガガのイセエビには負けんよ。
そう。
今回は「脚がいっぱいある系生物」のトップアイドル、オオゲジと戯れるお話です。
…上の写真、なぜこんな前衛な感じになっているかと言うと、
秋に沖縄本島でキャンプ中にオオゲジを発見。
ついハンドリングしながらオオゲジの顔の撮影を始めるも、興奮したオオゲジがわさわさと腕から肩に登り、
そのままうなじ、後頭部、頭頂部と移動。
気づけばこんなことに。
見た目がちょっとおっかないから、ムカデみたいな危険な生き物だと思われがち。
でも実はとてもおとなしい無害な生き物。
オオゲジ顔アップ。コオロギとか昆虫っぽい顔つきで意外とカワイイ。
「払い落せよ!」と思われるかもしれませんが、ゲジ類の脚はとてももろく、ちょっと触ると簡単に抜けまくります。
すぐに脚が足りなくなって邪悪なナナフシみたいな悲惨な姿になってしまうので下手に掴んだり払ったりできないのです。
でも慣れるとお互い平気なもので、面白いので顔に乗せたまま食事をとったり友人と談笑したりしてしまいました。
手乗り文鳥みたいなもので、自分の身体の上で大人しくしてくれるとなんだか愛着がわいてしまうものなのです。
そうそう。オオゲジの脚はトゲトゲしていますが、肌の上を歩き回られても全然チクチクしたりはしませんでした。
今回のキャンプは今まであまり接したことの無かったオオゲジくんと親睦が深められて良かった。
みんなオオゲジくんのことキモいとか怖いとか悪く言うけど、あいつけっこう優しくていい奴だったよ。
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手乗りゲジですかぁ面白いですね
ウィキによればゲジゲジに舐められると禿げるという俗説があるそうですが
舐められませんでした?
投稿: 滋賀県民 | 2012年12月 7日 (金) 11時27分
オオゲジやっぱデカイですね~。
ノーマルゲジならいつでも見かけられるんだけど。
ていうか、顔が昆虫っぽいのが意外。
デカイって素晴らしいですよね、以前にミカドガガンボ見たときもちょっとうれしかった(笑)。
投稿: アラパイマ | 2012年12月 8日 (土) 12時16分
>滋賀県民さん
大丈夫!・・・だったと思います。思いたいです・・・(笑)。
>アラパイマさん
オオゲジは夜のクヌギ林にクワガタなんかを探しに行くと高確率で見られますよ。
樹液に集まってます。樹液自体が目的なのか、それに集まる蛾なんかが目的なのか・・・。
ムカデっぽい顔を想像しますよね。確かに意外でした。
ミカドガガンボは僕も山の中の公衆トイレで見つけて驚きました。
こんなにデカイのにこんなに頼りない姿の虫がいるのかと(笑)。
投稿: | 2012年12月 8日 (土) 14時19分
こんばんは、いつもデイリーポータルZさんで記事を楽しませて頂いてます。
悪いことをしました…
ゲジゲジ、可愛いのに嫌われがちですよね…;;
こんなに大きい子がいるっていうのは初めて知りました!
かくいう私も、ノーマルゲジゲジさんを逃がしてあげようとしたとき噛まれて、
結構痛くて放り出してしまったことがあるのですが
オオゲジさんのほうがおおらかそうですね~
投稿: ほおずき | 2013年1月30日 (水) 02時45分
>ほおずきさん
こんばんは。
ブログまで読んでいただきありがとうございます!
ね~。間近でよく見ればかわいいですよね~。
まあ、いかんせん「間近でよく見る」までのハードルが高すぎるようで…(笑)。
たしかにオオゲジは普通のゲジに比べて堂々としていますね。
ハンドリングもしやすいです。
特にムカデ類のような強い毒は無いようですが、この通りかなり立派な大顎を持っているので咬まれないよう注意はしてくださいね。
そうそう、オオゲジはこの写真の個体のように老成してくると、なぜか体色が黄色みがかります。
これはフナムシなどでも見られる傾向なのですが、この辺りの節足動物に共通する特徴なんでしょうか?
気になります。
投稿: 平坂 | 2013年1月30日 (水) 05時44分