韓国の最低賃金委員会は9日、来年度の最低賃金を今年に比べ8.1%(450ウォン)引き上げ、時給6030ウォン(約646円)とすることを決めた。最低賃金が6000ウォン台となるのは初めてで、月給に換算すると126万270ウォン(約13万4900円)となり、今年よりも9万4050ウォン引き上げられる。
引き上げ幅は2008年(8.3%)以降で最大で、昨年、今年の引き上げ幅はそれぞれ7.2%、7.1%だった。最低賃金委によると、給与労働者全体の18.2%に相当する342万人の賃金が影響を受けるとみている。
最低賃金委は来年の最低賃金から時給だけでなく、月給換算額も同時に告示することにした。