14日放送の「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)で俳優の高橋克実が、散々な目にあうという珍事が発生した。

番組序盤、司会の今田耕司からの呼び込みで登場したゲストの高橋だったが、なぜか登場する際の効果音が流れず、無音の静かな状態で登場してしまうことになった。

今田は早々に「あら、珍しい」「初めてですよ、鑑定団で無音で出てきたの。音声トラブルでしょうか?」「いつもはドーンって仰々しい音で出てくるんですけど」と、ツッコミを入れて笑いを誘った。

その後、高橋が持参した鑑定品、若山牧水著「幾山河」初版本が紹介されると、高橋は「雰囲気あるでしょ?」と自信をのぞかせた。この本は、高橋の祖父が浅草在住のころ購入したという。

高橋は評価額に30万円を希望したが、結果は何と250円だった。価値がないことに愕然とする高橋に追い討ちをかけるように「ゲスト史上最低鑑定額」とのカンペまで出されてしまい、スタジオには大きな笑いが起きた。

鑑定歴42年の鑑定士である「扶桑書房」店主の東原武文氏も苦笑しながら「そこ(台)まで足を運ぶのも重かった」と漏らしながら「本がオリジナルの初版ではなく、戦後に焼きなおしたもの」「見返し(遊び紙)も破られている」との理由を説明した。

さらに東原氏は「コメントするのにもちょっと…」と苦笑すると、高橋は「もう、もう大丈夫ですよ。よく分かりました」と早口で返した。

今田も一転して「こんな台に乗せてるのももったいないですよ!」激しいダメ出しをすると、高橋は「スンマセンでした」と、台から本をすばやく取り、頭を下げた。高橋にとっては番組登場シーンから踏んだり蹴ったりの状態となってしまった。

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