安全保障関連法案が15日、衆院特別委員会で自民・公明両党の賛成多数で可決された。県内で受け止めを聞いた。

 島根大4年の新藤正春さん(22)は「戦争がなかったのは憲法9条のおかげだとは思ってない。このままじゃいられないと思うが、憲法を変えるのが筋。政権は正々堂々とやる余裕がなく、(多数の)議席があることに乗っかったと感じた」と言う。

 県立大浜田キャンパスの男子学生(21)は安保関連法案について「問題点はあるが、どちらかというと賛成」と言う。「現実に日本の近辺で問題が起きる中で、自衛隊が他の同盟国と平和に行動していくためには必要。まず、日本が平和に続いていくのが重要だ」