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【千葉】

超党派市議ら法案反対訴え 松戸

安保法案反対のチラシを配る市民グループのメンバー=松戸市で

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 松戸市では、超党派の市議や市民グループ「平和憲法を守る松戸連絡会」が松戸駅東口で、法案反対を相次ぎ訴え、特別委での採決強行に抗議した。

 市議は民主、共産、社民、無所属などの有志十四人。安倍政権への危機感から前日に街頭活動を決めた。

 活動中に採決が強行されると、市議たちは「立憲主義に反している」「参院で廃案に」「関心を持って」などとアピール。ベテラン市議は「一つの問題を超党派で訴えるのは松戸では初めて。今後も連携していく」と話した。

 連絡会は夕方、通勤通学客らに法案反対のチラシを配り、「多くの憲法学者が違憲と指摘している」などと訴えた。国会に廃案を求める請願に署名する若者もいた。

 連絡会の湯村悦朋さん(76)は「首相は国民の理解が進んでないと認めたのに、強行採決するのはおかしい。次の世代のために私たち大人が頑張るしかない」と力を込め、夜の国会前での抗議活動に仲間と向かった。

 習志野市のJR津田沼駅南口でも同夕、法案に反対する市民や市議ら二十人弱が集まり、採決強行に「武力を使わないクーデター」などと異議を唱えるとともに「日本が戦争をする国に変えてしまう法律は認められない」と訴えた。 (飯田克志、服部利崇)

 

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