人気コミック「エンジェル・ハート」が10月に日テレ連ドラで初の実写化
2015年7月16日6時0分 スポーツ報知
北条司氏(56)原作のハードボイルドコミック「エンジェル・ハート」が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ(開始日、時間未定)として初めて実写化されることが16日、分かった。同氏の「シティーハンター」(85年より連載)の世界観を元に描かれた、累計2500万部を超える人気作で、「きょうは会社休みます。」「泣くな、はらちゃん」などを手がけた同局の狩山俊輔氏が演出を担当する。
「エンジェル―」は新宿を舞台に、一見お調子者に見えて、実はすご腕のスナイパーとして悪を始末する顔を持つ主人公の冴羽(さえば)リョウと、死んだ相棒・槇村香の心臓を移植してよみがえった謎の美少女・香瑩(シャンイン)との、家族愛をテーマとした物語。01年より「週刊コミックバンチ」(新潮社)で連載開始し、現在も「月刊コミックゼノン」(徳間書店)で続いている。05年にアニメ化されているが、実写化は初めてだ。
現段階で出演者などは明らかになっていないが、ハードボイルドな仕掛けに加え、魅力的な登場人物と温かいエピソードで「人間愛」や「家族愛」を表現。真の心の触れ合いをテーマに、すべての世代が楽しめるドラマを目指すという。ドラマ化は「シティー―」含め初めてで、北条氏は新たな展開に、「そういえば連続ドラマって初めてですね。どうなるかまるで想像がつかないので、楽しみにしています」と期待を寄せている。