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【群馬】「憲法を壊すな」「廃案へ戦うぞ」 安保法案強行採決 高崎市で抗議集会
衆院特別委員会で十五日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案が与党単独で強行採決がされたことを受け、市民らによる抗議集会がJR高崎駅前であった。約七十人が「米国の戦争に日本を巻き込む法律で憲法を壊すな」「群馬から廃案に向けて戦うぞ」とシュプレヒコールを上げた。 (川田篤志) 民主と社民両党、県内労組などでつくる団体「戦争をさせない1000人委員会・群馬」が企画した。強行採決に抗議するチラシ五百枚を駅利用者らに配り、代表者が演説して反対運動への協力を求めた。 マイクを握った団体共同代表の一人の角田義一元参院議員は「違憲とされる法案を数の力で押し切った」と批判。法案が成立すれば、米国による戦争に日本が加担するリスクが高まると指摘し、「日本が戦争をする直前にあるが、今ならまだ止められる。国民の力によってつぶそう」と声を張り上げた。 ほかの演説者も「戦後七十年目にして戦争の道に進むことを何としても阻止しないといけない」「県選出の歴代首相が守ってきた専守防衛を破るもの。自衛隊が海外派兵されれば隊員の命を危うくし、日本がテロにさらされる危険が高まる」などと次々と主張した。 PR情報
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