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都立校のホームページ改竄 教職員PCがウイルス感染
都教育委員会は15日、都立立川国際中等教育学校(立川市)のホームページ(HP)が不正に改竄(かいざん)され、閲覧した教職員のパソコン3台がウイルスに感染したと発表した。HPを閲覧しただけで感染する恐れがあるといい、閲覧者に対し「ウイルスチェックしてほしい」と呼び掛けている。
改竄発覚を受け、同校は15日、HPを閉鎖。教職員のパソコンからの個人情報流出がなかったか確認を急いでいる。
都によると、15日午後2時50分ごろ、教職員のパソコン3台が外部との不正な通信をしていることを確認。調査したところ、10日午前11時20分ごろ、同校のHPに、閲覧者のパソコンにウイルスを感染させるプログラムが組み込まれていたことが判明したという。
HPの画面上に異常は見当たらず、詳しい感染方法は不明。都は「原因の究明と再発防止に努めていく」とコメントした。