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冥王星に「富士山級の氷の山々」7月16日 6時10分
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NASA=アメリカ航空宇宙局は15日、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近する際に撮影した最新の画像を公開し、氷で出来ているとみられる高さが富士山級の山々が確認できるなど、冥王星の姿がより詳しく映し出されています。
NASAは、日本時間の16日午前4時から記者会見を開き、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近する際に撮影した最新の画像を公表しました。
この画像は7万7000キロの距離から撮影され、これまでよりも解像度が高く、冥王星の南側の一部、数百キロ四方を捉えています。
画像にはクレーターは見当たらず、高さ3500メートルを超える富士山級の山々が確認でき、NASAによりますと、この山々は氷で出来ていて1億年ほど前に形成されたと考えられ、今も成長している可能性があるということです。
NASAの研究者は、「クレーターが見当たらず若い山々があるということは、冥王星はわれわれが考えていたよりもはるかに活発に活動していることを示している」と述べ、冥王星の内部の活動の仕組みを調べる必要があるという考えを示しました。
探査機は、冥王星から遠ざかりながら観測データを地球に向けて送っているところで、すべてのデータを送り終えるには16か月かかる見込みです。NASAの研究者は「われわれが受信したのは冥王星の地表の1%にも満たない部分だが、たくさんの驚きに満ちている。これから届くデータがどんなものになるのか、待ち遠しい」と述べ、今後のデータにも期待を示しました。
この画像は7万7000キロの距離から撮影され、これまでよりも解像度が高く、冥王星の南側の一部、数百キロ四方を捉えています。
画像にはクレーターは見当たらず、高さ3500メートルを超える富士山級の山々が確認でき、NASAによりますと、この山々は氷で出来ていて1億年ほど前に形成されたと考えられ、今も成長している可能性があるということです。
NASAの研究者は、「クレーターが見当たらず若い山々があるということは、冥王星はわれわれが考えていたよりもはるかに活発に活動していることを示している」と述べ、冥王星の内部の活動の仕組みを調べる必要があるという考えを示しました。
探査機は、冥王星から遠ざかりながら観測データを地球に向けて送っているところで、すべてのデータを送り終えるには16か月かかる見込みです。NASAの研究者は「われわれが受信したのは冥王星の地表の1%にも満たない部分だが、たくさんの驚きに満ちている。これから届くデータがどんなものになるのか、待ち遠しい」と述べ、今後のデータにも期待を示しました。