障害者のための馬事普級協会の活動

☆障害者乗馬定期レッスン。          月水木金(PM2:00~) 土日(AM10:00~ PM1:15~)
☆障害者乗馬インストラクター養成制度。   寮完備。研修期間は原則的に2年間。(要相談)
☆障害者乗馬競技会。              毎年6月開催
☆認定資格試験制度。              Ⅰ級、Ⅱ級、Ⅲ級、Ⅳ級、AI、II、SI

2014年第3回障害者乗馬活動のための講習会が開催されました

2014年11月22日(土)・23(日)・24日(月)にピルエットで行われました。午前は座学や講演会、午後は実技で乗り手の方や馬に実際に触れながら学んで頂きました。3日間で延べ受講者数24人の方が障害者乗馬の基礎について学ばれました。皆さん、日頃の活動で疑問に思っていることの答えを探ったり、新たな知識や技術の習得のために熱心に取り組まれ、白熱したディスカッションも繰り広げられました。ピルエット認定資格に向けての講習会ということもあり、次世代のインストラクターを目指す方々も多く参加されました。
 
 

 

一日目

☆緊急下馬 ☆緊急下馬2
☆特殊な乗せ方の練習 ☆特殊な乗せ方の練習2
☆介助の基本の勉強

2日目
AM

☆局教授による講演
PM
☆障がい者乗馬模擬レッスン ☆障がい者乗馬模擬レッスン

3日目

AM
☆作業療法士・理学療法士による講演 ☆作業療法士・理学療法士による講演2
☆作業療法士・理学療法士による講演3
PM
☆特殊な曳き方の練習
ミーティングと授与式
☆一日を終えてのミーティング ☆修了書授与式

 

2015年第4回栃木県乗馬大会が開催されました

2015年6月7日に、第4回栃木県乗馬大会が開催されました。
今年は8団体から57名の参加者が集いました。
多くの皆様に、後援・協賛いただき誠にありがとうございました。
入賞者は次の通りになりました。

2015年第4回栃木県乗馬大会成績
ジムカーナA(サポート有)
順位 ゼッケン 氏名 所属 タイム
1 1 赤津 ピルエット 1'53'09
2 50 鈴木 す馬いる 1'55'07
3 8 武田 ピルエット 1'55'57
4 26 植木 ネーブルパーク 2’09’38
5 9 田宮 ピルエット 2’14’71
ジムカーナA(リーダーのみ)
順位 ゼッケン 氏名 所属 タイム
1 23 半田 EQPIC 1’56’48
2 53 佐藤 U-ヒポクリニック 2’03’93
3 43 佐野 EPO 2’05’04
4 20 山口 たてがみ 2’07’90
5 44 土屋 EPO 2’07’96
ジムカーナA(自立騎乗)
順位 ゼッケン 氏名 所属 タイム
1 48 島田 す馬いる 1’36’45
2 52 す馬いる 1’41’19
3 18 田崎 たてがみ 1’47’90

 

ジムカーナB(自立騎乗 速歩可)
順位 ゼッケン 氏名 所属 タイム
1 21 半田  EQPIC 1'09'81
2 28 白石 す馬いる 1'28'18
3 45 早坂 たてがみ 1'28'65
部班A (サポート有)
順位 ゼッケン 氏名 所属 得点
1 8 武田 ピルエット 147
2 1 赤津 ピルエット 138
3 10 冨山 ピルエット 135
3 6 国枝 ピルエット 135
3 54 佐藤 U-ヒポクリニック 135
部班A (リーダーのみ)
順位 ゼッケン 氏名 所属 得点
1 25 川嶋 Celsior 143
2 39 山﨑 ネーブルパーク 142
3 37 三代 ネーブルパーク 139
部班B(自立騎乗,一部速歩)
順位 ゼッケン 氏名 所属 得点
1 14 野口 ピルエット 167
2 45 樋口 EPO 158
2 49 白石 す馬いる 158
ドレッサージュA(自立騎乗、常足のみ)
順位 ゼッケン 氏名 所属 得点
1 14 野口 ピルエット 245
2 28 遠藤 ネーブルパーク 221
3 17 鷲巣 ピルエット 211
ドレッサージュB(自立騎乗、常足、速歩)
順位 ゼッケン 氏名 所属 得点
1 19 早坂 たてがみ 273
2 24 半田 EQPIC 267
3 56 小川 ピルエット 263
 
理事長賞       木下 航我(EPO所属)
 
 
 
☆選手宣誓! ☆みんなで部班!
☆さあ、スタート!がんばるぞ! ☆みんなで呼吸を合わせて!
☆ゴールはもうすぐ! ☆待ちに待ったランチタイム
☆人馬一体! ☆ドレッサージュに初挑戦!
☆表彰式! ☆記念撮影!お疲れ様でした!

認定資格試験について

認定資格試験概要
受験資格
障害者乗馬経験 2年間研修又はボランティア経験者
認定期間
3年
受験内容
筆記試験
<STAGE1~4>30分程度
<STAGEAI~SI>60分程度
実技試験
<STAGE1~2>30分程度
<STAGE3~4>60分程度
<STAGEAI~SI>90分程度
受験料
<STAGE1~4>¥15,000
<STAGEAI~SI>¥20,000
登録料
¥3,000
更新料
¥5,000
各STAGEごとの受験要件は以下のとおりとなります。
<STAGE 1>
サイドウォーカー2年以上経験者
<STAGE 2>
サイドウォーカー2年以上。
リーダー2年以上経験者
<STAGE 3>
サイドウォーカー2年以上。
リーダー2年以上。
乗馬・・常歩、速歩ができる。
<STAGE 4>
サイドウォーカー3年以上。
リーダー2年以上。
乗馬・・駈歩が出来る。
<STAGE AI>
レッスン指導体験2年以上経験。
レッスンプラン作成ができる。
乗り手についての簡単な医療の知識。
乗馬・・調場策、馬運動ができる。
*STAGE1~4の資格をSI立ち合いのもと与える事が出来る。
<STAGE II>
AI取得後レッスン指導3年以上有る。
レッスンプラン作成ができる。
研修生の指導育成経験がある。
乗馬・・馬調教、馴致ができる。
  
*STAGE1~AIの資格をSI立ち合いのもと与える事が出来る。
<STAGE SI>
レッスン指導10年以上有る。
II取得後5年以上。
AI・IIの指導育成経験がある。
ファームマネージメントの知識。
  
*資格を与える事は出来ないが全ての認定資格試験合否の決定権を持つ

活動の一部をご紹介します。

A-001 SOFA

乗馬会画像01

RDA横浜杯乗馬大会

A-002 SOFA

乗馬会画像02

RDA横浜杯乗馬大会

A-003 LOW BOARD

乗馬会画像03

宇都宮障害者乗馬会

A-004 CUPBOARD

乗馬会画像04

宇都宮障害者乗馬会

A-005 LOW BOARD

乗馬会画像05

宇都宮障害者乗馬会

A-006 LOW BOARD

乗馬会画像06

RDA横浜杯乗馬大会

騎乗と介助

<横のり>
・ 車椅子からヘルパーの膝に移す(この時、ヘルパーは支持基底=両足の幅 を広く取り重心を低く構える)
・ 騎乗者の体を一度立位姿勢にし、騎乗者と反対向きになるように左右から腕を組む。
・ 左のヘルパー・・・右手でマウンテンランプのバーを持つ。騎乗者の体をマウンテンランプから鞍へ誘導する。
   座位が決まるまで騎乗者の背中を支える。
・ 右のヘルパー・・・左手でバーを持ち(備え付けがあれば)騎乗者の体を鞍へ誘導する。馬とマウンテンランプの
   高さが合わない場合、騎乗者の膝下をリフトする。
・ 両足を一緒に馬の首に乗せる。(股関節が開きにくいことがあるので必ずインストラクターの指示を仰ぐこと)
・ 馬の右側で受けるヘルパー・・・騎乗者の骨盤を両手でしっかり支え引き寄せる。(触る前に必ず声をかけること)

<スーパーマン乗り>(腹筋、背筋トレーニング)
・ (馬の)左側から乗せる。左のヘルパーは騎乗者の膝下を両手で挟んで持つ。
・ 〈馬の〉右側のヘルパーは騎乗者の肘をつかんで引き上げる。騎乗者の肘をつかせ、
   出来るだけ本人が自力で頭を上げるようにする。
・ 騎乗者のへそが馬の背骨に乗る位置を保つ。
・ 左右のヘルパーは声を掛け合いながら、騎乗者の体が曲がってないか(馬の背と十文字)
   頭は下がりすぎてないか、足を上げすぎていないかチェックする。
・ スーパーマン乗りは最長5~7分と言われている。

< 仰向け乗り >(腹筋トレーニング、体幹コントロール)
・ 騎乗者の背骨と馬の背骨を合わせる。
・ 頭が馬の腰より後ろに出ないように注意する。
・ 両手を下げさせ緊張の伝わりを分断する。
・ 緩やかなスラロームなど回転運動を取り入れ、騎乗者にバランスをとらせ、体幹コントロールを促す。
・ 同じリズムで常歩することで腹筋に適度な緊張と緩和をもたらす。
   全身の力が抜け左右の筋緊張のバランスがとれてくる。

< クッションに肘をつき乗る > ―腹筋トレーニング、体幹コントロール―
・ 騎乗者は馬にまたがり、馬の首の上に置いたクッションに肘をつく姿勢で騎乗する。
・ スーパーマンの乗りの頭が下がるという難点をカバーできる乗り方。
・ 騎乗者は顔を上げ、腹筋、背筋を使って、バランスを取りながら騎乗する。