Apple Musicで音楽をオフライン再生する方法、ダウンロード保存した楽曲の削除方法も解説
2015.07.15 17:03Apple Musicでは様々な音楽が聴き放題で楽しめる一方、ストリーミングサービスゆえ、通信量がかさんで通信(速度)制限に引っかからないか心配する声も少なくありません。そこで今回は、アップルミュージックで楽曲をあらかじめダウンロード保存しておき、オフラインでも再生する方法を紹介します。
Apple Musicでダウンロードした曲は解約後、再生できなくなる
Apple Musicでオフライン再生をおこなうには、楽曲を端末(ライブラリ)にダウンロード保存します。しかし、こうしてダウンロードされた楽曲データにはDRM(デジタル著作権管理)が付与されており、認証されない環境での再生は制限される仕様になっています。
つまり、ダウンロード保存した曲を聴けるのはApple Musicのメンバーシップが有効な期間だけということです。当然といえば当然の話ですが、それでもオフライン再生ならデータ通信量を気にせず音楽を楽しめたり、通信によるバッテリー消費の抑制などメリットも多く、活用したい機能には変わりありません。
では、オフライン再生の手順について見ていきましょう。
楽曲をダウンロード保存してオフライン再生する方法
「ミュージック」アプリから、まずオフラインで再生(ダウンロード)したい曲にアクセスしましょう。
曲名の横にある[…]をタップするとメニューが表示されるので、[オフラインで再生する]を選択します。
ダウンロードが完了すると、上のように端末マークが表示されます。これでオフライン再生ができる準備が整いました。
ダウンロードした楽曲は「My Music」に追加され、ここから聴くことが可能になります。
アルバムやプレイリストもダウンロードできる
アルバムやプレイリストも、まるごとダウンロードしてオフライン再生することが可能です。
手順は曲の時と同じで、ジャケット横にある[…]をタップして表示されるメニューから[オフラインで再生可能にする]を選択します。
ジャケット写真の右上に端末マークが表示され、ダウンロード完了。「My Music」から、オフラインで再生できます。
ただし、プレイリストをダウンロードした際には、アルバムや楽曲がバラバラにMy Music内の[ライブラリ]に追加されるケースがあるため、注意が必要です。
オフライン再生可能な曲だけ表示する方法
ダウンロードした楽曲やアルバム、プレイリストは「My Music」からオフライン再生できますが、ここにはダウンロードした楽曲以外にもストリーミングで聴く楽曲を追加することができる仕様になっています。
こうなると、オフライン再生用にダウンロードした楽曲とストリーミングの楽曲が混ざってしまうことがあります。この場合、ダウンロードした楽曲のみを表示する機能を使うと便利です。
手順は簡単で、「My Music」画面の中央にある[アーティスト]をタップして表示されるメニューから、[オフラインで再生可能な項目]をオンにするだけ。
端末にダウンロードされている(オフライン再生できる)曲だけが表示されるようになり、見分けが付くというわけです。
ダウンロードした楽曲を削除する方法
Apple Musicでは、オフライン再生するために楽曲をダウンロードすることができる反面、楽曲をダウンロードしすぎるとiPhoneの容量(ストレージ)を圧迫することにもなります。
そこで、ダウンロードしたもののあまり聴いていない曲など、不要になった楽曲を端末から削除して容量を確保する方法にも触れます。
「ミュージック」アプリから削除する
「ミュージック」アプリの「My Music」に進み、ダウンロードした楽曲やアルバム、プレイリスト名の横にある[…]をタップします。
あとはメニューにある[ダウンロードを削除]を選択するだけでOK。
ただし、これだけではMy Musicでの表示は残るため、これも消したい場合はさらに[マイミュージックから削除]をタップします。
「設定」アプリから削除する
このほか、iPhoneの「設定」アプリから楽曲データを削除することも可能です。
「設定」アプリの[一般]→[使用状況]→[ストレージを管理]と進んだ画面で、「ミュージック」をタップします。
ダウンロードされた楽曲データ(アーティスト、アルバム、曲ごと)が、使用容量とともに表示されます。
消したいものを左フリックすると[削除]ボタンが表示されるので、これをタップして削除が完了です。