ギレルモ・デル・トロ監督が、今年11月から映画『パシフィック・リム』の続編の撮影を始めると米Yahooに語った。
『パシフィック・リム』(2013)は、深海から突如現れたKAIJU(怪獣)を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーに乗り込んだ世界各国のパイロットたちの戦いを描いたSFアクション。デル・トロ監督は続編の進捗状況について「今はロボットとKAIJUをデザインすることに没頭しているよ。バトルを考えるのが楽しいんだ。続編の最後には壮大なバトルがあって、数週間前からそのデザインを始めている」と明かすと、「これから3~4か月間デザインをやって、11月に撮影を始める」と撮影開始時期に言及した。
デル・トロ監督がかつてColliderに語ったところによると、続編では1作目から数年後の、KAIJUの脅威が去った世界を舞台に、イェーガーのテクノロジーに何が起きるのかを描くのだという。続編のメインキャラクターのうち2人は、怪獣オタクのニュートン・ガイズラー博士(チャーリー・デイ)&気難しいハーマン・ゴットリーブ博士(バーン・ゴーマン)というおなじみの科学者コンビになる。
また、デル・トロ監督はすでに第3弾の製作を視野に入れており、第1弾の何人かのキャラクターは第3弾につなげるため、第2弾のラストで登場させるつもりだとも明かしていた。『パシフィック・リム』続編の全米公開は2017年8月4日を予定している。(編集部・市川遥)