アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!を読みました。
| アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! (青春新書INTELLIGENCE) | ||||
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この本では、アレルギーには4つのタイプがあると書かれています。
A 糖質過多タイプ
B 副腎疲労タイプ
C 偏食タイプ
D 腸トラブルタイプ
で、私の場合はもともと炭水化物大好きなので、何も考えずに食べているとA及びCに傾き、慢性的に腸トラブルもあるのでDも絡んできます。昔かなり無理なダイエットもしていたので、Bの副腎疲労もあるかも・・って全部!(笑)
特に気になったのは、Dの腸トラブルの話です。
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本文より
アレルギーときわめて密接な関係にあるのが腸の状態、すなわち腸内環境だ。
腸はいうまでもなく、私たちが食べたものを分解、消化し、吸収する役割を担っているわけだが、分解の主力部隊となっているのが腸の内腔を裏打ちしている薄い膜で、粘膜上皮細胞と呼ばれる部分である。
粘膜上皮細胞からは消化酵素がさかんに分泌され、その働きによって食べ物が細かく分解される。ここでどこまで細かく分解されるかが、アレルギー症状が起こるか、起こらないかの大きなカギを握っている。
非常に細かい分子の状態にまで分解され、その食材が従来持っていた特性がなくなれば、それはアレルギーの原因、つまり、抗原にはならない。
ところが、分解がある段階までしかおこなわれず、植物の特性が残ったままだと、それが抗原となってアレルギー反応が起きてしまうのだ。
なるほど。腸の粘膜上皮細胞がきちんと消化酵素を出し、食べ物が細かく分解されればアレルギーが起こらない。しかし、腸内環境が悪いと食べ物が大きなまま腸壁を通過し、アレルギーを起こすのですね。
腸壁をザルに例えると、健康な腸壁は目が細かくて、腸内環境が悪化すると網の目が粗くなったザルになってしまうとのこと。
その網の目を細かくするには、腸内細胞に必要な栄養をとり、悪玉菌のエサになる「砂糖」を減らすことが重要です。
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アレルギーを改善する食べ方のコツ
血糖値を安定させるために、糖質を含まないおやつを薦めていました。
例えば
・チーズ、焼き鳥(塩)、肉団子、ゆで卵、おでん(大根や厚揚げ)
・あたりめ、食べる煮干し
・アーモンド、クルミ、落花生
・無糖ヨーグルト、豆腐、魚の水煮缶詰、真空パックの調理済みの肉
おやつや夜食をとるときは、こういったものをとると良いとのこと。
同じ物を続けて食べると、アレルギーが発症する可能性が高まるので、チーズ→豆腐→卵・・と交替させるのも大事とのことです。
その他のコツは
・腸内の善玉菌のエサになる食物繊維をとるため、葉物野菜を意識して多く食べる
・お米は、食物繊維が多い発芽玄米がお勧め
・油は種類を変える。オリーブオイル、亜麻仁油、エゴマ油を増やし、マーガリンやバターを控える
・サプリメントで適度に補う
以上、ざっくりとですがこの本のまとめでした。
私も最近アレルギー症状が出ているので、これを機会に糖質を制限し、体調管理をしていこうと思います。
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