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安保法案 那覇市で数百人が反対デモ7月15日 21時19分
安全保障関連法案が15日に衆議院の特別委員会で可決されたことを受け、那覇市の中心部では法案に反対する市民ら数百人がデモ行進し、「今すぐ廃案にすべきだ」などと訴えました。
那覇市中心部で行われたデモ行進は、安全保障関連法案に反対する市民グループや大学教授などが呼びかけたもので、市民ら数百人が参加しました。
市民グループの代表が「法案の成立は、民主主義の危機です。沖縄から抗議の声を上げ続けましょう」と訴えたあと、参加者たちは法案に反対するプラカードを掲げ、「未来のために法案を廃案にしよう」などと声を上げながら行進しました。
参加した弁護士は、「憲法違反の法案を、まともに議論せず採決したことに怒りを覚える。自衛隊とアメリカ軍が仮に一緒になって海外に出ていくようなことになれば、基地の負担軽減どころかより沖縄県民が負担を被ることになると危惧している」と話していました。
また、子どものころに沖縄戦を体験したという75歳の男性は、「再び戦争が起きるのではないかと心配しています。安倍総理大臣は『国民の命を守るためだ』と言うが、武力で国民の命が守れなかったことは沖縄戦で証明されている。法案の成立を許すわけにはいかない」と話していました。
市民グループの代表が「法案の成立は、民主主義の危機です。沖縄から抗議の声を上げ続けましょう」と訴えたあと、参加者たちは法案に反対するプラカードを掲げ、「未来のために法案を廃案にしよう」などと声を上げながら行進しました。
参加した弁護士は、「憲法違反の法案を、まともに議論せず採決したことに怒りを覚える。自衛隊とアメリカ軍が仮に一緒になって海外に出ていくようなことになれば、基地の負担軽減どころかより沖縄県民が負担を被ることになると危惧している」と話していました。
また、子どものころに沖縄戦を体験したという75歳の男性は、「再び戦争が起きるのではないかと心配しています。安倍総理大臣は『国民の命を守るためだ』と言うが、武力で国民の命が守れなかったことは沖縄戦で証明されている。法案の成立を許すわけにはいかない」と話していました。