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中国 人権問題に取り組む弁護士ら拘束 米が非難
7月13日 11時24分

中国 人権問題に取り組む弁護士ら拘束 米が非難
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中国各地で人権問題などに取り組む弁護士などが相次いで拘束されており、当局の取り調べを受けた人はこれまでに100人を超え、いまも20人程度が、拘束されているとみられています。
アメリカ国務省は、これを非難したうえで中国政府に対し、弁護士らを釈放するよう求めました。
中国では、今月9日以降、各地で、人権問題などに取り組む弁護士や弁護士事務所で働くスタッフなどが当局に拘束されたり、連行されたりしています。
関係者によりますと、当局の取り調べを受けた人はこれまでに100人を超え、多くは拘束を解かれたものの、いまも20人程度が、拘束されているとみられるということです。
中国の公安当局には人権問題などに取り組む弁護士などを大規模に摘発することで、政府に批判的な活動を抑え込むねらいがあると受け止められています。
これについて、アメリカ国務省のカービー報道官は12日、声明を発表し、「中国の公安当局は、政府の政策に合法的に異議を唱え、人々の権利を平和的に守ろうとしている人たちを組織的に拘束している」と非難しました。そして「幅広い分野にわたる新たな『国家安全法』が人権侵害の口実として使われている」として強い懸念を示しました。
そのうえで、中国政府に対し、すべての市民の権利を尊重するとともに、拘束している弁護士らを釈放するよう求めました。

拘束や連行は全国各地で

弁護士や弁護士事務所のスタッフ、それに人権活動家など、今回、当局に拘束されたり一時連行されたりして取り調べを受けた人は、全国各地に及んでいます。
中国の人権活動を支援するインターネットサイト「維権網」によりますと、その数は合わせて107人に上り、このうち85人が拘束が解かれていることが確認されているとしています。
何らかの取り調べを受けた人は、地域別に見ると、首都・北京が最も多い23人、湖南省が15人、山東省が14人などと、20以上の省や直轄市、自治区に上ります。
このうち87人が弁護士で、少数民族・ウイグル族や女性の権利向上の活動を支援していた王宇氏や、中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏を支援していた李和平氏など、著名な弁護士も含まれています。
また、中国政府が認めていないキリスト教の教会、いわゆる「地下教会」の運営幹部として知られる胡石根氏なども含まれています。

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