ニュース詳細
新国立競技場 自民”国民に分かりやすく説明を”7月15日 17時38分
自民党は、新しい国立競技場の整備費が大幅に膨らんだことに批判が相次いでいることについて、15日、文部科学省から経緯などの報告を受けたうえで、国民に分かりやすく説明するよう求めました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場について、国は、デザインの大幅な見直しをせず、予定よりおよそ900億円多い2520億円をかけて建設する計画ですが、自民党内からも「ずさんな計画で看過できない」などといった批判が出ています。
これを受けて、自民党の谷垣幹事長ら党幹部は、15日、国会内に丹羽文部科学副大臣を呼び、経緯などの報告を受け、党側からは「慎重に判断すべきだという国民の意見を踏まえて検討する必要がある」などの指摘が出されました。
そして、文部科学省に対し、国民の理解を得られるよう分かりやすく説明することや、建設に向けた進捗(しんちょく)状況を党に報告することなどを求めました。
このあと、二階総務会長は記者団に対し、「国民の尊い税金に関わることで、看過できない。立派な大会を実現するという国民の一致した考えと、費用がかかりすぎだという声との調和を図ることが重要だ」と述べました。
これを受けて、自民党の谷垣幹事長ら党幹部は、15日、国会内に丹羽文部科学副大臣を呼び、経緯などの報告を受け、党側からは「慎重に判断すべきだという国民の意見を踏まえて検討する必要がある」などの指摘が出されました。
そして、文部科学省に対し、国民の理解を得られるよう分かりやすく説明することや、建設に向けた進捗(しんちょく)状況を党に報告することなどを求めました。
このあと、二階総務会長は記者団に対し、「国民の尊い税金に関わることで、看過できない。立派な大会を実現するという国民の一致した考えと、費用がかかりすぎだという声との調和を図ることが重要だ」と述べました。
関連ニュース
関連ニュース[自動検索]
- 自民・総務会「新国立競技場」に批判相次ぐ (7月14日 13時58分)
- 新国立競技場 「国民負担増やさない努力を」 (7月10日 11時29分)
- 国立競技場の建設計画 丁寧な説明で理解を (7月14日 11時03分)
- 首相 新国立競技場のデザイン変更は困難 (7月10日 16時25分)
- 新国立競技場 一部工事で建設会社と初契約 (7月9日 20時58分)
- 世論調査 新国立競技場「納得できない」81% (7月14日 7時05分)
- 新国立競技場 コスト確認せず決定か (7月10日 15時14分)
- 新国立競技場 審査委員長の安藤氏が近く会見 (7月14日 18時37分)
- 森元首相 新国立競技場の改築計画に理解求める (7月11日 16時45分)