出版業界でささやかれていた「あの会社が危ない」との懸念が6月26日に現実となった。経営が行き詰った栗田出版販売(東京・千代田)は負債総額が134億円、債権者数が2000社を超える大型倒産となった。書店という身近な存在の水面下で進む、出版業界の構造変化を象徴する出来事となった。
■「街の本屋さん」向けに強み
出版業界は出版社、取次、書店の3業態で構成されている。出版科学研究所によると、出版社は中小を…
出版業界でささやかれていた「あの会社が危ない」との懸念が6月26日に現実となった。経営が行き詰った栗田出版販売(東京・千代田)は負債総額が134億円、債権者数が2000社を超える大型倒産となった。書…続き (7/15)
信用調査マンはどのように倒産につながる情報をキャッチするのか――。このほど帝国データバンク情報部が執筆に加わった単行本「御社の寿命」(中央公論新社)では、企業の事業性を評価する「目利き力」を様々な角…続き (7/1)
ユタカ電機製作所(東京・品川)が2月18日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請すると、連鎖して厨房機器メーカー、マッハ機器(東京・江東)が2月27日、同じ東京地裁に民事再生法適用を申請した。2社…続き (6/17)