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韓国 長崎から盗まれた仏像1体返還へ7月15日 12時56分
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3年前に長崎県の神社や寺から盗まれた仏像が韓国で見つかったものの、日本に返還されていない問題で、韓国の検察は15日、回収された仏像2体のうち1体を返還すると発表しました。
この問題は、平成24年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像2体が、韓国で見つかったものの、返還されないままとなっているものです。
2体の仏像のうち、対馬市の海神神社から盗まれた国の重要文化財「銅造如来立像」について、韓国の検察は15日、「日本が仏像を不法に取得したという事実は確認されず、韓国に所有権を主張する人もいないことなどを考慮し、日本の神社が正当な管理者であることを認める」として、16日にも返還する考えを明らかにしました。
一方、対馬市の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」については、韓国の裁判所が、もともと所蔵していたと主張する韓国の寺の信者らの請求を認め、日本への返還を差し止める仮処分を決定しているため、検察は、今回は返還するかどうかの判断はしなかったとしています。
2体の仏像のうち、対馬市の海神神社から盗まれた国の重要文化財「銅造如来立像」について、韓国の検察は15日、「日本が仏像を不法に取得したという事実は確認されず、韓国に所有権を主張する人もいないことなどを考慮し、日本の神社が正当な管理者であることを認める」として、16日にも返還する考えを明らかにしました。
一方、対馬市の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」については、韓国の裁判所が、もともと所蔵していたと主張する韓国の寺の信者らの請求を認め、日本への返還を差し止める仮処分を決定しているため、検察は、今回は返還するかどうかの判断はしなかったとしています。